HRSサービスコンクールで4年連続入賞!アニヴェルセルだからできる「おもてなし」を

HRSサービスコンクールで4年連続入賞!アニヴェルセルだからできる「おもてなし」を

2月17日(木)、東京ビッグサイトで開催された『第16回 HRSサービスコンクール2022』にて、アニヴェルセルから3名が出場し、アニヴェルセル 表参道の川里裕太さんが二度目の銀賞を受賞しました。今回で4年連続の入賞となります。

アニヴェルセルが結婚式のサービスで最も大切にしているのは「笑顔のおもてなし」。これは、自信を持って皆様にお伝えできるアニヴェルセルの強みです。

そして、「HRSサービスコンクール」で求められるのは、世界のVIPにも通用する“プロトコール”(「国際儀礼」または「世界標準公式マナー」の意味)。「笑顔のおもてなし」と「世界基準のおもてなし」で、どんな世代の方にも心地よく、質の高いサービスを提供できる結婚式場でありたいと考えています。HRSサービスコンクールで賞を連続受賞することで、アニヴェルセルが目指す“おもてなし”が世界にも通用すると証明されつつあります。

今回は、銀賞を受賞したアニヴェルセル 表参道の川里裕太さんのインタビューとともに、周囲で見守り、サポートしてきた3名のスタッフに、川里さんのサービスマンとしての素晴らしさも聞いてみました。

HRSサービスコンクールとは?

川里さん

HRSサービスコンクールは、日本のホテル・レストランサービス技能協会が次世代を担うプロのサービスパーソンを対象に、サービス技術・技能を競い合うコンクール。自身の技能向上とサービスへの意識向上を目的に開催しています。

HRSサービスコンクールにアニヴェルセルが出場する理由

川里さん

今回出場サービスススタッフが、HRSサービスコンクールで競う技術(食材のカットやお料理の取り分けなど)を披露する場は、実際の結婚式ではありません。それでも、ウェディング専門式場として、アニヴェルセルが本コンクールに出場するのには理由があります。

“リピート”がない結婚式では、おふたりの一生に一度の一日をより輝かせるため、その場に居合わせたスタッフ全員が、その責任を担っています。こうした考えから、「ウェディング専門式場のアニヴェルセルが世界基準のおもてなしを目指す」という取組みがスタート。このプロジェクトの一環として、2018年から毎年、外部コンクールである「HRSサービスコンクール」に出場してきました。

HRSサービスコンクールで4年連続メダル受賞

川里さん

2015年からサービス・コンシェルジュスタッフを中心に、レストランサービスの国際的なコンクールで優勝経験のあるプロを講師に迎え、「世界基準のおもてなし」について知識と技術の両面から学ぶ場というプロジェクトが始まり、2018年にHRSコンクールに初出場。

2年目の2019年に銀賞、翌2020年には金賞を受賞。さらに2021年と2022年は銀賞と、4年連続で入賞を果たしています。

「ウェディング専門式場が世界基準のおもてなしを目指す」ということを目標にスタートしたプロジェクトも今年で7年目。外部コンクールに出場し、賞を受賞することで、「アニヴェルセルのサービス」を少しずつ周知していただける機会につながり、現場で働くスタッフの自信にもなっています。

表参道店・川里裕太さんが2年連続銀賞を受賞!“アニヴェルセルのおもてなし”に欠かせない存在に

表参道店・川里裕太さんが2年連続銀賞を受賞!

昨年に続き、銀賞を受賞したのは、アニヴェルセル 表参道の川里裕太さん。本コンクールは三度目の出場です。今年も笑顔全開のパフォーマンスを披露し、見事な結果で大会を締めくくりました。そんな川里さんのサービス技術の素晴らしさとは?

同コンクールで準決勝進出のアニヴェルセル みなとみらい横浜/浦 瑞穂さん、コンクールの出場者たちの教育とフォローをしてきた本橋 章太郎さん、アニヴェルセル広報・PR担当/梁原 由寛さんの3名にコメントをもらいました。

勉強会での “インプットとアウトプットの早さ”に驚き

【アニヴェルセル みなとみらい横浜/浦 瑞穂さん】

決勝戦では、動きや全体の流れ、特にお客様役の方との会話が安定していて、見ていて安心感があると思いました。

コンクールに向けた勉強会で感じたことは、“インプットとアウトプットの早さ”です。月一回の勉強会に、一度川里さんがお休みだったことがあったのですが、後日、その日に教わった事を共有したところ、翌月の勉強会では通して形にできていたことが印象的でした。

勉強会では、つい数分前に教わった知識もロープレの会話に交えて話していたり、教わった技術を私たちに噛み砕いて話してくれたり、いつもみんなを引っ張ってくれていました。同じ現場でサービスをしたことがないので、いつかご一緒してみたいです!

堂々とした接客と決勝戦で感じた「ホスピタリティ」

【教育・サポート担当/本橋 章太郎さん】

コンクールでは、出された課題に対し、時間が限られていたにも関わらず、堂々と名立たるホテルのサービスマンと張り合うことができていました。今回の課題は例年と比べ、勉強会で習得できていたものでなかったのにも関わらず、よく対応できたと思っています。決勝戦では御用聞きをするなど、ホスピタリティも感じました。

また、今回初出場の浦 瑞穂さんと楠 貴妃さん(アニヴェルセル 立川)の存在も、彼の成長を大きく手助けになったのだと思います。そして、次も結果を出さねば…というプレッシャーを、出場者全員が感じるようになったことは大きな進歩だと思います。メンバーの本気度が上がっているのを感じます。

川里さんがサービスマンとして素晴らしいところは「柔軟な対応力」と「所作」、そして、「サービスに対する想い」。HRSサービスコンクールに出場を重ねることで、アニヴェルセルが周りから“追うべき企業”として認識されていること、また、その中心に間違いなく川里さんがいることを実感しています。結果と同様、プロセスも光った一年でした。

普段の挨拶の仕方や所作に感動!日頃の積み重ねを実感

【アニヴェルセル広報・PR担当/梁原 由寛さん】

川里さんは初出場で敢闘賞、2回目で銀賞を獲得し着実にステップアップしていました。そして迎えた今年、きっと周りも本人も金賞しか狙っていなかったと思います。前回までは「伸び伸びと勢いのある」様子でしたが、今回はプレッシャーを感じつつも「堂々としている」ように見えました。

結果は惜しくも銀賞。表彰式の間はニコニコと笑顔で振る舞っていましたが、舞台から降りてアニヴェルセルチームが駆け寄った瞬間に、悔しそうな表情を浮かべていたことが印象的です。本人にとっては悔しさが残る結果だったかもしれませんが、アニヴェルセルに川里さんがいることを誇りに思っています。

本人が話していた目標は「サービスパーソンのお手本になること」。私が表参道店の事務所で見かけたのは、朝の出勤時に、立ち止まって、ハキハキと爽やかな挨拶をする川里さんでした。歩きながら挨拶をしない心構え、そしてきれいなお辞儀と所作の美しさ。その一瞬で感動してしまい本人に声を掛けたほどです。本人が目指す「無意識有能」(考えなくても、意識しなくても、できる状態のこと)は、日頃からの積み重ねなのだと感じました。

次こそは金賞を!目指すのは「自分自身がサービスパーソンにとっての夢や目標になること」

本橋さんが挙げていた、川里さんの「柔軟な対応力」と「所作」、そして、「サービスに対する想い」。それは日々の努力の積み重ねで成り立っています。そんな川里さんに、コンクールへの想いを振り返っていただき、これからの目標もうかがいました。

川里さん

HRSコンクール2022を振り返ってみた感想をお聞かせください。

(川里さん)昨年の銀賞という結果から、プレッシャーや不安を感じていました。でも、「自分でできることをやるしかない」と切り替え、少しでも技術が上がるようにと練習に集中しました。本番では想定外のミスもあり、正直、悔しさでいっぱいですが、この結果を真摯に受け止め、さらに経験を積んで、レベルアップをしていきます。

そんななかでも、自分のサービススタイルをやりきることができたのは、とても良かったと思っています。

たとえば、コンクールに向けて、お客様にドリンクや食材の説明で「どんなことを話すか」という“台本”を作っているのですが、今年は、「お客様だったらどんなことが知りたいか」ということを考えて、食事をより美味しく、楽しんでいただけるような内容を盛り込んで台本を作成しました。昨年よりも、よりゲスト視点でコンクールに臨めたと思っています。

HRSコンクール2022に向けた勉強会で印象に残っていることを教えてください。

イメージ

(川里さん)今回初めて挑戦する「鴨のロースト」のデクパージュが非常に難しかったのですが、その分、やりがいも感じました。またひとつできることが増えたのは嬉しくもあり、楽しかったです。

キュウイを華麗にカットするパフォーマンス

それと、ナイフの切れ味の大切さをあらためて知りました。本番2日前にシェフから教わったのですが、正しいナイフの使い方をすることで、見た目…特に、みずみずしさが違うことに気づきました。食べてみても、フレッシュ感が全く違ったので驚きました。

よりよいサービスを提供するための今後の目標は?

(川里さん)今回は“魅せるサービス”を心掛けてコンクールに挑みました。実は、昨年は自分のサービスに自信をもって見せることができなかったのですが、この1年で、「ゲストサービスはパフォーマンスのひとつ」と考え、お客様に見て、楽しんでいただくためのスキルを身につけようと練習してきました。

今後は「自分自身がサービスパーソンにとっての夢や目標になること」を目指し、今回は届かなかった金賞受賞、ソムリエ資格の取得など、日々自身のスキルアップのために努力していきたいです。それが結果として、アニヴェルセルのさらなる成長に繋がると思っています。

お客様にサーブするウェイター

「どんな場面でも、誰が来ても、アニヴェルセルでも世界基準のおもてなしができる」。

ご新郎ご新婦、そしてゲストの皆様にそう感じていただけるよう、川里さんをはじめ、アニヴェルセルスタッフ全員が“笑顔のおもてなし”で、最幸の一日のためにサービスのおもてなし向上に努めていきます。

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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