
結婚式の新郎衣装【タキシード】の人気色は?実際に着たランキングも紹介!
結婚式で新郎が着る衣装といえば、タキシード。実は、白、黒、グレー、シャンパンゴールド、シルバー、ネイビー、ブラウン…と、色のバリエーションが豊富にあり、どの色を選べば良いのか迷ってしまう人も少なくありません。
そこで、結婚式のタキシードで選ばれている色をランキングでご紹介!おすすめの色や人気色のポイント、小物とのあわせ方や失敗しない選び方などをチェックして、自分に似合う一着を見つけていきましょう!
- 目次
-
- 結婚式(挙式披露宴)で着たタキシードの色は?
- 印象で選ぶ!結婚式のタキシードにおすすめの色
- タキシードの色①王道の「白」
- タキシードの色②格式高い「黒」
- タキシードの色③ニュートラルな「グレー」
- タキシードの色④スタイリッシュな「ネイビー」
- タキシードの色⑤華やかな「シルバー/ゴールド」
- タキシードの色⑥落ち着いた「ブラウン/ベージュ」
- タキシードの色⑦個性的な「ワインレッド/カーキ」
- 結婚式の新郎衣装【タキシード】の基本とは?
- タキシードは男性のフォーマルウェアのひとつ
- タキシードとスーツとの違いとは?
- タキシードの選び方のポイントは?
- タキシードはジャストサイズを選ぶこと
- 新婦のウェディングドレスにあわせて選ぶ
- 日中や夜など、挙式の時間帯にあわせる
- お色直しは新婦のカラードレスとリンクさせる
- タキシードとあわせる小物にもこだわる!
- 靴
- シャツ
- ネクタイ・蝶ネクタイ
- チーフ
- 靴下・カフス・サスペンダー
- ウェディングドレスと一緒にタキシード選びを楽しんで
結婚式(挙式披露宴)で着たタキシードの色は?
まずは、アニヴェルセルが行った【新郎衣装】に関するアンケートの結果を紹介します。
「結婚式当日、衣装はいくつ着ましたか?(着る予定も含む)」という問いに対して、47.5%の人が【1着】と答えました。
さらに1着を選んだ人に、「どのようなタイプの衣装を選びましたか?」という質問には、98.2%の人が【タキシード】と答えています。
また、「結婚式で着た(または、これから着る予定の)タキシードの色を教えてください」という問いには、【白】と答えた人が最も多く46.6%、次いで【グレー】が23.7%、【シルバー】が20.3%という結果に。
ちなみに、タキシードの色は、グレー、シルバー、ネイビー、黒、ブラウン、ベージュ(シャンパンゴールド)、ワインレッドのほか、【その他】で挙がっていたのは、水色、ブルー、カーキなどでした。
……まとめ……
アニヴェルセル調査では、新郎に人気の衣装は断然【タキシード】であり、さらに約半分の新郎が【白】を選んでいることが分かりました。
印象で選ぶ!結婚式のタキシードにおすすめの色
あたたかい、明るい、爽やか、かっこいい…など、色から受ける印象はさまざま。礼服であるタキシードも、同じデザインでも色が違うだけで印象はガラリと変わります。
そこで、結婚式という雰囲気にぴったりのタキシードの色を6つ紹介します。スタンダードな色からカジュアルな色まで、自分のイメージする結婚式の雰囲気にマッチする色を見つけてみませんか?
タキシードの色①王道の「白」
白は、結婚式の定番カラー。純白のウェディングドレスを着た新婦をエスコートするのにも最適な色です。白は清楚な印象があるので、教会をはじめ、ガーデンウェディングやリゾートウェディングなどにもよく映えるでしょう。
ジャケットからベスト、ネクタイまですべて白でまとめた、オールホワイトコーデはハレの日である結婚式にふさわしく、特別感もたっぷり。
真っ白に抵抗がある人は、襟やジャケット、ネクタイに色があるものを選んだり、パンツの色を変えたりすることで、自然に着こなせるでしょう。
タキシードの色②格式高い「黒」
黒は、礼服の定番色。年齢や体型を問わず誰にでも似合い、さらに着こなしやすい色のためどんなシチュエーションにもあいます。結婚式でも外さない色と言えるでしょう。
黒は特にフォーマルな印象が強いため、格式の高いホテルウェディングや、落ち着いた雰囲気のクラシカルな式場にマッチします。
タキシードから小物まですべて黒にすることで重々しい印象を感じる場合は、ベストなどの小物に色味を加えたりネクタイを蝶ネクタイにしたりすると、かしこまり過ぎた印象を少しカジュアルにすることができます。
タキシードの色③ニュートラルな「グレー」
白や黒のかっちりとした印象を程よくやわらげてくれる、ニュートラルなカラーのグレー。会場や結婚式スタイル問わずマッチする色のため、とても重宝されています。
ニュートラルでいて、色味によっては上品に、また、クールにも着こなすこともできるため、新郎衣装として、白に次いで人気のカラーです。
ライトグレーならナチュラルに着こなせ、濃いグレーは程よい抜け感もあり、シックな装いに仕上がるので、30代~40代の新郎なら渋みのある魅力的な雰囲気になるでしょう。
タキシードの色④スタイリッシュな「ネイビー」
ネイビーは固い印象になりすぎず、おしゃれさも感じさせる色です。ビジネススーツにもよく用いられるので、気軽に着こなせるでしょう。上品な印象もカジュアルな印象も与えられるため、どんなシーンにもよく合います。
品があり落ち着いた雰囲気にしたいなら濃紺、個性的でカジュアルな雰囲気にしたいなら明るめのネイビーを、スタイリッシュで華やかな雰囲気にしたいなら光沢感をプラスするなど、色合いによってイメージを変えられるのもネイビーの魅力。
また、ネイビーは海をイメージさせる色でもあるので、夏の結婚式にもぴったりです。
タキシードの色⑤華やかな「シルバー/ゴールド」
光沢のあるシルバーやシャンパンゴールドのタキシードは、きらびやかで高級感たっぷり。ボリュームのあるドレスを着ている新婦と並んでも見劣りしない、ゴージャスなツーショットになります。
よりおしゃれに着こなすポイントは、同系色でまとめること。ベストやネクタイをジャケットやパンツの色味にあわせつつ、濃淡を変えると、強弱がついて素敵にまとまります。
シルバーやシャンパンゴールドは普段着で取り入れる機会がないという方にとっては、結婚式という特別な日にぴったりの色です。
タキシードの色⑥落ち着いた「ブラウン/ベージュ」
ブラウンやベージュは、白や黒よりもかしこまりすぎない、カジュアルな印象を与えます。光沢の少ないマットな生地のタキシードにするとナチュラルな仕上がりになるので、きらびやかな衣装が苦手な人におすすめ。
白や黒と比べるとインフォーマルな印象を与えるので、格式が高いホテルウェディングなどよりも、ゲストとの距離が近いアットホームな人前式や、お色直し後に向いています。
「華やかな衣裳は自分に似合わない」「かしこまりすぎた式にしたくない」という新郎は、ブラウンやベージュのタキシードを選んでみてはいかがですか?
タキシードの色⑦個性的な「ワインレッド/カーキ」
ワインレッドやカーキは、穏やかな大人っぽさが感じられる色。落ち着きのある暖色なので、秋や冬の結婚式にもおすすめのカラー。
濃い暖色のブラウンやカーキなら、人とかぶりにくく個性的なスタイルに。また、光沢のある素材なら、華やかさがプラスされます。色合いや光沢の有無で雰囲気が変わるので、落ち着いたトーンであればチャレンジしやすいはず。
結婚式の新郎衣装【タキシード】の基本とは?
タキシードは、結婚式で新郎が着る衣装として定着していますが、これは日本独自の習慣です。
ここからは、日本の結婚式におけるタキシードの位置づけやスーツとの違いについて解説。正しい基礎知識を知れば、タキシードを選ぶときの観点も変わるはず。これからタキシードを選ぶ予定のある新郎は、ぜひ頭の片隅に置いてみてください。
タキシードは男性のフォーマルウェアのひとつ
タキシードは男性のフォーマルウェアで、「ブラック・タイ」とも呼ばれています。タキシードという呼び方は日本独自であり、もともとは冠婚葬祭などフォーマルなイベントの際に着用する礼服のひとつでした。
今では結婚式をはじめ、晩餐会、クルージング、ディナーなど、格式の高いシーンにおける正礼装として用いられることが多いようです。
タキシードとスーツとの違いとは?
スーツは、ランクが高い正礼装のモーニングコートの裾を短くしたもの。現在では一般的に「略礼装」とみなされており、結婚式ではゲストに適している衣装です。
タキシードは夜の礼装であり、スーツとは生地や着用のルールが異なります。タキシードには蝶ネクタイをあわせるのが基本ですが、スーツには結び下げのレギュラータイが一般的。
また、タキシードはフォーマルな場面で着ることがマナーですが、スーツはインフォーマルな場面でも着用できる用途の広い服として分類されています。
タキシードの選び方のポイントは?
タキシードを選ぶ際のポイントは色だけではありません。サイズや新婦とのバランス感などを考慮したり、時間帯に適したものを選んだりすることも、タキシードを上手に着こなすためには重要なポイントです。
色以外に気を付けたいタキシードの選び方のポイントを知り、より素敵に披露しましょう。
タキシードはジャストサイズを選ぶこと

タキシード選びにおいて最も重要なポイントは、自分の体にあったサイズを選ぶこと。サイズがあっていないと、色や形が自分に似合っていても着こなしに違和感が生じ、せっかくのタキシード姿が台無しになってしまいます。
タキシードを選ぶときは必ず試着して、自分の体型にあったものを選びましょう。特にしっかりと確認しておきたい部位は、身幅・肩幅・太ももの幅・袖丈です。背の高い人はフロックコートなど着丈の長いデザイン、背の低い人は丈が短めのデザインがおすすめ。
新婦のウェディングドレスにあわせて選ぶ
タキシードを選ぶときは、新婦と並んだときのバランス感も考慮しましょう。結婚式では、挙式・披露宴共ともに新郎新婦がペアで動くことが多く、おふたりの衣装バランスが整っていないと、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
おふたりの衣装バランスが良いと、センスもより良く見えます。新婦がクラシカルなドレスなら、タキシードも王道のものをあわせると統一感が出るでしょう。
ガーデンウェディングやレストランウェディングなどカジュアルな結婚式で新婦のドレスもカジュアルなものなら、裾が短めのカラータキシードなどをあわせれば雰囲気によくマッチします。
日中や夜など、挙式の時間帯にあわせる
男性の礼装はもともと時間帯別に種類が分かれており、昼の正礼服はモーニングコートもしくはフロックコート、夜の正礼服はタキシードや燕尾服です。
現在、日本の結婚式においては昼夜を問わず着られていますが、挙式の時間帯が昼か夜かによって選ぶのも良いでしょう。
また、時間帯別の雰囲気にあわせて色を変えるのも良いでしょう。日中は明るいため、黒を選ぶと存在感が出ます。白や淡い色の場合は、周囲の明るさに同化するため、柔らかい印象になります。
お色直しは新婦のカラードレスとリンクさせる
新婦が披露宴でお色直しをするなら、新郎もそれにあわせてタキシードを変えたりアレンジを加えたりすると、バランスが整います。
新婦がお色直しをする場合、カラードレスにチェンジすることが多いので、タキシードもそれにあった色味のものにチェンジすると良いでしょう。
その際は一式着替えなくても、ドレスにあわせてネクタイやベストの色を変えたり、ポケットチーフなどの小物を加えたりして少しアレンジするだけでも、印象が変わります。
タキシードとあわせる小物にもこだわる!
タキシードを選ぶ際は、結婚式というかしこまった場面にあわせて無難な色や形に落ち着いてしまいがちです。しかし、せっかくの晴れ舞台ですから、もっとおしゃれに着こなしたいという人もいるでしょう。
そのような場合は、小物使いに工夫を凝らしてみるのがおすすめ。ベストやネクタイ、ポケットチーフなどの色やデザインを変えてみるだけでも、印象がガラッと変わります。
靴

タキシードなどの正装にあわせる靴は、紐付きのエナメル靴や足の甲にリボンがついたオペラパンプスが一般的です。
エナメル靴はツヤツヤと輝いているので、きらびやかな足元になり結婚式という特別な日にぴったり。一方、紐がなく履き口の浅いオペラパンプスは格式が高く、パンツのシルエットもきれいに見えるという魅力があります。
いずれも選ぶ際のポイントは、タキシードの色とあわせること。オールホワイトコーデのタキシードに黒の靴をあわせると、足元ばかりが重々しく目立ってしまいます。タキシードを試着するときは、靴も試着して全身のカラーバランスを確認しましょう。
シャツ

タキシードにあわせる基本のシャツは「ウイングカラーシャツ」という、フォーマル用のドレスシャツです。このシャツは、襟の先端を鳥の羽(ウイング)のように小さく折り返したもので、礼装用のシャツのなかでも格式が高く、結婚式でもよく用いられています。
また、袖は長いカフス部分が折り返されているダブルカフスがおすすめ。ボタンで留めるシングルカフスよりも装飾性が高く、手元をオシャレに彩ることができます。
ネクタイ・蝶ネクタイ

一般的にタキシードに着けるネクタイは、オーソドックスな結び下げのレギュラータイか蝶ネクタイのどちらかです。ただし、ウイングカラーのドレスシャツの場合は蝶ネクタイが基本。黒のタキシードには黒の蝶ネクタイをあわせるのが、もっともフォーマルな装いです。
タイは基本的にタキシードに付属している小物なので、そのまま身に着けても問題ありません。しかし色使いで印象が変わるので、自分で用意しても良いでしょう。シンプルなデザインのレギュラータイはフォーマルに、蝶ネクタイならカジュアルな印象になります。
チーフ

ポケットチーフは、ジャケットの胸ポケットに挿して胸元を飾るアイテムです。結婚式では白かシルバーグレーが基本色。黒やアニマル柄はふさわしくありません。
ネクタイやシャツに色をあわせるのが王道のコーディネートですが、お色直しや二次会などではカラフルなチーフにして雰囲気を変えたり、新婦の衣装にあわせたりして楽しんでも良いでしょう。
靴下・カフス・サスペンダー

ちらっと見える靴下やカフス、サスペンダーにもこだわると、よりおしゃれ度がアップします。
基本的に靴下はタキシードにあわせた色味のものや無地のものを履きますが、最近では結婚式がカジュアル化されていることもあり、自由にコーディネートを楽しむ新郎も増えているようです。
カフスは、さりげないおしゃれ感を与えてくれるアイテム。色やデザインにルールはないので、トレンドを取り入れながら、自由に付け替えてアクセサリーのように楽しんでみてください。
そして、パンツのシルエットを美しくし、脚長効果も期待できるサスペンダーはアクセサリーとしての魅力もあるので、留め具のデザインにこだわって選ぶのも楽しいはず!
靴 | 紐付きのエナメル靴、足の甲にリボンがついたオペラパンプスなど。タキシードにあわせて色を選ぶ。 |
---|---|
シャツ | ウイングカラーシャツが基本。袖は長いカフス部分が折り返されているダブルカフスがおすすめ。 |
ネクタイ・蝶ネクタイ | 結び下げのレギュラータイか蝶ネクタイのどちらか。ただし、ウイングカラーのドレスシャツの場合は蝶ネクタイが基本。 |
チーフ | 結婚式(挙式・披露宴)では、白かシルバーグレーが基本色。お色直しや二次会ではカラフルなチーフで、雰囲気を変えても。 |
靴下 | 靴下はタキシードにあわせた色味のものや無地のものが基本ですが、結婚式スタイルにあわせて、他の色や柄物などでもOK。 |
カフス・サスペンダー | 色やデザインにルールはないため、自由に選んでOK。トレンドを取り入れながら、自分らしさを表現してみましょう。 |
ウェディングドレスと一緒にタキシード選びを楽しんで

結婚式で新郎が着るタキシードには、王道の白、厳粛な黒、スタイリッシュなネイビー、ゴージャスなシルバーやゴールド…など、同じデザインでも色によって印象が異なります。
実際に見てイメージを膨らませるために、チャペルやパーティ会場を見学できるブライダルフェアに参加するのもおすすめ!
アニヴェルセルは試着回数が無制限のため、お気に入りが見つかるまで繰り返し試着ができます。また、ドレスサロンが併設しているアニヴェルセルでは、ブライダルフェアの際にタキシードの見学をしていただくこともできます。自分の魅力を最大限に引き出してくれる素敵な一着を、ぜひ選んでくださいね。
\まずはご見学から!フェア開催!/
※記事内容を最新情報に更新しました(2024.6.21)
- この記事を書いた人
-
ライター 瀬上友里恵
地方在住のフリーライター。詩人として創作活動も嗜む。2児の母として子育て奮闘中。