結婚13年目は「レース婚式」。おすすめのプレゼントを紹介【記念日を想うとき】

レース婚式は、13回目の結婚記念日のお祝いのことで、そのルーツはイギリスにあります。レース婚に込められた意味を知り、結婚記念の節目として大切な想い出を作りましょう。

レース婚は、13回目の結婚記念日を迎えたことをお祝いする特別な日です。レースは細い糸と糸を丁寧に織り上げて作られることから、結婚13周年を迎えるレース婚式は、丁寧に織り上げられたレースにあやかり「おふたりの絆や愛がさらに深くなるように」という願いが込められています。レース婚式では、1針ずつ美しく編み上げられたレースを取り入れ、特別な結婚記念日をお祝いしてみてはいかがでしょうか。

結婚記念日を祝う歴史はイギリスにルーツがあります。イギリスでは、結婚1年目から15年目までの結婚記念日に名前をつけ、毎年結婚記念日をお祝いする風習があるようです。15年目以降は5年ごとに結婚記念日の呼び名がつけられています。日本では結婚25年目の銀婚式、50年目の金婚式などが有名です。呼び名や込められている意味を知ることで、結婚記念日の過ごし方も変わってきます。記念日には、忙しい毎日を少し立ち止まり、これまでの結婚生活を振り返りながら、ご夫婦・ご家族でゆっくりお祝いすることも、これからの生活に大切な時間となることでしょう。

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レース婚式では夫婦がお互いにプレゼントを贈りあうのが習わしです。ここからは、レース婚式のプレゼントの選び方や予算の目安を解説します。

結婚13年目のプレゼントの予算は、2,000～15,000円程度が目安です。高額のプレゼントを贈ることよりも、お互いを想い、プレゼントを選ぶことが大切です。予算を事前に相談しておくこともおすすめです。

結婚13年目のプレゼントは、将来のことを考えてできるだけお金をかけずに、ささやかなものを贈りあうのもいいかもしれません。

レース婚式で贈るプレゼントとしては、結婚記念日の呼び名にちなんだレースがあしらわれている製品が人気です。たとえば、レースのハンカチや日傘などが例に挙げられます。ほかに、レース柄のアイテムやレースを連想させるデザインのアイテムを贈るのもよいでしょう。できれば実用性が高く、普段使いできるアイテムがおすすめです。

レースにちなんだアイテムで相手が喜びそうなものが見つからない場合は、無理に探す必要はありません。相手にあったものを贈りましょう。

結婚13年目に贈りたい、レースにちなんだおすすめのプレゼントをご紹介します。低予算で購入できるアイテムから特別感のあるアイテムを紹介しているので、プレゼント選びの参考にしてください。

レース婚式のプレゼントとして手軽に贈れるのはハンカチです。ハンカチは年齢や性別を選ばない実用性の高いアイテムです。ブランド製の高級なものからリーズナブルな値段のものまで、幅広い価格帯のハンカチがあるので予算にあわせて購入できます。女性に贈る場合は、フォーマルの場でも使用できる華やかなレースつきのハンカチがおすすめです。男性なら、レース素材で比較的シンプルなデザインのハンカチを選ぶと普段使いしやすいでしょう。

ストールは結婚13年目に女性へ贈るプレゼントに向いているアイテムです。ストールはファッションアイテムの定番で、夏は強い日差しよけや冷房対策として、冬は防寒対策に役立ちます。大きいサイズのストールを選べば首や肩にかけるだけでなく、ひざ掛けにもなります。ストールはレースがあしらわれたものやレース編みで仕立てられているものなど、さまざまな素材のものが販売されているため、贈る女性の好みにあわせて選ぶとよいでしょう。

レースカーテンは定期的に買い替えることが少ないため、レース婚式を機会にレースカーテンを新調するのもおすすめです。とくに、糸・ひもなどで幾何学模様に結び編まれたマクラメや、刺繍があしらわれているレースカーテンは高級感のある雰囲気を演出できます。屋外からの紫外線が気になる方や日焼け対策をしたい方には、紫外線をカットする遮光性が高いレースカーテンが人気です。

美しい模様が編まれているレースカーテンなら、毎朝カーテンを開けるのが楽しみになるでしょう。

レースにちなんだアイテムとして、テーブルクロスを結婚13年目のプレゼントにするのもひとつの方法です。テーブルクロスを食卓のテーブルにかければ、より身近にレース婚を迎えたことを感じられるでしょう。撥水加工がほどこされているレースのテーブルクロスを選べば、飲み物をこぼしても汚れる心配がありません。テーブルクロスは日常生活で使用できるアイテムのため、おふたりで探せばよい記念になります。

おしゃれなインテリアに興味がある方へプレゼントするなら、レース柄のコースターがおすすめです。コースターはグラス・カップなどのデザインや用途にあわせて使い分けられます。また、レース柄のコースターは記念日など、特別なときにだけ使用する事でお祝いを一層華やかに演出してくれます。自宅にコースターがある場合でも、レース柄のものがなければレース婚式のプレゼントに選んでみてはいかがでしょうか。

夏にレース婚をお祝いするプレゼントとして日傘がおすすめです。レースがあしらわれた日傘はエレガントな雰囲気を演出できるため、フォーマルな場に外出する際にぴったりなアイテムといえるでしょう。遮光性の高い素材を用いているものや、UVカット加工がほどこされているものは、地面からの反射熱を軽減できるとされています。晴れの日と雨の日も兼用できる日傘も人気です。

普段からピアスをつける習慣がある方に結婚13年目のプレゼントを贈るなら、レースをモチーフにしたおしゃれなピアスを選ぶのもひとつの方法です。レース編みのデザインを取り入れたピアスは、ゴージャスな印象に。天然石があしらわれたデザインのピアスを選べば、さらにワンランク上のおしゃれを楽しんでもらえるでしょう。贈る相手の誕生石や好みの天然石をあしらったレース柄のピアスを選んでみてはいかがでしょうか。

レース素材の手袋は、夏の日焼け対策になるだけではなく、上品な着こなしをしたいときに役立ちます。フォーマルな場でも活用でき、特別なお出かけのために持っておきたいアイテムのひとつです。

結婚13年目のプレゼントとして、レース柄があしらわれた食器が人気です。食器は普段使いしやすく実用性の高いアイテムです。とくに、レース柄は上品な印象を与えるため、食卓のテーブルを華やかに彩ってくれるでしょう。白で統一された食器なら、結婚記念日や誕生日などのお料理に使用すれば特別感を演出できます。

アンティークレースを好む方に結婚13年目のプレゼントを贈るなら、細い糸を用いて織る繊細なデザインが特徴のアンティークレースがおすすめです。アンティークレースとは最古の歴史を誇るレースで、イタリアや、フランス・オランダ・ベルギーの一部が含まれるフランドル地方で作られているレースのことを指します。フランドル地方では、アンティークレースのことをボビンレースと呼んでいます。

アンティークレースは地域ごとにデザインが異なるため、好みにあったレースを探してみるとよいでしょう。

レース婚式のプレゼントに「レース素材を使用していないアイテムを選びたい」「少し変わった贈り物をしたい」という方もいるでしょう。レース以外でおすすめのプレゼントもご紹介します。

レース編みにちなんで、編み細工の工芸品をレース婚式のプレゼントに贈るのもひとつの方法です。編み細工の工芸品は、熟練の職人が一つひとつ丁寧に編み上げた一品です。とくに、福島県三島町が産地の奥会津編み組細工の工芸品は実用性が高く、おしゃれなデザインのものが多く作られています。たとえば、お財布・スマートフォンなどを入れて持ち運べる抱えバッグや、ショルダーバッグなどがあります。

レースにちなんだもので実用性が高く、ユニークなプレゼントを贈りたい方は編み細工の工芸品を選ぶとよいでしょう。

指輪やアクセサリーは女性へのプレゼントの定番ですが、結婚13周年の贈り物にもぴったりのアイテムです。特別感を演出したい場合は、結婚指輪や婚約指輪と異なる素材・デザインの指輪・アクセサリーを選びましょう。

たとえば、陶磁器で作られた指輪を選んだり、おふたりでデザインの企画から制作までを協力して手作りの指輪を作ったりするのもおすすめです。

結婚13年目のプレゼントとして、食事に誘うのもひとつの方法です。結婚記念日や誕生日にプレゼントを贈る習慣がある場合、「プレゼントが思い浮かばない」という方や「想い出となる時間を贈りたい」という方も多いでしょう。その際は、おふたりでゆっくり過ごせる時間や体験をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

たとえば、普段行く機会がないレストランの予約を取り、当日は花束やメッセージカードを贈って特別感を演出すれば、素敵な想い出になるでしょう。

結婚13年目の記念日をお祝いするレース婚式についてご紹介しました。レース婚には、1針ずつ丁寧に編み上げられるレースのように「おふたりの絆や愛がさらに深まっていくように」といった願いが込められています。

レース婚式に贈るプレゼントはレースがあしらわれたものや、レース素材が用いられているアイテムが人気です。ただし、レース婚式だからといってレースにちなんだものをプレゼントに選ばなければならないわけではありません。プレゼントは相手の好みやデザイン性・実用性の高さなどを考えて選ぶことが大切です。レース婚式をきっかけに、おふたりの絆をより深めてください。