結婚を前提としたお付き合いで、一歩も二歩も踏み込んだお付き合い。それが「同棲」ではないでしょうか。ひと昔前までは、世間体を気にしてか、同棲していても周囲にはそれを隠すような風潮がありましたが、いまは周囲の目など気にせずに同棲するカップルが増えているといいます。
でも、実際に結婚までに同棲経験がある人はどれくらいの割合なのかご存じですか? また、同棲経験のある人にとって、同棲の満足度はどうだったのでしょう? 同棲してよかった? それとも…?
東京・表参道や横浜みなとみらいをはじめ、全国14ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルでは、全国の23歳~39歳の既婚男女600名(男女各300名)の方を対象に、「あなたは、結婚する前に同棲していましたか。あてはまるものをお答えください。(1つ選択)」、「同棲していた方にお伺いします。同棲してみてどうでしたか。あてはまるものをお答えください。(1つ選択)」のアンケート調査を行いました。一般の方々の意識調査で判った皆さんの「同棲」体験をレポートします。
同棲していたか、いなかったか、既婚男女600人にお尋ねしました。先ずは結果をご覧ください。
全体では「同棲していた:33.8%」、「半同棲していた:14.7%」、「同棲はしていない:51.5%」という結果になりました。「同棲していた」と「半同棲していた」を合わせると48.5%となり、半数近くの方に同棲経験があることがわかります。
性別・年代別で見ると、男性が女性より、20代が30代より同棲経験の割合が高いこともわかります。特に20代男性の割合は突出していて、「同棲していた:46.2%」と「半同棲していた:19.2%」の合計は65.4%となり、若い世代の方ほど、同棲に積極的な傾向が伺えます。
ところで、そんな同棲経験のある方は、ご自身の同棲生活にどんな感想をお持ちなのでしょうか? 次のアンケート結果をご覧ください。
全体の結果を見ると、「とても良かった:39.9%」と「良かった:45.8%」の合計が85.7%となり、大半の方が同棲したことに満足されていることがわかります。
性別・年代別に見ても、全体と大きな差はありませんが、20代女性の満足度の高さ(「とても良かった:50.0%」と「良かった:41.7%」の合計が91.7%)が際立っています。同棲から結婚へと、幸せが加速してそのままゴールインした姿が想像できるようです。
同棲する理由や動機はさまざまだと思いますが、同棲は結婚のシミュレーションという考え方はそのひとつではないでしょうか。何の予行演習も行わずに、結婚という本番にいきなり臨むというのは、考えてみれば無謀なことといえるかもしれません。失敗や後戻りが許されない結婚だからこそ、ためしに夫婦の日常を体験してみる。そんな考えが、いまどきの同棲カップルからは垣間見える気がします。
「幸せは、祝福されると記念日になる」。
結婚が人生の新しい1ページを開くように、同棲によってはじまる日々も、想像していた以上に新鮮に思えるかも。同棲からゴールインされたカップルにとっては、ひょっとすると入籍した日より同棲をはじめた日の方が、大切な記念日として心に刻まれるのかもしれません。これから歩む人生に、おふたりで一緒に踏み出した日。どうかその日を大切に。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国23歳~39歳 既婚男女600名
調査期間:2016年3月18日~3月23日
■アニヴェルセル 会社概要
会社名:アニヴェルセル株式会社
設立 :1986年6月19日
所在地:東京都港区北青山3-5-30
事業内容:結婚式場および披露宴会場の運営、記念日を軸とした商品の販売並びにサービスの提供
ホームページ:https://www.anniversaire.co.jp
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