結婚式のチャペルの選び方|設備&演出のチェックポイントを確認!

結婚式のチャペルの選び方|設備&演出のチェックポイントを確認!

バージンロードやフラワーシャワー。チャペルでの結婚式は、品格と華やかさがあり素敵ですよね。日本には結婚式専用のチャペルがたくさんあるため、どのようなポイントを重視して選べばいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、設備・ハード面と演出の観点からチャペル選びのチェックポイントをご紹介します。結婚式のチャペル選びで迷っている方は参考にしてください。

目次

チャペルの選び方①設備・ハード面

結婚式のチャペルを選ぶ際は、写真を確認することはもちろん、実際に足を運び、設備やハード面の違いを比較検討してみましょう。チャペルを見学する際に、チェックすべきポイントを紹介します。

天井の高さ

チャペルの中

チャペルの天井の高さによって、反響音の広がり方が変わります。天井が高いチャペルでは音が反響しやすく、パイプオルガンの音色や聖歌隊の歌声が美しく響きます。また、天井が高いと開放感に加え、厳粛なムードも醸し出されるでしょう。可能であれば音の反響や天井の高さが何メートルあるのか確認してみましょう。

バージンロードの長さ

チャペルの中

チャペルを選ぶ際は、バージンロードの長さも考慮するとよいでしょう。バージンロードが長ければ、ロングベールや裾が長いトレーンのウェディングドレスの美しさが引き立ちます。また、お父様や大切な人と腕を組んでゆっくりとバージンロードを進む花嫁の姿は、参列者を魅了します。ドレスにあわせて、バージンロードの長さにもこだわってみてください。

バージンロードの色

挙式中の新郎新婦

バージンロードの長さだけでなく、色もチャペルによって異なります。一般的な色は、白・赤・青・緑ですが、純白のウェディングドレスが映えるのは、赤や青でしょう。バージンロードの色は、挙式中の心境や挙式全体のイメージにも影響するため、どのような気持ちで挙式に望みたいか、どのような印象を参列者に与えたいか、という観点で選ぶとよいでしょう。

聖壇の高さ

新婦

結婚式の参列者が多い場合は、チャペルにある聖壇の高さにも配慮する必要があります。聖壇がバージンロードと同じ高さにあると、後ろの方の参列席からご新郎ご新婦の姿が見えなくなってしまうかもしれません。参列されたすべてのゲストに、おふたりのハレ姿を見てもらうなら、聖壇が高い位置にあるチャペルを選ぶことをおすすめしす。また、聖壇が高い位置にあると階段にトレーンやウェディングベールが映え、フォトスポットになります。

ステンドグラス

ステンドグラス

大きなステンドグラスのあるチャペルは、厳かで重厚感のある結婚式を執り行いたい場合におすすめです。ヨーロッパの伝統的な歴史を持つチャペルから移築されたステンドグラスを使用しているチャペルや、一つひとつのステンドグラスに意味やストーリーが込められているチャペルがあるので、ぜひ見学に行った際には確認してみましょう。

景色・ロケーション

チャペルから見える景色

チャペルから見える景色や周囲のロケーションもチャペル選びの決め手となります。海が見えるチャペルなら海上で誓いをしている壮大な雰囲気に、緑に囲まれているチャペルなら静かで落ち着いた雰囲気になるでしょう。高い場所にあるチャペルなら、美しい景色が見渡せ、街を見下ろしながら誓いをすることが可能です。ただし、ガラス張りのチャペルは逆光でおふたりの姿が暗くなってしまう、といったこともあるので注意しましょう。

収容人数

チャペルの収容人数を事前に確認しておくことも重要です。結婚式に呼びたいゲストの人数によっては、すべてのゲストに着席で参加してもらうことが難しくなります。招待したいゲストの人数を想定し、十分に収容できるかどうかを確認しておきましょう。

披露宴会場との導線

挙式後は披露宴を執り行うことが一般的ですので、チャペルから会場への移動距離や導線を確認しておく必要があります。大きな式場によっては、ゲストが道に迷ったり、移動に時間がかかって披露宴のスタート時間が遅れたりしてしまうかもしれません。結婚式はドレスアップして祝福してくれるゲストをおもてなしする場であり、限られた時間を無駄にしないためにも、ゲストの移動を配慮した導線が大切です。移動距離の他に、雨の日でもゲストが濡れずに披露宴会場へ移動できるかどうかもチェックしておきましょう。

また、複数の披露宴会場がある場合は、他の会場の花嫁と会ってしまうことがないかといった確認も必要です。

控室

新婦

チャペル自体の外観、内装だけでなく、控室にも目を向けてみましょう。控室は、結婚式が始まる前の時間を過ごすための場所です。ご新郎ご新婦が結婚式前の緊張を和らげ、落ち着いて過ごせる空間を選ぶようにしましょう。とくに、ブライズルームは重要です。花嫁の気分を上げてくれる空間かどうかを確認しておきましょう。

ドレスとの相性

バージンロードを歩く新婦と父

着用したいウェディングドレスがある場合は、ドレスとの相性も考慮してチャペルを選ぶことが重要です。前述したように、ロングベールやトレーンのウェディングドレスを着用したい場合は、衣裳が映える色や長さのバージンロードかどうかをチェックしておきましょう。例えば、木造のチャペルなら、ナチュラルな雰囲気のウェディングドレスがおすすめです。屋外にあるチャペルなら、裾が地面につかず歩きやすいドレスが良いでしょう。

チャペルの選び方②希望の演出ができるか

結婚式で叶えたい演出がある場合は、希望の演出ができるかどうかもチャペル選びの確認ポイントです。演出によっては挙式料とは別途費用がかかる場合もありますので、あわせて確認しておきましょう。

生歌や生演奏

バイオリンを弾く女性

音色が響くチャペルの挙式に取り入れたいのは、聖歌隊による生歌や、パイプオルガン・フルート・ヴァイオリンなどの生演奏です。チャペルの天井が高いほど讃美歌やオルガンの音色が響き、ゲストにも美しい歌や音色を楽しんでもらえるでしょう。式場によっては実際に生演奏・生歌の音の響きを体験できる模擬挙式付きのブライダルフェアもあります。

ベールダウン&ジャケットセレモニー

ベールダウン

ベールダウンやジャケットセレモニーは、親御様がご新郎ご新婦を送り出すための演出です。ベールダウンは、お母様が花嫁の最後の身支度を行い、花嫁からお母様へ感謝の気持ちを伝えるという演出、ジャケットセレモニーは、新郎がジャケットを羽織るのを親御様が手伝う演出です。親御様による演出が叶わない場合は、他の親族や大切な方にお願いしてもかまいませんが、念のため式場に伝えておくとよいでしょう。

フラワーガール&リングボーイ

フラワーガール&リングボーイ

フラワーガール&リングボーイは、小さなお子様に協力してもらう演出です。フラワーガールは、花嫁が入場する際、女の子が花嫁の前を歩き、バージンロードに花びらをまいていきます。リングボーイは、ご新郎ご新婦の結婚指輪を載せたリングピローを男の子が持ち、バージンロードを歩いて聖壇に届ける演出です。緊張感のある挙式中にドレスアップした女の子や男の子が登場すると、場の空気が和やかになります。ご親戚やご友人のなかに小さなお子様がいる場合は、ぜひ相談してみましょう。

フラワーガール・リングボーイの他に、フラッグボーイやベールガールなどの演出もあります。

ダーズンローズ

バラ

ダーズンローズは、ゲストの前でプロポーズを行う演出です。プロポーズの際に、ご新郎からご新婦へ12本のバラが贈られます。ダーズンローズは、「1ダース=12本」のバラを意味しており、1本ずつ意味が込められています。ダーズンローズの一般的な流れは、次の通りです。

1.ご新郎が入場しながら、バージンロード側に座るゲストから12本のバラを受け取る
2.ご新婦が入場する
3.ご新郎ご新婦がそろうタイミングで、ご新郎がご新婦に12本のバラと共にプロポーズや誓いの言葉を贈る

ダーズンローズを行いたい場合は、お花も準備してもらえるのか、自分たちで用意するのかなどを確認しておきましょう。

リングリレー

リングリレー

リングリレーは、ゲストの皆様が結婚指輪の交換の儀式に参加できる演出です。非常にシンプルな演出なので、お子様から高齢の方まで楽しんでもらえるでしょう。まず、ご新郎・ご新婦側それぞれの参列席に、1本ずつのリボンをバージンロードに沿うように、ゲストに渡しておきます。結婚指輪の交換の儀式を執り行う際に、おふたりの結婚指輪をリボンに通してゲストが後ろから聖壇まで届けるという流れで行います。

リングドッグ

リングドッグ

リングドッグは、ご新郎ご新婦の愛犬や愛猫に結婚指輪を運んできてもらうユニークな演出です。おふたりの家族でもある愛犬・愛猫を結婚式に参加させたい場合におすすめです。結婚指輪を運ぶペットの姿は、場を和ませる可愛い演出になるでしょう。ただし、チャペルによってはペットが入れないところも多いため、リングドッグを行いたい場合は、ペットの入場が可能なチャペルを選びましょう。

フラワーシャワー

フラワーシャワー

フラワーシャワーは、結婚式後にご新郎ご新婦がゲストから祝福を受ける演出です。チャペルでの式を終えたご新郎ご新婦の両脇にゲストが並び、おふたりが目の前を通る際に花びらを空に向かって投げ、シャワーのように降らせます。式場によっては、ゲストがご新郎ご新婦をチャペルの外で待ち、階段やガーデンでフラワーシャワーを行うことができます。紙吹雪をまくコンフェッティシャワーや、花びらを羽に代えてまくフェザーシャワーによる演出を叶えたい場合は、対応できるか確認しましょう。

ブーケトス

ブーケトス

結婚式での演出で定番のブーケトスは、「花嫁が投げたブーケを受け取った女性が、次の花嫁になれる」という言い伝えから生まれた演出です。ブーケトスを屋内の会場で行う場合は、会場の広さや天井の高さなどを考慮する必要があります。ブーケ以外のもので演出をしたい場合は、事前に担当者へ確認しておきましょう。

十分な広さや高さを確保できない場合は、ゲストに好きなリボンを選んでもらい、そのうちのひとつにブーケが結ばれているというブーケプルズによる演出もおすすめです。

花嫁の想いと理想を叶えるアニヴェルセルのチャペル

結婚式のチャペルを選ぶ際は、天井の高さやバージンロードの長さ・色などの設備・ハード面を確認したうえで、希望にあった会場を探しましょう。また、結婚式で叶えたい演出がある場合は、対応可能か、オプション料金はかかるのかと言った点を式場選びの際に確認しておくことをおすすめします。

アニヴェルセルの会場は全国10ヶ所にあり、純白のウェディングドレスが美しく映える青いバージンロードが特徴的です。設備や特徴は少しずつ異なりますが、結婚式で叶えられる演出が多くあります。ぜひ一度見学に来て、その美しさを確かめてくださいね。

\まずはブライダルフェアへ♥/

この記事を書いた人
ライター myway

ライター myway

ライフスタイルから保険・転職・法律などまで幅広いジャンルを執筆。未経験のジャンルにも積極的にチャレンジ中。一番の癒しは、仕事の合間に愛犬とじゃれ合う時間。

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