主に婚礼当日のブーケや会場内の装花、ガーデンの装飾などを担当。事前にお打合せを重ねて、ご列席者数や式のテーマと演出、おふたりのことをヒアリングし、イメージを固めていく。ご要望に応じて、ヘッドアクセサリーを担当することも。
式を彩るお花は、新郎新婦様のご希望やイメージを大切にしつつ、そのご想像をさらに上回るコーディネートで空間を表現することにこだわっています。
イメージをしっかり持たれているお客様は、最初のお打合せに参考のお写真を持ってきてくださることもあります。しかし初めての結婚式で、フラワーコーディネートをイメージするのが難しいとおっしゃる新郎新婦様がほとんどです。
その場合、まず挙式のテーマや衣装、お色味の好みなどを伺い、イメージをすり合わせていきます。たとえば、新婦様の好きなお色味がピンクだったとしても、人によって色彩感覚は異なりますよね。なので、いろいろなピンク色のお花の写真などをお見せし、新婦様のイメージと相違がないように細かく確認します。
そういった情報をもとに、プロのフローリストとして培ってきた経験を活かし、おふたりらしい世界観を加えたフラワーコーディネートをご提案することが私の大事な役目です。
また、たとえお客様からの難しいご要望でも、お断りはなるべくしたくないので、イメージに近づけるように試行錯誤することもあります。
なかでも想い出深いのは、「ハワイ」のイメージをご希望された新郎新婦様の結婚式です。実際の砂を使ったり、紙で作ったウミガメを会場のアレンジに入れこんだり、お花だけでは難しい表現にもチャレンジし、おふたりがイメージされる世界観を演出しました。
新郎新婦様にもとても気に入っていただき、披露宴の演目にお花の説明をする時間まで入れてくださりました。お客様が思い描く世界観を実現することができ、フローリストとしてのやりがいをあらためて感じました。
一人ひとりのお客様のために、スタッフ全員が一丸となって取り組む「チームワークのよさ」が魅力です。
プロデューサーさんを中心に部署の垣根を超えてコミュニケーションをすることが多々あります。内容はさまざまですが、共通しているのは、いずれも「新郎新婦様に喜んでもらうため」の共有事項や相談事ということ。
おふたりに喜んでいただくことが、共通認識として根づいているからこそ、チームで「質の高い結婚式」を実現することにこだわる人が多いのだと思います。私がアニヴェルセルで結婚式をするならば、全部お任せにしたいほどです(笑)。
なかでも、尊敬しているのはプロデューサーの皆さんです。アニヴェルセルのプロデューサーのすごいところは、新郎新婦様のどんなご要望も、まずは受け入れて、なるべく実現に向かおうとすること。そのためにほかのセクションのスタッフを巻きこんで、多くの新郎新婦様のご希望を叶えています。
周りに志が高いスタッフが多いので、刺激をたくさん受けますし、仕事に対する姿勢や言動など、非常に勉強になります。私もフローリストとして、皆さんに必要とされる存在でありたいと思わせてくれます。
両親や日ごろお世話になっている方々に「感謝の気持ち」を直接伝えることができる、またとない素晴らしい場だと思います。
また、別々の環境で育ったおふたりが結ばれることだけでなく、そのおふたりが生まれてからお世話になった人が一堂に集まることも含めて、すべてに奇跡が感じられる素敵な空間ですよね。
おふたりの人生において、もっとも大きなイベントといっても過言ではありません。同じ時間は二度と訪れないので、やり直しがききませんし、だからこそ、フローリストとしての責任の重みとやりがいをとても感じています。
結婚式後に新郎新婦様から「黒田さんに頼めてよかった」とお手紙をいただけたときは、「おふたりの大切な場に関われたんだ……」とあらためて実感が湧きます。その喜びを糧に、これからも、フローリストとして、おふたりの想いやイメージをかたちにしていきたいです。
表参道の大通りに堂々と建つ「愛と感動の記念日の館」
23区外エリア、人気No.1。気取らずに心温まるパーティを
みなとみらいの中心で、新しい家族の船出を祝う
丘の上に立つチャペルで、心からリラックスできる一日を
噴水広場が自慢。祝福にあふれるイタリアの街
大切な人とほっとできる。笑顔あふれる迎賓館
「花嫁の声」を集めて作られた、温もりあふれる会場
閑静な街に佇む、白亜の大聖堂
隠れ家のような邸宅で、ゲストとの親密な時間を
「ふたりらしい」より「みんならしい」。いつもの笑顔があふれる日