“サムシングブルー”を指輪やドレスに♡幸せを呼ぶ「サムシングフォー」のアイテム&演出

“サムシングブルー”を指輪やドレスに♡幸せを呼ぶ「サムシングフォー」のアイテム&演出

結婚準備のひとつで、きっと気になっているプレ花嫁のみなさんも多い「サムシングフォー」のこと。名前の通り“4つのあること”を指しているのですが、「“サムシングブルー”は聞いたことがあるけど、あとの3つは…?」という方もいらっしゃるのでは?

ヨーロッパ発祥と言われ、日本ではあまり馴染みがない習慣ですが、「サムシングフォー」の4つそれぞれの意味を知ることで、おふたりにとって“いいこと”も♡

目次

サムシングフォーとは?身に着けると幸せになれる4つのもの

チャペルで誓い合う男女

サムシングフォー(Something Four)は、欧米の習慣で、結婚式を迎える花嫁が身に着けると幸せになれる【4つのもの】のことを指しています。

①サムシングオールド(Something Old)=何か古いもの
②サムシングニュー(Something New)=何か新しいもの
③サムシングボロウ(Something Borrowed)=何か借りたもの
④サムシングブルー(Something Blue)=何か青いもの

一つひとつの意味を理解することで、結婚式でどんなアイテムで取り入れられるかが分かり、それぞれのアイテムを通して、大切な想い出がきっとまたひとつ増えるはず。

おふたりにとって結婚式は、ドキドキとワクワクと、ちょっぴり不安な気持ちも入り混じる瞬間。サムシングフォーは、その感情すべてをやさしく包み込んでくれる“お守り”のような存在になってくれることでしょう。

①古いものを取り入れる「サムシングオールド(Something Old)」

女性の手

ご家族やご先祖からの伝統や家族の絆などを引き継ぎ、結婚するおふたりも幸せになれるようにと、古いものを取り入れる「サムシングオールド」。

主に、お母様やおばあ様など、ご家族から譲り受けたネックレスやイヤリングといったアクセサリーを結婚式で身に着ける方法があります。

「サムシングオールド」のおすすめアイテム&演出

「サムシングオールド」のおすすめアイテム&演出

譲り受けたアクセサリーなどをそのまま使う方、あるいは、いまどきの流行にあわせてリメイク・リデザインする方も。

ほかに、姉妹やご友人が結婚式で使ったグローブやヘアアクセサリーを譲ってもらったという卒花さんもいらっしゃるようです。

また、ガーデンウェディングを選ぶ花嫁様のなかには、ビンテージのウェディングドレスやアンティークのヘッドドレスを取り入れる方もいらっしゃるようです。

花嫁が身に着ける以外にも、ウェルカムスペースに飾る写真やプロフィールムービーで使う写真に、小さい頃の家族写真を使うというはサムシングオールドの演出にぴったり。

②新しいものを取り入れる「サムシングニュー(Something New)」

ウェディングドレス

おふたりの新しい生活や未来の象徴となる「サムシングニュー」。結婚生活が希望に満ちたものになるようにと願いが込められています。

レンタルの習慣がない欧米ではウェディングドレスをサムシングニューとする場合が多く、日本では、結婚式で身に着けるアイテムのなかでも、式後に普段使いできる小物類を選ばれる方が多いようです。

「サムシングニュー」のおすすめアイテム&演出

ハイヒール

ストッキングや下着、ブライダルハンカチ、アクセサリー、シューズなど、ドレス以外の小物を新しく購入する予定の花嫁様も多いはず。それもれっきとしたサムシングニューのアイテムとなり、式後にも使えるのが特徴です。

指輪交換で初めて結婚指輪をはめる、新しいコスメを使うというのもおすすめ。

また、挙式の結婚証明書にサインをするシーンでは、デザインにこだわったペンを特別に用意することで、サムシングニューのアイテムにもなり、ちょっとした演出にもなります。

③借りたものを取り入れる「サムシングボロウ(Something Borrowed)」

喜びを分かち合う女性たち

おふたりと周囲との繋がり、隣人愛の象徴となる「サムシングボロウ」。幸せな結婚生活を送る先輩たち(お母様や姉妹、ご友人、会社の先輩など)から結婚式のアイテムを借りることで、その幸せにあやかるという意味もあります。

貸してくれた相手に感謝の気持ちが生まれ、その相手も幸せな気持ちになり、これまで以上の繋がりを感じられるようです。

「サムシングボロウ」のおすすめアイテム&演出

座っている新婦

既婚した姉妹やご友人が結婚式で使ったグローブ、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー、ティアラや髪飾り、サイズが合うようであればシューズを借りるのもいいですね。

もちろん式場のリングピローを借りるのもサムシングボロウのひとつになります。

演出で取り入れるのはちょっと難しい?と思うかもしれませんが、お色直しの中座で“手を貸してもらう”というのはいかがでしょうか。その場合、司会の方に、「サムシングボロウのひとつとして…」という説明をアナウンスしてもらうとゲストにもしっかり伝わります。

④青いものを取り入れる「サムシングブルー(Something Blue)」

サムシングブルー

海外では古くから「ブルー」は、花嫁の純潔さや清らかさを表現するカラーであり、“幸せを呼ぶ色”と言われているカラー。

また「サムシングブルー」のアイテムは、サムシングフォーのなかでも取り入れやすく、多くの方がきっと一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

目立たないところに取り入れるものとして、欧米ではガーター(ガーターベルト)に使用するのが一般的です。

「サムシングブルー」のおすすめアイテム&演出

花束

サムシングブルーのアイテムなら、ブーケに青い花やブルーのリボンを使う、ブルーのビジューや刺繍をあしらったアクセサリーやブライダルハンカチ、ドレスを取り入れるという方法があります。

目立たないようにさりげなく…というのであれば、結婚指輪にブルーの石を入れる、ネイルやメイクに、あるいは、ドレスで隠れて目立たないため青いシューズを選ぶというのもおすすめです。

見えないところに忍ばせるのであれば、下着やガードル…というアイデアも。

演出は、ブルーのウェルカムドリンク、青いリボンをあしらったリングピローで指輪交換、テーブルコーディネートなど会場装飾のメインカラーをブルーに、青い風船を使ったバルーンリリース…など。「青」をキーカラーにした演出は無限大です!

“永遠”の意味が込められたアニヴェルセルの「サムシングブルー」

身に着けると幸せになれると言われる色、ブルー。結婚式のアイテムや演出での取り入れ方をご紹介しましたが、アニヴェルセルには特別な想いを込めたブルーのバージンロード、そして、青い刺繍をほどこしたウェディングドレスをご用意しています。

アニヴェルセルの“ロイヤルブルー”のバージンロード

アニヴェルセルの“ロイヤルブルー”のバージンロード

アニヴェルセルの独立型チャペルには「ロイヤルブルーのバージンロード」が敷かれています。“永遠”という意味が込められた濃い鮮やかな青のバージンロードはとても印象的。

純白のウェディングドレスがとても美しく映えるという理由から、アニヴェルセルを選んでくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。白亜の大聖堂にまっすぐ伸びたブルーのバージンロードは、おふたりの未来へと続き、永遠の愛を祝福してくれているかのようです。

“アニヴェルセルブルー”を取り入れたウェディングドレス

ウエディングドレスを纏う女性

アニヴェルセルのプロデューサー(プランナー)と、ウェディング総合プロデュース企業のTAKAMI BRIDAL(タカミブライダル)のコラボレーションで誕生した、オリジナルドレスコレクション『Arêve(アレーヴ)』。昨年、コレクションのひとつに“アニヴェルセルブルー”を取り入れた特別なドレスが誕生しました。

ドレスの名前は『Avenir(アヴニール)』。胸元やスカートにデザインされた花に “ブルーの刺繍”を忍ばせ、さりげなくサムシングブルーを取り入れたい花嫁様にもおすすめのドレスです。

結婚式で花嫁が身に着けると幸せになれると言われている「サムシングフォー」。

サムシングオールド、サムシングニュー、サムシングボロウ、サムシングブルーを通して、ご家族やご友人など、周囲の方たちとの繋がりを実感し、あらためて幸せを感謝の気持ちが生まれてくることでしょう。大切な人たちに囲まれて、素敵な結婚式となりますように♡

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

search

キーワード検索