後悔しない式場選び!彼や親御様とすり合わせておきたい条件

後悔しない式場選び!彼や親御様とすり合わせておきたい条件

結婚式を挙げる予定のおふたりにとって、式場選びは重要ですよね。しかし、山ほどある式場の中から、おふたりの理想を叶えてくれる結婚式場を探すのはそう簡単なことではありません。「何を基準に選べば良いの?」「いつ頃から探せば良いの?」といった疑問を抱え、思うように進められないカップルもいることでしょう。

そこで今回は、後悔しない式場選びのポイントやコツについて解説します。これから式場選びを始めるカップルのみなさんは、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

式場選びの決め手となる7のポイント

おふたりが、新しい家族として第一歩を歩む結婚式。しかし、結婚式は、おふたりだけではなく両家の絆を結ぶ大切な日でもあります。そのため、両家それぞれの親御様の意見を考慮しながら進めなければならないことも、念頭に置いておきましょう。

ここでは、式場選びを始める前に、おふたり、親御様とすり合わせておきたい7つのポイントを解説します。

ポイント① 挙式スタイル

結婚式場によってできる挙式スタイルが異なります。そのため、まずは希望の挙式スタイルを決めておきましょう。主な挙式スタイルは「教会式」「神前式」「人前式」の3つです。

・教会式
キリスト教の形式に沿った式で、チャペルで行われます。

教会式

・神前式
神道の様式に沿って神社などで行う式。一般的に和装の結婚式で行われるため和婚ともいいます。

神前式

・人前式
宗教に捉われない自由なスタイルの式。参列者全員が結婚の証人役となります。

人前式

挙式は親御様の意向もある可能性が高いため、事前に相談すると良いでしょう。宗教に対する考えや、しきたり・慣習などに配慮する必要があるかも、この機会に確認します。

ポイント② ゲストの人数

芳名帳

会場のタイプは招待するゲストの人数によっても変わるので、おおまかな人数を把握しておくと式場選びもスムーズにいきます。基本的に招待するゲストは、「結婚の報告をしたい人」や「感謝の気持ちを伝えたい人」などです。両家の人数は、双方が納得していれば無理に揃える必要はありません。ただし、親族は親御様にも深く関係するので、リストを確認してもらいましょう。
また、「盛大にやりたい」「アットホームな感じにしたい」など、おふたりのイメージを統一しておくことも大切なポイント。盛大に行うのであれば職場関係者も招待する、アットホームにするなら親しい友人までにとどめるなど、結婚式のイメージによってどこまでの関係性があるゲストを呼ぶかに影響します。イメージが分かれると会場のタイプも分かれてしまうので、よく話し合ってすり合わせておきましょう。

ポイント③ 日取り

スケジュール帳

日取りを決める際は、おふたりの希望だけでなくゲストの都合も考慮しましょう。また、親御様にNGな日がないか、あるいは日柄のこだわりがないかも確認しておくことをお忘れなく。一般的に日取りは、シーズン・曜日・日柄・仕事の都合・時間帯などの条件で決めることが多いようです。あるいは、お付き合い記念日や誕生日、さらには結婚記念日になる日だから語呂が良い忘れない日や毎年休みになる祝日、なんていう絞り方もあるそう。

ポイント④ 予算

電卓

式場によって、平均的な費用が異なります。まずは、結婚式にどのくらいの予算をかけるか、おふたりですり合わせておきましょう。実際はご祝儀や親御様からの援助もあるため、おふたりの持ち出し費用は全額ではありません。しかし多くの場合は前払いであるため、ある程度の蓄えが必要です。

式場見学に行った際は、日取り・お料理・招待人数など同条件でお見積りを出してもらい、合計金額だけではなく、見積書に必要な項目が入っているか、ご祝儀払いなどの支払い方法があるかなどを確認すると良いでしょう。

ポイント⑤ 会場のタイプ

結婚式場の外観

会場タイプは大きく分けて、ホテル・ゲストハウス・専門式場・レストランの4つがあります。それぞれの違いや特徴を確認して、おふたりの希望をすり合わせておきましょう。親御様の意向や希望の演出が実現可能か確認することもお忘れなく。

・ホテル
日本において結婚式の定番ともいえるタイプで、格式の高い結婚式を挙げることができます。宿泊施設をはじめラウンジやクロークなど設備が充実してるので、幅広い年齢層のゲストを招きやすいといったメリットも。

・ゲストハウス
一軒の邸宅を貸し切って結婚式を行うタイプの式場です。会場を自由にカスタマイズできるので、おふたりのテーマに沿った演出でゲストをおもてなしできるという魅力から、近年人気が急上昇しています。

・専門式場
結婚式のみを専門に扱うタイプの式場。規模にもよりますが、チャペルや神殿、大小のバンケットルームなど、施設が充実しています。

・レストラン
レストランで行うタイプで、アットホームな雰囲気にしたいカップルに人気。お料理にこだわりたい方におすすめです。

ポイント⑥ アクセス

バス

式場の立地は、ゲストにとって重要なポイント。特に遠方の親族を招待する場合は、立地を重視する親御様が多いようです。最寄り駅からのアクセスがスムーズか、あるいは駅からわかりやすい場所にあるか、よく確認しておきましょう。立地によっては、最寄駅からの送迎の手配が必要です。あらかじめ移動時間や移動距離を把握しておきしょう。

また、式場の立地は式の印象を大きく左右するため、おふたりにとっても特にこだわりたいポイント。「オーシャンビューが魅力の式場でも、実際に訪れてみると海からは遠く離れていた」ということもあります。理想の結婚式を挙げられるかどうか、見学会で雰囲気を確かめましょう。

ポイント⑦ スタッフの対応

スタッフ

式場選びにおいては、スタッフとの相性も大切なポイントです。式場のスタッフにはプランナーをはじめ、ヘアメイク・ドレス・装花などさまざまな担当者がいます。なかでも、フロントでの受付やお料理の配膳などをするスタッフは、式当日おふたりに代わってゲストをおもてなしするため、丁寧に対応してほしいもの。「スタッフの対応が最終的な決め手になった」という声も多いのです。

スタッフの細やかな配慮や温かな笑顔は、結婚式当日の印象に関わります。そのため見学会に行った際は、プランナーだけでなくスタッフの対応も確認しておきましょう。

式場選びで失敗しないコツ

おふたりにとって、一生の想い出となる結婚式。式場は、おふたりのまたとない最高のシーンがたくさん生まれる舞台です。だからこそ、安易に決めて後悔はしたくありません。しかし周りを見渡せば、ホテルやゲストハウスなど数多くの式場があるため迷ってしまい、なかなか進められないこともあるでしょう。

理想の結婚式を実現するためにも、式場選びはぜひこだわりたいポイントです。ここでは、式場選びで失敗しないためのコツについて説明します。

理想のイメージを集めておく

結婚式関連のいろいろな写真

まずは、おふたりらしい結婚式のテーマやコンセプトに沿った理想のイメージを集めておきましょう。式場探しサイトや結婚情報誌、SNSなどには、実例が豊富に掲載されています。それを基におふたりが理想とする結婚式のイメージをある程度固めておくと、式場選びもスムーズに進むでしょう。

親御様、ゲストの希望や都合も大切ですが、結婚式の主役はご新郎ご新婦です。まずはおふたりのイメージを明確にしていきましょう。

優先順位をリスト化する

パソコン

ある程度イメージが固まったら、次は譲れないポイントや優先順位を決めます。結婚式のこだわりポイントは、チャペルや会場、ドレス、料理など実にたくさん。よってあれもこれもとこだわると、イメージからそれるばかりでなく予算もオーバーします。

あらかじめ妥協できるポイントを相手や親御様とすり合わせておき、優先順位をリスト化しておきましょう。悩んだときの決め手になります。

決定する前に親に相談する

スマートフォンを操作する女性

結婚式場の見学をする前に、親御様に日取りや場所などの確認をしましょう。特に親族との関係性については、親御様でなければわからないことが多く、遠方にお住まいの親族や年配の親族に関しては宿泊や送迎の手配が必要になることがあります。そのほかにも、親御様が結婚式当日に着る衣裳はレンタルするのか、着付けをお願いするのか、よく相談しておきましょう。

また、親御さんからの援助についても確認が必要です。援助によって選べる会場やおふたりの持ち出し費用が変わってくるので、見学前に把握しておきましょう。

式場選びはいつから始めるべき?

結婚式場

式場選びを始める時期は、状況や事情によりさまざま。ゆっくり準備したいなら、1年前から選び始めると良いでしょう。特に仕事などが忙しく、おふたりで式場についてじっくり考える時間がない場合は早めに取り掛かる必要があります。また、人気の会場は1年以上前から埋まっている可能性もあるため、日取りにこだわりがある場合は余裕をもって選ぶことをおすすめします。1年前なら、会場見学の際に式を挙げたい季節のイメージも確認できるでしょう。

式自体の準備が本格的に始まるのは、一般的に半年前からです。急いでいる、あるいは式場選びに割く時間がない場合は3ヶ月前からでも可能。とはいえ、親御様やゲストの都合を考えたら、なるべく早めに決めておきたいところです。

式場選びに迷ったらブライダルフェアに行ってみよう

腕を組むカップル

結婚式場を選ぶ際は、まずおふたりが理想とする結婚式のイメージを固め、ドレスやお料理など、譲れないポイントの優先順位をリスト化しましょう。それを基に親御様の意向を考慮しながら、会場のタイプや挙式スタイル、日取りなどをすり合わせていくと、トラブルなくスムーズに式場選びを進めることができます。

おふたりにとって結婚式は、とびきりの晴れ舞台です。だからこそ、人生最高の瞬間を過ごす式場はこだわって選びたいもの。今回ご紹介したチェックポイントやコツを踏まえ、おふたりの理想を形にできる式場を、ぜひ選んでくださいね。

\まずはブライダルフェアへ♥/

この記事を書いた人
ライター 瀬上友里恵

ライター 瀬上友里恵

地方在住のフリーライター。詩人として創作活動も嗜む。2児の母として子育て奮闘中。

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