ふたりの体験談 STORY

「パパとママの結婚式、
私も行きたかった」
って、娘が言うんです。

村山 敬一朗・あい夫妻

常に冗談を言って周囲を和ませる夫の敬一郎様と感情表現豊かな妻のあい様。笑いが絶えないご夫婦は、ご長女とご長男が誕生してから一層賑やかなファミリーに。結婚式から7年経ったいまでも、アニヴェルセルのスタッフに毎年年賀状を送ってくださっています。

おふたりがアニヴェルセルを選んだ理由は?

あい様:案内してくださったスタッフの方の人柄に惹かれました。じつはそれまでに7軒もの式場を下見に行っていたのですが、アニヴェルセルのスタッフさんは受け答えや案内の仕方が、気さくなのに変に馴れ馴れしくなく、自然な親近感を覚えました。

じつは私は赤いバージンロードのチャペルに憧れていたんですが、そんなことがどうでもよくなるくらい、「人」がほかの式場とはまったく違いました。それで主人に「ここにしよう」とその場で伝えたんです。

敬一朗様:もともとぼくは「結婚式の主役は妻」と思っていて。彼女がいちばんいいと思う場所でやりたかったので、ここに即決しました。

式の準備で印象に残っていることは?

あい様:毎回の打合せがすごく楽しかったのをよく覚えています。とくに私はお花が大好きなので、お花の担当の方とはいつも話が盛り上がりました。

敬一朗様:女子会が盛り上がっている横で、男子のぼくが見ているという感じでした(笑)。

あい様:とくに印象に残っているのは、お色直しのときにドレスを着替えるのではなく、白いウェディングドレスをお花で飾りつけてアレンジしてもらったこと。「イメージチェンジ」というんですが、最初の式場見学でそういうことができると聞いて、絶対にそうしたいと決めていたんです。

当日持たせていただいたダリアのブーケが、またすごく素敵で。お伝えしたイメージそのままで、本当に嬉しかった。ブーケは押し花にして、式以来ずっと家の寝室に飾っています。

敬一朗様:でも準備のあいだ、ぼくとはけんかもよくしてましたね。

あい様:そうですね。あんなにけんかしてたのに、理由はもう忘れちゃった(笑)。

敬一朗様:彼女とけんかすると、仕事をしていてもずっと胃が痛くて(笑)。でも家に帰って、寝て起きて、「おはよう」と言ったときに「おはよう」と返ってくると、「ああ、治ったな」とほっとしてました。

どんな結婚式になりましたか?

あい様:私たちが結婚式を挙げるうえでいちばん重きを置いたのが、ゲストの方々に「ありがとう」の気持ちを伝えることでした。皆さんがいてくれたからこそ、私たちはこの日を迎えることができました、と。

担当プロデューサーの方だけでなく、スタッフの方々全員が、私たちの想いをわかってくださっていたと思います。自分の式のように大切に思っていただいていることが、言葉ひとつ、提案ひとつとっても常に伝わってきました。おかげさまで本当に、心残りの一切ない結婚式になりました。

敬一朗様:終始みんなが、楽しいね、ご飯が美味しいね、と笑ってる。そんな一日になったと思います。もう7年以上経ちますが、未だに「大成功!」という感覚が心に残っています。

あい様:みんなの気持ちが通じあって、主人側のゲストも私側のゲストも、まるでひとつの家族みたいな感覚でした。実際は初めて会う人もたくさんいたのに、全員もともと仲良しだったみたいに。とにかくみんな、よく笑ってくれました。

敬一朗様:ぼくとしては、親戚や家族がぼくの友人とわいわい楽しそうに過ごしている様子を見るのも新鮮でした。あとは、自分がちょうど転職したばかりだったので、緊張したけれど新しい会社の上司や社長も呼びまして。式のあとは、会社での距離も少し縮まったような気がしました。

あい様:お見送りのときにはゲストの方々から、「ディズニーランドにいるみたいだった」とか、男友達から「自分も結婚式をやりたくなっちゃった」とか、素敵な言葉をたくさんもらいました。私たちの想いが伝わったんだなと思って、本当に嬉しかったですね。

ご両親との想い出はいかがですか?

あい様:すごく覚えているのが、チャペルで「結婚証明書」にサインをしたときのこと。ふたりで順番に自分の名前を書くのですが、いざペンを取ってふと顔を上げた先に、母がいて。すごく真剣な顔で、じっと私を見ていたんです。目が合ったら、お互いにうるうるしてきてしまって。文字は涙でよく見えませんでした。

でも、披露宴で私が母に手紙を読んだときは、私よりも隣にいた夫が号泣していました(笑)。

敬一朗様:ぼくはすごく涙もろいんです(笑)。

あい様:きっと、私と母のこれまでをいろいろ想像して泣いてくれたんだと思うんですよね。私は父を早くに亡くしていて、ずっと母とふたりだったので。夫はすごくいい人なんですよ、一見こわもてですけど(笑)。

敬一朗様:ぼくは結婚式で、初めて両親に面と向かって「ごめんなさい」と「ありがとう」が言えましたね。披露宴の最後、新郎からの挨拶で、「本日はお日柄もよく……」と用意してきた文章を読み始めたのですが、やっぱり違うなと思い。「自分の気持ちを素直に言わせてもらいます」と。

いいことも悪いことも、これまでの想い出が本当に走馬灯のように浮かんできました。中学生の頃、反抗期で家に帰らずにすごく心配をかけたこととか。

両親が住む熊本の実家には、この日全員で撮った集合写真を特大サイズでプリントしたものが、いまもリビングの真ん中に飾られています。

その後、アニヴェルセルとの交流は?

あい様:結婚式を終えて3年目に、アニヴェルセルの挙式場で食事できる「記念日レストラン」のサービスを利用させてもらいました。ゲストにも美味しいと大評判だったお食事が、披露宴当日はほとんど食べられなかったので、どうしても食べたくて(笑)。

スタッフの方々にお会いして、家族が増えたことも報告できました。それができる場があるというのはすごく嬉しいですね。

敬一朗様:ぼくも記念日レストランはとてもいい企画だなと思いました。やっぱりぼくらにとってここは「夫婦が始まった場所」という位置づけなので、また立ち寄れるというのはいいですよね。

あい様:なんでもないときも、この場所には家族でたまに寄っています。不思議とときどき来て建物を見たり、スタッフの方々と話したりしたくなるんですよね。いつも門からの通路にはお花がきれいに咲いていて、いい匂いがして。初めて下見に訪れたときから、ずっと変わらず素敵な場所です。

結婚式をして変わったことは?

あい様:正直、変わったことばかりなのかなと思います。

敬一朗様:妻への愛は変わっていません。

あい様:それはふくらんだでしょ(笑)。はじめはふたりだけだったのが、娘が生まれて息子も生まれて、家族がどんどん大きくなって。愛情も増して。

ふたりだけのときには見えなかった相手の一面もたくさん見えてきて、前よりもっと「この人でよかったな」と思うようになりました。

敬一朗様:そのすべての始まりの場所が、ここで挙げた結婚式なのかなと。

あい様:本当にそう思います。もちろん結婚自体は、婚姻届を出すことで成立するけれど、やっぱり式を挙げることってちょっと違う。あらためてこれまでのことを振り返って、出会った方々一人ひとりと向き合って、感謝の気持ちを伝える。そういう場を設けたからこそ、はっきりと新しい人生のスタートが切れたんだと思います。

いまだに結婚式のCDを車でかけたり、子どもとアルバムを見たりします。娘なんて、「なんでふたりの結婚式に、私も連れていってくれなかったの〜」とか言うんですよ(笑)。「お母ちゃんのウェディングドレス着たい」って言うから、きれいにとっておいてます。子どもたちにも、私たちにとってあの日がすごく大切な一日だということが、きっと伝わっているんだと思います。

PROFESSIONAL

アニヴェルセルの姿勢

主役のおふたりはもちろん、ご家族も親戚も、ご友人も同僚も。誰もが笑顔でいられる式をサポートするのが、アニヴェルセルのプロフェッショナルの仕事です。

スタッフを知る

WEDDING HALLS

式場のご案内

式場一覧へ
式場一覧へ
MENU CLOSE
全国の式場 CLOSE