結婚式当日の撮影、及び前撮りを担当。会場によって異なるが、新郎新婦様とも事前にお打合せの機会を設けており、希望のカットや式の内容、ご親族やご友人の関係などをヒアリング。当日は、式中だけでなく受付やメイクシーン、ゲストの待合室での様子など、細かく撮影します。
なによりも、新郎新婦様に喜んでもらえる写真を撮ることをいちばんに考えています。7年間で約1,000組のご夫婦を撮影させていただきましたが、式の内容はそれぞれ異なりますし、笑いや涙、さまざまな感情があふれるので、撮影するべきポイントも全然違います。
正解がないなかで、これまでの経験から実感していることは、「人と人とのつながり」によっていい写真が生まれるということ。そのために、新郎新婦様のエピソードやゲストとの関係性、式の内容などをプロデューサーにヒアリングして事前に把握しています。それによって、大事なシーンを見逃さずに撮影でき、感動の一枚につながるのです。
なかでも、忘れられない一枚があります。それは、お母様を亡くされた新婦様の結婚式で撮影した写真です。
ご家族の仲が非常によく、ご家族席にはお母様のお写真が飾られていました。披露宴が中盤に差しかかったころ、新婦様がご兄弟様と楽しそうに中座される姿が見えました。すかさず、ご家族席のお母様のお写真と、新婦様とご兄弟様を一緒に写真に収めました。
後日、その写真を見た新婦様にとても喜んでいただけました。私にとっても、カメラマンとしてのやりがいをあらためて感じることができた、想い出深い一枚です。
結婚式の写真は、新郎新婦様にとって、時間とともに価値が上がっていく重要なものだと思います。おふたりに喜んでもらえる大事な瞬間を一枚でも多く未来に残したいと、常に緊張感を持って撮影に臨んでいます。
スタッフ全員が「お客様に喜んでもらいたい」という共通認識を強く持っているところです。よりよい結婚式にするため、チーム一丸となって妥協せず、本当に真面目に取り組んでいます。
アニヴェルセルではプロデューサーを中心に、お客様の人柄や式を迎えるまでの物語を事前に全スタッフが共有しています。セクションを越えて情報交換をすることも当たり前で、ヘアメイクさんから「新婦さんは、この角度からのヘアスタイルを気に入っていました」など、細かな情報をいただくこともあります。
また、新郎新婦様は、当日どうしても緊張されてしまいます。そんなときに事前に伺っていた情報をもとに雑談をして、おふたりの自然な表情を引き出すことも重要です。
私だけでなく、すべてのスタッフがお客様の情報を共有し、よりよい式にしようとするチーム力こそ、アニヴェルセルのよさだと思っています。
「文化」として残していくべきものだと思います。カメラマンの先輩から「産まれたとき、亡くなったとき、そして結婚式しか自分の大事な人は一堂に集まらない」という言葉を教えてもらったことがあります。
おふたりの新たな門出を、大事な人たちに祝福してもらえる結婚式というものは、あえてやろうとしなければ経験できない貴重な時間です。
私自身、ウェディング業界に入ろうと思ったきっかけは、両親の結婚式の映像でした。周りの人にお祝いされている両親の姿を見て、純粋に「いい時間だな」と感動したんです。その気持ちはいまも変わらず、毎回もらい泣きしそうになりながら、貴重なお祝いの日に働けることをやりがいに感じています。
結婚式以外の写真を撮ることもありますが、ほかの業界ではなく、これからも結婚式を撮影していきたいという気持ちが強いです。この仕事を通して、結婚式の魅力を伝え、「文化」として大事に残していきたいです。
表参道の大通りに堂々と建つ「愛と感動の記念日の館」
あれもこれも譲れない、花嫁の憧れをすべて叶える
小さなウェディングビレッジで、教会の鐘の音とともにいっぱいの祝福を
23区外エリア、人気No.1。気取らずに心温まるパーティを
みなとみらいの中心で、新しい家族の船出を祝う
丘の上に立つチャペルで、心からリラックスできる一日を
噴水広場が自慢。祝福にあふれるイタリアの街
大切な人とほっとできる。笑顔あふれる迎賓館
「花嫁の声」を集めて作られた、温もりあふれる会場
閑静な街に佇む、白亜の大聖堂
隠れ家のような邸宅で、ゲストとの親密な時間を
「ふたりらしい」より「みんならしい」。いつもの笑顔があふれる日
大階段のふたりは、ハーバーランドの「幸せの象徴」