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結婚相手に求める年収、男性と女性ではこんなに違う!

2015年7月14日

結婚だって先立つモノは大事!?
4人に1人が相手に求める年収額は?

景気回復の後押しで、夏のボーナスはここ3年連続で増加が予測されているそうです。

ボーナスの支給額に一喜一憂されている方も多いこの時期、幸せの価値はおカネがすべてじゃない! とはいっても、やはりおカネはないよりあった方がいいですよね。そして、ひとつ屋根の下に暮らす結婚生活は、ある意味で「財布の中身」を互いに知り合うことだともいえます。

結婚する前からお相手の経済事情を根掘り葉掘り聞き出すのはいかがなものかと思いますが、でも、少しも気にならないといえば嘘になる。聞いたところで、収入額が変わるわけでもありませんが…。

気になるということは、つまりお相手の年収が結婚を決意する材料になるということに他なりません。実際に、結婚を決意する、あるいは思いとどまるお相手の年収の目安とは、どれくらいの金額なのでしょうか?

東京・表参道や横浜みなとみらいをはじめ、全国14ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルが、首都圏・関西に在住の20歳~36歳の男女1400名に聞いたアンケートによると、「あなたが、結婚相手に求める年収はおいくらくらいですか。以下の中から最も近い金額をお選びください。」(有効回答数1397件)の質問に対し、次のような結果が得られました。一般の方々の意識調査で判った「結婚相手の年収」についてレポートします。

世代別の平均年収の範囲内が「相場」?4人に1人は「収入は関係ない」と回答

それでは早速、男女総合のアンケート結果をご覧ください。


ほぼ3人に1人の方が、「300万円以上」という回答です。3位の「好きになったら収入は関係ない」と合わせれば、全体の約6割の人が「300万円以上ならOK」と考えていることになります。

国税庁の統計調査(平成25年版)によると、20代前半の平均年収は246万円、20代後半では339万円、同じく30代前半は384万円、30代後半は425万円ということです。

これをアンケート結果に照らしあわせてみると、大半の方が一般的な平均年収程度の収入があれば結婚相手として問題なし、と思っていることになります。「700万円以上」と回答された約1割の方は、ちょっと高望み?ということになるでしょうか。

一方で、1,000万円~1,500万円以上の「高額所得者」でなければダメ! という人は合計しても4.2%。少数派ではありますが、こちらはなかなかきびしい条件ですね。この割合を多いと見るか、少ないと見るか…それは皆さんのご判断におまかせしたいと思います。

ところで、ここに挙げた数字は「男女総合」の場合です。これを、男女別、年代別に見ると、また違った結果が見えてきます。それでは最初に、男性が女性に求める年収を見てみましょう。

お相手の年収は二の次! 男性はおカネよりも愛情重視?


この結果からひと目でわかるのは、男女総合では3位だった「好きになったら収入は関係ない」が50%の得票率で堂々の1位にランクインしていること。「300万円以上」と合わせれば、実に85%近くになります。

参考までに、男性の年代別に見た回答率もご覧ください。


いずれも順位は男性総合と変動なく、30代男性では「700万円以上」~「1,000万円以上」の合計で僅か1%。1,500万円以上と回答した方は「0」でした。この結果からも、男性はお相手の年収を結婚の条件として重要と考えていないことがよくわかりますね。

女性にとってお相手の年収は、男性以上にシビア!?

次に、女性の場合を見てみましょう。


1位になったのは「500万円以上」!

500万円という金額は、先に挙げた20代~30代の平均年収を大きく上回る額です。さらに、「収入は関係ない」の回答が15%なのに対し、「700万円以上」~「1,500万円以上」の合計は18.7%とこれを上回っています。

年代別のランキングも見てみましょう。


20代女性ではランキングの順位も得票率もほとんど変動がないのに対し、30代女性では「収入は関係ない」が3位から4位にランクダウン。逆に、1位の「500万円以上」が40%の大台を突破していることがわかります。

単純な見方をすれば、女性は年齢を経るにしたがって、結婚相手の収入にシビアになるといえるかもしれません。

「収入は関係ない」と考えるのは、結婚に対する男性の「決意表明」!?

以上、アニヴェルセルによる結婚意識調査2015「あなたが、結婚相手に求める年収はおいくらくらいですか。以下の中から最も近い金額をお選びください。」についての調査結果でした。

結婚相手に求める年収に、男性と女性では大きな違いがあることが浮き彫りになった今回のアンケート。この結果について、皆さんはどう思われますか?

男女雇用機会均等法の施行により男女間の雇用格差は改善されつつありますが、男女間の賃金格差はまだ歴然として存在するのが日本の実情です。結婚を前提として考えたとき、女性の立場からすれば、やはりどうしても、結婚後の家計の比重を男性の収入を中心に考えざるを得ないのかもしれません。

男性が「収入は関係ない」というのも、実は結婚に対する裏返しの「決意表明」なのかもしれませんね。

東京・表参道や横浜・みなとみらいをはじめ、全国14ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルは、社名のアニヴェルセルがフランス語で記念日という意味から、「幸せは、祝福されると記念日になる」をブランドメッセージとして掲げています。

「幸せは、祝福されると記念日になる。」

結婚相手に「収入は関係ない」と言い切る男性も、平均年収より高い収入を望む女性も、それは結婚後の生活を、心の中で目標として定めていることの証といえるのではないでしょうか。自分が定めた目標に、ふたりして一歩ずつ向かって行く。それが結婚ということなのかもしれません。おふたりで目標を定めた日。どうか、その日を大切に。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:首都圏・関西の20歳~36歳男女 1,400名(有効回答1,397名)
調査期間:2015年3月14日~24日

■アニヴェルセル 会社概要
会社名:アニヴェルセル株式会社
設立 :1986年6月19日
所在地:東京都港区北青山3-5-30
事業内容:結婚式場および披露宴会場の運営、記念日を軸とした商品の販売並びにサービスの提供
ホームページ:https://www.anniversaire.co.jp

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