【カップルのお金のルール】デート代の分担や結婚資金の貯金はどうしてる?

【カップルのお金のルール】デート代の分担や結婚資金の貯金はどうしてる?

交際中のカップルのデート代、みなさんどう分担していますか?お互い学生の頃なら割り勘も普通ですが、社会人になると自然と支払い方も変わったと感じている方も多いはず。

結婚を控えているカップルにとって、交際中のお金の使い方=結婚後の生活にも関わってくるかも…と考えると気になりますよね。

でも、お金のことって、なかなか相手に聞きにくいこと。

そこで、アニヴェルセルでは、20~40代の既婚男女58名の方を対象に、「結婚前のお金のルール」に関するアンケート調査を行いました。

交際中のデート代の分担や結婚資金の貯金のことなど、カップルの「お金のルール」についてリアルな声をお届けしていきます。

目次

デート代の支払いは「割り勘」より「男性が多め」

Q交際中(結婚前)のデート代はどのように分担していましたか?

まずは、「交際中のデート代の分担」について聞いてみました。

最も多かったのは「男性が多めに払う」(36.2%)という回答で、「男性が払う」(20.7%)もあわせると、半数を越えています男性の年齢と収入によっても変わってくると思いますが、アニヴェルセル調べでは、デート代は男性が負担しているカップルが多いようでした。

また、「男性が多めに払う」に次いで多かった「割り勘」(27.6%)をみると、「自分のものは自分で払う」、または「共同財布を作って、そこから出す」という意見が。

「交代で支払う」(13.8%)は、「その時々で決める」、または「負担が大きい場面は男性が、それより少ない場面では女性が払う」という声が目立ちました。

支払い

【割り勘の場合】

●同い年なので、基本割り勘 年収的には彼の方が多いので、たまに彼が多めに払ってくれることもありました。(20代女性・結婚2年目)

●ひとつの財布をきめて、お互いお金を入れて支払っていた。(30代男性・結婚7年目)

【男性が支払う場合】

●ほぼ夫が払ってくれてました。たまーにご飯を割り勘にするくらいで、欲しいものも夫が内緒で買ってくれたりしてました。(30代女性・結婚1年目)

●ほとんどが男性持ち。ちょっとしたとこは女性が出す。(20代女性・結婚1年目)

【男性が多めに支払う場合】

●外での支払いは男性、家ごはんの食費は女性。(30代女性・結婚1年目)

●学生同士の時は割り勘。夫が社会人になったときに、少し多めに払ってくれるようになりました。(30代女性・結婚7年目)

【女性が多めに支払う場合】

●食費は女性。(30代女性・結婚2年目)

【交代で支払う場合】

●特に決めてはいなかったけれど、だいたいランチは女性、ディナーは男性 その他は場合によりでした。(20代女性・結婚2年目)

●交通費とレジャー費は男性、食費は女性。(30代男性・結婚8年目)

結婚予定のカップルに「お金のルール」は必要?

デート代の分担に続き、「交際中のお金のルール」について。

「ルールがあった」というカップルは3割弱と少なく、7割以上がお金に関して特にルールを決めなかったようです。

ルールの具体的な内容は、「結婚資金のための貯金をする」、「共同財布を作る」、「生活費の支払いの分担について決める」、「自分のものは自分で支払う」など、主にお金の使い方についてルールを決めているようでした。

Qおふたりの間でお金に関するルールはありましたか?

なかには、「お互いの給料を把握する」(30代女性・結婚7年目)という方も。

同棲をしていれば家賃や生活費など、おふたり、あるいはどちらかが負担しなければいけないお金が出てくるため、相手の収入を知っておくことは、その後のお金の使い方を決めるうえで大事な一歩になりそうです。

お金のルールがあるメリット・デメリットは?

ところで、お金のルールがある・ないと答えた方は、それぞれどんなところにメリットやデメリットを感じているのでしょうか。

お金のルールがあるメリット・デメリットは?

【「ルールあり派」が考えるメリット・デメリット】

ルールの内容によっては自由に使えるお金が少ないというデメリットがあるものの、おふたりでお金の管理がしやすい点が一番のメリットのようです。

●メリットは、お金が溜まってくると将来像が具体的にみえてくること。デメリットは、あまり感じなかったです。(20代女性・結婚1年目)

●お互い同じ金額を出しているので、お金に関して喧嘩することはない。毎月決算をして割り勘する形になるので手間がかかる。(20代女性・結婚2年目)

●相手の金銭感覚がよく分かる。(30代女性・結婚1年目)

●貯金は増えるけど、自由があまりない。(40代女性・結婚14年目)

【「ルールなし派」が考えるメリット・デメリット】

全体的にメリットとデメリットの両方を挙げている方は少なく、自由度の高いお金の使い方ができることがメリットと考える方が多い印象でした。

●ルールに縛られないので喧嘩にならない。(30代女性・結婚2年目)

●自分が好きな買い物が好きなようにできる。その代わり、相手もどんなお金の使い方をしているのかわからない。(20代女性・結婚1年目)

●自由に使える反面、無駄遣いしてしまうこと。(30代男性・結婚3年目)

●【メリット】ルールがあると当てはまらないときが面倒。その都度、場合によって決めたほうが楽。ここは私、次は相手って決めることもあった。【デメリット】その都度だと決まらないこともありそうだけど、意外とすんなり決まったからデメリットはなかった。(30代女性・結婚5年目)

カップルの共同財布「あった」と回答は2割以下

「お金のルール」でも挙がっていましたが、交際中に「共同財布」を作っていたカップルは、わずか13.8%。毎月の予算を聞いてみると、2万円、5万円、9万円…とさまざま。

Qおふたりの共通のお財布はありましたか?

また、毎月ではなく、“旅行のため”の共同財布という方もいました。

●旅行に行く時、遠出する時に同じ金額を使うお金として出して、そこからかかる費用を出していた。普段の生活では共通の財布はない。(30代女性・結婚5年目)

結婚前、相手に自分の収入額や貯金額を伝える?

続いて、結婚が決まったあとの「お金のこと」についてお聞きしました。

Q結婚前に自身の収入・貯蓄・借金(ローン)などお金について相手に伝えましたか?

「結婚前に、自身の【収入】【貯蓄】【借金(ローン)】などについて相手に伝えましたか」という項目では、7割以上の方が「伝えた」と答えていました。

伝えた内訳をみると、「収入額」は92.9%と、ほとんどの方が相手に伝えています。「貯蓄額」はぐっと減って、61.9%。

Qはいと回答した方に伺います。具体的に何を伝えましたか?

特にこの2つは、結婚後、結婚式や生活費に直接関わってくるお金になるため、ざっくりとでも伝えておきたい・知っておきたいというカップルも多いはず。

次に、「結婚資金の貯金」についても聞いてみました。

結婚資金の最終的な貯金額は「300万円」が多数

おふたりで結婚資金を貯金していましたか」という質問に、「はい」と答えた方は29.7%でした。

Q結婚が決まってからおふたりで結婚資金を貯金していましたか?

それぞれいくらずつ貯金していたかというと、毎月1~15万円と幅は広く、ボリュームゾーンは5万円

なかには、毎月の貯金+ボーナスを結婚資金に回す方、目的にあわせて貯金額を変える方も。

●最初は毎月3万、結婚式が決まってからは毎月7万、結婚式が終わった今は毎月5万(20代女性・結婚2年目)

●毎月5万、ボーナス月は15万(20代女性・結婚1年目)

●毎月1万、ボーナス月は使わない分全部(20代女性・結婚1年目)

また、最終的に貯まった結婚資金の合計で、最も高額なのは500万円で、ボリュームゾーンは300万円でした。

結婚資金は、金銭感覚がしっかりしているカップルであれば、それぞれで貯金するというスタイルでも問題ないはず。ただ、しっかり貯金できるか不安…というカップルは目標を立てて共同貯金していくのもおすすめです。

片方にあわせてもう片方が無理をすることにならないよう、それぞれの収入にあわせて金額を決めることもポイントのようです。

カップルのデート代

カップルのデート代から結婚資金の貯金まで、アンケートをもとにリアルな声をご紹介しました。

もし、「お金をきちんと管理したい」「結婚資金を貯めたい」など、おふたりが同じ目標をもっているのであれば、「お金のルール」を設けることで生活にメリハリが生まれる場合もあります。「お互いのお金の使い方を見直したい」というおふたりは、この機会に話し合ってみてはいかがですか?

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この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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