カップルでケンカをしたときの仲直りの方法。モヤモヤしないためのコツ
「ケンカをするほど仲が良い」という言葉もあるように、仲が良いカップルでもケンカすることがあるでしょう。感情的になってケンカに発展してしまったものの、どうやって仲直りをすれば良いのかわからないという方も多いかと思います。この記事では、カップルがケンカしたときに仲直りする方法や無駄なケンカをしないコツをご紹介します。仲直りのコツやケンカしたときにしてはいけないことなども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- 目次
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- カップルがケンカになる理由あるある5選
- 価値観や生活習慣の違い
- ささいな言動
- 約束を守らない
- 嫉妬や束縛
- デートや連絡の頻度
- ケンカした恋人との仲直りの方法
- 本音で話し合う場を設ける
- 少し時間や距離を置く
- 自分から謝る
- いつも通りにふるまう
- 一緒に食事をする
- 仲直りのコツ
- 謝る時は感謝や愛情を伝える
- 仲直りはなるべくその日のうちに
- 言いづらいことは手紙やLINEで伝える
- 自分を客観的にみる
- ケンカ時にやってはいけないこと
- 感情的に怒りをぶつける
- 過去の話を蒸し返す
- 相手の話を遮る
- すぐに「別れる」と言う
- 相手を無視する・ずっと不機嫌
- カップルで無駄なケンカをしないコツ
- 日頃から感謝の言葉を伝える
- 仲直りのルールやサインを決めておく
- 自分でできるストレス解消方法を見つける
- 適度な距離感を保つ
- ケンカするほど仲がよい!仲直りしながらお互いを知っていこう
カップルがケンカになる理由あるある5選
仲直りの方法を考える事は大切ですが、「そもそもなぜケンカになってしまったのか」ケンカの原因をまずは知っておきましょう。よくあるケンカの理由を知っておくと、最適な対処法を考えたり無駄なケンカを避けられたりするヒントになります。
価値観や生活習慣の違い
価値観や生活習慣の違いはケンカの原因になりやすいでしょう。お互いの価値観や習慣を否定するような言動が、恋人を怒らせてしまうケースも少なくありません。どんなに仲が良いカップルであっても育った環境や経験によって身に付いた考え方は人それぞれ異なります。
ふたりで一緒に過ごす時間が長かったり、これから共に暮らしていく将来を思い描いているからこそ、お互いの価値観に違いがあることに不安になり、ケンカになってしまうのでしょう。
ささいな言動
ささいな言動がカップルのケンカにつながる場合があります。心に余裕のあるときは流せるようなちょっとした言動でも、忙しかったり疲れていたりして心に余裕が持てないと怒りのスイッチが入りやすくなります。また、数回は見過ごすことができたものの、「チリも積もれば山となる」で、回数が重なったあるタイミングで我慢が爆発してしまうこともあります。
約束を守らない
恋人が約束を破ったことがきっかけでケンカになるケースも少なくありません。例えば、待ち合わせの時間に遅れる、自分との予定をキャンセルして友達と出かけてしまうなどがその一例です。約束を破られたほうは、自分の優先順位が低いと感じ、「私よりも他のことが大切なのかな?」という不安からケンカに発展してしまいます。
嫉妬や束縛
恋人に対する嫉妬心や束縛心がケンカのきっかけになることがあります。嫉妬や束縛したいという感情が湧くのは相手を思うからこそ。しかし、「恋人のスケジュールはすべて把握しておきたい」「異性がいる飲み会には行って欲しくない」など、相手の行動を制限するようになると負担になりかねず、衝突する要因になってしまうでしょう。
デートや連絡の頻度
付き合ってみたら、「デートや連絡を取り合いたい頻度が違った」ということからケンカになってしまうこともあるでしょう。恋人と会いたい頻度や連絡を取りたいと思う頻度は人によって異なります。恋人が忙しいときに、デートや連絡を取り合う頻度を強制してしまうと、相手のストレスやイライラの原因になりかねません。
ケンカした恋人との仲直りの方法
どんなに仲のよいカップルでも、ちょっとしたことでケンカになってしまうのは仕方のないこと。大切なのは仲直りの方法ですが、「この空気をどうにかしたいけれど方法がわからない!」という場合も多いと思います。恋人とケンカしてしまったときに仲直りするためには、次に挙げる方法を試してみるのもおすすめです。
- 本音で話し合う場を設ける
- 少し時間や距離を置く
- 自分から謝る
- いつも通りにふるまう
- 一緒に食事をする
それぞれの方法を詳しく解説します。
本音で話し合う場を設ける
ケンカしたカップルが仲直りをするには、本音で話し合う機会を設けることが大切です。お互いの本音に触れずに仲直りをしても、また同じことでケンカになる可能性があります。「なぜケンカに発展してしまったのか」「自分はどうしたいのか」「相手にはどうして欲しかったのか」など、素直な気持ちを伝え合いましょう。お互いの本音を知ることができればケンカによるわだかまりが解け、おふたりの絆がより深まるでしょう。
少し時間や距離を置く
お互いに感情的になっていて本音での話し合いが難しい場合は、あえて物理的に距離を取り、時間を置くのもひとつの方法です。ただし、時間を置きすぎると自然消滅のような形で別れにつながる可能性もあるため、1週間や1ヶ月など期間を決めておくのも良いかもしれません。また、恋人と距離を置く場合は相手に無視されていると誤解されないためにも、「お互いに冷静になるまで少し距離を置こう」と相手に伝えておきましょう。
自分から謝る
ケンカの原因が自分にあることが明らかな場合は、まず素直な気持ちで謝ることが重要です。相手も自分から謝るべきなのか、仲直りのきっかけがわからずに悩んでいる可能性があります。直接会って謝ることができるなら、口頭で「ごめんなさい」「自分が悪かった」と伝えるのがおすすめです。遠距離の場合や直接会って謝るのは自信がないという場合は、ひとまず電話やメールで謝罪の言葉を伝えることをおすすめします。ケンカの理由が何であれ、相手を怒らせてしまった場合はまず謝りましょう。
いつも通りにふるまう
いつも通りにふるまっているうちにケンカをしていたことを忘れ、普段通りのふたりに戻っているというのも、カップルにあるあるの仲直りの方法といえます。ケンカをしたら仲直りをしなければならない、どちらかが謝らないといけないと考えてしまう方もいるかもしれません。しかし、ケンカ前と変わらない態度で恋人に接することで、気持ちが落ち着いていくことがあります。また、自然な振る舞いが「もう怒ってないんだ」」と相手を安心させることにもつながります。わだかまりが溶けてから、改めて冷静に話し合ってもよいでしょう。
一緒に食事をする
「とりあえず一緒にごはんを食べる」というのも良い仲直り方法です。同じ食卓で「おいしいね」と話しながら、「この間のことだけど…」と話を切り出してみましょう。ケンカ後に恋人と一緒に食事をするのは気まずいと感じる方もいるかもしれません。その場合は、手料理をふるったり、恋人の好物を買ってきたり、相手に寄り添うような愛情を自分から示すことで話しやすい環境を作れます。改まって話合うのは緊張する、という場合は、話し合いやすい環境作りから始めることをおすすめします。
仲直りのコツ
ケンカ後に恋人と仲直りをする際に知っておくと役立つコツがいくつかあります。例えば、ただ謝るのではなく、感謝の言葉も一緒に伝えるとよいでしょう。また、できるだけ日を置かずにその日のうちに仲直りすることが大切です。ここでは、仲直りの詳しいコツを解説します。
謝る時は感謝や愛情を伝える
相手に謝る場合は「ごめんなさい」だけでなく、「いつもありがとう」という感謝の気持ちや「好き」「これからも一緒にいたい」という気持ちを伝えることも仲直りのコツのひとつです。ずっと一緒にいたいという気持ちが伝わることで、相手も安心でき、おふたりの仲も深まるでしょう。
仲直りはなるべくその日のうちに
ささいな言動がきっかけでケンカしてしまった場合は、できるだけその日のうちに仲直りすることをおすすめします。お互いが感情的になっているときに仲直りするのはむずかしいかもしれませんが、ケンカから話し合いをするまでに時間が空いてしまうと謝るきっかけを失い、仲直りするタイミングを逃してしまうことも。場合によっては相手から「無視されている」「避けられている」と誤解を与えてしまうこともあるため、できるだけその日のうちに仲直りするタイミングを見つけましょう。
言いづらいことは手紙やLINEで伝える
直接会って話をすることで仲直りするのがベストですが、なかには顔を合わせるのが気まずい、顔を合わせると素直になれず強い言葉が出てしまう、ということもあるでしょう。その際は、手紙やLINEを利用するのもひとつの手です。気持ちを言葉にまとめることで、自分の感情が整理されます。その後に直接会って話合えば、冷静な会話にもつながるでしょう。
自分を客観的にみる
すぐに仲直りすることも大切ですが、同じ内容でケンカを繰り返している場合は、ケンカの内容を客観的に分析してみることをおすすめします。例えば、「なぜ自分は相手の〇〇な言動にイライラしてしまうのか」「心の底から相手に求めていることは何なのか?」と考える時間を取りましょう。ノートに書き出してみたり、自分をよく知る友人に相談してみたりしてもよいでしょう。ケンカについて振り返ることが、自己分析にもつながり、同じ失敗を繰り返してしまうことを防げるようになります。
ケンカ時にやってはいけないこと
カップルがケンカしたときに取ってはいけない言動がいくつかあります。以下に挙げる言動を取ってしまうと、「そんなつもりじゃなかったのに」と後戻りできない結果につながってしまうかもしれません。怒りに任せた言動を取らないように注意しましょう。
感情的に怒りをぶつける
カップルがケンカをしたときに避けたい言動は、勢いで相手に怒りをぶつけてしまうことです。感情的な状態のまま相手に怒りをぶつけると、思ってもいない言葉を口にしたり普段より言葉遣いが悪くなったりして、さらに相手の心を傷付けてしまう可能性があります。冷静さを欠いている自分をみて、相手から「距離を置こう」「別れよう」と言われてしまうこともあるかもしれません。感情的になっているときは冷静になるまで時間を置きましょう。
過去の話を蒸し返す
「あのときもこうだった」と、過去の話を蒸し返すことは、カップルのケンカであるあるのひとつですが、これはよくありません。ケンカの内容と関係のない過去の話を持ち出すと、本題からずれ、目の前の問題を解決するまでに時間がかかってしまいます。特に、一度片付いた問題を持ち出すことは相手を不快にさせてしまうでしょう。ケンカをしたときに過去の記憶を思い出したとしても一旦切り離し、今ある問題のみにテーマを絞って話し合うようにしましょう。また、日々怒りや違和感を溜め込まないことも大切です。過去の話をしたい場合は日を改めて、話す時間を作ることをおすすめします。
相手の話を遮る
ケンカをしているときは言い合いになりがちですが、相手の話を遮らないよう注意しましょう。相手が話をしているのに割って入ると、相手は「話を聞いてくれない」と感じ、より怒りが増長するおそれがあります。相手の話の途中で言い返したい場合でも、まず我慢し、聞き終わってから自分の思いを伝えるようにしましょう。ケンカをしているときでも相手の意見を尊重する姿勢を見せることが大切です。
すぐに「別れる」と言う
ケンカをしたときに「もう別れよう!」とすぐに言ってしまう人もいるのではないでしょうか。相手の気持ちを確かめるためや勢いで口にしてしまった言葉だとしても、その気持ちが相手に伝わるとは限りません。売り言葉に買い言葉で「わかった。そうしよう」と後戻りできない状況になってしまうことも。
逆に、ケンカの度に「別れる」と言ってしまうと、「またか」と真意に受け取ってもらえなくなる可能性もあります。今の状況を打破するために、すぐに口をすべらせてしまわないよう気を付けましょう。
相手を無視する・ずっと不機嫌
恋人とケンカをしたときに相手を無視する、不機嫌なままでいることのないように気を付ける必要があります。不機嫌な態度を見せられればその感情が伝わり、相手も嫌な気持ちになるでしょう。また、相手が「謝ろう」「話し合おう」と考えていても、話しかけづらくなるため、仲直りするまでに時間がかかってしまいます。
カップルで無駄なケンカをしないコツ
カップルが無駄なケンカをしないためには、日頃から感謝の気持ちを伝え合う、仲直りのルールを決めておくなど、押さえておきたいコツがあります。以下で紹介するコツを参考にしつつ、お互いを尊重し合える良い関係を築いていきましょう。
日頃から感謝の言葉を伝える
カップルが無駄なケンカをしないためには、普段から「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え合うことが大切です。感謝の気持ちを伝えられる人は日常のささいなことにも目配りができ、相手を思いやることができる人といえます。「いつもありがとう。でもここを直してくれると嬉しい」など、感謝とともに要望を伝えればケンカを避けられることもあるでしょう。感謝の気持ちを伝え、相手を受け入れたうえで話し合いをすると適切な会話ができます。
仲直りのルールやサインを決めておく
恋人とケンカしても素直な気持ちで謝れない、仲直りをするタイミングがつかめない、というカップルは、あらかじめ仲直りのルールやサインを決めておくことをおすすめします。例えば、次のようなルールやサインを設けているカップルもいます。
- ケンカは翌日に持ち越さず、その日のうちに仲直りする
- ケンカをした日はおふたりの好物を一緒に食べる
- どちらかが〇〇をしたら「仲直りしよう」のサインにする
仲直りのルールやサインを決めておけば、自然な流れで仲直りできるようになります。
自分でできるストレス解消方法を見つける
恋人の言動がケンカのきっかけになったとしても、実際は仕事や人間関係でストレスが溜まっていたことが原因だったという場合も多くあります。ケンカをして相手に感情をぶつけることで気持ちがすっきりする場合もあるかもしれません。しかし、ストレスが溜まる度に恋人とケンカをしていては相手の心が疲れてしまうおそれがあります。
イライラしている自分に気付いたときは恋人に感情をぶつけるのではなく、まずは自分自身にイライラの原因がないか確認し、ストレスを解消する方法を試してみましょう。
適度な距離感を保つ
お互いが適度な距離感を保つことは、無駄なケンカをしないために必要なコツのひとつです。「恋人のことはすべてを知っておきたい」と思うのは自然な感情かもしれません。しかし、どんなに相手のことが好きでも他人のすべてをコントロールすることはできません。日常の行動のすべてを把握しようとすると、常に不安に駆られ、自分がつらくなってしまいます。
恋人と長く付き合っていきたいと望むのであれば、適度な距離感を保ち、お互いを尊重し合える関係を築くようにしましょう。
長続きするカップルの秘訣を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
ケンカするほど仲がよい!仲直りしながらお互いを知っていこう
好きだからこそ相手に求めるものがあり、想いが強く、本音でわかり合いたいと思っているからこそケンカになってしまうのは仕方のないことです。大切なのは、ケンカ後の仲直り方法。ケンカが多いと「相性が悪いのかな?」と不安になることもあると思いますが、ケンカはお互いに理解を深め合う絶好の機会。ケンカと仲直りを繰り返しながら、おふたりの絆を強めていきましょう!
\仲直りしたらデートに♡/
- この記事を書いた人
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ライター myway
ライフスタイルから保険・転職・法律などまで幅広いジャンルを執筆。未経験のジャンルにも積極的にチャレンジ中。一番の癒しは、仕事の合間に愛犬とじゃれ合う時間。