【結婚式の保険】キャンセルや延期などの「もしも」や「まさか」に備えよう

【結婚式の保険】キャンセルや延期などの「もしも」や「まさか」に備えよう

住宅や車を購入するなど、人生において大きなお金が動くとき、「保険」のこともあわせて考えるタイミングでもあります。それは、結婚式でも同じこと。これから結婚を迎えるおふたりは、「結婚式の保険」(もしくは、ブライダルの保険)という保険があることをご存じでしょうか?

想い出に残る最高の記念日となる結婚式のため、いろいろな準備が必要ですが、「結婚式の保険」は、積極的に検討していただきたい準備のひとつ!

あまり知られていませんが、“結婚式のキャンセル費用を補償してくれる、もしもに備える保険”として、結婚準備中のおふたりにはぜひ覚えてほしい保険です。

今回は、「結婚式の保険」が、どんな保険でどんなメリットがあるのか、実際に起こった事例も交えながらご紹介していきます。

目次

結婚式の保険(ブライダルの保険)とは

入院や自然災害など、もしものアクシデントで結婚式をキャンセルする場合に発生するキャンセル費用、貸衣裳の破損・会場設備の破損、汚損の修理費用などを補償する、「結婚式を迎えるご新郎ご新婦向けの保険」です。

入るべき?なぜ必要?結婚式の保険加入のメリット

一般的に、挙式披露宴の費用は、約60%をご祝儀、40%を貯金などの自己資金や親御様からの援助で計画されている方が多いと言われています。

もし、結婚式をキャンセルすることになった場合、キャンセル料は自己負担となるため、自己資金が大きく減ることになります。

結婚式のキャンセル発生

その後、「日をあらためて結婚式をしよう!」というのがベストですが、挙式披露宴の費用がままならず、結果、結婚式を諦めざるを得ないケースも少なくないようです。

結婚式の保険に加入しておけば、キャンセル料を補償してくれるので安心。万一の際も、おふたりの結婚式を諦めることなく、再度計画することができます。

突然の入院による式の中止、式場の修理費用を保険で補償

打ち合わせ

ご新郎がインフルエンザなどの感染症に罹患した、ご新婦のお父様が突然倒れて長期入院となった、集中豪雨で河川が氾濫してご新郎ご新婦の自宅が浸水・全損となってしまった…など、思いもよらないアクシデントは誰にでも起こりえます。

また、感染症によって、結婚式のスタイルや変化を求められているご新郎ご新婦もいらっしゃったと思います。あらゆるアクシデントに備えて、これまで以上に結婚式の保険の重要性を実感する場面も増えているようです。

そこで、主な補償内容を2つご紹介します。

結婚式キャンセルに支払われる「結婚式中止費用保険金」

一般的に結婚式場を中止・延期するときにかかる費用は、挙式日が近づけば近づくほど高額になります。同様に、不慮のアクシデントによる結婚式の中止・延期も、挙式が近づけば近づくほど多くなるという実態データも。

結婚式の保険に加入するということは、「もしも」や「まさか」に備え、“安心を買う”という意味につながります。

結婚式キャンセルに伴う費用イメージ

※上記棒グラフの事例は、ご予定の結婚式や披露宴の見積額が約400万円の場合の結婚式中止費用の推移を示したグラフです。標準的な結婚式サービス約款を元に試算したイメージであり、あくまで目安としてご参照ください。

※なお、結婚式のキャンセルに関わる費用には、それまでに掛かった実費(企画提案費用、招待状やおふたりの名前を入れた引出物などの費用、お料理材料費など)や、イベンター(司会、音響、生演奏、カメラマンなど)の外注解約料、各会場予約に関わる費用などを含めています。あらかじめご了承ください。

式場や貸衣裳の破損などに支払われる「修理費用保険金」

レンタルのウエディングドレスの裾をご新郎が踏んで破いてしまった、余興時にゲストが転倒して音響機器を壊してしまった…など、結婚式当日、結婚式会場の破損・汚損、貸衣裳の破損の修理費用も保険で補償されます。

「結婚式の保険に加入していてよかった!」事例集

結婚式に関わる「もしも」や「まさか」の瞬間。特に多いのが、妊娠中のご新婦の切迫早産などによる入院です。また、ご新郎ご新婦の準備は万全でも、アクシデントは思わぬところに潜んでいます。

実際に式場スタッフが遭遇し、「保険に加入されていてよかった」と実感した事例をいくつかご紹介していきます。

懐妊

ご懐妊中のご新婦様が切迫早産になってしまい、緊急入院。結婚式を挙げられなくなってしまったのが式の2週間前。保険に加入されていたので、保険適用となりました。緊急入院の連絡をいただく前日まで、結婚式についてのやりとりをしていたため、お客様も私(担当者)も全く予測していなかった事態なので、加入されていて本当によかったと感じました。

衣裳に関しての保険適用が多くみられるようです。当日のドレス(特にチュール素材)などは、気づかないうちに破れなどが発生していることが多く、保険対象になることで自己負担が0になった場合も多々あります。

挙式2週間前に、お父様が他界されてキャンセルで保険適用。その後、落ち着かれたころに再度お申込みいただき、お父様のお写真と共に無事に結婚式を行うことができました。

余興担当者様が準備中、お身体にボディペイントをしていた際に、ペイントが壁紙について落とすことができなかったため、壁紙を張り替えなければいけない事例がありました。この事例では、ご新郎ご新婦が保険に加入されていたため、おふたりに負担していただくことなく修繕することができました。

流行りの感染症に、ご新郎ご新婦が感染する可能性も高くなったこともあり、はじめは保険に加入していなかった方からも、お申込締め切り直前に「やはり加入したい」とご連絡をいただくことが何組かありました。

ご新婦様が突然の入院で、キャンセル料200万円ほどかかることに。後日、お客様から「保険に入っていてよかった」とご連絡をいただきました。私にとってもまさかの出来事でしたので、ほんとに「万が一」というのは誰しも起こりうることなのだと実感しました。自分事として捉えることは難しいですが、大きな金額ですので、保険加入のメリットをしっかり伝えられたらと思いました。

本番の2ヶ月前にお母様にご不幸があり、結婚式をキャンセルし、保険適用になったお客様がいらっしゃいました。ご新郎ご新婦のおふたりも傷心されているなかでキャンセル料をお伝えするのはこちらも心苦しかったのですが、保険に加入してくださっていて本当によかった、と感じました。以降、お打合せの段階で保険未加入のお客様には必ずお声がけするようにしています。

結婚式の保険はできれば比較を。選び方のポイントは?

結婚式の保険がどんな保険で、ご新郎ご新婦にとってどのようなメリットがあるか分かってきたところで、気になるのは“おふたりにあった保険会社の選び方”ですよね。

現在、あそしあ少額短期保険『佳き日のために』やゼクシィ保険ショップのオリジナルプラン『結婚式応援プラン』、ダブルエー少額短期保険『ブライダル総合保険(Happy Wedding)』、ベストブライダルグループ『結婚式あんしん補償制度』など、結婚式の保険はいくつかあります。

保険料1万円台で加入できるものから最大10万円まであり、支払い回数は1回払い。補償額は支払う保険料によって、150万円~1,000万円と幅広くあります。

特定の式場に特化した保険もあるためすべてを比較して選ぶことは難しいですが、その保険ならではの補償内容の特徴をおふたりでしっかりチェックし、保険料によってどこまで補償されるかと補償額、支払い方法などを確認したうえで、加入する保険を選ぶことをおすすめします。

『ブライダル保険(Happy Wedding)』は祖父母も対象になります

ブライダル保険(Happy Wedding)

アニヴェルセルで取り扱っている結婚式の保険は、ダブルエー少額短期保険の『ブライダル総合保険(Happy Wedding)』

2021年5~6月のお客様のうち、約73%の方にご加入いただくなどたくさんのご新郎ご新婦に好評いただいております。

なお、この保険はアニヴェルセル以外の結婚式場であっても加入することができます。

『ブライダル総合保険(Happy Wedding)』の選べるプラン内容

プラン内容は、【Aプラン】・【Bプラン】・【Cプラン】の3つから選べ、それぞれに「ベーシック」と「ワイド」の2種類、計6つのプランをご用意しています。

うち「ワイド」は“祖父母追加特約付き”となり、「結婚式中止費用保険金」における「新郎新婦または新郎新婦の父母・子・兄弟姉妹の死亡」に、「祖父母」(最大8名)も対象となります。

この“祖父母”をプラスした「ワイド」が、『ブライダル総合保険(Happy Wedding)』最大の特徴です。

おすすめプランは?料金別、選べる6つのプラン

プランの選び方は、結婚式の規模やスタイルにあわせて選択を。たとえば、ご家族だけの少人数結婚式であれば、保険料は「ワイド」(17,000円)の【Cプラン】(補償限度額150万円)を。

また、30名以上のゲストを招待した結婚式の場合、加入するプランは最大500万円まで補償の【Bプラン】がおすすめ!ゲスト80名以上を予定しているのであれば、【Aプラン】が安心です。

いずれの場合も、「祖父母も補償対象にしたい」と考えているなら、「ワイド」の選択を忘れないようにしましょう。

結婚式直前まで、式当日の“まさか”も補償

【Aプラン】・【Bプラン】・【Cプラン】で補償できる内容は、「結婚式中止費用保険金」や「修理費用保険金」に加え、招待客が結婚当日に式場から救急搬送された場合の「招待客救急搬送見舞費用保険金」、ご新郎ご新婦が結婚式当日に入院された場合の「新郎新婦入院一時金」の4つ。さまざまな補償でご新郎ご新婦のハレの日を支えてくれます。

※以下の場合、「結婚式中止費用保険金」が支払われます。また、下記の対象者が、新型ウイルスに罹患され、お亡くなりになった場合、7日以上の継続入院を理由に結婚式をキャンセルした場合も、保険金支払いの対象となります。

〇新郎新婦または新郎新婦の父母・子・兄弟姉妹の死亡(「ワイド」の場合、祖父母も対象)
〇新郎新婦または新郎新婦の父母・子の傷害または疾病での7日間以上の継続入院
〇結婚式当日に、新郎新婦が入院中、または医師による自宅などでの待機指示
火災・破裂・爆発・風災・水災・雪災・地震などで新郎新婦の平時居住する家屋・家財が下記以上の損害を被った場合([家屋]半壊以上、[家財]100万円以上)

結婚式

結婚式の保険は、結婚式を挙げるカップルが必ず加入しなければいけないものではありません。

ただ、“万一”という場面を想定し、「結婚式の保険があることを知る」だけでも、おふたりの人生の小さなステップになるはずです。知らずに後悔することがないよう、安心して結婚式を迎えられるためにも、ぜひおふたりで相談・検討してみましょう。

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この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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