フォトウェディングの費用相場や費用の内訳は?失敗しないフォトプランの選び方も

フォトウェディングの費用相場や費用の内訳は?失敗しないフォトプランの選び方も

近年、フォトウェディングへの注目が高まり、実際に選択するカップルも増加!

「フォトウェディング動向調査2023」によると、18~49歳の既婚者3,888人のうち、フォトウェディング・前撮りを実施、または実施予定と回答した方は74.8%。2019年度に調査した際は67.3%なので、増加傾向が数字からも分かります。

結婚式の多様化にあわせて、今後ますますフォトウェディングへの関心も高まっていくはず。

そこで今回、フォトウェディングに関する費用を中心に、メリットや注意点などをまとめてみました。また、アニヴェルセルのフォトウェディングプランもご紹介。フォトウェディングを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

目次

フォトウェディング(フォト婚)とは?

フォトウェディングは、写真で残す結婚式のこと。結婚式会場や撮影スタジオのプランを利用するのが一般的で、撮影場所は主に、ロケーションとスタジオの2つ。おふたりらしい写真が撮れる場所から選ぶことができます。

「挙式披露宴以外でも記念の写真を残したい」、「遠く離れて暮らす家族に早く花嫁姿を見せたい」など、近年、多様化する結婚式のスタイルのひとつとして選ぶカップルも増えています。

ロケーションフォト 街並みや海辺、庭園、神社、チャペルなどに行って撮影したもの
スタジオフォト 家具などセットが組まれたフォトスタジオで撮影したもの

「フォトウェディング」と「前撮り」の違い

フォトウェディングも前撮りも、洋装の場合は、ウェディングドレスやカラードレス、タキシードを、和装の場合は、白無垢や色打掛、紋付羽織袴など、一般的な結婚式で着る衣装をまとい、写真を撮るという点は同じです。

大きな違いは、「前撮り」は結婚式を挙げることを前提に撮影することで、「フォトウェディング」は挙式披露宴と関係なく記念の写真を残すという点です。

近年は、「挙式披露宴を少人数でして費用が抑えられた分、違う衣装を着てフォトウェディングも行った」、「挙式披露宴は少し先になるためフォトウェディングを先にやりたい」、「想い出に残る写真をしっかりと残したいから、フォトウェディングで時間をかけて撮影した」など、挙式披露宴とあわせてフォトウェディングを考えているカップルもいるようです。

フォトウェディングの平均費用は約27万円

フォトウェディングは年々需要が高まっていて、費用もプラス傾向と言われています。

「フォトウェディング動向調査2023」によると、フォトウェディング・前撮りにかかった費用の平均は約27万円。2021年の同調査結果(費用平均約21万円)と比べると、約6万円も高くなっています。

フォトウェディングの平均費用は約27万円

出典:フォトウェディング動向調査2023(Photorait)

ちなみに、フォトウェディングは洋装と和装で費用が異なり、一般的に、和装のほうが数万~10万前後高くなる傾向に。これらを目安に、フォトウェディングのプラン内容とあわせて予算を検討してみましょう。

フォトウェディングの主な費用の内訳

撮影代 レタッチ代も含むカメラマンに支払う撮影の代金
衣装代 衣装のレンタル料金
ヘアメイク代 当日のヘアメイク料金(着付け代が含まれる場合もあります)
小物代 衣装に使う小物やヘアアレンジに使用するアクセサリーなどの使用料
データ代 納品されるデータの代金
アルバム代 撮影したデータを使ったアルバム作成料金

※フォトスタジオの場合、スタジオ使用料やロケーション時の移動費が別途かかることもあります。

フォトウェディングの流れ&所要時間

フォトウェディングのスケジュールを【前日まで】・【当日】・【当日以降】にわけて、おおまかな流れをまとめてみました。

当日の所要時間は、身支度から撮影完了まで、基本プランで平均約3~4時間程度。場所を移動して撮影をする場合、または、オプションで撮影するカット数・着替えの回数が増える場合は、この時間が変動します。

▼【前日まで】予約・申込&事前打合せ

まずは、フォトウェディングの予約から。事前打ち合わせや衣装の試着などをするほか、当日必要なものを買いそろえる準備などがあります。

① 問い合わせ・予約

気になるフォトウェディングが見つかったら、まずは、問い合わせを。事前に打合せが必要な場合もあるため、結婚式場、あるいは撮影スタジオに見学予約をします。

※事前打合せが不要な場合、WEB上で撮影日の申込までできることもあります。

② 事前打合せ・申込

式場やスタジオにて事前打ち合わせ。撮影場所の見学やプランの説明を受けたのち、内容に不備がなければ申込をします。そして、撮影プラン、撮影日、衣装などを決定し、当日の内容のスケジュール確認などを行います。ほとんどの場合、このタイミングで、内金(申込金や予約金)を支払います。

③ 衣装試着

後日、ドレスの試着を行います。ヘアメイクリハーサルをする場合は、当日着用するドレスが決定した後に行うことがほとんど。撮影当日までに日程を調整して行います。

④ 準備するもの

撮影当日までに、新婦はドレス着用時のインナーやストッキング、和装の場合は肌襦袢や足袋などを、新郎はインナーやシャツ、靴下を準備しておきます。

▼【当日】フォトウェディング本番

フォトウェディング当日。身支度~撮影まで、トータル約3時間。撮影後は、残金の支払いを済ませて完了です。

⑤ 撮影準備

フォトウェディングの所要時間はだいたい3時間程度。式場やスタジオに到着したら、まずは、新婦のヘアメイクから始まります。

ヘアメイク&着替えにかかる時間は、洋装の場合は1時間~1時間半、和装の場合は1時間半~2時間ぐらい。新郎は、ご自身でヘアメイクを整えて、着替えます。

⑥ 撮影本番

場所を移動して、撮影がスタート。式場やスタジオによってさまざまですが、基本プランの撮影時間は約30分~1時間程度。すべての撮影がおわったら衣装を着替え、残金を支払いして完了です。

▼【当日以降】写真データやアルバムの受取り

撮影後、約1ヶ月のうちにデータが納品されるのが一般的。アルバム作成の場合は、もう少しかかります。完成したデータを持って、楽しい想い出を家族や友人にもシェアしましょう!

⑦ データ受取り

写真データの納期は、スタジオ撮影の場合は2~3週間、式場撮影の場合はそれ以上かかる場合も。メールにて、WEB上でダウンロードできる形で届くことが一般的です。アルバムなどの場合は、完成まで1~2ヶ月程度かかることが多いようです。

フォトウェディングのメリットとは?

フォトウェディングを選んだカップルは、どんなところに魅力を感じているのでしょうか。特に多かったメリットを3つ挙げてみました。

リーズナブルな費用で行える

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」(全国値)によると、挙式披露宴の平均費用は327.1万円。挙式披露宴では約60%をご祝儀でまかなうと考えると、フォトウェディングの平均費用(約27万円)と比べてかなりリーズナブルだと分かります。

そのため、挙式披露宴とあわせてフォトウェディングを行う、あるいは、フォトウェディング後に両家で会食をするなど、こうした組み合わせができるのもメリットのひとつです。

より自由度の高い写真が残せる

フォトウェディングは、基本プランだけでリーズナブルに行うこともできますし、こだわりたい部分はオプションを組み合わせて、プランをカスタマイズしやすいのも魅力。

スタジオの場合、スペースの関係上などから、おふたりだけでフォトウェディングを行うところも。親や友人、あるいはペットも同席して一緒の記念写真を撮ることができるところなら、限られた時間でも、よりおふたりらしい写真を残すことができます。

準備すること・モノが少ない

フォトウェディングは、当日までに準備すること・準備するものが少ないのも特徴です。挙式披露宴は、式場との打合せが数回あり、招待ゲストや席次を考える、招待状を発送する、披露宴の引出物を選ぶなどやることがいろいろあり、数ヶ月かけて準備していきます。

フォトウェディングは準備することが少ないため、おふたりの予定が調整できれば、申込から実施まで短期間で挙げられます。

費用に関する失敗談などから学ぶ5つのポイント

フォトウェディングは、リーズナブルな費用で、時間をかけず準備も少ないというメリットもありますが、おふたりが納得できるプランを選ぶ際に注意する点も。フォトウェディングでよくある失敗を回避する方法をご紹介していきます。

安い!と思って申し込んでみたら、基本プランでもらえる写真が数枚だけ…という落とし穴が。やりたいことをオプションでつけていたら予定より費用がかかってしまいました(涙)。

たくさんあるなかからフォトウェディングを上手に選ぶコツは、「フォトウェディングで一番こだわりたい部分がどこまでフォローされているか」ということ。

「写真がたくさんほしい」と思ったら、撮影後にもらえるデータの数が多いプランを選ぶ、「ロケーションにこだわりたい」と思ったら、おふたりが必ず撮りたい場所を押さえているプランを探すなど。

基本プランに何が含まれているかを確認したうえで、こだわりたい点をどこまで叶えられるかというのも選ぶ際のポイントに!

挙式予定がなく、「結婚の記念に」とフォトウェディングを選びましたが、用意されていたのは、少し昔のデザインのドレス1着だけ。できるだけ費用をかけたくないというのもあり、泣く泣くそのドレスを着て写真を撮りました。

結婚式で着るウェディングドレスは花嫁の憧れ。フォトウェディングでも、ドレスを選ぶ時のワクワク感を味わえないのは少し残念ですよね。基本プランを確認して「ドレスなどの衣装は何着から選べるか」というのを確認すると同時に、どんな衣装があるかもあわせて聞いてみましょう。

「ドレス選びにこだわりたい」「より自分に合うドレスを見つけたい」という花嫁さんは、衣装の追加やランクアップを検討してみましょう。

写真を撮るだけだから…と気軽な気持ちで1ヶ月後に予約。いざ撮った写真を見ると、うなじにうっすら産毛が。しかも、二の腕がパンパン。フォトウェディングとはいえしっかりボディ磨きをすればよかった…。

準備期間があまり要らないのがメリットですが、多くのゲストに見られることもないため、つい油断してしまうこともあるようです。写真に残すことを考えたら、やはりボディ磨きはしておいたほうがベター

どうしても気になるときは、撮影後のレタッチ箇所を相談しても。当日のコンディションを整えてくれる美容プランなどのオプションも検討してみましょう。

メイクを派手にしたくなくて「ナチュラルに」とお願いしたら、思いのほか色味のないメイクに。時間もなく、そのまま撮ることになりましたが、案の定、写真映えしない仕上がりに…。

髪型やメイクのイメージを口頭だけで伝えるのは難しいですよね。

SNSなどで見つけた写真を持参していく方も多いと思いますが、写真一枚だと思い通りの仕上がりにならないことも。さまざまな角度から撮った写真、仕上がりイメージに近い写真をいくつか用意するなど、ヘアメイクの写真は複数枚あると失敗も少ないようです。

また、思い切ってコンプレックスや悩みも伝えておくと、それをカバーしたヘアメイクにしてくれるはず。よりこだわりたい方は、本番前にヘアメイクのリハーサルもおすすめです。

海外風の写真に憧れてスタジオで撮影をしたけれど、せっかくだからチャペルでの写真も残したかったと後悔。

最近は、ドラマティックな写真が撮れると、韓国風ウェディングフォトが選べるスタジオ撮影が花嫁に大人気!

また、本格チャペルでの撮影も花嫁の支持が高いため、式場のフォトウェディングを検討している方も多いようです。

スタジオ撮影のロケーションでチャペルが選べるプランがある、または、式場撮影で韓国風フォトにレタッチしてくれるプランを探すことで、この両方が叶います。

憧れが叶う!アニヴェルセルのフォトウェディング

\アニヴェルセルのフォト婚 “4つの魅力”/

♥基本プランが165,000円。平均費用約27万円よりリーズナブルにフォトウェディングが叶う!
♥実際に結婚式を行う本格チャペルで、花嫁に人気のウェディングドレスを着て写真が撮れる!
♥ドラマティックな韓国風フォトなど、5種類から選べる「フォトジェニックレタッチ」を採用!
♥天候に左右されないロケーション!幅広いニーズに応えられるようカスタマイズできるプランも

アニヴェルセルにも、フォトウェディングプランをご用意!洋装の基本プランが165,000円(税込)とリーズナブルな価格で、チャペルや披露宴会場、ガーデンなど、結婚式場ならではのロケーションでの撮影が可能です。

厳選されたフォトスポットから選ぶことができ、各スポットのイメージカットも事前に確認できるため、仕上がりもイメージしやすく、限られた時間でも十分に満足していただけるクオリティを約束します。

ロケーション撮影でありながら、天候に左右されないのも結婚式場で撮影するメリットのひとつ!

「フォトスポットを追加したい」、「洋装と和装どちらも着たい」、「アルバムも作りたい」といった要望にも応えるためオプションも多数。

人気のオプションは、5種類から選べる「フォトジェニックレタッチ」。韓国風のレタッチも対応できるため、トレンド感ある仕上がりも叶います。

01.ビビッド

02.ノスタルジック

03.シック

04.ピュア

05.ビューティ

ウェディングドレスは、人気のデザイン3着を厳選。ベースプランでは、3着から好きなドレス1着をセレクト。事前に3着すべて試着ができ、好きなドレスが選べます。

「いろんなドレスから選びたい」という方はドレスをランクアップ(オプション)すれば、豊富なラインナップからお気に入りの一着を選ぶことも可能です。

アニヴェルセルのフォト婚・洋装&和装【ベースプラン】

洋装プラン¥165,000(税込)
①衣装洋装衣装を3着から選べます(タキシード3着から1着、ウェディングドレス3着から1着)
②衣装小物衣装に使う小物やヘアアレンジに使用するアクセサリーなど
③ブーケ&ブートニアブーケとブートニア(アートフラワー)を貸出
④ヘアメイクメイクアップアーティストが新婦のヘアメイクを担当
⑤フォトスポット数ある撮影エリアの中から選べます(フォトスポットは店舗によって異なります)

※所要時間は、約3時間(新婦ヘアメイク:1時間~1時間半、撮影:30分を含む)

和装プラン¥264,000(税込)
①衣装和装衣装を選べます
②和装小物衣装に使う小物やヘアアレンジに使用するアクセサリーなど
③ブーケブーケ(アートフラワー)を貸出
④ヘアメイクメイクアップアーティストが新婦のヘアメイクを担当
⑤着付け新郎新婦の衣装は着付師が行います
⑥アテンド動きの補助や衣装の着崩れ対応などを着付師がアテンド
⑦フォトスポット数ある撮影エリアの中から選べます(フォトスポットは店舗によって異なります)

※所要時間は、約4時間(新婦ヘアメイク:1時間半~2時間半、撮影:30分を含む)

アニヴェルセルでは、2つのベースプラン(洋装・和装)以外にも、ドレス2着着用で撮影時間も多く確保できる「洋装2着プラン」や、挙式と撮影がセットになった「挙式つきプラン」などもご用意しています。

また、表参道、立川、みなとみらい横浜、ヒルズ横浜(新横浜)、大宮、柏、長野、白壁(名古屋)、江坂(新大阪)、大阪(難波)と、各店舗とっておきのロケーションにあわせたフォトスポットも。詳しくは各店舗にお問い合わせください。

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\結婚式スタイル診断とご相談はLINEで/

※記事内容を最新情報に更新しました(2024.9.30)

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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