
5月23日は「恋文の日」。結婚の節目や記念日に夫婦で“ラブレター”を
みなさんは日頃、パートナーへの想いをどれくらい伝えられていますか?意識していないと、つい言わなくなってしまう「いつもありがとう」や「大好きだよ」の言葉たち。日本人は特に、面と向かって伝えるのは気恥しいという方も考える人も多いはず。LINEで伝えるのもいいですが、大切なパートナーとは、節目や記念日に“ラブレター”を贈り合う、なんていうのはいかがでしょうか。もしかしたら、思いのほか素直に今の気持ちが伝えられるかも?
5月23日「恋文(ラブレター)の日」とは?

浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日が、「5=こい 2=ぶ 3=み」の語呂合わせだったことから、松竹が制定した記念日です。
LINEやSNSで手軽に伝えられる時代
あえて手書きで伝える言葉に嬉しさも倍増?

LINEやSNSで何でも気軽に、そして簡単にメッセージが伝えられるようになった今、手書きで文章を書くハードルは以前より上がっているのように感じます。
逆に、毎日一緒に過ごす夫婦の場合はどうでしょうか。親しい間柄だからこそ、「言わなくても伝わっている」という想いが、本音を伝える機会を遠ざけている場合もあるかもしれません。
“自分に向けた想いを言葉に綴ってくれた手紙”は、ちょっぴり驚きもあると思いますが、時間を作って書いてくれたことを考えると、手紙をもらう嬉しさがもっと増すような気がします。
手紙を書くのが苦手な方は、「3行メッセージ」もおすすめ。伝えたい想いを3行だけに…。いつもさり気なく言っていることでも、手書きで綴ると温かさを纏って特別な言葉になるはずです。
結婚1年目は「紙婚式」!手紙を贈る絶好のチャンス

金婚式や銀婚式などの大きな節目の記念は有名ですが、実は1年目から名前がつけられていて、結婚1周年は「紙婚式(かみこんしき)」と言います。
“白紙の状態から将来の夢を願う”という意味を持ち、紙製品を夫婦間で贈り合います。結婚1年目の記念日に何を贈ろうか迷った、あるいは、偶然にも「恋文の日」が結婚記念日だという夫婦なら、お互いに手紙を贈り合って、あらためて将来について語り合ったり、紙に未来の夢を書き記したりしても♡
ここから余談になりますが、私は旦那さんから長文で綴ったプロポーズの手紙をもらった時、書かれた“ある文字”にびっくりしたことがあります。なんと「結婚」が「決婚」になっているではありませんか!そんな当時のハプニングもいい想い出として一緒にしまっておけるのも手紙だからこそ。
便箋は何色にしようかな…と悩んだら、結婚式で着たカラードレスの色と同じ便箋(もちろん、あえて真っ白でもいいですね)を選び、タイムカプセルのようにしまっておくとそれだけでなんだかワクワク!何十年経った後に再び手紙を読み返す時、ちょっと色褪せた便箋の色の変化に、過ごしてきた時間を重ねあわせられるのも、また素敵です。
贈る側にも影響が!?手紙を書く=運気アップとは

ポストに「印刷された文字のDM」と「手書きで書かれた手紙」が入っていたら、後者を先に手に取る人の方が多いのではないでしょうか?それは、その人の文字の良い波動を自然と感じているからなのかもしれません。
手書きの文字には、その人の波動がストレートに届くこともあるそうです。
例えば、披露宴で読む感謝の手紙。今まで生きてきた中で最大の感謝と特別なパワーが宿っている手紙です。受け取った側も、その波動を受け、お守りのように大切にしまってある…ということのほうが多いはずです。
手紙を書くことで、普段の何気ないことに幸せや感謝を感じる気づきになることがあります。そのことが、いい運気に導いてくれることも。手紙を書くことが運気アップに繋がるとしたら、すぐにでも書いてみたくなってしまいますよね。
夫婦だから新鮮!手描きのラブレターのプレゼント

ラブレターと聞くと青春の書き物のようなイメージですが、結婚してからパートナーにラブレターを贈るのは新鮮なプレゼントになりそうですよね。日々の生活の中で少し立ち止まって、時間を使って手書きすることで特別な贈り物にもなるはず。
これまでのことをゆっくり思い返す機会になりそうな、恋文の日。日頃伝えきれていない大切な想いや、いつのまにか言わなくなっていた愛の言葉を綴ってみませんか?
- この記事を書いた人
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ライター H.A
幼少から大学までクラシックピアノを学び、表現することや芸術が好き。現在2歳の息子の子育てに奮闘しながら、フリーのライターとしても活動中。老後の夢は夫婦でパン屋を開くこと。