花嫁美容のスケジュールを確認。なにをいつまでにしておくべき?

花嫁美容のスケジュールを確認。なにをいつまでにしておくべき?

これから結婚式を迎えるご新婦にとって、花嫁美容は最も気になるポイント。「ウェディングドレスを美しく着こなすためにも、ダイエットや肌ケアをしなくちゃ!」と意気込んでいるご新婦も多いでしょう。一生に一度の結婚式。花嫁になるからには、最高にきれいな姿で臨みたいですよね。

しかし、花嫁美容以外にも結婚式の準備など他にもやらなければならないことはたくさんあります。忙しい日々の中で、花嫁美容に手が回らないという新婦様もいるかもしれません。そこで今回は、花嫁美容をスムーズに進めるためのスケジュールや、やるべき美容について解説します!

目次

結婚式の6ヶ月前にやっておく花嫁美容

結婚式に向けて行う自分磨きのための美容準備を、一般的に花嫁美容といいます。花嫁美容は結婚式の日程が決まったら始める場合がほとんどですが、ダイエットやエステ、ヘアケア、ネイル、まつエクなどさまざまな美容があるため、「何から手を付けて良いか分からない」「間に合わないかもしれない」という不安を抱えるご新婦もいるでしょう。

花嫁美容を進めるうえで大切なポイントは、結婚式の日程から逆算してスケジューリングすることです。ここではまず、結婚式の6ヵ月前にやっておくべき花嫁美容について解説します。

ダイエット

ダイエット

ダイエットは効果が出るまでに時間がかかるので、最も早くとりかかるべき花嫁美容です。目標体重よりも現在の体重が大きく上回っている場合は、半年前からダイエットを始めましょう。ウェディングドレスをより美しく着こなすためにも、多くのご新婦がまずダイエットから始めるようです。

ただし、時間がないからといって結婚式直前に急激にダイエットをすると、肌荒れなどを引き起こす可能性があります。また、絶食や長時間に及ぶ運動など過激なダイエットも体を壊してしまうばかりか、激やせしてウェディングドレスがブカブカになり、美しいドレス姿にはなりません。

ダイエットを行ううえで大切なポイントは、短期間で痩せることだけを目的とするのではなく、健康を維持したまま少しずつ痩せることです。自分に合った減量方法を継続して行いましょう。

脱毛

脱毛

ウェディングドレスのタイプによっては、ふだんは服から出ない部分が露出します。また髪型によってはうなじや背中のムダ毛が見えてしまうので、ウェディングドレスから露出する部分は丁寧に脱毛しておきましょう。カミソリや除毛クリームなどでムダ毛処理をする人もいるかもしれませんが、そり残しや肌荒れのリスクがあるため、きれいに処理するためには脱毛がおすすめです。

ただし、脱毛が完了するまでには、最低でも半年の期間を要します。そのため、結婚式の日程が決まったら、すぐに脱毛のできるエステサロンまたは美容クリニックに予約することをおすすめします。なお、脱毛にもさまざまな方法があり、要する期間や費用もそれぞれ異なるので、サロンやクリニックをいくつか比較検討し、予算やニーズに合った最適な方法を選びましょう。

また、たとえ脱毛が完了していなくても、結婚式場には直前の産毛シェービングがあるので、安心です。

ヘアケア

ヘアケア

結婚式直前までは、安易に髪を切らないようにしましょう。切るのは一瞬ですが、伸ばすのは時間がかかります。髪を切ってしまった後に「やっぱりロングヘアスタイルが良かった…」と思う可能性もあります。そのため、結婚式でしたい髪型が確実に決まっていないうちは、切りたい気持ちを我慢しましょう。

髪を伸ばしている間は、定期的に美容室でトリートメントを行うなどヘアケアも忘れずに行います。髪は、紫外線やカラーリングなどで少なからずダメージを受けています。そのためヘアケアを怠ると、傷んだりまとまらなくなったりして、きれいにヘアセットができなくなります。ヘアケアは花嫁美容の中でも見落としがちなケアなので、毎日欠かさずセルフケアをしましょう。綺麗に伸ばすためには、半年前からケアをしておくのがおすすめです。

結婚式の3〜1ヶ月前にやっておく花嫁美容

結婚式の3ヶ月前になると、衣装選びや結婚指輪の購入、招待状の作成、当日の段取りの確認など、結婚式の準備が目白押しです。結婚式の準備と並行して進めるためにも、花嫁美容のスケジュールは余裕を持たせることが重要です。

ブライダルエステ

ブライダルエステ

ウェディングドレスをよりきれいに着るために行うボディケアを、ブライダルエステといいます。ブライダルエステではフェイシャルをはじめ、デコルテや肩、二の腕などのケアやウエストの引き締めなどを行います。ブライダルエステを始める最適なタイミングは2~3ヶ月前です。

ただし、即効性のあるケアとないケアがあるので、自分に必要なケアのタイミングにあわせて通いましょう。また、サロンによってケアの方法や費用は異なります。自分の悩みに合ったサロンを選びましょう。まずは結婚式場と提携しているエステサロンで、無料カウンセリングや体験エステを受けて効果を確かめるのもおすすめです。

姿勢

姿勢

ウェディングドレスを着たときに姿勢が悪いとスタイルが悪く見えるだけでなく、「自信がない」、「雰囲気が暗い」といったイメージを持たれてしまう可能性があります。また、姿勢の悪さは、腰痛や肩こりなども引き起こすことにもつながります。特に猫背や反り腰の人は注意しましょう。

ウェディングドレス姿をより美しく見せるためにも、2~3ヶ月前からは整体院で姿勢矯正を受けることをおすすめします。姿勢を綺麗に保つためには骨盤矯正やストレッチなども効果的です。

生理日の移動

生理日

結婚式の日と生理を被らせたくない場合は、ピルで生理日をずらすことができます。ピルは生理のタイミングに合わせて服用する必要があるので、結婚式の1~2ヶ月前までには婦人科を受診し、処方してもらいましょう。ただし、生理の周期次第では、結婚式直前の服用でも間に合う場合があります。いずれにしても、ピルの必要性を考え始めたら早めに病院へ行き、相談したほうが安心です。

生理になると、腹痛やむくみ、倦怠感、イライラなど、心身に不調が現れやすくなります。せっかくの晴れ舞台は楽しく過ごしたいですよね。日頃からしっかり生理周期や生理開始日を記録しておき、結婚式に被らないかチェックしておきましょう。

結婚式の直前にやっておく花嫁美容

結婚式直前の花嫁美容は詰め込んだスケジュールになるので、しっかりと計画を立てておきましょう。特に、結婚式1週間前は美容ケアで忙しくなります。持込みグッズなどの直前準備は結婚式の2週間前までには終わらせるように進めておきましょう。

ヘアカット・カラー

ヘアカット・カラー

結婚式のために髪を伸ばしている人は、結婚式直前になったら、適切な長さにカットしましょう。結婚式よりもずっと前にカットすると、髪の毛が想定よりも長くなる可能性があります。また、ヘアカラーの場合は1週間程度で伸びてきた部分の髪色が目立ったり色落ちしたりする可能性があるため、なるべく2~3日前に行うことをおすすめします。

ネイル

ネイル

ネイルで指先を美しく飾ると指輪が美しく引き立つので、結婚式当日は多くのご新婦がネイルをします。ただし、ネイルは種類によって持続性が異なり、マニュキュアははがれやすく、ネイルチップはちょっとした衝撃でとれてしまいます。最もおすすめのネイルは、ジェルネイルです。
ただし、ジェルネイルの場合、根元が伸びると見栄えが悪くなるので、爪がすぐ伸びる人は要注意。結婚式1日~3日前に施術してもらうのが良いでしょう。

まつ毛エクステ・まつ毛パーマ

まつ毛エクステ・まつ毛パーマ

結婚式には、想い出のムービーや両親への花束贈呈、思わぬサプライズなど感動的なシーンがつきもの。そんなときにつけまつげやマスカラなどで目元をカバーしていると、泣いたときに取れてしまったり、目の下が黒くなってパンダ目になってしまいます。そのため、結婚式のときは、泣いても落ちない「まつエク」や「まつパ」がおすすめです。

まつげエクステは2週間くらい持続しますが、エクステをつける接着剤が完全に乾くには約24時間かかるので、結婚式前日の施術は避けましょう。また、施術後はまつげに負担がかかりやすいため、まつげ美容液やコームなどでケアすることもお忘れなく。

他にこんな花嫁美容もおすすめ

これまで挙げた花嫁美容は、一般的によく知られている基本的な花嫁美容です。しかし、人によっては、歯や手、肌など、ピンポイントで気になる部分もあるかと思います。また、エステやメイクなど外側からのアプローチではなく、もっと内側からきれいになりたいという人もいるでしょう。そのような方におすすめの花嫁美容について紹介します。

歯列矯正

歯列矯正

出っ歯、すきっ歯、八重歯など、歯並びの悪さをコンプレックスに感じていると、歯を出して笑うことがためらわれます。たくさんの人に注目される結婚式では、なおさら上手く笑うことができないでしょう。しかし、一生に一度の晴れ舞台なので、笑顔でいたいですよね。そのような人は、歯列矯正で歯並びを直すという手もあります。

歯列矯正というと子どもの頃にやるイメージがありますが、大人でも始められる歯列矯正も増えています。ただし、歯列矯正に要する期間は一般的に、短くて半年、長くて2年ほどです。気になる人は早めに歯医者に相談しましょう。

ホワイトニング

白無垢や純白のウェディングドレスを着ると、意外にも歯の黄ばみが目立ってしまいます。後で写真を見返したときに、黄ばんだ歯が目立っていると、とても残念な気持ちになりますよね。そこでおすすめなのが、歯のホワイトニングです。花嫁美容として行うホワイトニングは、ブライダルホワイトニングといわれており、基本的には約3か月前から行います。

ただし、虫歯や歯周病がある場合はこれらの治療が優先されるため、歯のトラブルを抱えている人は余裕をもって始めましょう。

手のケア

手のケア

結婚式では、指輪交換など、さまざまなシーンで、手元に注目が集まります。そのため指先はきちんとお手入れしておきたいところ。ネイルケアと合わせてハンドケアも一緒に行えば、指や手の血色をより良く見せられるのでおすすめです。仕事などの都合でネイルができない人は、ネイルサロンのハンドケアや、セルフマッサージだけで十分きれいな手になるので、指輪交換も自信を持ってできるでしょう。

美肌治療・スキンケア

美肌治療・スキンケア

肌に悩みがある人の場合は、最低でも半年前からスキンケアに力を入れておきましょう。肌のターンオーバー(肌細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組み)は、約4~6週間のサイクルで起こるといわれているため、スキンケア効果を実感するためには、数ヶ月単位の時間をかける必要があります。

また、夏は紫外線対策、冬は乾燥対策など季節に応じてスキンケアを変えることはもちろん、デコルテや背中など、顔以外の肌も入念にお手入れしておきましょう。自宅でのセルフケアには、手軽なフェイスパックがおすすめです。

美容鍼

美容鍼とは東洋医学の一種で、肌にあるツボ(経穴)を鍼で刺激し、血流促進や皮膚代謝を促す美容法です。効果はその人の肌状態によっても異なりますが、美肌やリフトアップといった美容効果が期待できます。

ただし、顔に針を刺すので、内出血が現れる可能性もあります。そのため結婚式の1週間前以上は期間をあけ、3ヶ月前などに通うことをおすすめします。

シェービング

シェービングとは、カミソリや電動シェーバーを用いて行うムダ毛処理です。脱毛をしていない人や脱毛していても産毛が気になる場合は、結婚式直前にシェービングを受けると良いでしょう。ブライダルシェービングには、カミソリを使う本格シェービングと、電動シェーバーを使うソフトシェービングがあり、ブライダルエステと一緒に受けられる場合があります。

ただし、シェービングは持続期間が長くないので、結婚式の直前に受けることをおすすめします。

サプリ・美容ドリンク

サプリ・美容ドリンク

最近では、体の内側からきれいになる美容ドリンクの摂取が花嫁美容の定番になっています。肌をきれいにするために必要な成分が入ったドリンクやサプリは手軽に始めることができるので、食生活が乱れがちな人にもおすすめです。

ただし、基本的に花嫁向けの美容ドリンクは値段が高めなので、効果をよく確かめたうえで、花嫁美容にかける予算と相談しながら試してみましょう。

花嫁美容は余裕を持って。最高の花嫁姿で当日を迎えよう

花嫁美容は、結婚式で美しい花嫁姿を見せるために行う自分磨きです。ダイエットやエステ、脱毛、姿勢改善などのボディメイクをはじめ、生理日の移動や美容ドリンクなどのコンディション調整までさまざまな方法がありますが、それぞれの花嫁美容には効果が表れるまでに要する期間が異なるので、自分に必要なケアを見極め、予算と折り合いをつけながら段階的に進めていきましょう。

結婚式の主役として自分史上最高にきれいな姿になり、かけがえのない想い出を作ってくださいね。

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この記事を書いた人
ライター 瀬上友里恵

ライター 瀬上友里恵

地方在住のフリーライター。詩人として創作活動も嗜む。2児の母として子育て奮闘中。

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