「運命の人」と感じたタイミングを調査!2位は「一目惚れ」、1位は…?
-Introduction-
婚活を続けるすべての方々にお届けしている「アニヴェルセル総研」の新シリーズ、第2回目をお届けします。今回のテーマは「運命の人」です。人生に数えきれないほどある、人との出会い。その中でも赤い糸で結ばれた人との出会いには、特別なものがあるのではないでしょうか。そんな「運命の人」と、皆さんはどんなタイミングで出会っているのでしょう? また、「運命の人」と感じるのはどんな点でしょうか?
東京・表参道や横浜みなとみらいをはじめ、全国12ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルでは、全国の20代~30代の既婚男女208名の方を対象に、「現在、結婚している方にお伺いします。あなたが、「運命の人!」と感じたタイミングをお答えください。(単一回答)」、「 現在、結婚している方にお伺いします。あなたが、「運命の人!」と感じたポイントをお答えください。(単一回答)」というアンケート調査を行いました。一般の方々の考えから見えてきた「運命の人」との出会いについてレポートします。
- 目次
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- 20%以上の人が感じた「運命の人」との出会いのタイミングとは? その理由は何だった!?
- 半数以上の人が出会ってから1年以内に「運命の人」を実感。そして「運命の人」の理由の1位は「自分にない○○○」!?
- 「運命の人」は後から答えが分かるもの。毎日のさまざまな人との出会いを大切に。
-Story-
20%以上の人が感じた「運命の人」との出会いのタイミングとは? その理由は何だった!?
コンビニで働き始めて、気が付けば早一年。短期のアルバイトのつもりで始めたこの仕事だけど、人手不足も手伝ってやめるにやめられず現在に至る、です。でもね、最初は単調に思えた仕事だけど、これがなかなか奥深い。
レジ打ちひとつとっても、最近は電子マネーとか、ポイント払いとかいろいろあって、覚えることがたくさん。その他にも商品の陳列や発注、接客、清掃、どんな仕事もそうだと思うけど、単純な仕事なんてありません。
とはいえ、仕事は慣れるもの。コンビニの仕事で一番のやりがいは、毎日、何十人ものお客様との対応。日々の大きな張り合いにもなっています。お客様にもいろんな人がいるけれど、お勤め帰りにいつも来店してくれるお客様の顔はすっかり覚えてしまいました。
そんな常連さんの中に、ちょっと気になるお客様がいます。
歳のころは20代後半に見える男性。会社勤めをしているようで、いつもスーツ姿で、ほとんど毎日、夜8時過ぎにやって来ます。
お弁当を買っていくことが多いから、一人暮らしなのかもしれません。週末には缶ビールとサッカーの雑誌を買っていきます。そして、会計を済ませてレシートを渡すとき、いつも「ありがとう」と言ってくれます。ありがとうは、こっちのセリフですってば。
そんな彼が、昨夜やって来たのは夜9時半を回った頃。いつになく、なんだか疲れているように見えました。会計時の「ありがとう」もなく、自動ドアを出ていく後ろ姿を、わたしは放心したような顔で見送っていたと思います。
今日もきっと、彼は買い物に来ると思います。今日は一体どんな顔しているでしょう? って、どうしてこんなに彼のことが気になるのだろう。これって、もしかして――恋!?
-Report-
半数以上の人が出会ってから1年以内に「運命の人」を実感。そして「運命の人」の理由の1位は「自分にない○○○」!?
今回は2つのアンケートを行いました。最初のアンケートは、「運命の人と感じたタイミング」を8つの選択肢の中から選んでいただきました。それでは早速結果をご覧ください。
▶ 1位 初めて会った時から付き合い始めるまで(22.1%)
1位は「初めて会った時から付き合い始めるまで」でした。2割以上の方が選んだ回答です。付き合い始めるまでのタイミングがいかに重要か分かります。出会いがあって、それが愛情に変わると同時に、お相手を「運命の人」と感じる方は多いのでしょう。
▶ 2位 初めて会った時から、一目惚れ(17.3%)
2位は「初めて会った時から、一目惚れ」で、17%の方が選びました。一説によれば、人の第一印象は出会って3秒で決まるとも言われています。「運命の人」との出会いであれば、そこに特別なファーストインプレッションがあるのも頷けます。
▶ 3位 付き合い始めてから1年以内(16.8%)
3位には「付き合い始めてから1年以内」が入りました。1年という時間は恋愛にとっては長いでしょうか、短いでしょうか。でも、「運命の人」と実感するには十分な時間かもしれません。こちらも17%近い方が選びました。
▶ 4位 付き合ってから1年以上経った時(4.3%)
▶ 4位(同率) 付き合ってから2年以上経った時(4.3%)
4位には「付き合ってから1年以上経った時」と、「付き合ってから2年以上経った時」が同率で入りました。合わせて1割未満の回答ですが、1年、2年と時間をかけて実感したとすれば、それはきっと間違いない「運命の人」でしょう。
以下、6位には「プロポーズされてから」(3.8%)、7位に「プロポーズの直前」(1.9%)が入りました。少数派ですが、プロポーズの前後になって初めて、お相手を「運命の人」と思う方もいるようです。なお、「覚えていない/タイミングはない」と回答された方は、29.3%でした。
さて、2つ目のアンケートは、「運命の人と感じたポイント」です。こちらも8つの選択肢の中から選んでいただきました。
▶ 1位 自分にない価値観をもっていた(35.1%)
1位になったのは「自分にない価値観をもっていた」。35%以上の方が選んだ堂々の1位です。「自分にない価値観」に気付くというのは、自分の世界が広がることとイコールといえるでしょう。世界を広げてくれる人、それはまさに「運命の人」かもしれません。
▶ 2位 笑いのツボが似ている(14.9%)
2位は「笑いのツボが似ている」。約15%の方が選んでいます。あらためて「笑い」というものがコミュニケーションにおける大切な要素であることに気付かされる回答です。
▶ 3位 食の好みが合う(12.0%)
3位は「食の好みが合う」。美味しいものをふたりで美味しく食べる幸せ。そこに「運命」を感じる方が12%いらっしゃるようです。
▶ 4位 趣味が同じ(9.1%)
4位は「趣味が同じ」でした。1割弱の方が回答されています。長い人生を共にすることを考えれば、共通の趣味をもつことは大事です。それは時間やコストの軽減にもつながる、結婚生活を快適にする何よりもの解決策なのかもしれません。
▶ 5位 料理上手(3.4%)
5位は「料理上手」。3.4%の方が選んだ回答です。心を掴もうと思うなら、先ず胃袋を掴め。そんな言葉もあるように、「料理」はふたりの絆を強くする結婚の隠し味なのでしょう。昔は女性に対する褒め言葉として言われていたようですが、最近では「料理上手」の男性も増えていることでしょう。
以下、6位「好きなスポーツが共通していた」(2.4%)、7位「音楽の感性が一緒」(1.0%)、なお、「その他」は(22.1%)という結果でした。
「運命の人」は後から答えが分かるもの。毎日のさまざまな人との出会いを大切に。
自動ドアから入ってきた今夜の彼は、やっぱりどこか疲れているように見えました。
「今日は、お帰りが遅いんですねーー」
レジで会計を済ませている時、思い切って声をかけてしまいました。そんな自分に誰よりもわたしがびっくりしています。心臓バクバクです。
え? と顔をあげたときの彼の表情がちょっと怪訝な感じに見えたので、一気に顔があかくなるのが自分でも分かりました。うわー、なに言っちゃったんだろう、わたしってば。
袋詰めを終えて、恐る恐る顔をあげてみると、そこにあったのは彼の笑顔でした。初めて見る彼の笑顔。びっくりするくらい無邪気で優しそうな笑顔です。
「最近、仕事が立て込んじゃって」
そう言って笑いかけてくるので、わたしはもう泣きそうです。
「お仕事、頑張ってください」
そう声をかけるのが精一杯。自動ドアを出て行く彼の背中を、祈るような気持ちで見送ってしまいました。
というのが、今夜あった出来事。ベッドに入ってからも、ヘビーローテーションで彼の笑顔が浮かんできます。何だかとっても幸せな気分。同時に胸がキュンキュンしちゃって眠れそうにありません。
「運命の人」との出会い。ちょっと大袈裟かもしれないけど、これがそれなのかなぁ、なんて。もっとも、これが恋だとしても、わたしの片想いでしかないんですけどね。でもね、退屈だった日々に急にまぶしい光が射してきたみたいで、元気が湧いてきます。そんな気持ちにしてくれた彼。彼が「運命の人」かどうかは、これから答えがでることですよね。そんな彼に会えることを楽しみにして、明日からもレジに立つわたしです。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳~39歳既婚男女208名
調査期間:2020年4月13〜15日
- この記事を書いた人
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アニヴェルセル公式ライター
記念日のプロとして、記念日研究を行っています。結婚式はもちろん、あらゆる記念日情報を取りまとめてお届けします。