結婚式場選び&予約は何ヶ月前から始めるべき?ベストな時期と決定までの流れ

結婚式場選び&予約は何ヶ月前から始めるべき?ベストな時期と決定までの流れ

「第1希望の式場の希望日は予約が埋まっていたので、第2候補にした」「もっと早く式場予約をすればよかった」そんな、先輩花嫁の声を聞いたことがある方も多いかと思います。

理想の結婚式場を選んだり、余裕を持って予約したりするには、何ヵ月前から始めればよいのか悩んでしまいますよね。

この記事では、これから結婚式を挙げようとしているおふたりに向けて、結婚式場選びを始めるのに最適な時期や探している期間、予約までの流れなど詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください。

目次

結婚式場選び&予約は何ヶ月前が平均?

まずは、結婚式場選びと予約の平均時期を確認しましょう。後悔のない式場選びをするためにも、余裕を持って計画を始めるのがベストです。

ここからは、「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023」のデータをもとに、結婚式場選びや予約の平均時期、期間について詳しく解説します。

結婚式場探しはいつから始めた?

「披露宴・ウェディングパーティー会場の検討開始時期 (全国・推計値)」 で特に多かったのは、12ヶ月前(14.2%)、6ヶ月前(12.4%)、16ヶ月以上前(10.7%)でした。

結婚式場探しは「半年前から探す派」と「1年前から探す派」に大きく分かれるようです。実際にウェディングプランナーとの打ち合わせが始まるのは式の3〜4ヶ月前 のため、半年前であれば温度感を保ちながら結婚式の準備ができるでしょう。一方、1年前から始めれば、余裕を持って式場探しができるだけでなく、ちょうど1年後に結婚式を挙げたい季節のなかで会場を選ぶことができます。

また、「この日しかゲストの予定が合わない」と、条件がピンポイントで定められている場合は1年以上前から探し始めると安心です。

<半年前から探すメリット>

  • スケジュールを意識して効率的に進められる
  • 間延びせず 温度感を保ちながら結婚式の準備ができる
  • ライフステージの計画が立てやすい

<1年前から探すメリット>

  • 希望の会場の日程が押さえやすい
  • 結婚式準備に余裕を持てる
  • ドレス選びや演出などの検討期間が長い

結婚式場の予約(決定)は何ヶ月前?

次は、結婚式場の平均予約時期を確認してみましょう。調査によると、「披露宴・ウェディングパーティー会場の決定時期(全国・推計値)」 で特に多かったのは、6ヶ月前(16.2%)、10ヶ月前(9.8%)、12ヶ月前(9.3%)、8カ月前(9.3%)平均は8.7ヶ月前でした。

どんなに早く結婚式場を予約しても、本格的な結婚式準備は3~4ヶ月前から始まるのが一般的なので、半年前の予約でも問題はありません。

ただし、心配性な場合は早めに予約しておいて損はありません。早めに決めておくことで安心して結婚式準備に取りかかれたり、早期割りなどのサービスが受けられたりもするので、予約は自分にとってメリットとなる時期を選択しましょう。

結婚式場探しをした期間は?

最後に、結婚式場探しをした平均期間を確認しましょう。調査によれば、披露宴・ウェディングパーティー会場の検討期間で特に多かったのは、1ヶ月未満(35.4%)、1〜2ヶ月未満(29.2%)、2〜3ヶ月未満(16.4%)、平均は1.6ヶ月でした。また、ブライダルフェアへの訪問数の平均は2.7件です。

つまり、1年〜半年前に結婚式場探しをはじめ、1〜2ヶ月の間で2〜3件のフェアに参加し、そのなかで決定・予約に至るというパターンが多いようです。

結婚式場予約までの流れ

結婚式場探しは、希望のイメージに合った結婚式場をいくつかピックアップしたあと、実際に見学し、契約する流れが一般的。

スムーズに結婚式場探しから予約まで進めるには、事前の情報収集やイメージの話し合いを入念に行うことが大切です。以下で、それぞれの手順について詳しく解説します。

結婚式場の情報収集をする

結婚式場探しは、結婚式場の総合サイト雑誌、SNS、式場の公式サイトから情報を集めるのが一般的な方法です。多くの結婚関連雑誌やSNSアカウント、ウェブサイトがあるので、そこからさまざまな式場の情報や写真を収集しましょう。

しかし、情報媒体には情報量が多すぎて「探すのが大変…」と感じることも。そんなときは、ブライダルカウンターを利用する方法もあります。

ブライダルカウンターでは、専門家が結婚式場やプランに関する詳細な情報やアドバイスを提供してくれます。自分の希望や予算に合った式場を効率的に見つける手助けとなるでしょう。

ふたりで結婚式のイメージを話し合う

結婚式場を選ぶ際には、それぞれが持つ結婚式のイメージや希望が重要なポイントになります。カップルそれぞれが抱く理想の結婚式の雰囲気やスタイルは異なる場合もあるでしょう。そのため、まずはお互いの希望やイメージをしっかりと共有し合うことが大切です。

例えば、おひとりがアットホームな雰囲気の結婚式を望んでいるのに対し、もうおひとりがフォーマルでエレガントな雰囲気を好む場合など、異なる好みを持っているかもしれません。また、会場の規模や場所、装飾や食事のスタイルなどに関する希望も異なる場合があります。

お互いの希望を明確にし、比較・検討することで、おふたりが納得できる結婚式場を見つけることができます。そして、それぞれの希望を踏まえながら、最終的に結婚式場の候補を絞り込んでいくことが大切です。

ブライダルフェアや会場見学に参加

候補の結婚式場を絞り込めたら、実際に見学に行ったり、ブライダルフェアに参加したりしてみましょう。実際に見学・参加することにより、会場の雰囲気や設備を直接確認できるので、イメージに合うかどうかをより具体的に判断することができます。

結婚式場を見学する際は、自分が結婚式を挙げるシーンやゲストの立場で参列した場合をイメージしながら、内装や設備などをじっくりと確認することが大切です。また、見学の際には式場スタッフとコミュニケーションを取りながら、料金やサービス内容、オプションなどについても相談しておくと検討しやすくなります。

ブライダルフェアでは、婚礼料理の試食や、ドレス試着体験などのイベントが開催され、実際の結婚式の雰囲気を味わえます。また、フェア限定の特典や割引などが提供されることもあるので、結婚式場の選定だけでなく、予算面でもプラスになる場合があります。

なお、結婚式場見学とブライダルフェアについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

希望の日時で結婚式場と契約する

式場見学やブライダルフェアに参加し、その会場が気に入れば、空き状況を確認し、予約をします。

予約のための手続きや必要書類、予約金の支払い方法などについては、式場側に確認しましょう。予約金は5~20万程度が相場ですが、結婚式の費用と別に払うお金ではなく、代金の一部を前払いとなり、結婚式の費用に充てられます。

結婚式場を予約する際の確認ポイント

お気に入りの会場の希望の日時が空いていれば「急いで予約を!」という気持ちになると思いますが、予約時にはいくつか確認しておきたいポイントがあります。お見積りや支払い方法、キャンセルに関する規定などをしっかりと確認しておけば、「そんなこと聞いてない!」と慌てることなく結婚式準備を進められるでしょう。

ここからは、式場選びの重要なポイントを6つご紹介します。

見積りの内容

結婚式会場を見学する際に提示されるお見積りは、一般的に最低料金プランや平均的なプランです。

最終のお見積りは契約時から変わるのが一般的ですが、あまりにもギャップが大きいと「こんなはずではなかった」と感じる場合もあるでしょう。

そのため、契約時にはできる限り自分たちの条件が入った状態でお見積りを確認することが重要です。また、変更となる可能性がある項目と増減幅を確認し、予定外の費用が発生しないように、契約書やお見積りの細かい部分も注意深く確認することが大切です。

料金の支払い方法と支払日

一般的に、結婚式場を予約する際には予約金が必要です。基本的には現金での支払いが求められますが、残りの式場費用を含め、式場によってはクレジットカードでの支払いができる場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

残りの式場費用は、前払い・当日払い・後払いの3つの方法がありますが、「前払い」を採用している式場が一般的です。

前払いは指定された期日までに支払いを完了させることで、結婚式当日を心地よく迎えることができるのがメリット。ただし、ご祝儀を支払いに当てることはできないため、現金での支払いを選択する場合は、事前に十分な資金を用意しておく必要があります。

会場のキャンセルに関する規定

結婚式場を予約する際は、キャンセル料や返金に関するポリシーをしっかりと確認することも必要です。

キャンセル料は、挙式日程に近づくほど高額になる傾向にあります。特に、人気のあるシーズンや特別なイベントは、キャンセル条件を厳しく設定していることがあるため、事前に把握しておきましょう。

また、返金に関しても、キャンセル料を差し引いた残額が返金されるケースが一般的ですが、返金期限や手数料など、細かい条件も確認しておく必要があります。

担当スタッフの変更有無について

結婚式場を予約する際のポイントとして、見学時に担当するプランナーと、実際の打ち合わせや準備を担当するプランナーが同じスタッフかどうかを確認することも挙げられます。契約後、実際の打ち合わせや準備を行う際には、専属のウェディングプランナーが担当する場合があります。

担当者が変更になることに不安を感じる方もいると思いますが、式場側で引き継ぎをしっかりしてくれるため問題はないでしょう。不安な際は「この点は必ず次の担当者にも伝えておいてください」と念押ししておくと安心です。

親御様の予定

結婚式場を予約する前に、親御様の予定も確認しておくことで、結婚式の日程や式場の予約をスムーズに進められます。たとえ親御様が「いつでもいい」と言ってくれていても、それは大まかな時期について「任せる」という意味が大半です。契約後、決定済み事項として具体的な日時を伝えた際に「その日は予定があって…」と、都合が合わないこともあるでしょう。

そのため、結婚式場を予約する前には、親御様に具体的な日程を提示して、「この日時で予約をするけれど大丈夫だよね?」と確認しておくと安心です。

予約金について

結婚式場を予約する際は、予約金の使われ方についても確認しておくことが大切です。

予約金は基本的に結婚式費用に充当されますが、やむをえない事情で結婚式をキャンセルした場合、キャンセル料に充当されるのかを事前に確認しておきましょう。

契約時には書類に署名をしたり、これからのスケジュールを確認したりとやる事が多く、確認が漏れてしまう事も。あとから不安にならないよう、事前に確認しておくと安心です。

結婚式場探し&予約は余裕を持って!

今回は、結婚式場探しの開始時期や予約時期、予約の流れなどを紹介しました。結婚式の準備を始めるのは、一般的に3〜4ヶ月前ですが、人気の日時は早めに埋まってしまうため、結婚式場は早めに予約しておくことをおすすめします。

特に、お気に入りの結婚式場がある場合や希望の日時が限定されている場合は、1年前から始めると安心です。式場契約後にドレス選びをする際は、余裕をもってドレス選びもできます。

おふたりにとって素敵な想い出となる結婚式ですから、特別な一日を演出できるよう、慎重に会場を選びたいですね。

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この記事を書いた人
ライター michika

ライター michika

1995年生まれ、フリーライター・編集。ファッション誌の編集やweb制作を経て、現在はライフスタイルや恋愛、ビューティ、スピリチュアルなど女性向けの記事をメインに活動中。最近はトラベルライターとして旅行に関する執筆も。

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