取材時より約3年前に結婚式を挙げられたご夫婦。チャペルの雰囲気のよさと、交通の便が決め手となり、「アニヴェルセル 白壁(名古屋)」を式場に選択。結婚式から約1年後、長男が誕生。2回目の結婚記念日には、家族3人で「記念日レストラン」を利用されました。
えりか様:アニヴェルセルのチャペルを初めて下見したとき、スタッフの方がバージンロードの意味を説明してくださったんです。チャペルの扉を開けるのは「誕生」を表していて、一歩一歩の歩みはこれまでの人生を意味していると。そして、父親とともに歩んできた人生という道の途中、聖壇のところで新郎にバトンタッチされる……という一連の流れが持つ意味を知りました。
私もこれまでたくさんの結婚式に出席してきたので、正直、チャペルを見るだけで感動するとは思ってもいなかったんです。でも、アニヴェルセルの青いバージンロードが敷かれたチャペルの雰囲気とその説明があいまって、感動して泣いてしまいました。それで、ここにしようと。
謙佑様:その日は午前中に別の式場も見たのですが、午後にアニヴェルセルへ来て、その場で即決しました。
えりか様:挙式日の約1年前から、ふたりでコツコツと準備をしました。普通は楽しみながらやるものかもしれませんが、私たちの場合は淡々と効率よく作業をしていて、「仕事」みたいな感じでしたね(笑)。
謙佑様:ぼくのほうから妻に、「これやっといて」とか「もう少しこうしようか」と提案することもあって、準備中だけちょっと上司と部下みたいな関係でしたね(笑)。
えりか様:おかげで、いままで知らなかった夫の新しい一面が見られました。「あ、仕事のときってこういう感じなんだろうな」って。
謙佑様:準備自体は大変でしたが、分担して効率よく進められたので、つらさはなかったです。普段の生活もそうですが、やっぱりふたりで協力しあうことが大切だなと、あらためて思いました。
えりか様:挙式のときに、夫と私の父がすごく緊張していて、震えていたのが印象的でした。
謙佑様:たしかに、震えていました(笑)。緊張しすぎて、挙式のことはあまり覚えていないですね。
えりか様:私の父も普段は人前に出たがる人なのに、そのときは珍しく緊張していて、バージンロードを歩くとき、ガタガタと震えていたのを覚えています。
披露宴では、ゲストに楽しんでもらうために、ほかではあまりやっていない演出やプログラムにこだわりました。やりたいことがたくさんあって、スケジュールもキツキツだったのですが、担当プロデューサーの方から「こういうかたちなら可能ですよ」とご提案いただいたおかげで、ほとんど実現できました。私の前職が保育士ということで、園児たちが入ってきてプレゼントをくれる時間があったり、ゲストの一人ひとりと写真を撮ったり。
謙佑様:ゲストとふれあう時間は大切にしましたね。披露宴では、食事の最後にデザートビュッフェの時間を設け、ぼくたちふたりがエプロンをつけて、ゲスト一人ひとりにカットしたケーキを配りました。おかげでゲスト全員とふれあうことができました。
謙佑様:最後にゲストを見送る際に、仕事で自分と関わることが多い上司が酔っ払って、フラフラになっているのを見たときです。「こんなにも楽しんでいただけたんだな」と、嬉しくなりました。もともとお酒が大好きな上司なのですが、その日はお祝い事だからと、普段よりお酒が進んだみたいで。シャンパンをふたりで3本空け、最後は歩けないくらい酔っ払い、帰りのバスに引出物を忘れてしまったそうです(笑)。
えりか様:私は、「ウェディングドレスを着て式を挙げる」という普通のことが、いちばん嬉しかったです。そのためにメイクさんとも綿密に打合せをしましたし、エステにもたくさん行って、体もすごく絞りました。結婚式では普通のことでも、やっぱり女性として憧れる部分はあったので。
それと、夫にサプライズをしてもらったことも嬉しかったですね。いただいた電報を紹介するときに、なぜか夫からの電報も届いていたんです。
謙佑様:電報には彼女に向けて「今日までよくがんばったね」みたいなことを書きました。そして、「実際に会場にいる新郎からお手紙を読んでもらいます」という流れになり、手紙を読んだあとに、妻に花束を渡したんです。
えりか様:夫は普段、サプライズや記念日に疎いので、すごく嬉しかったですね。
謙佑様:「ここでやっとかな、あかん」と思い、がんばりました(笑)。そのために電報の時間も最後のほうにずらしたんです。
謙佑様:最後の新郎の挨拶で、ぼくが泣いてしまったときですね。両親に感謝の気持ちを伝える機会は、あまりないので、伝えるなら結婚式しかないなと。練習のときから、すでに泣きそうでした。案の定、本番では思いっきり泣いてしまいましたね。
えりか様:号泣していたよね。
謙佑様:たいしたことは言っていないのですが、不思議とこみ上げるものがありました。ちなみに母親はこのとき、ぼくが泣いているのを見てハンカチを渡そうとしたらしいのですが、「もう結婚したのだから、お互いに自立しないとだめだと思ってこらえた」と後日言っていました。
えりか様:私は、私の父が最後に応援団の音頭をとったのが印象的でした。父はもともと応援団長をやっていて、結婚式で「フレー! フレー!」というのをやりたいと言っていたんです。私としては正直恥ずかしくて、「やらないでよ」と式の前に言っていたんですが(笑)。
でも、夫の父がそのことを知っていて、最後に挨拶したときに「やらなくていいんですか?」って、私の父に振ってくれたんです。それで会場も盛り上がって、「やれ! やれ!」という雰囲気になり、私も「じゃあ、どうぞ」と(笑)。
すごく大きな声で「今後の両家と皆様の発展を願ってーーー、フレー! フレー!」とエールを送ってくれました。会場はさらに大盛り上がり。皆さんをお見送りした際も「応援すごかったです」といろいろな方に言っていただきました。
謙佑様:おかげできっと皆さんにも、印象に残る結婚式になったよね。
えりか様:それと、私が両親に手紙を読んだときに、私の母が泣いていた姿も印象に残っています。私としても手紙を読んだことで「あ、これで本当にケンちゃん(謙佑さん)と家族になるんだ」という、嬉しさと寂しさが入り混じったような気持ちになりました。それまでは「ドレスを着られる」というキラキラした、夢見心地な気持ちだけで進んできたので。そこで本当に「結婚するんだ」という実感が持てました。
えりか様:まずは、料理が美味しかったことです。ゲストの皆さんは、料理をすごく楽しみにされているだろうなと思っていました。私がほかの方の結婚式に参列するときも、やっぱり料理は楽しみのひとつなので。ゲストの方々に「料理が美味しかった」と言っていただけたのでよかったです。
謙佑様:ぼくは、やっぱりチャペルの雰囲気ですね。青いバージンロードは下見のときもきれいだと思いましたが、当日歩いて通るときも「ああ、めっちゃきれいやな……」と思いました。
えりか様:写真で見返すときも、青いバージンロードに白のドレスがよく映えて、本当にきれいだなと感じます。
謙佑様:それとスタッフの皆さんが、ささやかなサプライズをしてくれたことも嬉しかったです。なかでも、フラワーシャワー後に、床に散らばった花びらをほうきで集めて、ハート型にしてくれたのが印象に残っています。ほかにも、細かな気遣いをたくさんしていただきました。
えりか様:式場のスタッフの方々が、ちょっとしたメッセージをくださったこともありました。些細なことかもしれないけど、そういう気持ちがすごく嬉しかったです。
謙佑様:それと、2回目の結婚記念日のときに「記念日レストラン」を利用してまた会場に来られたのもよかったです。子どもと一緒に、想い出のチャペルに入ることもできました。
えりか様:子どもを連れて、またチャペルに入れるというのが、感慨深かったですね。結婚式を終えてから、家族が増えたんだなと、あらためてしみじみ感じました。
えりか様:やっぱり「女の子の夢」なのかなと。ウェディングドレスは、多くの女の子の憧れですからね。
ただ実際にやってみて思ったのは、たくさんの人に愛され、支えられていることを実感し、その方々に感謝を伝えられる場でもあるということ。家族から友人まで、自分たちのためにたくさんの人が同じ日時、同じ場所に集まるというのは、人生において結婚式とお葬式くらいだと思うので、大切な儀式だと思います。
そして、結婚式はひとつの「区切り」だなと感じました。いままで育ててくれた家族に感謝を伝えて、新しい家族を築いていくための「区切り」。これからふたりで生きていく人生のスタート地点が、結婚式なのかなと。
謙佑様:人生において大切な通過儀礼だよね。そこからふたりで家族を築いていく「決意」をするための場だと思います。
表参道の大通りに堂々と建つ「愛と感動の記念日の館」
23区外エリア、人気No.1。気取らずに心温まるパーティを
みなとみらいの中心で、新しい家族の船出を祝う
丘の上に立つチャペルで、心からリラックスできる一日を
噴水広場が自慢。祝福にあふれるイタリアの街
大切な人とほっとできる。笑顔あふれる迎賓館
「花嫁の声」を集めて作られた、温もりあふれる会場
閑静な街に佇む、白亜の大聖堂
隠れ家のような邸宅で、ゲストとの親密な時間を
「ふたりらしい」より「みんならしい」。いつもの笑顔があふれる日