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晩婚化時代の結婚適齢期って? みんな何歳くらいで結婚しているの!?

2018年9月5日

「~25歳」、「26歳~34歳」、「35歳~」で、半数以上を占めた結婚年齢は?
そのメリット・デメリットは!?

近頃ではあまり意識されなくなった言葉に「結婚適齢期」があります。夫が働き、妻は家事に専念するといった家庭像が一般的だった時代、男性は20代後半、女性は20代前半が「結婚適齢期」と呼ばれていたようです。

しかし、女性の社会進出が進み、働き方の多様化が進んでくる中で晩婚化の傾向が顕著になり、「結婚適齢期」はもはや死語に近い言葉になったかもしれません。

とはいえ、男性も女性も仕事が落ち着き、社会的な基盤ができてくれば、多くの方に「次は結婚」という意識が芽生えてくるのではないでしょうか。それが現代の「結婚適齢期」だとすれば、実際に、いまどきのご夫婦は何歳くらいで結婚された方が多いのか気になりませんか?

東京・表参道や横浜みなとみらいをはじめ、全国14ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルでは、全国の20代~40代の既婚男女618名の方を対象に、「あなたは、いつ結婚しましたか。」「その年齢で結婚をしたことのメリット・デメリットをそれぞれ具体的にお書きください。」のアンケート調査を行いました。一般の方々の経験から見えてきた結婚の時期についてレポートします。

1位の結婚年齢は「26歳~34歳」。結婚年齢に関わらず各年齢共通の課題とは?

今回は、「あなたは、いつ結婚しましたか。」と、「その年齢で結婚をしたことのメリット・デメリットをそれぞれ具体的にお書きください。」という2つの質問に答えていただきました。それでは早速、はじめの質問の結果をご覧ください。

1位 26歳~34歳(50.4%)
1位は「26歳~34歳」で、約半数の方がこれに該当しました。仕事が落ち着き、将来への展望も見え始めるのがこの年齢。結婚に踏み切るには最も適した年齢といえるのかもしれません。

2位 ~25歳(39.6%)
2位は「~25歳」で、こちらも約4割の方が該当者です。晩婚化が進んでいるといわれる昨今でこの数字は意外な気がしますが、若くして結婚された年長の方たちが数字を押し上げているようです。

3位 35歳~(10.0%)
3位は「35歳~」。丁度1割の方が該当です。この数字も晩婚化には反しているようですが、数年後に同様のアンケートをとれば、また違った結果が見えてくるのではないでしょうか。

続けて、それぞれの結婚時期で感じたメリット・デメリットの代表的な回答をご覧ください。

■「その年齢で結婚をしたことのメリット・デメリットをそれぞれ具体的にお書きください。」(フリーアンサー)

●1位「26歳~34歳」で結婚した方のメリット・デメリット

▶ (女性/37歳)
メリット :それなりに社会経験をしてからだったので良かった。
デメリット:若いママを見るともっと早く子供を産んでおけば良かったと思う。

▶ (女性/33歳)
メリット :20代でやりたいことをやりきって結婚したので、独身生活に悔いはない。
デメリット:祖父母にひ孫の顔をもっと早く見せたかった。

▶ (男性/35歳)
メリット :ある程度貯蓄もあったので、すぐに子供が出来ても慌てなくて済んだ。
デメリット:もっと早めの結婚でも良かったと相手から言われる。

▶ (男性/41歳)
メリット :すぐに子供が産まれたので50代で老後のための貯金をすることができる。
デメリット:割と若年のため友達と遊ぶことが減った。小遣い制になった。

●2位「~25歳」で結婚した方のメリット・デメリット

▶ (女性/34歳)
メリット :出産のことを考えたら体力的にも早く結婚して良かったと思う。
デメリット:勉強したり旅行に行ったり、自分のために時間とお金を使えなかったこと。

▶ (女性/48歳)
メリット :子供の学費にかかる時期が現役で働いている内に早くに終わった。
デメリット:25歳での結婚だったので早くもなくデメリットが特に思いつかない。

▶ (男性/30歳)
メリット :子供が早いうちにでき、体力的にだいぶ楽。
デメリット:自分の収入を何も好きなものに使えない。

▶ (男性/36歳)
メリット :(結婚)したときは早いと思ったが、子育て等が若いうちにできる。
デメリット:周りの友達がまだ結婚していないと、よく遊びに誘われたが、なかなか行けない。

●3位「35歳~」で結婚した方のメリット・デメリット

▶ (女性/41歳)
メリット :結婚するまで仕事中心で挫折も達成感も一生懸命で楽しかった、子供も欲しくなかった。
デメリット:子供は一人でも…と思い産んでみたら可愛すぎて兄弟作ってあげたい、けど無理で一人目早く産めば良かったと後悔することもある。

▶ (女性/40歳)
メリット :経済的余裕があって、精神的にも余裕があり、夫婦仲がとても良い事。思う存分遊んできたので、後悔が無い事。
デメリット:子供が出来にくい事。

▶ (男性/49歳)
メリット :働き盛りで体力、財力に余裕がある。
デメリット:子育てで十分に自分の時間が取れない。

▶ (男性/39歳)
メリット :精神的に成熟しており、子育てに経験が大いに役立つ。
デメリット:特に感じていないが、健康により気を付ける必要あり。

アンケートの結果から見えてきたのは、どの年齢で結婚した方も、メリット、デメリット双方で妊活と子育てのことが共通のテーマとして語られていることでした。また、経済的な面では、やはり25歳以下で結婚された方は経済的な不自由を感じた方が多く、35歳以上で結婚された方は経済面での充実を実感される方が多い結果が目立ちました。

乗り越えてきた課題から見えるカップルそれぞれの結婚適齢期。

自分は何歳で結婚するだろう? それはおそらく誰しもが考えることではないでしょうか。そこで心に浮かんだ年齢が、漠然とではあったとしても、「適齢期」としてその人の目標となるのかもしれません。その目標に対して、一体どれくらいの人が目標達成されているのでしょう。

「幸せは、祝福されると記念日になる」。

若くして結婚した方も、社会的に安定する年齢で結婚した方も、結婚当初は皆「新婚さん」。人生はじめての体験に喜んだりとまどったりすることは、結婚年齢に関わらず共通していることでしょう。そして、どの年齢で結婚しても、それぞれの充実感や課題があることが今回のアンケートからは見えてきました。そんな課題を解決し、ふたりで乗り越えていくのが結婚。結婚記念日を機会に、ご夫婦で新婚当初のことを思い返してみてはいかがでしょう。乗り越えてきた課題を数えて思うのは、結婚した年齢がベストな「適齢期」だったということでは? どうかその日を大切に。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳~39歳未婚・既婚男女618名
調査期間:2018年4月5日~4月7日

■アニヴェルセル 会社概要
会社名:アニヴェルセル株式会社
設立 :1986年6月19日
所在地:東京都港区北青山3-5-30
事業内容:結婚式場および披露宴会場の運営、記念日を軸とした商品の販売並びにサービスの提供
ホームページ:https://www.anniversaire.co.jp

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