5周年の「木婚式」は、固い絆を確かめ合おう【記念日を想うとき】
一本の木のように、ひとつになった家族を確かめ合う時間
5年の年月をともに過ごし、一緒に歩んできたふたり。5回目の結婚記念日は「木婚式(もっこんしき)」と呼ばれています。モチーフは「木」。一本の木のように夫婦が一体となっていることを表しています。 新居を構えたり、出産や子育てをとおして新しい経験をしたり、大切なターニングポイントを迎える人も多いのでは?「力をあわせてがんばっていこう」と、家族がひとつになる。家族みんなで絆を確かめ合う記念日の過ごし方をご提案します。
ともに過ごす時間を、年輪のように重ねていく
年輪が重なっていくように、数々の時間をともに過ごしてきたふたり。これまでの5年をふり返り、さらなる未来に想いをはせていく。「木」をテーマに記念日を過ごしてみませんか?
ふたりのシンボルツリーを植えてみよう!
5年、10年と年月をかけて実っていく樹々。ふたりを象徴するようなシンボルツリーを植えてみませんか?たとえば、レモンやブルーベリーなど鉢植えでも元気に育つ果樹もあります。結婚記念日の前後に果実のなる木を植えれば、毎年の収穫も楽しみになりそうです。
ひと手間かけて作る、ふたりだけのカトラリー
西粟倉森の学校のヒトテマキットをつかって、暮らしにゆっくりなじむ木のカトラリーを作ってみませんか?ベースとなる形を型からぱちっと外して、削って磨けば完成。使いながら「もう少し、ここ削ってみようか」なんて育てていくのも楽しみの一つです。
ヒトテマキット: https://zaimoku.me/tsukuru/hitotemakit_desertspoon/
ふたりの好みを探そう、木製チップで燻製に挑戦!
記念日のお祝い料理に、木製チップをつかって燻製料理にチャレンジ!いくつもある樹々のチップの中から、ふたりの好みの香りを見つけるのも楽しそうです。
丸太をまるごと燃やす?ワイルドな焚き火を楽しもう!
切り込みを入れた丸太に直接火をつける焚き火、「スウェーデントーチ」。記念日はアクティブに家族の時間を過ごしてみませんか?まるで大きなロウソクのように燃える「スウェーデントーチ」。 途中で薪をくべる必要もなく、2時間近く燃え続けます。鍋やフライパンを丸太の上に置けば、豪快に料理も楽しめます!木婚式らしい丸太を使った「スウェーデントーチ」で、家族とにぎやかなアウトドアタイムを。
木々に触れ、ゆったりとふたりの時間を過ごす森の旅
木に包まれて家族だけの時間を過ごす「森の旅」に出てみませんか?
森に浮かぶ星のよう、樹々の中で静かな時間を
広大な自然空間が広がる泊まれる公園INN THE PARK。森の中にひっそり浮かぶ「球体テント」の中では、天窓から見える森の景色を眺められます。 公園内には屋外ダイニングやサロンカフェもあり、アウトドアの道具を揃えるのは大変という人も、森を感じながら食事を楽しめます
泊まれる公園INN THE PARK:https://www.innthepark.jp/
日本中の森を歩く案内人と、森をめぐるツアーへ
森の案内人と森の旅に出てみませんか?日本中の森を歩いてきた三浦豊さんの案内で、その場所ならではの森の魅力にふれていきます。 なにげなく落ちているどんぐりや木の実、鮮やかに芽吹く花、落ち葉の下に眠る虫。ただの木の集まりに見えていた森が、生き生きとしたものに見えてくるはずです。森の中で時間を過ごし、ゆったりじっくり木にふれましょう
森の案内人三浦豊: https://www.niwatomori.com/tour/
小さな森の材木屋さん。「木」の持つ香りや木目の魅力にふれよう
自然の中で、木のぬくもりを感じる「KITOKURAS」へ。木のプロである山一木材さんが運営するこの場所では、木の香りが漂う空間でカフェや図書室、木にまつわる雑貨やギャラリーを楽しむことができます。
KITOKURAS: http://kitokuras.jp/
ゆらぐ炎をみつめ、ゆったり過ごす贅沢な時間
焚き火を気軽に楽しめる、プライベート焚き火ベース「Kokko(コッコ)」。一日一組限定だから、じっくりと気兼ねなく焚き火の時間を過ごせます。パチパチと燃える焚き火をみつめながら、ゆったりと語り合う時間を過ごしてみては?
Kokko:https://jmtf.jp/kokko/
木婚式に贈りたい、暮らしを豊かにしてくれるプレゼント
木婚式ならではの「木」にまつわる贈り物をご紹介します。
世界でひとつ、お昼ごはんが楽しみになる曲げわっぱ
お手製の曲げわっぱの弁当箱を作ってプレゼントしてみませんか?わっぱビルヂングの柴田慶信商店では、木槌、鋸、鉋の職人道具を使って伝統の技法を体験することができます。ふたりでおそろいのお弁当箱を作ってもよし、サプライズでプレゼントしても喜ばれそうです。木婚式を機に、毎日のランチタイムが楽しみになる弁当箱を。
わっぱビルヂング柴田慶信商店:https://workshop.magewappa.com/
ほんのり香る木の香りで、料理がランクアップ
昔ながらの作り方を守ってきた新潟県の曲げ物工房、足立茂久商店の「わっぱセイロ」。野菜やごはんを温めるだけでも、ふんわりと木の香りがする特別な一品に。木婚式の記念日のお料理で使っても豪華!暮らしの中で、木の良さを感じられるプレゼントです。
わっぱせいろ:https://www.shokunin.com/jp/adachi/seiro.html
積むたびに表情が変わる、今日のふたりはどんな気分?
多面体の木製オブジェクト「tumi-isi」。並べてみたり飾ってみたり。バランスを保ちながら、ふたりで協力して積み上げる。「今日は息があう?」なんて、ふたりのコンディションを確かめるのもおもしろい。木に触れ想像力を刺激する、ふたりの時間を。
つみいし: https://tumi-isi.stores.jp/
木はゆっくり時間をかけて育っていきます。そんな樹々のように時が経つほどにひとつになり、固く結ばれていくふたり。
5年という年月をじっくりと振り返りながら、さらなる家族の未来に想いをはせる時間。記念日の想い出は、これからのふたりをしっかりと支えてくれるはずです。木婚式をきっかけに、ふたりのさらなる幸せが広がっていくことを願っています。
- この記事を書いた人
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ライター 藤田 祥子
1985年生まれ。通信販売のカタログ編集、Webディレクション、商品企画に携わった後、独立。淡路島をフィールドに、Webメディアの企画・コピーライティング、フリーペーパーなどの編集を手がける。