彼（彼女）が欲しい、結婚したいと思う（思った）理由は何でしょう？
また、そう思う（思った）ときは、季節やタイミングで偏りがあるものでしょうか？

結婚したい男女は注目！　お相手がその気になる瞬間は？

そろそろ結婚しても…なんて考えているあなた。相手の気持ちが今、どんな様子なのかを窺いつつ、言い出すか、言い出すまいか迷っていたりしませんか？

男女が「今すぐ結婚したい！」と思うタイミングっていつなのでしょう。
実は、男性と女性ではそのタイミングや理由が大きく違うのをご存じでしたか？

自分が「結婚したい」と感じたシチュエーションで、隣にいる相手も「きっと同じ気持ちだろう」と思いがちですが…実は違っているかもしれません。
近年、男性と女性の「脳」の構造や使われ方が大きく異なることがわかってきましたが、ここでは結婚観に対する男女の違いについて浮き彫りにしていきたいと思います。

全国14か所に結婚式場を展開するアニヴェルセルが、首都圏・関西に在住の20歳～36歳の男女1,374名に聞いたアンケート調査を行いました。

はじめにお聞きしたのは、

彼（彼女）が欲しい、結婚したいと思う（思った）主な理由は何ですか。

まずは、女性のランキングから。

頭ひとつリードして1位に輝いたのは「子供が欲しいから」という理由でした。
甥っ子や姪っ子を見たり、友人の仲睦まじい家庭を見ると、思わず「私も…」と、結婚したい気持ちが高まりますよね。

他にも、周囲の友人が次々と結婚していき、家庭や子供を持ってないのは自分だけ？　という状況を自覚したとき、結婚したい気持ちへと急激に追い込まれることがあるかもしれません。

一方、男性のランキングは…というと、

まさか!?の「寂しがり屋さん」が結婚したい理由のダントツ1位でした。それを考慮すると、2位の「家族・家庭を持ちたいから」も、寂しさの延長線上と思えなくもありません。平成の日本男児は、なんと軟弱な！

昭和の時代にアンケートを取っていたら、このランキングは全く違った結果になっていたかもしれません。

「今すぐ結婚したい！」と思う女性の方は、お相手の男性を「寂しい気持ち」にしちゃいましょう。例えば、いつも最優先していた彼を、２～３番目の優先度にするとか…？

結婚したい男性は、お相手の女性が「子供欲しい～！」と思う瞬間をいっぱい作って行きましょう！
子供がキラキラ輝いて見えるシチュエーションがいいですね。公園の水場ではしゃぐ子供が眺められるベンチに腰掛けて…なんていかがでしょうか？

さて、アンケートではもう１問お聞きしています。

彼（彼女）が欲しい、結婚したいと思う（思った）季節やタイミングを教えてください。

さっそく、ベスト５を見てみると、

おっと、予想通りの「クリスマス」が1位にランクイン。なんと約半数の方がクリスマス前後と答えています。

やはりクリスマス前後に独り身だったりすると「寂しい」気分になりますよね。
北風が冷たくて、寒～い外ですが、イルミネーションで街は彩られ、澄んだ空気の夜空に幻想的な雰囲気、こんな素敵な季節ですから大切な人と、いつまでも一緒にいたいと思う気持ちは、どんな季節よりも高まるのは当然なことでしょう。

6位以降の回答も見ていきましょう。

「誕生日」 「記念日」 「交際をスタートした記念日」 「６月」

といったキーワードが多く見られます。
「６月」はジューンブライドでしょうか？　「記念日」というのは結婚願望が高まるきっかけになりそうですね。

その他には、

「独り暮らしで体調を崩したとき」 「自分の誕生日を迎え歳を一歳取ったとき」
「親の大きな病気が発覚したとき」 「ふとひとりの時間を感じた時」

ちょっと、ネガティブな回答ではありますが、人生に不安を感じたり心が塞いだときだからこそ、頼れる人が身近にいてほしいものです。

ユニークな回答では、

「将来何かあったときのため」…女性・33歳
「どうせ生まれたからには、結婚・出産などを経験したいから」…女性・20歳
「卵子の質と数が減っていると聞いたとき」…女性・31歳
「何か面白いことを見つけたとき」…男性・34歳
「生活に変化がないとき」…女性・36歳

などなど、結婚したいと思う理由やタイミングは人それぞれですが、大きな傾向はつかむことができたのではないでしょうか。

以上、アニヴェルセルによる結婚意識調査2014年春「彼（彼女）が欲しい、結婚したいと思う（思った）主な理由は何ですか」、「彼（彼女）が欲しい、結婚したいと思う（思った）季節やタイミングを教えてください」についての調査結果でした。

「幸せは、祝福されると記念日になる。」

「結婚」を考えはじめる理由も、そのタイミングも、人それぞれです。
あなたがこのコラムを目にしたのも、ひとつの「タイミング」だったかもしれません！　今回のアンケート結果が、おふたりの「結婚」に対する考えを確かめ合い、前進させるきっかけになれば幸いです。