
安産祈願はいつやる?戌の日とは?妊娠したら知っておきたいお参りのマナー
妊娠中の体調が落ち着いたころ、神社などに「安産祈願」に行くプレママさんも多いはず。昔からある儀式と聞くと、慣れないマナーやしきたりも多いのでは…と不安になりますが、そんなことはありません。
そこで、プレママさんが安産祈願で気になる8つの質問にお答えしていきます。
- 目次
-
- 1:安産祈願はいつ行くのがベスト?
- 2:安産祈願は戌の日以外でもOK?
- 2023年「戌の日カレンダー」
- 3:安産祈願の「初穂料」はいくら?
- 4:安産祈願はお参りだけでもいい?
- 5:安産祈願に行く時の服装は?
- 6:安産祈願は誰と行くのが正解?
- 7:安産祈願後の「祝い膳」って何?
- 8:出産後、腹帯はどう保管する?
- 安心と安全のなかで叶えられるマタニティ&パパママキッズウェディング
- 最短4週間で一生に残る想い出を♡「マタニティウェディング」
- 小さな子供も安心安全の施設で♡「パパママキッズウェディング」
1:安産祈願はいつ行くのがベスト?

安産祈願は日本に古くからあり、「帯祝い」とも呼ばれている儀式。
一般的に体調が落ち着いてくる妊娠5ヶ月目を過ぎた最初の「戌の日」に神社などで祈祷してもらい、腹帯をお腹に巻くというのが習わしです。
2:安産祈願は戌の日以外でもOK?

安産祈願によいとされている「戌の日」。
戌の日の「戌」は、十二支に出てくる「戌(犬)」のこと。暦には年・月・日それぞれに干支があてられています。戌の日は12日に一度の周期でやってきて、月に2回、もしくは3回あります。
もちろん、こうした縁起の良い日を選んでお参りに行くのもいいですが、最優先は、妊婦さんの体調です。戌の日にあまりこだわりすぎず、妊娠5ヶ月を過ぎた頃、体調をみながら、一緒に行く人の都合とあわせて予定を決めましょう。
ちなみに、安産祈願に「戌の日」が選ばれているのは、安産・多産の犬にあやかっているからと言われています。
2023年「戌の日カレンダー」
1月4日(水)赤口・1月16日(月)赤口・1月28日(土)先勝
2月9日(木)先勝・2月21日(火)先負
3月5日(日)先負・3月17日(金)先負・3月29日(水)先負
4月10日(月)先負・4月22日(土)大安
5月4日(木)大安・5月16日(火)大安・5月28日(日)赤口
6月9日(金)赤口・6月21日(水)友引
7月3日(月)友引・7月15日(土)友引・7月27日(木)先負
8月8日(火)先負・8月20日(日)大安
9月1日(金)大安・9月13日(水)大安・9月25日(月)赤口
10月7日(土)赤口・10月19日(木)先勝・10月31日(火)先勝
11月12日(日)先勝・11月24日(金)先負
12月6日(水)先負・12月18日(月)仏滅・12月30日(土)仏滅
3:安産祈願の「初穂料」はいくら?

当日持参するものは、神社などに納める初穂料(はつほりょう)です。
腹帯(祝い帯、岩田帯と呼ばれる場合も)をいただける祈祷の場合、初穂料の金額は5,000円~10,000円が一般的と言われています。初穂料は、のし袋(紅白の蝶結びの水引)に包み、表に「初穂料」、下に夫婦の姓を書いてお渡しします。
腹帯をいただけない場合は、自分で購入して祈祷の際に持参することも可能です。いずれの場合も、帰宅後、腹帯をお腹に巻いて帯祝いの一日を締めましょう。
4:安産祈願はお参りだけでもいい?
一般的に、祈祷の時間は10数分程度です。多くの場合、予約なしでも祈祷してもらえますが、人気の神社では人が混み合う可能性が。祈祷の順番が来るまで、数十分~1時間以上待つことも考えて、体調が万全な時に行くことをおすすめします。
また、祈祷を受けず、お参りだけでももちろん問題ありません。寺社にお参りをして、お守りや腹帯を購入される方も多いようです。
5:安産祈願に行く時の服装は?

当日の服装は、お腹を締め付けたりしないラクな服装が一番!
ただし、神社やお寺といった神聖な場所での儀式ですので、カジュアルすぎない服装がベター。シンプルなデザインのワンピースやマタニティフォーマルなどがおすすめ。椅子や床に座ることも考えて、裾が短すぎないタイプを選んだほうが良さそうです。
避けたほうが良いのは、肌の露出が多い服装やサンダルなど。できれば素足ではなく、靴下やストッキングを。男性はスーツスタイルで、お子様も行かれる場合はよそ行きの服装をチョイスしましょう。
6:安産祈願は誰と行くのが正解?

戌の日は、誰と行かなければいけないという決まりは特になく、ご夫婦で、もしくはお母様とおふたりで、という妊婦さんが多いようです。
人気の神社は戌の日に参拝が集中し、妊婦さんしか祈祷してもらうことができない、あるいは、平日にご夫婦で行くのが難しい…という場合もありますよね。最近では妊婦さんおひとりで参加される方も少なくないそう。妊婦さんの体調によっては代理で祈祷を受けられる神社などもあります。
産まれてくる赤ちゃんとご自身の健康のためにお祈りをすることを一番に考え、妊婦さんの体調やご家族の予定にあわせてスケジュールを立てましょう。
7:安産祈願後の「祝い膳」って何?

ご家族とご一緒に安産祈願に行かれるというのであれば、祈祷が無事に済んだ後、同行したご家族と一緒に食事をする場を設けてみても。
昔はお参り後、ご自宅で「祝い膳」をいただくのが習慣でしたが、ご家族の人数分を準備するのも大変!神社付近で、祝い膳を用意してくれる料亭やホテルを探すか、祝い膳でなくても、ご両親を交えてお祝いの食事会を行うというのでもいいですね。
8:出産後、腹帯はどう保管する?

腹帯は、赤ちゃんが産まれたら産着にリメイクするのが◎。
雑巾など粗末に扱うのはNG。産着にしない場合、または産着として使い古してしまった後は、神社でお焚き上げをしてもらいましょう。もちろん、出産を無事終えたら、安産祈願で訪れた神社などにお礼参りに行く、または、産まれた赤ちゃんと一緒にお宮参りに行くのもおすすめです。
祈祷を受ける神社の選び方は、プレママさんが「ここで赤ちゃんの健康をお願いしたい!」と思う場所に行くのが一番です。
大切なことは「産まれてくる赤ちゃんと母親の健康を願う」という気持ち。これから出産を控えているプレママさんは、体調が安定している時期に安産祈願の準備をしておき、ハッピーなマタニティライフをお過ごしください。
安心と安全のなかで叶えられるマタニティ&パパママキッズウェディング

アニヴェルセルでは、妊婦の花嫁さんも安心して理想を叶えていただける「マタニティウェディング」、そして、お子様も一緒の結婚式が叶う「パパママキッズウェディング」をご用意しています。
最短4週間で一生に残る想い出を♡「マタニティウェディング」
「おなかの赤ちゃんと一緒だからこそ、より特別な結婚式になる」。そんな想いから誕生した、アニヴェルセルのマタニティウェディング。花嫁さんが気になるドレスも豊富なデザインから選べるだけでなく、マタニティウェディングに限り、ドレスを2サイズキープ可能。サイズ調整は直前まで無料で行っています。
そして、マタニティウェディングを知り尽くした 女性の専属プランナーが安心・安全のフルサポート!おふたりの希望にあわせながら、最短4週間で理想の結婚式を実現します。
小さな子供も安心安全の施設で♡「パパママキッズウェディング」
赤ちゃんや小さなお子様と一緒に結婚式を挙げたいと考えているご夫婦も多くいらっしゃいます。実際、アニヴェルセルでも、これまで数多くの皆様がパパママキッズウェディングを行われています。
アニヴェルセルは、施設などのハード面・接客やサービスなどのソフト面のどちらにおいても、お子様連れが安心してご利用いただける結婚式場です。挙式や披露宴に、お子様も喜んで一緒にできる演出を取り入れながら、より想い出に残る結婚式を叶えてみませんか?
※記事内容を最新情報に更新しました(2022.10.26)
- この記事を書いた人
-
ライター 佐藤
女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。