お客様に“笑顔の介在”を…アニヴェルセルサービスマンのおもてなし

お客様に“笑顔の介在”を…アニヴェルセルサービスマンのおもてなし

アニヴェルセルが目指す「世界基準のおもてなし」。この一環として、昨年、アニヴェルセルとしては初めて『HRSサービスコンクール』に出場。そして2年目となる『第13回 HRSサービスコンクール2019(アンダー30)』ヤングプロフェッショナル部門にて、青木拓人さんと川下明美さんが賞を受賞しました。

アニヴェルセル みなとみらい横浜のスタッフとして、約3年間同じチームで働いてきたおふたりに、HRSサービスコンクールの裏側、アニヴェルセルのおもてなしで普段大切にしていることなどをお聞きしました。

外部コンクール出場で得たこと

──おふたりは「第13回 HRSサービスコンクール2019(アンダー30)」ヤングプロフェッショナル部門に出場されましたが、出場者はどのように選出されたのでしょうか。

【青木さん】アニヴェルセルでは、筆記と実技で個人の接客力を競い合う『スキルズカップ』という社内コンクールがあります。そのコンクールの優秀者が代表して、社外の『HRSサービスコンクール』に出場しました。

第13回 HRSサービスコンクール2019(アンダー30)

(青木拓人さん/アニヴェルセル みなとみらい横浜)

──仕事が終わった後に、『HRSサービスコンクール』出場に向けた勉強や練習を行っていたそうですね。

【川下さん】私は初めて出場したので不安も大きかったのですが、社内の勉強会では一つひとつていねいに教えていただきました。外部講師の方などのサポートのおかげで、覚えたことを笑顔でできれば大丈夫という自信にも繋がったと思います。社内での勉強会以外にも、出場したメンバーだけでファミレスに集まって、筆記の勉強をしたり、実技の際に聞かれそうな想定質問を考えたりしました。

【川下さん】

(川下明美さん/アニヴェルセル みなとみらい横浜)

──『HRSサービスコンクール』は、どんな課題がありましたか?

【川下さん】レストランサービスに関する筆記試験と、予選では、“アボカドとプチトマトのサラダ”を作る実技の課題がありました。アボカドのカッティングはかなり時間を割いて練習したので、サラダに混ぜても形が崩れにくい適度な硬さのアボカドまで分かるほどになりました!

【青木さん】本番では、カゴにたくさん入ったアボカドを選ぶところから課題がスタートするのですが、練習のおかげで、触っただけでカッティングしやすいアボカドが分かるようになりました(笑)。準決勝以降は実技がメインで、ローストチキンをカットしてお皿に取り分けたり、決勝ではカクテルを作ったりという内容でした。

『HRSサービスコンクール』

──結果はいかがでしたか?

【川下さん】私は敢闘賞をいただきました。個人的に、準決勝出場者発表の瞬間は、すごく感動しました! アニヴェルセルから出場したスタッフの名前が全員呼ばれ、それまでサポートしてくださったみなさんの喜ぶ顔を客席に見つけたら、泣いてしまうぐらい嬉しくて。

【青木さん】私は銀賞をいただきました。決勝に出る前、川下が笑顔で私の背中を押してくれたのは忘れられないです。一緒に勉強していても誰よりも熱心なので、それは刺激になりました。

──賞を受賞したことで、何が変わりましたか?

【青木さん】日々のサービスをより自信を持ってできるようになり、対応できる幅が格段に広くなったと思います。結婚式は様々な方がいらっしゃるので、世界基準のマナーをご存知の方がいらしても、カジュアルな方がいらしても、気分よくお過ごしいただけるように、場をご提供できると思っています。

賞を受賞した

「また会いたい」と思われることが理想

──普段のサービスで具体的にやっていることや、大切にしているモットーはありますか?

【青木さん】、歓談の時間に、周りのお客様とお話しができていない方がいらっしゃれば、「素敵なネクタイですね」といった感じで、そのテーブルのお客様に合った会話を“ポン”と置いていくようにしています。それを聞いた周りのお客様が「すごく似合ってますね」「どこで買ったんですか?」と会話を続けてくださったら、私はスッとその場を去ります。

また会いたい

そして、結婚式は様々な方が一堂に会す場ですので、どのようなお客様がいらっしゃっても気持ちよく過ごしていただけるようにホスピタリティを持つことを大切にしています。

【川下さん】私も同じように思っていて、加えて、おじいさまとおばあさま、お子さまには特に優しくというのもモットーにしています。

──最後に、サービスマンとしての理想像とは?

【川下さん】今回、HRSコンクールに出るために実技などを教えてくださった外部講師の方は、お客様やその場に合ったサービスが提供できるのですが、それを目の当たりにして、私自身もフレンドリーなサービスから、フォーマルなサービスまできるサービスマンになりたいと思いました。

【青木さん】私自信、技術もスキルもまだまだ未熟なので、さらに磨いていき、お客様に「また会いたい」と思っていただけるサービスマンになることが夢です。

結婚式場で働くスタッフにとって、新郎新婦含め、ご来場いただくお客様とは一期一会に近いふれあいです。でも、良い出会いと感じていただければ「また会いたい」という思いが自然に生まれてくるはず。ご縁があれば、ご友人の結婚式に出席した方が、サービスに感銘を受け、今度は新郎新婦となって訪れる…ということがあるかもしれません。

結婚式場で働くスタッフ

アニヴェルセルでは記念日レストランなど、結婚後もアニヴェルセルで式を挙げたご夫婦のためのイベントを実施していますが、その際に、式を担当したスタッフとの再会を楽しみに来てくださる方も実際にいらっしゃいます。「また会いたい」という気持ちがそのままで終わらず、「また会えた!」に繋がる機会があるのも、アニヴェルセルらしいおもてなし。

新郎新婦のおふたりはもちろん、ご家族やご友人など、出席した皆様の想い出に残る最高の結婚式になるように…。アニヴェルセルのサービス・コンシェルジュスタッフは、今日も“笑顔”で、最高に幸せな一日のお手伝いに励んでいます。

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

search

キーワード検索