結婚式場探しのコツ&おすすめのサイトの探し方は?

結婚式場探しのコツ&おすすめのサイトの探し方は?

おふたりが想い描く理想の結婚式、そして、その理想を叶えるのはどんな結婚式場ですか?

結婚式場探しにおいて、事前に知っておきたいことがいくつかあります。いつから始めるか、ブライダルフェアなど見学時のチェックポイント、式場選びのコツや決め手など、失敗しない結婚式の会場の選び方をまとめてみました。

目次

結婚式場探しはいつから?スケジュールを確認!

結婚式場探しは、結婚式を行いたい時期の10ヶ月前から8ヶ月前頃にスタートするのが一般的です。

ただし、大安や友引といった結婚式が集中しやすい日取りや、多くの人が参列しやすい土日・祝日、人気のある会場などは、1年以上前から埋まってしまうこともあります。

理想の結婚式を挙げるためには、できるだけ早めに結婚式場探しをはじめることが大切です。

もし、気にいった式場に空きがない場合は、「この時期までに挙式したい」という【時期】を優先するか、「この式場で挙げたい」という【場所】を優先するか、どちらかを選ぶことになります。自分の気持ちやおふたりの状況によって決めるようにしましょう。

また、具体的な結婚式の準備は、結婚式当日の約5ヶ月前から始めるとスムーズです。

結婚式までの日程        結婚式に関わる準備
結婚式の12~8ヶ月前結婚式場を決定 / 婚約指輪や結婚指輪の購入
結婚式の8~4ヶ月前結婚式のテーマや会場装飾の決定 / ウェルカムアイテム&ペーパーアイテムの制作スタート / 披露宴の招待客のリスト準備 / ウェディングドレスなど衣裳選び&決定 / 招待状の準備
結婚式の3~2ヶ月前会場コーディネート&ブーケの決定 / 結婚式の進行の決定 / お料理などのアイテム決定
結婚式の2~1ヶ月前席次表の決定 / BGMの決定 / ヘアメイクリハーサル / 前撮り
結婚式の1ヶ月前~前日最終お打合せ(前日リハーサル)

結婚式場の探し方①理想をイメージする

まずは、「どんな結婚式がしたいか」を大まかにイメージしてみましょう。この段階では、細かい部分まで突き詰める必要はありません。次のような基本事項から考えていくとイメージしやすくなります。

・挙式したい時期や季節
・挙式したい場所(地元/新居の近く/国内・海外リゾートなど)
・招待するゲストの大まかな人数
・挙式のスタイル(キリスト式/人前式/神前式など)
・着てみたい衣裳(ウェディングドレス/白無垢など)

以上にプラスして、おふたりが特にこだわりたい部分があれば、ピックアップしておきましょう。一例はこちらです。

・式場のタイプを限定したい(ゲストハウス/専門式場/ホテル/レストランなど)
・料理のメニューや味にこだわりたい
・ガーデンパーティをしたい
・式場内の施設にこだわりたい(大階段/ブライズルームなど)

結婚式場のタイプによる違いと特徴

結婚式の会場は、大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれ特徴があります。おふたりの理想にぴったりな会場探しの参考にしてみてください。

・ゲストハウス
一軒の邸宅を貸し切って結婚式を行うタイプの式場です。会場を自由にカスタマイズできるので、おふたりのテーマに沿った演出でゲストをおもてなしできるという魅力から、近年人気が急上昇しています。

・専門式場
結婚式のみを専門に扱うタイプの式場。規模にもよりますが、チャペルや神殿、大小のバンケットルームなど、施設が充実しています。

・ホテル
日本において結婚式の定番ともいえるタイプで、格式の高い結婚式を挙げることができます。宿泊施設をはじめラウンジやクロークなど設備が充実してるので、幅広い年齢層のゲストを招きやすいといったメリットも。

・レストラン
レストランで行うタイプで、アットホームな雰囲気にしたいカップルに人気。お料理にこだわりたい方におすすめです。

結婚式場の探し方②情報収集をする

挙式のイメージが膨らんできたら、結婚式場に関する情報収集をはじめましょう。このとき前提となるのが、挙式したい場所です。

「東京駅から乗り換えなしで行けるエリア」、「想い出のある地元」、「海が望めるリゾート」など、エリアを大まかに決めておく と、選択肢としてあがってくる結婚式場を探しやすくなります。結婚式場の選び方別で、情報を集める方法をご紹介します。

【結婚式場を比較したい】雑誌から探す

雑誌から探す

おふたりであれこれと見比べながら探したいなら、たくさんの結婚式会場が紹介されている「結婚情報誌」がおすすめ!

雑誌業界はペーパーレス化が進み、結婚情報誌も電子書籍が登場していますが、初めての情報収集におすすめなのは紙媒体。ページがめくりやすく、メモやふせんを貼り付けておけるので、話しあいながら眺めたり、あとから見返したりするのに便利です。

結婚情報誌はエリア別になっていることが多いので、自分たちが挙式したいエリアの情報が掲載されているものを選びましょう。

また、結婚情報誌には写真がたくさん使われているため、具体的な理想像が思い浮かばないときもイメージをつかみやすくなります。予算などがまったく決まっていない段階なら、誌面で紹介されているおおよその予算もチェックしておきましょう。

【効率的に探したい】式場検索サイトを使う

カップル

雑誌以外に、結婚式場の情報が集まっている検索サイトで探すという方法もあります。

検索サイトのメリットは、式場が建っているエリアや近隣の駅名、式場のタイプ、予算などをもとに情報を絞り込みやすい点です。「このエリア内で予算はこのくらいの結婚式場がいい」というだいたいの希望が決まってきた段階で、候補となる式場がどのくらいあるのかを知るのに役立ちます。

式場検索サイトにも写真がたくさん掲載されているので、理想の結婚式が挙げられそうかどうかもチェックしておきましょう。

アクセスや対応できる人数といった基本的な情報のほか、いちおしポイントや会場の雰囲気を生かした挙式のスタイル、実際に利用した人の口コミなどを見られるサイトもあります。

【リアルな情報がほしい】インスタなどSNSで探す

先輩花嫁のリアルな実体験は、とても参考になります。インスタグラムなどのSNSから、結婚式を間近に控えているプレ花嫁さんやすでに結婚式を終えた卒花嫁さんの情報が集めてみましょう

インスタグラムやX(旧ツイッター)をはじめとするSNSに、結婚式準備にまつわる投稿をしている人はたくさんいます。結婚式の情報を収集するために花嫁アカウントを作成する人もいるほど。ハッシュタグで検索したり、フォロワーを辿ったりすれば、有益な情報が見つかるはず。

実際に体験した人の率直な意見にふれることで、結婚式場選びの際に重視したことや決断の決め手となったポイントなどが分かります。自分の結婚式に取り入れたいことを発見できることもあるので、上手に活用しましょう。

また、結婚式場の公式SNSも要チェック!実際に行われた結婚式の写真が投稿されていることも多く、広告用の写真とは違うリアルな会場の様子を知ることができます。

【ゲストの意見も知りたい】口コミサイトを利用

口コミサイト

結婚式場選びでは、参列したゲストに満足してもらえるかどうかも気になりますよね。ゲストの意見を知りたいときは、口コミサイトでチェックしてみましょう。

式場検索サイトの口コミには、その会場で挙式をした先輩花嫁だけでなく、参列したゲストのリアルな口コミも掲載されています。

また、先輩花嫁の体験談には「列席者には式場のこの部分が好評だった」など、ゲストの反応が分かるものも少なくありません。招待するゲストの年齢や属性なども考慮しつつ、参考になりそうな意見をピックアップしましょう。

結婚式場に限定されないサービスでは、Googleマップの口コミなども参考になります。

【絞り込めない】結婚式場探しの相談カウンターへ

結婚式場探しの相談カウンターに行く

「ふたりで話しあってもあまり意見が出てこない」、「情報が多すぎて絞り込めない」というときは、結婚式場探しの相談カウンターがおすすめです

豊富な知識を持ったプロのアドバイザーに直接話を聞き、「こんな結婚式がしたい」、「式場について詳しく知りたい」といった相談をすることができます。

相談カウンターは単に結婚式場を紹介するサービスではなく、ブライダルフェアの参加申込ができたり、空き状況の確認をしてもらえたり、どんな結婚式を挙げたいかの相談に乗ってもらえたりする場所です。

「雑誌やWebを使って情報を探すのが苦手」、「誰かに話しながら頭の中を整理したい」なんていうときに足を運んでみましょう。

結婚式場の探し方③サイトをチェックする

HPをチェック

結婚式場の候補を数カ所に絞り込めたら、結婚式場が独自に開設している公式HPのチェックをします。複数の結婚式場をまとめて紹介している情報誌や式場検索サイトは、掲載されている情報が限定的なことがあるためです。

多くの式場がサイト内で、スタッフがおすすめするコーディネートやこだわりのアイテムを紹介したり、スタッフ目線での写真を投稿したりしています。アニヴェルセルでも、スタッフが撮影した写真を「スタッフスナップ」として公開中です。

また、式場が運営しているWebマガジンなどにも目を通すようにしましょう。結婚式準備や結婚生活のヒントとなるような情報が得られ、おふたりの結婚式場探しの参考になるはず!

このほか、公式HPからの申し込みが最低価格保証となっていることも多く、予算の面でもお得な情報を得ることができます。

\アニヴェルセルのHPをチェックする/

結婚式場の探し方④ブライダルフェアを予約する

最終段階まで候補を絞り込めたら、結婚式場が開催しているブライダルフェアに足を運んで実際の様子を目で見て確かめましょう。ブライダルフェアでできることは、おおむね次の通りです。

・お料理の試食
・衣裳の試着
・模擬挙式の体験
・コーディネート見学
・挙式の相談

ブライダルフェアは基本的に予約制になっているので、おふたりのスケジュールをあわせてから申し込みをします。

結婚式場に行くからといって特別にかしこまる必要はなく、デートのついでに気軽に参加できるのがメリットです。当日はさまざまなイベントを体験しつつ、式場の広さや雰囲気、インテリアなどもチェックしましょう。

ただし、それなりに時間がかかるため、一日に何件も詰め込むよりは余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめです。

\ブライダルフェア前にこちらもチェック/

結婚式場を見学するときのポイント

ブライダルフェアなどで結婚式場を見学する際、チェックしておきたいポイントがあります。事前に知っておくことであとから後悔しなくて済むため、以下の10項目をしっかり確認しておきましょう。

結婚式会場見学のチェック項目
①立地・アクセス…ゲストに負担がないか
②挙式会場…チャペルの広さや高さ、音響
③披露宴会場…参加可能人数や映像設備
④新郎新婦が使う設備…ドレスでの移動のしやすさ
⑤ゲストが使う設備…十分な数や広さか
⑥会場間の動線…移動のしやすさ、バリアフリーの有無
⑦スタッフ…ゲストの対応など接客マナー
⑧清潔さ…掃除やメンテナンスが行き届いているか
⑨お料理…ゲストを満足させられる内容か
⑩衣裳…ドレスなどのラインナップは豊富か

\後悔しない結婚式場見学のポイント詳細/

結婚式場選びの決め手は?こだわりに優先順位を

結婚式場選びの決め手となるのはまず、「立地やアクセスのしやすさ」、「希望の時期に行えるのか」、「自分のやりたい挙式スタイルに対応しているのか」といった基本的なことです。

ゲストの人数によっては、会場の広さも考慮する必要があります。そのうえでおふたりのこだわりや希望をリストアップし、優先順位を付けて譲れることと譲れないことを決めるのがおすすめです。

\式場選びの決め手は7つのポイント/

結婚式場探しをはじめるときの注意点とは

おふたりでいざ結婚式場探しをはじめると、「お互いにこだわりがありすぎて話がまとまらない」、「ふたりとも忙しくて時間がとれず、なかなか話が進展しない」なんていうこともあります。

式場探しは、「素敵な結婚式を挙げたい」という想いが強いゆえにがんばってしまいがちですが、ときにはおふたりでじっくり話しあったり、第三者の意見を聞いたりして、悔いが残らないようにしましょう。結婚式場探しをする際の注意点について解説します。

1.意見の食い違いからケンカになる

ケンカ

結婚式に対する理想やイメージから話し始めると、おふたりの間で意見が食い違ってしまうこともあります。「これがしたい」、「あれもやりたい」と言いあうだけでは、話しあいが平行線を辿ってしまいかねません。

まずは、「何のために」、そして「誰のために」結婚式を行うかをおふたりですりあわせてから、優先順位を決めるようにしましょう。そのうえで譲歩できる部分は譲歩し、おふたりが納得できる着地点を見つけていくのがおすすめです。

または、ブライダルフェアでウェディングプランナーに相談するのもよい方法です。結婚式や結婚式場について熟知しているプロに相談することで、より具体的なイメージをつかみやすくなるはず!

2.ふたりのスケジュールが合わない

スケジュール

ブライダルフェアの予約をしたくても、「職場がシフト制で休日があわない」などの理由で、おふたりの都合がつく参加日時を決められないことも。フェアの日程を先々まで調べて早めに決めるのもよいですが、平日や夕方以降の時間帯の回を選ぶという選択肢もあります

また、ブライダルフェアは絶対にカップルのおふたりで参加しなくてはいけないものではありません。親御様やご友人と一緒に行く人もいます。親御様と一緒に行けば、試着したウェディングドレスや会場の感想も聞きやすいというメリットも。

もちろん、おひとりで参加しても問題なし!あらかじめおふたりで結婚情報誌や式場検索サイトで選び、そのうえでおふたりのどちらかが見に行くか決めるという方法もあります。

\平日のブライダルフェア参加派に/

3.それぞれの親の意向を確認する

親

親御様の意向とおふたりの理想が異なるときは、親御様の意向を聞いておくことをおすすめします

結婚式は、おふたりの親御様にとっても大切なイベントです。できる限り双方が納得する形で当日を迎えるためにも、結婚式場を決める前にきちんと話しあいをして、親御様の譲れないポイントとその理由を確認しておきましょう。

また、おふたりにとって譲れないポイントについては、「こういう理由があってこうしたい」と順序立てて説明するようにします。親御様の想いにも寄り添いながら、お互いが納得した会場を選ぶことが大切です。

これで後悔なし!式場選びで失敗しないコツ

結婚式は一生の想い出に残るイベントだからこそ、式場選びで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないようにしたいですよね。先輩カップルによると、式場選びにはこんな失敗談が…。

失敗談①カラードレスと会場が合わない…
カラードレスは好きな色から選び、試着時もこれしかない!と気に入っていたのですが、披露宴で撮った写真を見返したら、ドレスの色が会場の背景に溶け込んでいて、目立たなかった。

失敗談②ゲストの待合室が少ない…
挙式や披露宴会場を見て結婚式場を決めたけど、親族の控室がゲストと同じ。迷ったけど両親がそれでもいいよと言ってくれたのでそこに決めたけど、挙式前、家族と過ごす時間がほしかったなと後悔…。

失敗談③見積りが予想以上に上がった…
式場見学でもらった見積り内でできると思っていたけど、やりたいことが増え、結果追加料金が発生。しかも、サービス料がかかる項目をきちんと把握しておらず、見積もりから大幅にオーバーしました(涙)。

こんな失敗をしないためにも、おふたりの間で共通のイメージを持ち、意見をすりあわせておくこと、そして、お互いの譲れないポイントを確認し、譲歩しておくことも大切です。

また、親御様にもタイミングをみて相談することをおすすめします。結婚式では、親戚への連絡や当日のおもてなしなど、親御様にお願いすることも少なくないからです。そのうえでなるべく早めにブライダルフェアのスケジュールを絞り込めるよう、結婚式場探しをスタートさせましょう。

\失敗しない結婚式場の選び方とは?/

“お得”がいっぱい!式場探しは結婚式場サイトで

結婚式場探しにはさまざまな方法があります。基本的には数ある選択肢の中からふるいにかけていくことになりますが、候補となる結婚式場の公式HPは必ず見にいくようにしましょう。結婚情報誌や式場検索サイトには掲載されていない詳細な情報を得られるはず。

さらにブライダルフェアの最新情報や、式場で働くスタッフ目線の投稿も要チェック!

アニヴェルセルでは、お料理の試食やウェディングドレスの試着ができるブライダルフェアを随時開催しています。ぜひ専用ページで開催スケジュールをご確認のうえ、ご予約ください。

※記事内容を最新情報に更新しました(2023.12.21)

この記事を書いた人
ライター Ayako

ライター Ayako

専門誌編集を経て、制作会社で結婚式用オリジナルペーパーアイテムの制作サポート、お客様インタビューなどを担当。現在はフリーでエンタメやビジネスの記事を中心に執筆中。趣味はご朱印集め。

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