家族や友人に想いを伝える結婚式。「挙げてよかった」という先輩カップルの本音とは

家族や友人に想いを伝える結婚式。「挙げてよかった」という先輩カップルの本音とは

挙式と披露宴を行う結婚式、少人数のファミリーウェディング、写真で残すフォトウェディングなど、どの結婚式のスタイルを選ばれるかは、カップルによって理由はいろいろ。

たとえば、「たくさんのゲストを呼びたかった」「家族だけでアットホームな雰囲気で式を挙げたかった」「ドレスを着た写真だけでも残したかった」など、おふたりで考えて選んだ、それぞれの結婚式。

実際に結婚式を挙げてみて、先輩カップルのみなさんはどう感じたのでしょうか。ここ数年、今の時代やタイミングにあわせて、「結婚式を挙げる本当の意味」や「今までとは違う理想の結婚式」を考え、悩むおふたりもいらっしゃるはず。

今回は、アニヴェルセル会員(男女484名)に聞いた「結婚式を挙げてよかったこと」を中心に、先輩カップルの声をお届けしていきます。

目次

先輩カップルが想う「結婚式を挙げてよかったこと」

挙式中の新郎新婦の後ろ姿

先輩カップルたちの「結婚式を挙げてよかったこと」には、結婚式という一生に一度のハレの日を経験したからこその気づきがたくさんありました。そんな卒花・卒婿のみなさんのリアルな声とともに、結婚式を挙げてよかったことを7つのポイントにまとめてみました。

結婚式を挙げてよかったこと:両親にこれまでの恩返しができる

これまで大切に育ててくれた親御様、一緒に過ごしてきたご兄弟ご姉妹、おじい様やおばあ様などご家族に、晴れ姿を見てもらえる結婚式。新たな人生の一歩を歩み出す姿は、親御様への最高の恩返しに。

ベールダウン

両親に感謝の言葉を伝える機会がもてたこと。今までお世話になった方々に晴れ姿を見せることができた。人生で一番きれいな姿にしてもらって祝福されたことが、その後の人生の糧になっている。

一日中笑顔になれた。母の笑顔が忘れられない。亡き祖父に晴れ姿を見せられた。一生の想い出です。

父とのバージンロード、母のベールダウン、花嫁の手紙、とにかく家族への恩返しができたことが何よりも嬉しかった。

憧れのチャペルでウェディングドレスを着られて楽しかったです。また、両親に花嫁姿を見せることができて良かったです。お色直しで母のドレスのリメイクを着てとても喜んでもらったので、カラードレスも着たかったけれどそちらにして良かったと思いました。

結婚式を挙げてよかったこと:家族や友人に直接感謝を伝えられる

普段なかなか口に出すことができない「感謝」の言葉。ご家族やご親戚、ご友人や恩師の先生など。結婚式は、ご新郎ご新婦が、直接感謝を伝えたい相手が一同に集まる貴重な場でもあります。

新郎新婦

自分たちがお世話になってきた大好きな人たちを、同じ場に呼び寄せられる機会は結婚式くらいだと思う。おもてなしをする主催者として会を行えたことに満足できたのと、会うたびに「楽しかった」と伝えてくれる人が未だにいて嬉しい。自分でも思い出すと楽しいイメージがわくので、やりたいこと詰め込ませてもらえて良かった。人にやらされている感があまりなく、イメージしたものを実現させてくれたプロデューサー(プランナー)さんにすごく感謝しています。

久しぶりに会う親戚や友人もいて、同窓会的な雰囲気もあり、楽しかったです。夫がお世話になった人たちにも一度にたくさん会ってご挨拶できて良かったです。一番は、今でも幸せな想い出として心に残っているので、式を挙げて本当に良かったです。

親族や友人が一度に集まるのは、もしかするとこの日だけでかもしれないし、その方々に日頃の感謝と結婚した喜びを伝えられ、一緒に祝える場はとても掛け替えのない時間だと感じた。実際、とても楽しい一日だった。

今までお世話になった方々へ「感謝の気持ちを伝えたい、楽しんでいただきたい!」と思って準備をしてきたので、みなさんが手を叩いて大笑いしながら楽しんでいただけている様子が伝わってきて、また、たくさんの方に「こんな結婚式初めてだった!」と言っていただけて、本当に良かったです。

ガーデンウェディングに憧れていたのを叶えられたこと。両親、きょうだいをはじめ、お世話になった方々に晴れ姿を見せることができ、感謝の気持ちを伝えられたことです。アニヴェルセル 大宮で挙式できたことは、数少ない私の誇りのひとつです。

結婚式を挙げてよかったこと:ケジメや節目に。夫婦になった実感がわく

入籍をする時も「結婚した」と実感する方はいると思いますが、結婚式でご家族やご友人などゲストから直接祝福を受けることで、「おふたりの新たな人生」を意識される方も多いようです。

挨拶する新郎

出席していただいた方達に認めてもらえたことにより、「自分達はこれからまた新たな一歩を踏み出すんだ」という心構えができた。

結婚するということの実感とけじめのため。感謝の気持ちを伝えたい人に集まってもらい直接伝えることができる節目の日だから。人生の大きなイベント。準備期間が大変な時もあるけれどもすべて含めていい想い出になるから。

「自分たちは夫婦としてこれからやっていきます!」という決意を周囲の人に見てもらうことは、ひとつ自分の人生の節目になったと思う。

みんなに感謝の気持ちを伝えられる。これから二人で頑張ると宣言できる日になるから。

両親や友人達に今までの感謝の気持ちを伝え、お祝いしてもらえる場所であり、新しい人生をスタートする節目となるところだから。笑顔があふれて、みんなに祝福され幸せな一日を過ごせたことは一生でとても大切な想い出になりました。

結婚式を挙げてよかったこと:ご両家の親族との交流の場にもなる

結婚式では、ご親族がそろう場でもあります。離れて暮らしていれば会う機会は限られてきます。結婚式でご両家のご親族を紹介しておくことで、その後、安心してご親族の交流ができるという声も。

新郎新婦と両親

みんなに祝福していただき、その後の親戚付き合いや友達付き合いも円満に続いているので本当によかったです。両親にも普段なかなか感謝を伝えることがありませんでしたが、いい機会になりました。

国際結婚だったので、新郎側のご家族に日本での挙式披露宴の様子を見ていただけた事が良かったですし、なかなか会えない親族同士を紹介し合えたことが嬉しかったです。

一生に一度だからと言いますが、やはりその通りで、普段言えない家族や友達への感謝の気持ちを伝えられましたし、お互いの親族の顔も覚えるのに良かったです。その後、親族の集まりにも話題に上がりますし、結婚11年になりますが、いまだに結婚式当日の話を夫婦でしたり、こどもに話すのも楽しいです!

結婚式を挙げてよかったこと:おふたりにとって一生の想い出になる

たくさんの写真や映像で想い出が残る結婚式は、折に触れて、当時を振り返ることができます。当日を振り返り、喜びや感動といった、心が動かされる想い出を共有できていることの「幸せ」に、あらためて気づかされるはず。

集合写真

想い出に残り、いつまでも振り返って想い出すことができる。夫婦円満のひとつの要因になっていると実感できる。

大きなイベントは成人式や卒業式を最後に正装で人に祝福されるという事はもうないと思っていたので、結婚式という場を設けることで、ベストな自分やパートナーの写真や記録を残し、幸福な気持ちを保存していられる。親も喜んでくれたので見返す度に嬉しくなる。 子供にも幸福な結婚ができたことを伝えていける。

バージンロードをお父様と歩けたことやウェディングドレスをお母様に披露できたことなど、新婦のご両親に親孝行できたことがよかったです。最初妻は「挙げなくていい」という意見でしたが、絶対やった方がいいと思いやらせてもらいました。妻も喜んでくれましたし、それまでしっかりとプロポーズしていなかったのですが、披露宴でサプライズしました。 たくさんのきっかけを見つけること、また実行できたことは大切な想い出、宝物になっています。

最初は挙式自体やる予定はなかったが、両親の希望で挙式することにしました。とても感動し、後々も式場前を通ると嬉しくなります。挙式して、本当に良かったです。

結婚式を挙げてよかったこと:自分たちが主役になれる日

人生で多くの人の注目を浴びることは、そうありません。結婚式はまさに、ご新郎ご新婦が主役になれる時。「一日にたくさんの人に『おめでとう』と同時に行ってもらえて幸せでした」という声もありましたが、大好きな人たちからの祝福のシャワーを浴びて、おふたりの幸福感がより一層増すはず!

フラワーシャワー

人生でこんなにも主人公になれる日はもう二度とないと思うほど、楽しい時間を過ごすことができた。両親も大変喜んでおり、親孝行になったのではないかと思う。学生時代から付き合って結婚したので友達も同窓会みたいで楽しかったと喜んでくれたのも嬉しかった。

人生に一度しかない、自分が主役で、みんなにお祝いをしてもらえるあの日は、本当に幸せだったと、何年経っても思うし、こんなにも自分達を温かく見守ってくれる人がいるんだと改めて感じて、より家族や友人を大切に想えるようになったから。

人生一度きり。一番輝ける場所。両親や友人に感謝の気持ちを伝えられ、お祝いしてもらえる場所でもある。

結婚式を挙げてよかったこと:気づかなかった想いや場面に触れられる

結婚式は、日常の生活では気づかなかった想いや場面に触れられる機会も多くあります。その気づきは、ご新郎ご新婦の愛を深めてくれたり、周りの人への感謝に繋がったりと、おふたりにたくさんの感動も与えてくれます。

新郎が手紙を読み、涙する新婦

自分がどれだけ家族、友人に恵まれてきたのかを実感でき、周りへの感謝が自然に芽生えた。

ふだん口下手で人付き合いが苦手な主人が、笑顔で友人と話す姿が見られて良かったです。

新郎からのサプライズで、普段言わない気持ちが聞けて嬉しかった。両家の両親に喜んでもらえて良かった。

旦那の愛を感じ、さらに好きになった。これからの人生で一緒にいて大丈夫だなと確信できたから。

「感謝」を込めたおもてなしを。プレ花嫁が結婚式を前に今思うこと

式場で手を繋ぐカップル

アンケートには「結婚式を挙げてよかった」という声、そして、「結婚式を挙げることにしてよかった」というプレ花嫁・プレ花婿の声もありました。これから結婚式を迎えるプレ花嫁・プレ花婿が、いま想うこととは?

式はこれからですが、招待の段階でこんなに祝福してもらえると思っておらず、嬉しかった。私は式を挙げたい派ではなかったが、これから楽しみになりました。

まだこれから挙式なのでわかりませんが、せっかく一生に一度しか着ないドレスを着るので「仲の良い友人や家族に見てもらいたい」というのと、来ていただいた分、美味しいお料理や同窓会のような雰囲気を楽しんでもらえる式にしたいです。

式は来年ですが、両親、またお世話になった方々や友人に今までの感謝を伝え、お越しいただく方全員に楽しんでもらえるような時間にできたらと思っています。

これから挙げますが、みなさんのおかげで今の2人があるという感謝の気持ちを込めた結婚式にしたいです。

8割以上が選んだ結婚式スタイルは「挙式と披露宴を行う結婚式」

フラワーシャワー

今回のアンケートでは、アニヴェルセル会員(男女484名)に「おふたりが選んだ結婚式のスタイル」についてもお聞きしています。結果は、「30名以上のウェディング(挙式+披露宴)」が85%と、多くの方に選ばれていました。

次いで、「ファミリーウェディング(挙式+会食)」10%、「フォトウェディング」3%、「挙式のみ」1%という結果に。

アンケートに回答してくださったのは、結婚1年目~21年目とさまざま。直近3年間の結婚式は、ファミリーウェディングやフォトウェディングを選ばれるカップルも増えてきているとはいえ、やはり大半の方が、30名以上の挙式と披露宴を行っています。

おふたりが選んだ結婚式のスタイルは

結婚式で、誰とどんなふうに過ごしたいか。そして、その理想とする結婚式を叶えてくれるのはどんなスタイルなのか。まずは、おふたりでしっかりと話し合ってみましょう。

この数年で、結婚式のスタイルもより多様化し、ご新郎ご新婦が求める「結婚式のカタチ」も細分化しています。おふたりとおふたりの大切な人たちが気持ちよく、幸せな時間を過ごすために必要なことは、きっとカップルによって違うはず。

今回のご紹介した先輩カップルたちの声が、おふたりの理想の結婚式が見つかるヒントとなりますように…。一生に一度のハレの日。ゲストと共に忘れられない時間をお過ごしください。

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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