結婚式招待状の作り方まとめ!紙とWEBはどっちがいい?メリットは?【2月10日「封筒の日」】

結婚式招待状の作り方まとめ!紙とWEBはどっちがいい?メリットは?【2月10日「封筒の日」】

結婚式ではゲストをさまざまな方法でおもてなしをしますが、結婚式招待状は、おふたりからゲストへの最初のおもてなし。受け取ったゲストがワクワクしながらおふたりの結婚式を迎えるために、招待状のデザインもこだわりたいですよね。

2月10日は「封筒の日」…ということで、今回は、結婚式招待状の作り方や大まかな流れ・スケジュール、そして、昨今増えているWEB招待状のメリットについてまとめてみました。この記事を参考に、おふたりらしさがあふれる招待状を見つけてみませんか?

目次

「封筒の日」とは

封筒や手提げ袋などの紙製品を手掛ける、株式会社ムトウユニパックが制定した記念日。封筒や手紙のアナログ的な文化の良さをあらためて多くの人に知ってもらうのが目的。日付は、2と10で「封(2)筒(10)」と読む語呂合わせから。

①結婚式招待状の作り方(同封物と流れ)

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結婚式招待状を作る方法は、【結婚式会場や結婚式会場の提携事業者に依頼】・【自分たちで手作り】と、主に2つあります。いずれの場合でも、同封物とスケジュールには大きく違いはありません。

まずは、結婚式招待状に必要な同封物、そして、いつ頃から準備を始めたらよいかというスケジュールを確認していきましょう。

結婚式招待状に同封するもの

●本状
●返信はがき
〇アクセスマップ(会場地図)
〇リクエストカード(付箋)
〇ゲストカード

※●は必須、〇は可能な限り同封、もしくは場合によって、ゲストにあわせて同封するもの。

結婚式披露宴の日時・会場・場所をお知らせする「本状」とゲストが出欠の返事をするための「返信はがき」はマスト。「アクセスマップ」は本状に記載していれば不要ですが、可能な限り同封を。

「リクエストカード」は、相手によって招待状の内容が変わる場合に同封するカードのこと。たとえば、挙式や二次会の案内、披露宴の受付、祝辞・乾杯挨拶、余興、友人挨拶など。挙式や二次会の案内以外は、招待状を送る前に電話やメールで事前確認のうえ、招待状にてあらためてお願いすることを書いて送るのがマナーです。

最近は、「ゲストカード」を同封するカップルも。名前や住所などを書いてもらう「芳名帳」の代わりになるもので、事前に書いて当日持参できるので、落ち着いて名前などが書け、受付でゲストを待たせずに済みます。

結婚式招待状の準備スケジュール

【6ヶ月前~】
・ゲストのリストアップと整理
・ゲストの住所集めなど
・「Save The Date」の発送
・紙とWEBを検討
・デザインや文面の検討
・招待状の作成と発送準備
・発送前のダブルチェック

【2ヶ月~3ヶ月前】
・招待状の発送(紙・WEB招待状ともに)

結婚式招待状の準備は、招待するゲストをリストアップすることからスタート!ゲストの招待人数をざっくり考えてから結婚式場を選んでいると思いますが、収容人数にあわせて実際に呼ぶ人を整理していきます。

その後、ゲストの住所集めと並行して、招待状の文面やデザインの検討&作成を進めていきましょう。

意外と時間がかかるのが、ゲストの住所を集める工程!SNSでやり取りすることが増え、「住所を知らない」という場合も。また、結婚して苗字が変わった、正しい漢字が分からない…といった“名前”に関する確認も必要です。

そのため、結婚式招待状を送る前に、式の日程や会場を伝えるだけという“プレ招待状”の「Save The Date(セーブ ザ デート)」を上手に使うのもおすすめ。本来の目的に加えて、招待状を送るための住所や名前を確認したり、二次会の参加有無を聞いたりした、というカップルも。

「Save The Date」は、紙で送らなくてもOK。普段SNSやメールでやり取りをしている友人であれば、アプリで作成して画像で送信しても。「Save The Date」を送る場合、結婚式の日取りが決まってすぐ~半年前を目安に

また、発送前のダブルチェックも大事!招待状の名前や住所の表記・記載ミスがないか、同封物はそろっているか&間違えていないか、切手は貼られているか、ゲストへの送り漏れ・忘れがないか…など、おふたりでしっかり確認を。

結婚式招待状は「紙」と「WEB」がありますが、全員WEB招待状にするという場合、ペーパーアイテムの準備は不要。ただし、招待状の発送タイミングは紙と同じ約2,3ヶ月前にしておくと安心です。

②紙の結婚式招待状とWEB招待状のメリット

ここ数年で認知度が上がり、利用するカップルも増えているのが「WEB招待状」。やり取りや管理のしやすさ、そして、急な日程変更にも対応できるということで、今後も需要が増えることが予想できます。

とはいえ、「年配のゲストにWEB招待状を送るのはどうなの?」という意見があるのも確か。紙の結婚式招待状とWEB招待状には、【ご新郎ご新婦側】と【ゲスト側】のそれぞれにメリットがあります。2つの魅力をまとめてみました。

▶紙の招待状:特別感と年齢を問わない安心感が魅力

少し厚みがあり、筆文字で書かれた宛名、そして、結婚するおふたり連名の名前。紙の招待状の魅力は、なんといっても手にした時に“特別感”があること!封筒で届く結婚式招待状は定番であり、手にしているという安心感もあるため、年齢問わず誰にも受け入れられやすいのがメリットです。

また、ご新郎ご新婦のオリジナリティを加えて、封を開けた時のサプライズ感を演出することもでき、招待状や返信はがきは、贈られた側も贈った側も記念として手元に残しておけるというのも紙の招待状ならではです。

▶WEB招待状:データの管理と利便性の良さが魅力

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WEB招待状とは、専用のアプリやサイトなどで、テンプレートを使って簡単にデザインでき、完成したページのURLをメールなどでゲストに送るというもの。最大の魅力は、準備時間と費用を軽減できること!

無料テンプレートを使用すれば、制作費用0円も可能。送る相手によってデザインを変えやすいのもメリットのひとつ。

そして、ゲストにとっては返信が楽というメリットも。届いたURLを開いて、出欠可否、名前や住所などの必要事項がすべてスマホのみで完結。専用アプリをスマホにインストールしておけば、出欠状況などが自動集計されるため管理もラクチン!送られてきたデータをそのまま使えるので、席次表などの名前間違いも減らせます。

紙の招待状とWEB招待状のメリット一覧

ご新郎ご新婦側ゲスト側
紙の招待状   年齢を問わず受け入れられやすい、返信はがきを手元に残せる、サプライズ感を出せる、オリジナリティを出せる特別感がある、記念として手元に残せる、実物があるという安心感
WEB招待状準備する時間と費用を軽減できる、データ管理やスケジュール管理が楽、急な日程変更にも対応しやすい、送る相手によってカスタマイズしやすい出欠の返信が楽、招待状を紛失する心配が少ない、当日持参しなくてもよい

結婚式招待状は紙とWEBの“送り分け”も人気

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返信しやすいという理由でWEB招待状を好むゲストもいれば、ネット環境が整っていない、あるいは、デジタルが苦手な人、記念として手元に残したいという人にとっては「紙の招待状のほうがうれしい」という声もあります。

そこで、それぞれのメリットを踏まえたうえで、おふたりが招待するゲストにあわせた「送り分け」もおすすめ!

「複数の友人が使っていて便利だったから、自分の結婚式もWEB招待状にした」という花嫁も。親族よりもプライベートの友人が多ければWEB招待状で統一してもいいですね。

ただし、親族とはいえ年配のゲストもいるはず。おふたりだけで決めてしまわず、必ず親御様に確認をしましょう。

【送り分けの例①】年配ゲストや主賓・上司には紙の招待状を、友人にはWEB招待状を

【送り分けの例②】結婚式は全員に紙の招待状、招待人数が多い二次会はWEB招待状で

結婚式招待状の返信がないゲストへの連絡は、紙もWEBも締め切りから10日を過ぎたあとに。急かすような言い方はせず、「招待状は届いておりますでしょうか?お会いできるのを楽しみにお待ちしております」といった感じで確認をしましょう。

返信が締め切りを過ぎる人もいることを想定して、発送タイミングと締め切り期限を早めに設定しておくと安心です。

\WEB招待状で気をつけること/

●WEB招待状の場合、「紙では送らないこと」をしっかりと明記。もしくは、WEB招待状を送る前に予告しておきましょう。

●WEB招待状はグループLINEで一斉送信というのも可能ですが、一人ひとりに送るのが理想。相手にあわせて添えるメッセージも変えて送りましょう。

③紙の結婚式招待状を手作りする時の注意点

招待状は結婚式会場、もしくは会場の提携事業者で手配するカップルが多いですが、一から手作りする場合、招待状のデザインや文面などの確認をすべておふたりでしなければいけません。その際に気をつける点を挙げておきました。

・スケジュール管理をしっかり&準備スタートは早めに
・招待状は縦書きと横書きがあり、封筒の宛名と本状の文面を統一するのが一般的
・切手を貼る位置に注意!正しい位置は、縦書きは左上、横書きは右上
・文面には忌み言葉や重ね言葉、「、」「。」を使わないこと
・会場名を英語表記にする場合はカタカナなどで読み仮名を入れる
・招待状を手渡しする場合、「封をしない」のが基本

最後の「封をしない」というのは、“封を切る”=縁起が悪いと言われているため。ただし、郵送の場合は別。同封物が多いためしっかりとのり付けを。

招待状をすべて手作りする場合に限りませんが、ゲストの名前や住所の間違い、リクエストカードの同封には特に間違いがないよう、念入りにダブルチェックを。やることに追われてギリギリのスケジュールで行う、または、体調や集中力がない時はミスも起こりやすいため、ダブルチェックは万全の状態でやりましょう!

④結婚式招待状にオリジナリティを出す方法

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「あまり準備に時間をかけられないけど、私たちだけのこだわりも加えたいな」というおふたりにぴったりの方法が、結婚式招待状の封筒や同封物の“プチDIY”

・同封物をリボンやひもでまとめる
・本状とアクセスマップをハトメで留める
・本状にドライフラワーを添える
・同封物に軽く香水をつける
・シーリングスタンプで封をする など

使うリボンやドライフラワーは、結婚式のテーマにあわせたカラーから選んでも。香水は好みもあるため、使う場合はほんのり香る程度に。

ただし、ペーパーアイテムにDIYすることで同封物が増えることになります。送る招待状が整ったら、ご自身で、もしくは郵便局で事前に重量を量り、料金を確認してから切手の購入を。

慶事用の切手は「94円」「84円」「63円」の3種類のみ。封筒に使うのは94円か84円なので、DIYする際は、それぞれの料金内で収まるように気をつけましょう。

リクエストカードをDIYで間違いを回避!

一部のゲストにだけ同封するリクエストカードに少しだけ手を加えるというアイデアも。色やデザインを変えることで同封する際に分かりやすくなり、“送り間違い”を防ぐこともできます。

また、結婚式招待状の同封物が少し多くなる場合、特別なお知らせを一目で分かるカタチにすることで、ゲスト側の見落としも減るはず。時間と予算に余裕があれば、ぜひお試しを。

今回は、結婚式招待状についてまとめてみました。紙の招待状とWEB招待状にはそれぞれメリットがあります。迷ったら「自分たちのゲストはどんな招待状をもらったらうれしいかな」と、考えてみましょう。

そして、ほかの準備とあわせて、最終的に「ふたりの負担にならない方法」が選ぶことも大事です。おふたりにとってもゲストにとっても、ベストの結婚式招待状が見つかりますように!

≪2月の記念日≫
2月1日 2分の1成人式の日
2月2日 カップルの日、夫婦の日
2月3日 節分
2月4日 立春
2月6日 お風呂の日
2月9日 副業(複業)の日
2月10日 にじゅうまるの日、封筒の日
2月13日 NISAの日
2月14日 バレンタインデー
2月16日 似合う色の日
2月18日 防犯の日
2月20日 夫婦円満の日
2月22日 猫の日、おでんの日
2月23日 ハローベビー・デー
2月25日 親に感謝の気持ちを伝える日
2月26日 包む(ラッピング)の日
2月27日 冬の恋人の日
2月29日 富士急の日

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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