
先輩ママに聞いた【つわりの症状・対処法】旦那さんにやってもらって嬉しかったこととは
妊娠がわかり、赤ちゃんが産まれてくる嬉しさでいっぱいのプレママのみなさん。でも、妊娠初期の“つわり”を前に「乗り越えられるのかな…」と不安を抱えている方もいらっしゃるはず。
先輩ママに聞くと、「赤ちゃんのために栄養のあるものをたくさん食べたい」という気持ちはあるのに、つわりが原因で、思うように食べられず苦労した…という方も多いようです。
今回アニヴェルセルでは、既婚女性に「つわり」に関するアンケートを実施。つわりの症状や対処法など、先輩ママたちのリアルな声をご紹介します。
- 目次
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- 妊娠初期からみられる“つわり”。発生する原因は?
- 個人差もある?つわり経験の先輩ママは9割以上
- 「吐き気」「眠気」など症状が重なり“つわり”の辛さが増長
- 【吐きつわり】
- 【食べつわり】
- 【においつわり】
- 【眠気つわり】
- 【よだれつわり】
- 先輩ママがやっていた「効果的なつわりの対処法」とは?
- 旦那さんにやってもらって嬉しかった行動や言葉は?
妊娠初期からみられる“つわり”。発生する原因は?

つわりは、主に妊娠初期(4週~15週)にみられる、吐き気や嘔吐などのことを言います。では、つわりはなぜ起こるのでしょうか。妊娠により体に急激な変化をもたらすことが関係しているとも言われていますが、実は、はっきりと原因はわかっていません。
つわりのピークは7~9週が多いようですが、個人差があり、つわりが始まる時期や終わる時期もさまざま。また、つわりがなかったという方もいらっしゃるようです。
個人差もある?つわり経験の先輩ママは9割以上

先に書いたように、個人差があるため、つわりがなかった方もいらっしゃいますが、アニヴェルセル調べでは、「つわりがあった」と答えた方は95%と、ほとんどの女性がつわりを経験していました。では、どんな症状があったのでしょうか。
「吐き気」「眠気」など症状が重なり“つわり”の辛さが増長

“つわり”と一口にいっても症状は多岐にわたります。先輩ママに聞くと、主に、以下のようなつわりが多いようです。
【吐きつわり】
ひどい吐き気があり食べても吐いてしまう症状。つわりの代表的な症状のひとつです。
【食べつわり】
空腹時に胃がムカついたり、お腹が空いていると気持ち悪くなったりする症状。食べるとラクになることが多いようです。
【においつわり】
特定のにおいを嗅ぐと気分が悪くなるという症状で、妊娠前は好きだった香りにも敏感になってしまうことも。
【眠気つわり】
常に強い眠気に襲われ、なかには、頭痛や倦怠感をともなう場合が。いくら寝ても解消されないという声もあるようです。
【よだれつわり】
唾液が過剰に分泌されて飲み込めない、あるいは飲み込むのが気持ち悪い、口の中が常に不快などといった症状のこと。
アニヴェルセルでは、実際にどんなつわりの症状があったかアンケートでも聞いてみました。
最も多かったのが「吐き気」で8割以上の方が経験しています。次いで、「眠気」(68.4%)、「空腹時に気分が悪くなる」(63.2%)と、先に挙げた症状はいずれも半数を超えています。
また、いずれかひとつの症状だけだった方はごくわずかで、いくつかの症状が重なっていたと答える方が多数いらっしゃいました。

先輩ママがやっていた「効果的なつわりの対処法」とは?

「効果的だったつわりの対処法を教えてください」という質問に、以下のような声をいただきました。自分にあった対処法を見つけて、工夫しながらマタニティライフを過ごされていたのがわかります。
●レモンの飴を食べる。(40代女性)
●温かい飲み物や果物をとってました。(30代女性)
●りんごを食べる。(30代女性)
●他のものは食べる気にならなくて吐いてしまっても、浄水だけは受け付けること。(30代女性)
●炊き立てのごはんのにおいを嗅ぐのがつらかったので、ごはんはいつも冷まして食べていました。(30代女性)
●梅干しのお菓子を食べる。お腹が空いたら少しでもいいので何かお腹に入れる。寝る。(30代女性)
●食べれる時に食べる。寝れる時に寝る。無理はしない。(30代女性)
●朝、空腹の状態だと気持ちが悪いため、朝食前にクッキーなどを食べていました。(40代女性)
つわりの症状には個人差があり、このいずれかの方法でつわりが緩和されるというわけではないため、症状が重く、日常生活に支障をきたす場合は、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。
旦那さんにやってもらって嬉しかった行動や言葉は?

今回のアンケートでは、「つわりの時、嬉しかったパートナーの行動・言葉を教えてください」という質問も行いました。
●出かけるときに、小腹が空いたとき用のお菓子と飲み物を必ず用意してくれたこと。「大丈夫?」という声かけをしてくれたこと。(30代女性)
●とにかくいたわってもらったこと。(30代女性)
●常に気づかってくれました。(40代女性)
●具合悪がっている私に、主人がずっと付き添ってくれたこと。(30代女性)
●買い物、風呂掃除、洗い物ほとんど家事をやってくれた。(30代女性)
●家事を率先してやってくれるようになった。(30代女性)
特に、初めての妊娠では、それまで経験したことのない体の変化に、ココロまでしんどくなってしまうことも多いと思います。
「つわりがひどくて何もかも嫌になりかけた時期に、『つわりはいつか終わるから、お腹の赤ちゃんといっぱい会話して、辛いときは家族や周りを頼りなさい。お母さんも乗り越えてあなたが産まれたんだから大丈夫!』という母の言葉で気持ちが楽になった」という友人の話を聞いたことがあります。
こんなふうに、旦那様や親御様などのご家族や周囲の方の温かい行動や言葉で励まされ、気持ちが前向きになったという先輩ママも多いのかもしれません。
もし、奥様にどのような声をかけたらよいか、何をすればよいか悩まれている旦那様は、先輩ママたちの声を参考にしてみてはいかがでしょうか。また、それぞれのご家庭でベストな方法があるはずなので、この機会にご夫婦で話し合ってみるのもおすすめです。
健やかなココロと体で、皆様が少しでも前向きな気持ちでマタニティライフを過ごせるよう願っています。
※一部、個人の体験をもとに記事を作成しています。つわりの対処法などは、すべての方にあてはまるとは限らないため医療機関の専門医に相談のうえ、行うことをおすすめします。
- この記事を書いた人
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ライター 佐藤
女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。