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結婚するまで気づかなかったふたりのギャップ! 食事、おカネ、家事、最大のギャップは何!?

2018年2月7日

半数以上のカップルが感じているのは○○のギャップ!
回答項目以外のギャップにも、納得の回答が!?

相性ピッタリ、パートナーのことなら何でもわかっている! 互いにそう思って結婚したはずなのに、いざ一緒に暮らし始めてみると、いろいろな面で違和感が。

決して我慢できないような違和感ではありません。傍から見れば取るに足らないようなことですが、ちりも積もれば何とやらで、小さなギャップがいくつも見えてくると、それが元になってフラストレーションを溜め込んでしまうカップルも少なくないのではないでしょうか。

そんな、結婚してはじめて見えてくるギャップには、いったいどんなことがあるか気になりませんか?

東京・表参道や横浜みなとみらいをはじめ、全国14ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルでは、全国の20代~30代の既婚男女618名の方を対象に、「あなたと配偶者では、以下の内容についてどのようなギャップがありましたか。どんな些細なことでも構いませんので、具体的にお書きください。」というアンケート調査を行いました。いまどきカップルの「結婚後のギャップ」についてレポートします。

毎日のことだから目につくギャップも最大値?
食事は味付けもさることながら、マナーの違いも気になる!

アンケートは「あなたと配偶者では、以下の内容についてどのようなギャップがありましたか。どんな些細なことでも構いませんので、具体的にお書きください。」ということで、「食事の嗜好・マナー」、「お金の価値観・使い方」、「家事のルール」、「教育方針」、「イベントがある日の過ごし方」、「その他の内容」の6つの項目についてお答えいただきました。

ところでこの6つの項目、皆さんの回答率の順位はどうだったでしょう。先ずはそのランキングからご覧ください。

1位になったのは「食事の嗜好・マナー」(348/618人)。半数以上の方の回答で、この項目にギャップを感じる方の多さがわかります。2位は「お金の価値観・使い方」(223/618人)、3位「家事のルール」(131/618人)が入り、以下、4位「教育方針」(69/618人)、5位「イベントがある日の過ごし方」(56/618人)と続きました。

それではそれぞれの項目について、どんなギャップがあったのか、具体的な回答をご紹介しましょう。

1.食事の嗜好・マナー(回答数348/618)

▶ 僕は関西出身の薄味派、嫁は関東出身の濃い味派。(男性/32歳)
▶ 行儀がすごく悪くてびっくりした。(女性/27歳)

回答の多数派は、「味付け」と「食事のマナー」。味付けについて濃い味と薄味、赤味噌と白味噌の違いを回答する方が見られた他、「魚嫌い」、「ごはんとパン」、「健康志向」のギャップを回答する方も少なくありませんでした。また、マナー面ではテレビやスマホを操作しながらの食事や、箸の持ち方などの食器の使い方のギャップを挙げる方も多数ありました。以下、食事に関するギャップの回答例をご紹介しましょう。

▶ 好き嫌いが全然違う。(男性/29歳)
▶ つまみでお酒を飲んでから、改めて食事(ごはん)を食べる。という酒飲みの生活スタイルに驚いた。(女性/27歳)
▶ 米粒一粒残らず食べるのがギャップあり(男性/32歳)
▶ スマートフォンを片手に食事するため会話が少ない(女性/25歳)

2.お金の価値観・使い方(回答数223/618)

▶ 日用品に関しては無駄遣いが多く、計画的な支出となっていない。(男性/38歳)
▶ 相手はあれば使うタイプで、私は出来れば貯金をしたいタイプ。(女性/33歳)
3割以上の方がギャップを感じているとの結果が出た「お金の価値観・使い方」。内容を大別すると「浪費家」と「倹約(貯蓄)家」ということになりそうです。

▶ 貯金の度合。(女性/38才)
▶ 家計簿をつけるかつけないか。(男性/37才)
▶ 新しいものをすぐ買いたがる。(男性/23才)
▶ クレジットカードを使いすぎる。(女性/29才)

3.家事のルール(回答数131/618)

▶ 神経質で綺麗好き。(男性/38歳)
▶ 相手がやらな過ぎてびっくりした。(女性/31歳)
「家事のルール」も2割以上の方がギャップを感じています。共働きが普通になった昨今では男性の家事参加も当たり前という意識が広がっているからでしょうか、女性から男性に対する注文が目立っていました。

▶ 掃除をする頻度。(男性/38才)
▶ 洗濯物の干し方。(女性/30才)
▶ 家事は女がやるものだと決めつけられていた。(女性/26才)
▶ 手を抜くところと、手を入れるところの違い。(女性/24才)

4.教育方針(回答数69/618)

▶ 配偶者は私立小も検討しているが自分は公立で良いと思う。(男性/36才)
▶ 夫は教育は投資ととらえお金をかけたがるが、私はお金かけずに手間かけてとブレーキをかけることが多い。(女性/33才)
「教育方針」のギャップの大半は、「お受験」という言葉に代弁される高学歴志向の有無ということになるでしょうか。過度な期待をかけられるお子さまのことも考えて、じっくりと教育方針を定めていくことが肝心なのかもしれません。

▶ 習い事はたくさんさせたいらしい。(女性/25才)
▶ 子供の仕事は遊び!な考えの旦那さん。小さい頃からきちんとした教育を受けさせたい私。(女性/33才)
▶ 配偶者は子供をできるだけ良い学校に行かせたいと考えている。自分は、それほど高学歴であることを望んでいない。(男性/38才)
▶ 厳しく育てるか否か。(男性/32才)

5.イベントがある日の過ごし方(回答数56/618)

▶ 自分は外に出たいが、嫁は家でいろいろやりたがる。(男性/34才)
▶ 私は念入りに計画を立てるが相手は行き当たりばったり。(女性/36才
1割弱という回答率だった「イベントがある日の過ごし方」。一方がイベント好きで、お相手はイベントが苦手という場合にギャップが生まれてしまうようです。

▶ 自分:イベントを楽しむことが苦手なのであまり外出したくない。配偶者:季節毎のイベントに参加して思い出を作りたい。(男性/30才)
▶ 相手はイベントに疎く、私はイベントを楽しみたくても参加もできない。(女性/29才)
▶ サプライズ好きな私と特になにもしてくれない相手。(女性/31才)

6.その他の内容(回答数17/618)

最後に、「その他の内容」に寄せられた回答をご紹介します。ごく少数の回答ですが、思わず頷いてしまうような回答が見受けられました。

▶ ご飯の前にお風呂に入るか入らないか。(男性/32才)
▶ 世間のニュースを知らないのが困る。(女性/30才)
▶ 清潔、不潔の基準に差がある。(女性/30才)
▶ 配偶者は簡単にタクシーを使おうとする。自分は、やむにやまれぬ事情以外ではタクシーを利用したくない。(男性/38才)
▶ 自分は夜型の生活だけど夫は朝型の生活習慣だった。(女性/39才)

ふたりにギャップがあることで、夫婦の世界は大きく広がる。

愛し合ってゴールインしたといっても、それまで別々に育ってきたふたりが一緒に暮らし始めれば、そこにはいろいろと生活習慣の違いが見えてくるのは当たり前だといえるでしょう。そんなギャップを許せるか許せないか。でも、視点を変えてみれば、ギャップはそれまで自分にはなかった価値観や考え方に気付かされる一因になるともいえないでしょうか。

「幸せは、祝福されると記念日になる」。

そう考えれば、おふたりにギャップがあることは、むしろふたりの世界を広げてくれる幸福の種ともいえるかもしれません。互いのギャップを頭ごなしに否定するのではなくて、それを一旦認めて、ご夫婦の未来、家族のこれからを想像してみるのも大切な時間だと思います。一度、笑い話の中でお互いのギャップについて話し合われてみてはいかがでしょう。そんな一日が、ご夫婦の絆をより強くしていくのではないでしょうか。どうかその日を大切に。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国23歳~39歳 男女1,236名
調査期間:2017年4月4日~4月5日

■アニヴェルセル 会社概要
会社名:アニヴェルセル株式会社
設立 :1986年6月19日
所在地:東京都港区北青山3-5-30
事業内容:結婚式場および披露宴会場の運営、記念日を軸とした商品の販売並びにサービスの提供
ホームページ:https://www.anniversaire.co.jp

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