
本当にやってよかった【子供の習い事】ランキング(保育園・幼稚園~小学生)
お子様の成長に伴い、さまざまな経験のひとつとして「習い事」を検討されているご家庭も多いのではないでしょうか。
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化となり、習い事にも取り入れたいと考えるご家庭や、お子様の身体・運動能力が最も伸びると言われているゴールデンエイジに向けて運動系の習い事を…と考えている場合もあるかと思います。
そこで今回、アニヴェルセル会員(男女215名)に、お子様の習い事についてアンケートを実施。習い事をしている割合や何歳から習い事を始めたか、また、現在、どんな習い事をいくつしているか、ランキング形式でお届けします。
また、実際にやってよかった習い事もご紹介していくので、あわせてチェックしてみてください。
- 目次
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- 何歳から?いくつ?子供の習い事の実態を調査
- 子供が「習い事をしている」割合は約35%
- 子供の習い事スタートの年齢は「3歳・4歳」
- 子供の習い事の数は「1つ」が約4割。次いで2つ
- 子供の習い事上位は「水泳」「英語」「学習塾」
- やってよかった!子供の習い事ランキングTOP5
- 「水泳」をやってよかった理由
- 「英語」をやってよかった理由
- 「ピアノ」をやってよかった理由
- 「体操」をやってよかった理由
- 「サッカー」をやってよかった理由
- 「学習塾・公文」をやってよかった理由
- 「通信教育」をやってよかった理由
- その他の習い事
何歳から?いくつ?子供の習い事の実態を調査

お子様の習い事について、アニヴェルセル会員の方にアンケートを行い、実態を調査しました。
今回アンケートにご協力いただいた方のお子様の人数は、「1人」(52.1%)、「2人」(40.9%)、「3人」(6.0%)、「4人以上」(0.9%)。そこで、第1子・第2子・第3子別の結果もあわせてご紹介します。
子供が「習い事をしている」割合は約35%
はじめに、お子様が習い事をしているかどうかについてうかがいました。結果は、「はい」と答えた方が34.6%でした。

ちなみに、習い事をしているお子様の現在の年齢は、「0~3歳」(15.6%)、「4~6歳」(34.0%)、「小学校低学年」(30.3%)、「小学校高学年」(12.9%)、「中学生以上」(7.3%)。
0~6歳だけでみると、約半数のお子様が、未就学前になんらかの習い事をしているという結果になりました。
子供の習い事スタートの年齢は「3歳・4歳」

続いては、習い事を始めるタイミングについて。年齢に適した習い事もあるためご家庭によってさまざまですが、3歳と4歳だけで約6割と、大半が、幼稚園に入園する3~4歳頃から習い事をスタートしています。
お子様がいくつから習い事を始めたらいいのか悩んでいる方は、こちらの結果を参考にしてみてはいかがですか?
子供の習い事の数は「1つ」が約4割。次いで2つ
習い事の数は、最も多かったのが「1つ」。全体の約4割を占めています。

次いで「2つ」(33.9%)も多く、内訳をみると、学習系・芸術系と運動系、それぞれひとつずつ習っているという方が目立ちました。
「3つ」という方は、学習系・芸術系を2つ+運動系ひとつという組み合わせが人気のようです。
●0~3歳…①1つ(66%)、②4つ(19%)、③2つ(11%)
●4~6歳…①1つ(43%)、②2つ(35%)、③3つ(19%)
●小学校低学年…①2つ(40%)、②1つ(23%)、③3つ(20%)
●小学校高学年…①2つ(44%)、②1つ/3つ(各19%)
●中学生以上…①1つ(56%)、②2つ(44%)
子供の習い事上位は「水泳」「英語」「学習塾」
お子様の習い事は、「水泳」と「英語」が同票で1位に。「水泳」と「英語」は、それぞれ全体の約3割の方が選択しています。
学校の授業をカバーできる習い事、または、学校の授業で習う機会が少ない習い事など、さまざまありますが、この数年、学校の授業で水泳が中止になることもあり、習い事のひとつに選ぶご家庭も多いようです。

また、今回、学習系・芸術系、運動系の2つにわけて習い事を聞いています。第1子・第2子・第3子と各上位3つを挙げてみました(下記参照)。学習系・芸術系は順位に少し違いはあるものの、運動系はほぼ同じランキングです。
水泳や体操は全身運動になるため、プレゴールデンエイジのお子様の習い事にもぴったりです。
●第1子
【学習系・芸術系】①英語(28.4%)、②ピアノ/学習塾・公文/通信教育(各21.0%)
【運動系】①水泳(32.1%)、②体操(17.3%)、③サッカー(8.6%)
●第2子
【学習系・芸術系】①学習塾・公文(35.7%)、②英語(32.1%)、③ピアノ(25.0%)
【運動系】①水泳/体操(各28.6%)、③サッカー(14.3%)
●第3子
【学習系・芸術系】①英語(60.0%)、②ピアノ(40.0%)、③プログラミング・ロボット教室/学習塾・公文/通信教育(各20.0%)
【運動系】①水泳/体操(各20.0%)
やってよかった!子供の習い事ランキングTOP5

アンケート調査でわかったお子様の習い事の事態をお届けしてきましたが、では、実際にやってみてよかったのはどの習い事なのでしょうか。
保育園・幼稚園、小学生にわけて、それぞれの上位5つの習い事をランキングにしてみました。


お子様がやっている習い事で1位だった「水泳」と「英語」は、未就学児と小学生ともに、実際にやってよかった習い事の1位と2位を独占!3位以下と比べて、とても多くの票を集めていました。
では、なぜその習い事をやってよかったと感じたのでしょう。その理由をいくつかご紹介していきます。
「水泳」をやってよかった理由
●水が怖くなくなって、夏が楽しそう、健康!
●早くから始めると水を怖がらなくなる。生活リズムができる。
●全身運動のため体力がつき、体が強くなった。水泳を始めてから、風邪をひきにくくなり、園や学校を休まなくなった。
「英語」をやってよかった理由
●小学校で英語の授業が導入されているため、小さいころから英語に触れる機会をつくることで、苦手意識をつくらないため。
●英語に対する抵抗感がなく、好きになってくれたので、インターナショナルスクールにも入園できた。
「ピアノ」をやってよかった理由
●音楽に親しんでもらいたい。 芸術の基本となるものがピアノと考えているため。
●ピアノを弾くだけではなく、音感や楽譜を学ぶことができ、授業の役に立つと思ったから。
「体操」をやってよかった理由
●体幹が鍛えられる。
●体操は柔軟や並んで待つなどを身につけられた。
●跳び箱や鉄棒、トランポリンなど、さまざまな種目を体験でき、できない事に挑戦する気持ちを持てるようになった。また学校の友人だけでないコミュニティができ、世界がひろがった。
「サッカー」をやってよかった理由
●規律を身に付けられる。
●身体を動かす事をやらせたくて、園内で実施してもらえるから。
「学習塾・公文」をやってよかった理由
●知識欲を満たしてあげられたから。
●字が読めるようになり、一人で絵本を読んだりしてくれる。
●きちんと座って勉強をする癖付けができるようになった。学校の授業よりも先にすすむことで、授業の際に不明点を残すことなく取り組めるのがよかった。
「通信教育」をやってよかった理由
●コロナ禍でも家で身につけられることができた。
●成長にあわせて、子供が興味を持つおもちゃや絵本、実験セットが届くから。自身で購入したおもちゃだとすぐに飽きてしまい無駄になることも多かったので。
その他の習い事
●「リトミック」。親もリフレッシュになるし、楽しくリズム感を身につけられたら良いと思ったから。
●「プログラミング・ロボット教室」。好きを伸ばせるといいなと思って。
●「バレエ」。姿勢が良くなった。クラシックが好きになった。
●「書道」。字がきれいに書けるようになった。
●「柔道」。心も身体も鍛えられているので。

習い事は、スポーツや勉強の学び、スキルアップの場であると同時に、園や学校、そして家庭以外の世界に触れるチャンスでもあります。いろいろな人と関わりを通して社会性を身につけるなど、お子様が大きく成長していく場にもなるはず。
お子様が楽しく習い事に向き合う姿を見られるのは、親にとっても嬉しいものです。お子様の世界が広がる習い事が見つかりますように。
- この記事を書いた人
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ライター 佐藤
女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。