プロポーズされる方法。さりげなくアピールするには?
お付き合いを続けていくなかで結婚を意識し始めると、気になってくるのがプロポーズのことです。「そろそろプロポーズされたい!」と思っても、その気持ちをどう伝えればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、「プロポーズしてほしいな」という気持ちをさりげなく伝える方法をまとめました。さらにお相手からのプロポーズの前兆を見逃さないために、プロポーズを決心した人が取りがちな行動についてもご紹介します。
- 目次
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- プロポーズをされるには?アプローチする方法
- 将来について話す
- お互いの親や家族と仲良くする
- 既婚者の友人に協力してもらう
- 直接気持ちを伝える
- もしかして…?プロポーズを受ける前兆
- 将来や結婚についての話題が増える
- 指輪についてリサーチをはじめる
- 記念日や誕生日の予定を押さえてくる
- 家族に会う機会を作ろうとする
- 仕事に力を入れるようになった
- 結婚を決意する瞬間やタイミング
- お互いの年齢を意識した時
- 仕事が安定して余裕が出た時
- 遠距離恋愛になることが決まった時
- プロポーズされたらどうする?受けたあとのことも考えておこう
プロポーズをされるには?アプローチする方法
女性から男性にプロポーズする「逆プロポーズ」も特別なことではなくなりましたが、「彼からプロポーズをしてもらいたい!」と考える女性は依然として少なくありません。タメニー株式会社が2020年に実施した調査によると、「相手からプロポーズされたい」と考える女性は20代で89.5%、30代で88.2%と、大多数を占めていることが分かります。ここでは、さりげなく「プロポーズしてもらいたい!」という気持ちを伝える方法をご紹介します。
将来について話す
プロポーズされたいときはまず、おふたりで将来のことを話してみましょう。プロポーズは、結婚して生涯をともに過ごすという決意の表れです。「将来的にこんな暮らしをしたい」「仕事のキャリアをこう考えている」といったことを話しあえば、未来のことをイメージしやすくなります。
また、より具体的に「こんな家庭を築きたい」「◯歳までに子どもを持ちたい」と、結婚の意思があることを明確にしておくのも効果大。ライフプランを話しあうことでお互いの考えについても理解が深まるでしょう。
将来の話をするときに気をつけたいのが、自分の理想や夢を語るだけでなく、お相手の話に耳を傾けるのを忘れないことです。おふたりの気持ちを高めていくことが、プロポーズへの第一歩となります。
お互いの親や家族と仲良くする
お相手の親御様に会ったり、恋人を自分の家族に紹介したりして、家族ぐるみで良い関係を築いておくのも大切なことです。結婚は当人同士だけのものではなく、お互いの家族がつながり、おふたりを通じて関わっていくことでもあります。だからこそ「結婚後に自分の親と恋人はうまくやっていけるのだろうか」という不安を感じている男性は少なくありません。女性のほうから彼の家族に歩み寄って親密度を上げておけば、男性側の心理的なハードルも自然と下がるでしょう。自分の親御様にも紹介して、お付き合いの本気度をアピールしておきましょう。
また、すでに結婚している兄弟姉妹がいる場合は、顔をあわせて結婚後の暮らしぶりを身近に感じてもらうことで、結婚のその先をイメージしやすくなります。
既婚者の友人に協力してもらう
すでに結婚している友だちに、「結婚してこんなにも幸せ!」という姿を見せてもらうのもよい方法です。普段の何気ない会話の中で、さりげなく結婚してよかったこと、よい方向に変わったことなどを話題にしてもらいましょう。同世代のリアルな声は、「自分も結婚してこんなふうに幸せな家庭を築きたい」という気持ちを高めてくれます。さらに話の流れのなかで「結婚は考えているの?」「そろそろ結婚?」とサラリと尋ねてもらうのも効果的。既婚者に背中を押してもらうことは、結婚に対する意識が変わるきっかけにもなります。
直接気持ちを伝える
さりげないアプローチや友人・家族に協力してもらう方法も有効ですが、思い切って直接聞いてみるのもひとつの方法です。結婚願望はあるのか、結婚についてどう考えているのか、おふたりの関係をどうしていきたいと思っているのかを聞いてみましょう。
このときに大切なのは、お相手を責めたり追い込んだりしないことです。「自分はこう考えているよ」「一緒に考えたい」という姿勢で伝えるようにします。もし、お相手がまったく結婚を意識していなかったとしても、真剣な言葉は胸に響くはず。気持ちを伝えることが、改めて結婚について考える転機にもなるでしょう。
女性からする「逆プロポーズ」については、こちらの記事でもご紹介しています。
もしかして…?プロポーズを受ける前兆
結婚を考えてプロポーズを決心すると、多くの人は「絶対にプロポーズを成功させたい!」「一生の想い出に残るものにしたい!」という気持ちや、「ちゃんと気持ちが伝わるかな」という不安が行動に表れます。プロポーズを受ける側も前触れを見逃さず、心の準備をしておきましょう。プロポーズをひかえた時のよくある前兆をご紹介します。
将来や結婚についての話題が増える
おふたりの将来に関する話題が増えたときは、プロポーズや結婚を意識している可能性が高いでしょう。これには結婚する意思があるかどうかを確かめているというだけでなく、お互いが思い描いている結婚生活や将来設計をすりあわせておきたいという気持ちもあります。
将来や結婚についての話題が出たときは、積極的に意見を伝えるなど、プロポーズに向けて気持ちを高めることが大切です。結婚したい気持ちが伝われば、お相手にとっても安心材料になります。
指輪についてリサーチをはじめる
プロポーズに欠かせないものといえば、エンゲージリングです。指輪の好みやいつも身につけている指輪のサイズを聞かれたときは、指輪の準備を考えているのかもしれません。ジュエリーについて詳しくない男性は、購入前にインターネットや結婚情報誌などで婚約指輪について下調べすることもあります。指輪についてリサーチしている様子があるときは、プロポーズを受ける心構えをしておきましょう。
記念日や誕生日の予定を押さえてくる
プロポーズは一生の記念になるものです。おふたりにとっての記念日や誕生日など、特別な日にしようと考える人は少なくありません。前もって記念日のスケジュールを確認されたときや、いつもと違う場所でのデートを提案されたときは、「プロポーズの前触れかも?」と考えておくと当日になって慌てずに済みます。「夜景の見えるレストランで食事をしよう」「たまにはちょっと遠出をしよう」のように誘われてプロポーズされそうと感じたら、ヘアスタイルやおしゃれにも気を配りましょう。
家族に会う機会を作ろうとする
結婚は、おふたりだけではなく家族と家族の問題です。結婚を真剣に考えるようになれば、「親や兄弟姉妹にも恋人のことを知ってもらいたい」「真剣に交際していることを家族にも伝えたい」という気持ちが自然と出てくるもの。そのため、恋人の家族に会いたがったり、恋人を自分の家族に紹介したりと、お互いの家族を意識するようになるでしょう。家族は結婚後もおふたりを支えてくれる大切な存在です。お相手の家族と顔をあわせるチャンスが巡ってきたときは、積極的に交流して親密度を高めておきましょう。
仕事に力を入れるようになった
結婚を意識すると、「家族を支えなければ」「頼りにされたい」という思いから、仕事に情熱を注ぐようになる男性もいます。
「昇進試験を受ける」「仕事に役立つ資格を取るために勉強する」「今より条件のいい会社に転職する」などの仕事に対する前向きな姿勢は、プロポーズを見据えているゆえなのかもしれません。心を込めて応援し、お互いを高められるパートナーを目指しましょう。
結婚を決意する瞬間やタイミング
プロポーズをされるには、お相手が「そろそろ結婚したいな」と思ったタイミングでそれとなくアピールして背中を押すことも大切です。それまで結婚を特別意識していなくても、ふとしたきっかけで一気に結婚へと進むことも少なくありません。結婚を決意する瞬間やタイミングを知っておきましょう。
お互いの年齢を意識した時
交際を続ける中で年齢を意識した際に、けじめとして結婚を決意するというのはよくあることです。厚生労働省が発表した「人口動態統計」によると、2021年の平均初婚年齢は男性が31歳、女性が29.5歳でした。データを読み解くと、30歳前後を結婚の節目ととらえている人が多いといえるのかもしれません。
また、結婚後にはさまざまなライフイベントがあります。「子どもを持つならいつ?」「マイホームを建てるなら何歳頃?」のようにライフプランを立てていくと、自然と年齢を意識することになるでしょう。
普段は年齢を意識していなくても、年齢の近い兄弟姉妹が結婚したり、同世代の友人に既婚者が増えたりすれば、自然と「自分もそろそろかな」という気持ちが芽生えるもの。誕生日や新年を迎えたときに、人生の次のステップとして「結婚したい」と思うこともあります。
仕事が安定して余裕が出た時
希望していた会社に就職できたときや転職に成功したとき、職場内で昇進したときなど、仕事が安定したタイミングで結婚を意識するケースも少なくありません。仕事が安定すれば毎月の収入も安定し、家庭を持つことへの自信にもつながります。何より精神的な余裕を持てることも大きいでしょう。
反対に転職がうまくいかなかったときや勤め先の業績が傾いたときなどは、「給料が減ってしまうかも」「仕事を失ってしまうかも」という不安から、プロポーズや結婚を先延ばしにしてしまいがちです。お相手が仕事で手一杯なときは、焦らずに余裕が生まれるまで待つことも必要になってくるでしょう。
遠距離恋愛になることが決まった時
転勤や地元へのUターンなどで、遠距離恋愛になることが決まったタイミングで結婚するカップルもいます。「結婚をして一緒に着いてきてほしい」「離れるからこそ正式に家族となってつながっていたい」、そのような思いがプロポーズを決意するきっかけになります。
特にまったく知らない土地へ引っ越す場合は、気を許せる人がいることが支えになるものです。遠距離恋愛が決まったときは、結婚やおふたりの絆を深めるチャンスととらえて、前向きに考えてみましょう。
プロポーズされたらどうする?受けたあとのことも考えておこう
「プロポーズを考えているけれど1歩踏み出せない」、もしお相手がそう考えていたら、受ける側のさりげないアプローチや直接気持ちを伝えることが、自信や勇気になるでしょう。自分らしいやり方で「あなたと結婚したいと考えているよ」という気持ちを伝えてみましょう。
また、プロポーズはおふたりにとってゴールではなく、家族になり、新しい家庭を作っていくためのスタートです。そのため、プロポーズを受けたあとのことも考えておくと、プロポーズを待つ時間も楽しくなるでしょう。プロポーズがおふたりにとって素敵な記念と出発になりますように!
- この記事を書いた人
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ライター Ayako
専門誌編集を経て、制作会社で結婚式用オリジナルペーパーアイテムの制作サポート、お客様インタビューなどを担当。現在はフリーでエンタメやビジネスの記事を中心に執筆中。趣味はご朱印集め。