結婚式で渡す縁起物！「しきたり品」人気ランキングTOP10

聞き馴れない方もいらっしゃるかもしれませんが、「しきたり品」は、結婚式に列席してくれた記念として、引菓子やプチギフトなどと一緒にゲストに渡す引出物ギフトのひとつです。

選ばれる品物は、“縁起物”であることがほとんど。地域によって選ばれる品物もさまざまあるため、一度、親御様に確認をしておくこともおすすめします。

しきたり品に選ばれる縁起物アイテムのなかから、定番品をいくつかご紹介します。

雄節（背側）と雌節（腹側）の身で作る「鰹節」は、2つで一対となることから「鰹夫婦節」という語呂合わせもあり、“夫婦円満”の象徴とされています。いろいろなお料理に活用できて実用性が高く、保存がきき、軽くて持ち運びしやすいため、年齢を問わず喜ばれる品物です。

おせち料理でも、昆布巻き＝喜ぶ（よろこぶ）が縁起物として食べられますが、しきたり品としても同じく縁起のいい贈り物とされ、選ばれる方も。また、「子生婦（こんぶ）」と表すことから子宝に恵まれるように…という意味も。結び昆布や佃煮、昆布茶などがあります。

「シワができるまで元気で暮らせるように」という長寿の願いが込められた縁起物。松竹梅のひとつで、梅の花が春を知らせてくれることからもおめでたいシーンにぴったりの贈り物です。ごはんやお酒のおとも、またおやつなどにも。個包装なら食べやすくておすすめ。

おめでたいシーンで重宝される鯛や梅など、“縁起物”模った「最中」を使ったしきたり品も定番のひとつ！最中は、お茶漬けやスープなどの具として使われていることが多く、お湯を注ぐだけで食べられる手軽さに見た目の可愛さが加わり、贈呈品として人気のギフトです。

うどんやラーメンなどの麺類には、“長いもの”は末永く…という意味が込められ、しきたり品でも人気の縁起物。麺・つゆ・具が一緒になった手軽なギフトも多く、特にうどんは、太く長く…という意味もあり、おめでたいシーンの贈り物としてよく選ばれています。

2021年、アニヴェルセルで人気だった「しきたり品」トップ10がこちら。先ほど挙げた定番の縁起物もたくさん！しきたり品は、一緒に渡す引出物や引菓子とのバランスを考えて選ばれているカップルもいるようです。

今回は、アニヴェルセルでおすすめの「しきたり品」をピックアップ！いくつかご紹介していきます。

「FUFU味噌汁」
おめでたい紅白の鯛の形をした最中の中には、フリーズドライの味噌汁が。お椀に入れてお湯をそそげば可愛らしい毬麩や花麩がふわりと浮かんできます。味噌汁をたっぷり吸い込んだ最中は、トロリとした食感に。

「ことほぐ お茶漬け三昧」
高級感と食べ応えのある生タイプのお茶漬けは、男女世代を問わずどなたにも喜んでもらえる一品です。写真には写っていませんが、可愛いピンクの五角形のパッケージ入りで、開くと梅の花になるおめでたいアイテム。

「寿結 ラーメン三昧」
札幌、喜多方、博多と、一度は食べたい本場の味を自宅でも楽しんでいただけるラーメンセット。しっかり食べたい男性はもちろん、細麺、太麺、ちぢれ麺をイメージしてデザインした可愛いパッケージで、女性にも喜ばれそう。

「しあわせ包み かつおぶし＆お茶漬け」
鰹節は“鰹夫婦節”とも書かれる、古くから伝わる縁起の良い贈り物。使い切りタイプの鰹節とお茶漬けを、末広がりの“八”にかけて8袋詰め合わせ。長年にわたりアニヴェルセルで愛される定番のしきたり品です。

「ロマンス ティーバッグ セット」
“アニヴェルセルウェディング”をイメージして特別に開発したオリジナルブレンドの紅茶。結婚式当日にも振る舞われる紅茶は、披露宴の余韻としても人気の商品。まるでブーケのような華やかな香りで、記念日にふさわしい味わいです。

いかがでしたか？「しきたり品」以外にも、愛知県や岐阜県などでは、引出物や引菓子のほかに「名披露目（なびろめ）」（ご新郎ご新婦の名前を入れた“のし”をつけた贈呈品）を贈る習慣もあります。

ご新郎ご新婦で出身地が違う場合、それぞれの地域のしきたりにあわせて「贈り分け」（ゲストによって贈るギフトを変える）をしても。

引出物などのギフトの品数は3品が平均と言われています。基本をおさえつつ、おふたりらしいギフト選びをしてみましょう。

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