新婚旅行の準備ですることは?持ち物リストを確認しておこう!
新婚旅行を楽しむためには準備が欠かせません。万全な準備をするために何をすれば良いのか、わからないというカップルも多いでしょう。本記事では、新婚旅行の準備で必要なことや持っていくと良いもの、注意点などを解説いたします。国内と海外で新婚旅行に持っていくものの違いについても紹介しているため、新婚旅行の準備をこれから始めるカップルはぜひ参考にしてください。
- 目次
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- 新婚旅行に向けた準備と注意点
- 行き先・日程を決めて旅行を予約する
- 旅のスケジュールを立てる
- 持ち物のリストアップと手配を行う
- 荷造りをする
- 自宅の整理をする
- 必ず必要なもの
- 貴重品
- 衣類
- 洗面用具
- 薬
- 衛生用品
- 電子機器
- 国内と海外で持っていくものの違い
- 新婚旅行ならではの持ち物
- 自撮り・撮影用アイテム
- お土産リスト
- お揃いの服や小物
- 準備をしっかりして新婚旅行を楽しんで!
新婚旅行に向けた準備と注意点
新婚旅行を計画しているなら、事前の準備が重要です。万全な準備をしておけば空港や旅行先に着いてから忘れ物に気づいたり、時間を読み間違えて予定通り観光を楽しめなかったりするなどの失敗を防ぐことができます。さっそく必要な準備と注意点を確認しておきましょう。
行き先・日程を決めて旅行を予約する
新婚旅行の準備はおふたりがどのように過ごしたいか、何を体験したいかを明確にしてから目的地や日程を決めます。目的地がどこになるかによって、日程をどのくらい確保すれば良いのかが変わります。とくに旅行先が海外の場合は、日本からの移動だけで1~2日使うこともあるでしょう。
また、行き先によって旅行費用も変わってくるため、予算についてもおふたりで相談しておきましょう。目的地が決まったら旅行のプランを予約します。パックプランを利用しない場合は宿泊先や交通機関のチケットの予約が必要です。
旅のスケジュールを立てる
旅行の予約をしたあとは、行き先や観光スポットなどの情報を調べて具体的な旅のスケジュールを立てていきます。旅のスケジュールはおふたりの好みにあわせて相談しましょう。たとえば、「1日中ビーチでゆっくりする!」といった大まかな予定も良いでしょう。また、移動時間、交通手段などを細かく調べ、「限られた時間のなかでひとつでも多くの観光スポットを巡る」という楽しみ方もあります。
ただし、スケジュールを詰めすぎると計画通りに進まないことが多く、旅行を楽しめなくなることもあるため、余裕をもった計画を立てることをおすすめします。
持ち物のリストアップと手配を行う
旅のスケジュールが決まったあとは旅行に持っていく物のリストを作成し、準備に時間がかかるものは早めに手配しておく必要があります。たとえば、海外に新婚旅行に行く場合に必要な持ち物としてパスポートやビザ、国際免許、ワクチンの陰性証明書などが挙げられます。アメリカやハワイが行き先の場合は、ESTA(米国出入国カード)の申請が必要 です。
現地で利用できるクレジットカードを保有していない場合は、クレジットカードを申請しておきましょう。スマートフォンの契約内容を変更せずに海外で使用すると高額な通信料が発生する場合があるため、契約内容を確認しておくと安心です。
荷造りをする
持ち物リストを確認しながら、新婚旅行に必要なものをスーツケースや旅行かばんに詰めていきます。スーツケースや旅行かばんに荷物を入れる際は、スキンケア用品や下着など宿泊先でしか使用しないものから敷き詰めていくと、取り出しやすい所に利用頻度の高いものをしまっておけます。旅行の荷造りに慣れていないカップルの場合、おふたり分の荷物を詰めるだけで時間がかかってしまうため、1週間前にはスーツケースやバックを一度開き、余裕を持って準備しておきましょう。
当日までに詰めた持ち物を確認し、持っていくものに過不足がないかチェックしておくと安心です。新婚旅行に必ず必要なものについては後ほど解説します。
自宅の整理をする
新婚旅行に行っている間は自宅を空けることになるため、荷造りと同時に留守中の準備も進めていきます。まずは、旅行中に賞味期限が切れる食品や腐るものがないか冷蔵庫の中身を確認し、旅行当日までに消費したり冷凍保存したりしておきましょう。ペットを飼っている場合は旅行中に面倒を見てくれる人にお願いをしたり、ペットホテルやペットシッターの予約を入れたりしておくと安心して新婚旅行を楽しめます。
新聞や定期購読している郵便物が自宅に届く場合は、旅行期間中は配達の休止を依頼しておくことが大切です。ポストに郵便物や新聞が溜まったままの状態で放置しておくと自宅に人がいないことがわかり、空き巣の被害に遭いやすくなります。防犯性を高めるために、留守中の準備も怠らないようにしましょう。
必ず必要なもの
新婚旅行では何を持っていけば良いのかわからないというカップルも多いでしょう。新婚旅行に必ず持っていくものを押さえておかなければ、空港や旅行先で足止めされる可能性があります。さっそく新婚旅行に必要なものを確認してみましょう。
貴重品
現金やクレジットカードなどの貴重品は絶対に忘れないように、手荷物に入れておくことが大切です。現地で購入できるものなら忘れても新婚旅行に支障は出ません。しかし、パスポートやワクチンの陰性証明書など現地で調達できない身分証明書を忘れると出国できなくなり、新婚旅行が中止になったり日程をずらしたりしなければならなくなります。
また、国際免許証や海外旅行保険証を含む身分証明書を持参している場合でも旅行中に有効期限が切れる恐れがあります。新婚旅行に持っていくものを手配するタイミングで有効期限も確認しておきましょう。旅行先で貴重品を持ち歩く際はスリに狙われたり置き引きに遭ったりするリスクもあるため、紛失しないように徹底して管理することをおすすめします。
衣類
衣類をたくさん持っていくとスーツケースや旅行かばんがかさばってしまい、荷物が多くなります。新婚旅行に持っていく衣類を減らすには、着回しがしやすいものを選ぶと良いでしょう。体温調整ができる羽織りものやカイロを持参すれば、旅行中に天候が変わっても対応できます。現地の宿泊先で洗濯できる場合は、下着や靴下の枚数を減らすことも可能です。
靴はスニーカーとパンプスの組み合わせのようにカジュアルな服とフォーマルな服にあわせられるものを用意しておけば、目的にあわせて履き替えることができます。レストランや劇場などドレスコードが求められる場所に行く予定があるなら、フォーマルな服装を一式持っていくと安心です。女性ならワンピース、男性はジャケットを用意しておきましょう。
洗面用具
宿泊先には以下のようなアメニティグッズが備え付けされていることが多いですが、こだわりの洗面用具がある場合や民泊を利用する場合は、スーツケースや旅行かばんに入れておきます。
・ ボディーソープ
・ 歯ブラシ・歯磨き粉
・ ひげ剃り
・ スキンケア用品(化粧水・乳液など)
機内泊になる場合はスキンケア用品や歯ブラシを手荷物に入れておく必要があります。旅行期間が長期にわたる場合は爪切りや耳かき、綿棒を持っていくと滞在中に必要になったときにすぐに荷物から取り出せて便利です。
薬
新婚旅行中に体調が悪くなったときでも、すぐに対処できるように常備薬を持参します。海外では薬を現地で調達することが難しい場合もあり、薬を購入できたとしても効果が強すぎたり肌にあわなかったりする可能性があります。そのため、薬は普段使い慣れているものを持っていくことをおすすめします。旅行先に持っていくと良い主な薬は次のとおりです。
・ 胃腸薬
・ 解熱鎮痛剤
・ 風邪薬
・ 酔い止め
・ 虫よけスプレー・虫刺され用塗り薬
海外の食事があわなかったり食べすぎてお腹が痛くなったりすることもあるため、胃腸薬があると重宝します。頭痛や発熱などに対応できるように解熱鎮痛剤や風邪薬があると便利です。乗り物酔いしやすい方は酔い止めもあわせて持っていきましょう。虫よけスプレーや虫刺され用塗り薬もあれば安心です。
衛生用品
新婚旅行には、ウェットティッシュやポケットティッシュなどの衛生用品があると便利です。海外のなかには日本のように衛生管理が行き届いていない場所もあるため、手やテーブルを拭く用のウェットティッシュを手荷物に入れておきましょう。コンタクトレンズを付けていく場合は、紛失や割れたときに備えて度数のあったメガネも持って行くことをおすすめします。
また、海外のトイレにはトイレットペーパーが備え付けられていないこともめずらしくありません。ポケットティッシュも持参しておきましょう。日本のトイレであれば生理用品の自販機が設置されている所も少なくありませんが、海外では場所によってすぐに購入できない可能性があるため、旅行と生理予定日が重なりそうな場合は生理用品も手荷物に入れておきます。
電子機器
旅行に慣れていない場合、意外と忘れやすいものが充電器です。スマートフォンやデジタルカメラの本体だけでなく、充電器も忘れずに手荷物へ入れておきます。旅行中は1日出歩くことが多く、スマートフォンのナビゲーションアプリを使用して観光地を移動したり、カメラ機能でたくさん写真を撮ったりする場合は外出中に充電が切れる可能性があります。ワイヤレスタイプの充電器を用意しておくとコンセントがない場所でも充電できて便利です。
また、海外で電子機器を使用する際は電圧に注意しましょう。国や地域によって日本と電圧やコンセントの形状が異なります。旅行先で電子機器が使えるように、変換プラグや変圧器を事前に購入しておくことをおすすめします。ほかには、海外のホテルのドライヤーはパワーが弱い場合や客室にない場合もあるため、荷物を入れるスペースが残っていればドライヤーも持っていきましょう。
国内と海外で持っていくものの違い
新婚旅行に必要なものは国内と海外で大きく異なります。日本では当たり前に売っているものでも、海外ではすぐに購入できない場合もあるため、荷造りの際は忘れ物がないように準備しておきましょう。季節や気候が異なる国に行く場合は、服装に注意しなければなりません。たとえば、南半球は日本が夏のときに冬になるため長袖や防寒着が必要です。
ただし、飛行機に持ち込める荷物の重さは航空会社ごとに制限があるため、現地で調達できるものは持っていかないとすることで荷物の重量を減らせます。海外旅行向けの海外保険は、空港で荷物の紛失・破損などの被害や飛行機の遅延による損害に対する補償を受けることができます。おふたりで相談して保険の加入を検討しましょう。
海外ではホテルやレストランなどを利用した際に、スタッフにチップを渡す習慣がある国も多いため現地の通貨も準備しておく必要があります。しかし、海外では旅行者を狙ったスリや強盗に遭うリスクが高く、多額の現金を持つのは危険です。現金は必要な分だけ持ち歩き、支払いの際はクレジットカードを利用することをおすすめします。店舗によって利用できるカードの種類は異なるため、VISAとMasterCardなど2種類以上持っていくと安心です。
パスポートを紛失した場合に備えてコピーも取っておきましょう。外出先で頻繁にスマートフォンを利用したいなら、ポケットWi-Fiをレンタルしておきましょう。また、ガイドブックがあれば、Wi-Fiを利用できない場所でも目的地までの道順を調べられます。紙とペンは、現地の人とのコミュニケーションを取りやすくする際に役立つアイテムです。
新婚旅行ならではの持ち物
これまでおふたりで旅行に行ったことは何度もあっても、新婚旅行はやはり特別なもの。自撮り・撮影用アイテムやお揃いの服・小物などをもっていけば現地で楽しめるだけでなく、想い出としても残ります。新婚旅行ならではのアイテムも忘れずにチェックしておきましょう。
自撮り・撮影用アイテム
せっかくの新婚旅行ですから、おふたりの写真をたくさん撮りたいですよね。三脚や自撮り棒など、自撮り用のアイテムがあれば、撮影の度にお願いする人を見つける必要がなくなります。また、旅行先で結婚式や年賀状などに使用する写真を撮影する場合は、衣裳や衣裳のデザインにあわせた下着も忘れずに。撮影で使用する吹き出し・フォトプロップスなどの小物も忘れずに持っていくのもおすすめです。
新婚旅行でフォトジェニックな写真をたくさん撮りたいというカップルは、こちらの記事も参考にしてみてください。
お土産リスト
新婚旅行のお土産を買い忘れないようにするためには、お土産リストを持っていくことをおすすめします。お土産リストにはお土産を渡す人や購入予定の店舗名、お土産の種類・個数をまとめておきましょう。新婚旅行のお土産を渡す人の一例は次のとおりです。
・ 親や兄弟姉妹・親戚
・ 親しい友人
・ 結婚祝いをくれた人
・ 結婚式の準備を一緒に手伝ってくれた友人・知人
・ 仕事関係者など
在庫切れや店舗が休みで目当てのお土産を購入できない可能性もあるため、候補をいくつか決めておくと安心です。
お揃いの服や小物
新婚旅行ならではの楽しみ方として、服や小物をお揃いにすることが挙げられます。普段は「恥ずかしくてお揃いにはできない」というカップルでも、旅行先なら人目を気にせず楽しめる方も多いでしょう。お揃いにするのにおすすめのアイテムは服やサングラス、ビーチサンダルなどです。たとえば、旅行先がハワイなら現地でお揃いの色や柄のアロハシャツ、ビーチサンダルを購入して浜辺を散歩するのもひとつの方法です。
準備をしっかりして新婚旅行を楽しんで!
新婚旅行の準備をしっかりしておけば現地に行ってから忘れものに気づいたり、「持ってくれば良かった」と後悔したりすることを防げます。また、撮影用グッズやお揃いのアイテムを持っていけば、より現地で楽しむことができ、想い出にも残せるでしょう。万全な準備をして一生に一度の新婚旅行を楽しんでくださいね!
- この記事を書いた人
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ライター myway
ライフスタイルから保険・転職・法律などまで幅広いジャンルを執筆。未経験のジャンルにも積極的にチャレンジ中。一番の癒しは、仕事の合間に愛犬とじゃれ合う時間。