同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

大好きな彼・彼女ともっと一緒にいたい、あるいは、結婚を見据えて一緒に暮らしたいなど、「同棲しよう」と決めるタイミングはいろいろあると思います。そこで気になるのが、同棲をはじめる時の初期費用といったお金のことや引越しの流れなどのスケジュール、そして、二人暮らしに最適な間取りのこと。

今回、omotteマガジンでは「同棲」をテーマにアンケートを実施。【二人暮らしの部屋編】と【二人暮らしの家具家電編】(9/10公開予定)で、同棲時に気になるあれこれを、先輩カップルの声を交えながらご紹介していきます。

まずは、先輩カップルに聞いた「同棲時の間取り」から。同棲のおふたりの生活を思い描きながら、早速、見ていきましょう!

目次

先輩カップルにアンケート!同棲時の間取りランキング

omotteマガジンでは、先輩カップル74名に、結婚前にしていた同棲時の間取りをアンケート。結婚前の同棲経験をたずねると、54%の方が「同棲経験あり」と回答していました。それでは、同棲時の間取りランキングから発表します!

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

【1位】1LDK(34%)/ 【2位】1DK(21%)/ 【3位】2DK(11%)/ 【3位】2LDK(11%)/ 【5位】3DK(8%)/ その他(15%)

同棲中の間取りでは、1位が「1LDK」という結果に。部屋数が少ない同棲では、おふたりで過ごす空間が増えるため、二人暮らしの幸せをじっくりとかみしめることができます。

今回のランキングで目立った「DK」は、台所と食事をするスペースがひとつになった部屋(ダイニングキッチン)のこと。比較的築年数の古い物件に多く、リビングスペースがない代わりに、賃料がお得な物件が多め。部屋が少し古くても、同棲をしながら「お金を節約したい」「貯金を殖やしたい」というカップルにぴったりの間取りです。

結婚を見据えた同棲の場合、おふたりで具体的な“ゴール”を作ることが大切! たとえば、結婚資金を貯めるために同棲を始めるなら、「いつまでに、いくらお金を貯める。そのために、毎月〇万円貯金する」など、将来を見据えたゴールがおふたりのモチベーションとなります。このモチベーションは、結婚への大きなステップにもなるようです。

結婚後の間取りは「同棲時から変化なし」が1位

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

【1位】同棲時から引っ越していない(27%)/ 【2位】2LDK(25%)/ 【3位】1LDK(14%)/ 【4位】3LDK(9%)/ 【4位】4LDK(9%)/ その他(16%)

同時に、結婚後はじめての間取りもアンケートで聞きました。1位は「同棲時から引っ越していない」(27%)。アンケートに回答した方を結婚年数別で見ると、同棲時から同じ部屋に住んでいるカップルの約7割が結婚1~3年目の方だったので、同棲をはじめた部屋にそのまま住んでいる方も多いのかもしれません。

ランキングは次いで、2位「2LDK」、3位「1LDK」、4位「3LDK」「4LDK」という結果に。同棲時と比べると、お子様が産まれたなどの理由から、部屋数も多くなっているようです。

二人暮らしなら1LDK?2LDK?各間取りのメリット&デメリット

同棲中の間取り1位「1LDK」と、結婚後はじめての間取り1位「2LDK」(同棲時から引っ越していないを除く)。部屋がひとつ増えるだけで、メリットとデメリットにも大きな変化が。

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

【1LDK】いつも一緒!収納少なめが難点
(メリット)おふたりで過ごす時間(空間)が増える。家賃を抑えられるので節約・貯金がしやすい。
(デメリット)間取りによっては、ひとりになれる場所がない。収納スペースが少ない。

【2LDK】家賃は高いが、広々空間が魅力!
(メリット)部屋の使い方の自由度が増え、生活リズムに合った部屋割りが可能。収納スペースの確保。
(デメリット)家賃が高くなる。電気代がかかる。エアコンが付いていない部屋がある可能性も。

1LDKのデメリットが、2LDKではほぼクリアに。2LDKであれば一部屋は寝室に、一部屋は収納かつ仕事部屋にするなど、自由な使い方ができます。ただし、エアコンが付いていない場合もあるため、ある程度、部屋の使い方をイメージしたうえで、内見の際にしっかりチェックをしたほうがよさそうです。

先輩カップルから学ぶ、同棲して気づいた「意外な〇〇」

先輩カップルには、二人暮らしで気づいたこと、意外な発見なども聞いています。さまざまな意見が挙がったなかで、多かったはこの2つでした。

●収納スペースは広いほうがよい
●ひとりになれる場所(スペース)があるとよい

多くのカップルが、「二人で暮らすなら1LDKでも十分」という声がある一方で、「荷物を収納する場所に困った」という声も。生活していくうちに、物は意外と増えていきます。間取りを検討する際は、二人分の荷物をしっかり収納できることも重要です。

また、新生活様式で、在宅勤務をする方も増えています。おふたりとも在宅勤務の場合は、それぞれが仕事をするスペースも必要になってくるため、これから同棲を始めるおふたりは、その点も考慮しながら部屋選びをする必要がありそうです。

続いて、先輩カップルの体験談をいくつかご紹介します。二人暮らしをしてみてわかる細かいエピソードは、“目からウロコ”の気づきがたくさんありました。

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

同棲当時は1DKで、それぞれの部屋がなくても全然大丈夫!と思っていましたが、今は収納や自分の時間の都合上、それぞれの部屋が必要だと思っています。引越しを検討中です。

(ご結婚後はじめての間取り:1DK/女性・結婚2年目)

しばらく暮らす前提だったので、その間に子どもが生まれて物がかなり増えたことや、テレワークのための部屋のことを考えるともう少し広い部屋でも良かったと感じました。

(ご結婚後はじめての間取り:2DK/女性・結婚5年目)

2人暮らしなので収納面に余裕があるのと1部屋空いている状態がある事で、1人の時間も確保しやすいと感じた。

(ご結婚後はじめての間取り:2LDK/女性・結婚2年目)

広さはちょうど良い。うちはエアコンが寝室につけられないので夏は暑すぎて寝室で寝られず、リビングに布団を敷いて寝ているため、 寝室にもリビングにもエアコンが付いているタイプが良い。

(ご結婚後はじめての間取り:2DK/女性・結婚1年目)

リビングの灯りが付いてしまうと寝室で寝ている人も起きてしまうのが悩みだった。

(ご結婚後はじめての間取り:1LDK/女性・結婚1年目)

彼は床が見えないくらい大きな家具を置きたいタイプで、私は床が見える空間が多ければ多いほど好きなので、2人共通の部屋を作ったが、彼の面積が大きく取られてしまい、 2LDKじゃとても足りないなと思った。

(ご結婚後はじめての間取り:2LDK/女性・結婚1年目)

親がきても大丈夫なように もう一部屋ほしい。

(ご結婚後はじめての間取り:1DK/女性・結婚2年目)

ふたりで暮らす分には部屋を持て余した。

(ご結婚後はじめての間取り:3LDK/女性・結婚10年目)

2人の時は2LDK広かったけど、子供ができて引っ越す必要ないから2LDK選んでよかった。

(ご結婚後はじめての間取り:2LDK/女性・結婚2年目)

2人なら1LDKでちょうどよくお掃除も楽ちんです。

(ご結婚後はじめての間取り:1LDK/女性・結婚1年目)

暮らし始めると一人の時間を取るのが難しくなるので、もう一部屋あればよかったと感じることが多くあった。リビングが広ければパーテーション等で区切ることも出来たかもしれない。

(ご結婚後はじめての間取り:1LDK/女性・結婚6年目)

2人で暮らすには狭くてもいいけど、子供が生まれたらさすがに1DKでは狭かったです。子育てを考えている方はその点も考えてみると良いと思います。

(ご結婚後はじめての間取り:1DK/女性・結婚7年目)

二人暮らしスタート!初期費用やスケジュールは?

おふたりで住む部屋の間取りが決まったら、引越し準備として、同棲でかかる初期費用、そして、引越しスケジュールを確認していきましょう。必要な初期費用は以下の6つです。地域によって敷金や礼金の割合に差があるため、今回は関東の平均をご紹介します。

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

【賃貸契約に必要な初期費用】
①敷金:家賃1~2ヶ月分
②礼金:家賃1~2ヶ月分
③仲介手数料:家賃半分~1ヶ月
④家賃:翌月の家賃1ヶ月分+当月の家賃日割り分
※その他、火災保険料、保証会社の利用料、鍵の交換費用などで数万~十数万がかかります。

【上記以外にかかる初期費用】
⑤引越し費用(引越し業者の見積り含む)
⑥家具家電

家具家電は、スペースの問題もあるため限りはありますが、お互いのもの(あるいはどちらかのもの)を新居でも使うことで費用はぐっと抑えられます。

初期費用を抑えたい!ポイントは「礼金と引っ越し時期」

一般に、引越しの繁忙期は1~3月と言われています。この時期は、引越し料金が高くなる可能性が。車を借りてご家族やご友人に引越し作業を手伝ってもらったという先輩カップルの声も。また、おふたりとも一人暮らしの場合、引越し費用が2倍になります。できるだけ安い業者を探すか、引越し業者によっては“おまとめプラン”などもあるので、上手に活用しましょう。荷物によって見積りが変わるため、前もって不用品の整理をしておくこともおすすめです。

二人暮らしの引っ越しスケジュールチェックリスト

二人暮らしの場合、引越しや準備・作業の手間が増えることも多いですが、おふたりで協力しあってスムーズな引越しを目指しましょう。

同棲カップルにおすすめの間取りは?引っ越し費用やスケジュールもチェック!【二人暮らしの部屋編】

【2~1.5ヶ月前】部屋探しを開始!物件を内見
おふたりで、家賃、立地、間取りや設備などの条件をすり合わせ、賃貸のWebサイトから希望条件に合う物件を探し、気になった物件の内見予約を。

【1ヶ月前】契約後、入居審査。計画的に荷造りを
希望に合った部屋が見つかったら、不動産会社に入居申し込み後、大家さんによる入居審査を経て、契約完了。引越し業者に連絡し、見積りを依頼します。新居で不要な粗大ゴミの処分もこのタイミングで。

【2~1週間前】旧居の市区町村に「転出届」を
引越し先が新しい市区町村になる場合、旧居となる現住所に「転出届」を提出します。提出期限は、引越し日から前後2週間以内(引越し後の提出でも可能)。荷造りをしながら、新旧居のライフラインの変更手続き、郵便の住所変更も行いましょう。同棲を機に家電を買い替えるカップルは、この期間に購入・配達予約します。新居のスペースに家電がきちんと置けるか、しっかりサイズを測って確認を。

【当日】管理会社に鍵を返却。新居のガス開栓
荷物をすべて搬出したら、管理会社に鍵を返却して部屋を明け渡します。新居に荷物を搬入する日にガス開栓の立ち合いをする場合は、引越し作業が落ち着く頃の時間に予約を入れておきましょう。

【引っ越し後】2週間以内に「転入届」を提出
新居へ引越し後2週間以内に、引越し先の市区町村へ「転入届」を提出します(同じ市区町村への引越しの場合は「転居届」)。この時、住民票の世帯主は、①それぞれが世帯主になる②ひとりが世帯主で、もうひとりは同居人になる…という2パターンあります。詳しくは、引越し先の役所に確認を。

いかがでしたか? 先輩カップルの実際の声を交えながら、同棲で必要な初期費用や引越しスケジュールなどをまとめてみました。結婚を目標に同棲を始めるおふたりはぜひ参考にしてみてくださいね。

同棲カップルや新婚さんにぴったり!新生活スタートで準備するものリスト【家具家電編】

 

\結婚式場を見てみよう!/

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

search

キーワード検索