
【少人数結婚式を徹底解説】メリットやおすすめの演出は?大人数との費用の違いは?
多様化する結婚式スタイルにあわせて、さまざまなウェディングプランが登場しています。なかには、家族や親戚、友人などの少ないゲストと過ごす「少人数結婚式」を選ばれる新郎新婦も。披露宴を中心とした少人数で行う結婚式だからできること、気になる費用やおすすめの演出などについて、ご紹介していきます。
- 目次
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- 少人数結婚式をするカップルはどれくらい?
- ・少人数結婚式とは?
- ・“ゲスト30人未満”の少人数結婚式の実施率
- 少人数結婚式のメリットは食事と会話の充実!
- ①食事と会話がゆったりと楽しめる
- ②距離が近く、親睦がより深まる
- ③ゲストのおもてなしの濃度も高まる
- ④準備期間がコンパクトで楽になる
- ⑤トータルの費用が抑えられる
- 少人数結婚式のデメリットはアイデア次第で解消
- ①演出の種類とゲストの盛り上がり
- ②費用の自己負担が多くなる可能性も
- ③ゲストの人数に対して会場が広すぎる
- 少人数結婚式と大人数婚は何が違う?
- 少人数結婚式におすすめの演出アイデア7選
- ■挙式前のファミリーミートで感動倍増
- ■新郎新婦の指輪を運ぶリングリレー
- ■家系図プロフィールブックの作成
- ■新郎新婦やゲストから“他己紹介”
- ■新郎新婦も同じテーブルで食事をする
- ■新郎新婦の生い立ちムービー上映
- ■家族や友人とのサンクスバイト
- 少人数結婚式を選んだ先輩カップルの声
- 不安が安心に!アニヴェルセルの少人数結婚式プラン
- ①結婚式準備や費用面に不安がある
- ②付帯設備・会場の広さに悩みがある
- ③ゲストのために料理にこだわりたい
少人数で行うウェディングとは
少人数結婚式をするカップルはどれくらい?
多様化する結婚式スタイルにあわせて、さまざまなウェディングプランが登場し、今の時代やタイミングにあわせた結婚式のカタチを選択するカップルも増加。そして今、あえて小規模で行う少人数結婚式が注目を集めています。
・少人数結婚式とは?
アニヴェルセルでは、ゲスト30人未満の結婚式=少人数結婚式と読んでいます。
少人数結婚式に明確な定義はないため、結婚式場によって違いはありますが、列席者は、おふたりの家族や親戚、幼馴染や友人といったごく親しい間柄のゲストとなるため、よりリラックスした雰囲気の中、食事や会話を中心とした内容を選ぶおふたりが多いようです。
また、親族を中心とした結婚式=家族結婚式と呼ぶこともあります。
・“ゲスト30人未満”の少人数結婚式の実施率

では、いったいどれくらいのカップルが少人数結婚式を選んでいるのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(全国推計値)によると、ゲスト30人未満の結婚式を実施したカップルは全体の22.6%です。
平均は52人なので、数字だけでみると少人数結婚式の実施率は少なく感じますが、少人数だからこそのメリットもあります。続いて、少人数結婚式の魅力をまとめてみました。
費用が抑えられて、準備も最小限でOK
少人数結婚式のメリットは食事と会話の充実!
続いて、少人数結婚式の魅力をまとめてみました。少人数であることがなぜ良いのでしょうか。
①食事と会話がゆったりと楽しめる
この結婚式の良さは、なんといってもアットホームな雰囲気で、気兼ねなく、ゆっくりと想い出話やおふたりの馴れ初めなどの会話を楽しめること。
「緊張して食事もあまり食べられなかった」という新郎新婦も多いですが、少人数の結婚式であれば、リラックスした中で、ゲストとの時間を楽しめます。
②距離が近く、親睦がより深まる
少人数の結婚式では、ゲストの人数にあわせてテーブルの配置を工夫するのも特徴のひとつ。
たとえば、新郎新婦がゲストと同じテーブルに座ったり、新郎新婦が各テーブルを回ってゲスト一人ひとりと会話を楽しんだり。距離が近いことで、ゲストとの親睦もさらに深まるはずです。
③ゲストのおもてなしの濃度も高まる
「結婚式ではゲスト全員に楽しんでもらいたい」と考える方も多いはず。とはいえ、ゲストの人数や時間の都合で難しい場合も…。
好きな物を知り尽くしている家族や友人たちとの結婚式なら、どんな料理が良いか、お酒などドリンクのラインナップの選び方、そして、演出まで、おもてなしの濃度もぐっと高まります。
④準備期間がコンパクトで楽になる
ゲストの人数が少ないということは、ゲスト選びから招待状の発送、配席を決めるなどの準備に時間を取られません。
時間に余裕ができることで、ゲスト一人ひとりに手書きのメッセージカードを準備することもできます。大人数だと大変ですが、昔話を想い出しながらメッセージを書く時間も楽しい想い出になりそうですよね。
⑤トータルの費用が抑えられる
結婚式は、衣装や会場の使用料など、ゲストの人数で変わらない固定費もありますが、料理やドリンク、引出物などのギフトは人数によって変動します。
演出一つひとつの金額もゲストの人数によって変わりませんが、少人数にあわせた演出だけに絞ることで、トータル費用を抑えることができます。
会場の広さやゲストの盛り上がりが心配…
少人数結婚式のデメリットはアイデア次第で解消
少人数結婚式にはどんなデメリットがあると思いますか?少人数だからこその不安や気になる点もチェックしておきましょう。
①演出の種類とゲストの盛り上がり
食事を中心とした内容にすることで「間が持たないのでは?」という心配もあるようです。その場合、ケーキ入刀やムービーを流すなど、定番でかつゲストに喜ばれる演出を取り入れ、メリハリを出すこともポイント!
また、ゲスト全員が参加できる演出を考えておくと、盛り上がらないかも…という心配も解消できるはず。
②費用の自己負担が多くなる可能性も
少人数結婚式はトータル費用が抑えられる一方で、ゲスト数が少ない分、いただくご祝儀の総額も少なくなることがほとんど。
それにより、固定費(会場使用料、衣装、装花、ブーケ、ヘアメイクなど)によっては自己負担が多くなることも。見積もりの時点でしっかりシミュレーションしておくことも大事です。
③ゲストの人数に対して会場が広すぎる
少人数の結婚式では、「ゲストの人数に対して会場が広すぎるのでは?」と気になることがあるようです。テーブルの配置や会場コーディネートで、広さが気にならない工夫ができるため会場スタッフに相談してみましょう。
あるいは、貸切できるレストランやホテルの一室、料亭なども会場の選択肢として考えてみても。ただし、会場によっては「○人以上から」など、使用人数に条件がある場合もあるため、事前にきちんと確認を。
少人数結婚式と大人数婚は何が違う?
少人数結婚式のメリットとデメリットをもとに、大人数結婚式との一番の違いをまとめてみました。ポイントは、【費用】と【準備】にあります。
ゲストの人数にかかわらず必ずかかる固定費は、大人数でも少人数でも金額は変わりません。ただし、料理や引出物などの変動費は、ゲストの人数によって決まるため、トータルでみると、少人数の結婚式では費用がぐっと抑えられる傾向になっています。
ひとつ気をつけたいのは、先に書いたように固定費それぞれの金額は通常の見積りとあまり変わらないため、その部分にお金がかかると、当然トータル費用も上がっていきます。少人数婚は、大人数婚よりも費用が必ず安くなるというわけではないので注意しておきましょう。


準備にかかる時間や打ち合わせ回数の違い
結婚式は新郎新婦が決めなければいけないこと・やることが多く、準備にも時間がかかるのが一般的です。特に、ゲストにまつわる準備=誰を呼ぶ?招待状発送のための住所は?配席は?…などがあります。そのため、ゲストが少ない少人数結婚式は準備がとても楽だと考える新郎新婦が多いようです。
その分、ペーパーアイテムを手作りしたり、一人ひとりにメッセージを書いたりといった準備も余裕を持って進められ、空いた時間にブライダルエステで自分磨きや、演出で使う映像も時間をかけて編集することもできそうですよね。
また、少人数結婚式は打ち合わせ回数も少なめなので、仕事が忙しく予定を合わせるのが難しいおふたりには嬉しいポイント。短い準備期間で結婚式を行いたいおふたりにもおすすめです。
ゲストが少なくても盛り上がる!
少人数結婚式におすすめの演出アイデア7選
結婚式の演出を考える時、ゲストが楽しんでくれるかどうか気になりますよね。加えて、少人数になることで盛り上がらないのでは…と心配になることも。そこで、少人数結婚式でも盛り上がる演出をまとめてみました。少ないゲストだからこそ、より楽しめる演出もあるので参考にしてみてくださいね。
■挙式前のファミリーミートで感動倍増
結婚式が始まる前、純白のドレスに身を包んだ新婦と新郎が初めて対面するファーストミート。
両家家族がそろって行うファミリーミートなら、この瞬間を全員で体験できます。美しく輝く花嫁を前に、親としてはこれまで過ごしてきた想い出が蘇り、そこにいる全員がこれから式を挙げるという実感が湧き、感動も倍増する演出です。
■新郎新婦の指輪を運ぶリングリレー

リングリレーは、挙式で行う演出のひとつ。1本の長いリボンに通した結婚指輪をすべらせるように、後ろのゲストからリレーしてもらい、聖壇で待つ新郎新婦の元まで運んでもらうもの。
新郎と新婦それぞれのゲストが参加できる演出で、列席者が多い場合はバージンロード側に座るゲストが行うことがほとんど。10名など少人数なら全員が参加でき、会場の一体感もさらに高まります。
■家系図プロフィールブックの作成

プロフィールブックは、新郎新婦の生い立ちや結婚式に関する情報などを盛り込んだペーパーアイテムですが、最近は席次表とメニュー表も加えたカタチで作成するのが主流に。
親族中心の少人数結婚式なら、席次表の代わりに家系図にして簡単な紹介文と顔写真を入れておくと、ゲストにもより楽しんでもらえそうです。
■新郎新婦やゲストから“他己紹介”

親族を中心とした結婚式なら、まずは、新郎と新婦がお互いの紹介を、次に、新郎新婦によるゲスト一人ひとりを紹介する演出がおすすめ。
また、ゲストが新郎や新婦とのエピソードを交えながらスピーチするというアイデアも。おふたりの成長をずっと見守ってきたゲストだからこそのエピソードは、笑顔と涙に包まれるはず。
■新郎新婦も同じテーブルで食事をする
大人数の結婚式では、新郎新婦は高砂に座り、ゲストのテーブルとは別になりますが、少人数であれば、各テーブルでゲストと新郎新婦が一緒に食事を楽しむこともできます。
テーブルの数が少ないため、すべてのテーブルを回っても時間はかからず、ゲスト一人ひとりと話すこともできるはず。
■新郎新婦の生い立ちムービー上映
披露宴の演出のひとつにプロフィールムービーがありますが、少人数結婚式でもおすすめしたい演出です。
新郎新婦の生い立ちから出会いまでを写真や動画を使って一本の映像にまとめるのですが、列席してくれたゲストとの想い出をたくさん盛り込んでみてはいかがでしょうか。観た後は想い出話に花が咲きそうですよね。
■家族や友人とのサンクスバイト
大きなウェディングケーキに新郎新婦が入刀する演出は、とても盛り上がります。その後、新郎と新婦によるファーストバイトもいいのですが、家族や友人との“サンクスバイト”はいかがですか?
新郎新婦がそれぞれの母親や父親と…、新郎新婦と仲の良い友人夫婦で…など、ケーキを食べさせ合う演出はとても盛り上がるはず!
実際にやってみてどうだった?
少人数結婚式を選んだ先輩カップルの声
アニヴェルセルで少人数の結婚式(ファミリーウェディングプラン)を選んだ新郎新婦たち。ここでは、先輩カップルのリアルな声をほんの少しだけお届けします。

家族と親友だけの結婚式でした。二人とも仕事で忙しく、無事に式が挙げられるのか不安でしたが、打ち合わせの回数も少なく、プランナーさんがていねいにサポートしてくれたおかげでスムーズに準備を進められました。

プランに、憧れだったチャペルでの挙式も追加しました。ファミリーミートも行い、家族一人ひとりと言葉を交わしながら涙が溢れました。家族との大切な時間を共有できて、とても幸せな時間を過ごすことができました。

家族だけで楽しんでもらえるのかと最初は不安がありましたが、プランナーさんがたくさん提案してくれて、みんなが楽しめる大満足の一日になりました。

会場の素敵さ、控室やバリアフリーなど設備が充実していること、そしてお料理がとっても美味しかったことが決め手でした。祖母も安心して招待することができました。

プランで費用は抑えられたので結婚式を叶えることができました。結婚式をするか悩んだ時期もありましたが、この一日がこの先の人生を頑張る糧になっています。
新郎新婦もゲストも笑顔になれる一日を
不安が安心に!アニヴェルセルの少人数結婚式プラン
“結婚式を挙げる意味”も“結婚式のカタチ”も、カップルごとにそれぞれあります。
「自分たちも含め、親族や友人が一番笑顔になれる結婚式」を考え、自分たちのベストなウェディングが【少人数での結婚式】だったおふたりに、アニヴェルセルから「ファミリーウェディングプラン」をご紹介します。
①結婚式準備や費用面に不安がある

結婚式準備の打合わせが大変そう…
ファミリーウェディングプランなら、10名での結婚式を最短1ヶ月で実現可能です。その場合、打合わせも1回でOK。打合わせの回数は少ないですが、結婚式当日までスタッフがしっかりとサポート!安心して準備を進めていただけます。

プランには何が含まれているか気になる
ファミリーウェディングプランには、宴内人前式料、料理・ドリンク代、会場費使用料、コーディネート料、衣装代、ヘア・メイク代、ブーケ代、控室使用料が含まれます。さらに、こだわりのアイテム追加など、アレンジも可能です。
※最低人数やプラン・価格は店舗ごとに異なるので、詳しくは各店のサイトにてご確認ください。
②付帯設備・会場の広さに悩みがある

年配ゲストに負担のない設備が希望
どの年代のゲストにも安心のバリアフリー設計で、着付室や親族控室、クロークなど充実した設備をご用意!

少人数だと会場が広すぎないか心配
パーティ会場は完全貸切。ゲストの人数にあわせて、お好みのデザインでのレイアウト対応が可能です。
③ゲストのために料理にこだわりたい

親族も食べやすい料理にしたい
少人数の結婚式に欠かせない料理は、特にこだわりたい部分。ナイフとフォークを使わず、箸でいただけるフレンチジャポネコースやお重スタイルなど、ゲストにあわせて選べるのもポイント!

温かい料理は温かい状態で食べてほしい
華やかで美味しい料理を目と舌で楽しむだけでなく、アニヴェルセルでは、出来立ての料理をいただいてほしいという想いから、会場隣接のキッチンを完備しています。
大切な人と少人数で結婚式をしたいおふたりにぴったりの「ファミリーウェディングプラン」。各店舗によってプラン内容が異なるため、お気軽にお問合せください。
\ブライダルフェアで結婚式をプレ体験!/
※記事内容を最新情報に更新しました(2025.2.26)
- この記事を書いた人
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ライター 佐藤
女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。
ゲストの人数によって決まる“変動費”の違い