既婚女性に聞く！結婚前にしておけばよかったこと12選

既婚女性が「結婚する前にしておけばよかった」と何よりも感じているのは「貯金」 です。結婚は何かと出費がかさむものです。結婚する前後のタイミングに限っても、結婚式や新婚旅行、引越し、家具や家電の購入など、さまざまな費用がかかります。新居を購入したり子どもが生まれたりすれば、さらにお金が必要になるでしょう。

結婚前に貯金をしておくことで、結婚式や新婚旅行の費用をまかなえるだけでなく、新生活の助けにもなります。結婚を機に転職を選ぶ人も少なくありませんが、貯蓄があればすぐに仕事が決まらないときも安心です。

結婚して家族になる以上、お金に関することは避けて通れません。結婚する前に、お互いの貯蓄や収入もきちんと確認しておきましょう。

結婚とお金に関することは、こちらの記事でもご紹介しています。
▶何かとおカネがかかる結婚前後のイベント、いまどきカップルが最も予算を割くものは何？

結婚後は、夫婦ふたりでの生活リズムをつかむだけでも時間がかかるものです。結婚と同時に住む場所が変われば、新しい環境に慣れるまで身体的にも精神的にも大変でしょう。さらに妊娠したり子どもが生まれたりすれば、自分の家庭のことが第一になり、「親孝行したいけれどそれどころじゃない」「忙しくて実家に顔も見せに行けない」となりがちです。

比較的時間に余裕のある結婚前は、親孝行をするのに絶好のタイミング です。旅行や食事に誘うなどして、改めて親御様にこれまでの感謝を伝える場を設けてみましょう。ゆっくりくつろげる温泉旅館や個室のあるレストランで親子水入らずのひとときを過ごせば、独身最後の素敵な想い出になりますよ。

結婚してからの「家族としての時間」は、「恋人としての時間」とは異なるものです。家族になれば、家計のことを話し合ったり家事の分担を決めたりと、必要不可欠な話し合いをする機会が増えます。ときには意見の食い違いから、すれ違ってしまうこともあるでしょう。同じ屋根の下で寝起きして一緒に日常生活を送る以上、恋人時代のようにただ楽しく過ごすというわけにはいきません。

結婚前は、これから家族になる人と恋人同士でいられる最後の時間です。デートに出かけたり想い出の場所を訪れたりして、ふたりきりの甘い時間を堪能しましょう。

結婚して家庭を持ったあとの旅行は、基本的に家族と行くことになります。また長期の休みには、旅行よりお互いの実家への帰省がメインとなることも少なくありません。さらに子どもが生まれてからしばらくは、ちょっとした遠出も難しくなりがちです。

旅行はお金がかかるだけでなく、一緒に行く人と予定をあわせる必要もあります。結婚して家庭が第一になると、独身の友だちが遠慮して誘ってこなくなるというのもよくある話です。友だちとの旅行をしたいなら、ぜひ家庭を持つ前に堪能しておきましょう。自由気ままなひとり旅を心から楽しめるのも、独身ならではです。特に、お金と時間のかかる海外旅行は、結婚前に行っておきましょう。

結婚したら、おふたりの収入はまず家計に回すことになります。食費や水道光熱費などの生活費に加え、住宅や車のローン、将来のための貯蓄や投資、子どもが生まれれば教育費などが発生し、自分のためだけに自由に使えるお金は限られてくるでしょう。

エステや脱毛サロンに通ったり、少し高価な買い物をしたりと、自分自身にお金を使うなら独身のうちがチャンスです。おふたりで使うものなら結婚後でも購入できますが、靴やハンドバッグ、ジュエリーなどは、自由になるお金がある独身のうちに購入しておきましょう。また、結婚すると趣味に使える時間も減ってしまうことが多いので、「読みたい本を片っ端から読む」「気になっていた映画を全部観る」など、好きなことに没頭するのもおすすめです。

結婚して家庭を持つと、家族と一緒に過ごす時間が増えます。夫婦で仲良く夕食をとるために職場から直帰したり、日々の食事作りを担当したりすれば、「仕事帰りに同僚と遊びにいこう」「休日は友だちと朝から夜まで遊ぼう」といった遊び方とは自然と縁遠くなるもの。家族以外の人と過ごす時間が減ることを見越して、友だちと出かけたり、会いたい人に会ったりしておくことをおすすめします。

また、結婚すると、どうしても独身の友だちからの誘いは少なくなりがちです。仲良しグループで集まっても、家庭を理由に先に帰らなくてはならないようなことがあると、何かと気が引けますよね。結婚する前なら、お互いに気を遣うことなく楽しい想い出を作れます。

結婚すれば「夜遅くまで出歩くより家で家族とゆっくり過ごしたい」という気持ちが生まれ、飲み会の機会そのものも減ります。居酒屋やバーで時間を気にせずお酒を飲めるのも、独身ならではの楽しみ方です。

また、お泊まりの女子会なども、結婚するとなかなか参加できなくなるでしょう。特に子どもが生まれてからは、夜間に出歩いたり自分ひとりだけ外泊したりすることは難しくなりがちです。出かける場合は、事前に入念な準備をしたうえで家族の理解を得る必要もあり、独身時代のように気軽にはできません。飲み会やお泊まり会をしたいなら結婚前に主催して、仲良しの友だちやお仲間と思う存分楽しんでおきましょう。

「結婚前に同棲しておけばよかった」と考えるカップルは少なくありません。異なる環境で育ってきた者同士が暮らしてみると、料理の味付けや洗濯のやり方、掃除の頻度、お金の使い方など、ささやかなことですれ違いが起こるものです。大人になってからがらりと生活習慣を変えることは、それほど簡単ではありません。お互いの価値観を理解し、譲歩し合って家族のルールを築き上げるのには、恋人同士や夫婦であってもそれなりに時間がかかります。

結婚の準備段階として同棲しておくと、お互いのライフスタイルや譲れないポイントが分かり、結婚後の生活をスムーズにスタートできるのがメリットです。おふたりのルール作りにも早めに取り組めるので、結婚への準備にもなります。

結婚して一緒に暮らす前に、できるだけ不用品を処分し、身の回りの整理をしておくことをおすすめします。結婚して新居に引越すことになれば、持っていける荷物の量は限られます。さらに子どもが生まれれば、幸せが増えるとともにベビー用品や子ども用品が増えていくので、最初はできるだけ収納スペースに余裕をもたせておくようにしましょう。

また、過去にお付き合いをしていた人からのプレゼントや想い出の品、若い頃に悩みを綴った日記など、第三者に見られると困るようなものも結婚前に処分しておいたほうがよいでしょう。「もったいない」「想い出がある」と残しておくことで、あらぬ誤解を生むこともあります。結婚後の新生活には不要なものと割り切って、できる限り手放しておきましょう。

夫婦になれば何十年も生活をともにすることになります。結婚する前に、改めてお互いの人生設計を確認しておくのがおすすめです。例えば、以下のようなことについて話しておきましょう。

計画を立ててもすべてがその通りにいくわけではありませんが、夫婦で将来のビジョンを共有しておくことは大切です。これから始まる結婚生活のシミュレーションをして、おふたりの未来について考えておくようにしましょう。

習いごとや資格の勉強なども、時間とお金に余裕がある結婚前にチャレンジしておくと結婚後も役立ちます。女性の場合、出産後はフルタイムで働くのが難しくなりますし、男性も育児や家事にかける時間が増えることを見越して、仕事に役立つ資格を取得しておくのがおすすめです。社会や企業で求められるスキルを身につけておけば、いざというときに役立ちます。

夫婦ふたりでの新生活が始まる前に、最低限の家事力を身につけておきましょう。これは男性にも女性にもいえることです。特にひとり暮らしの経験がなく、家事を同居している家族に頼っていた人は、慣れない作業に困惑したり、パートナーに負担をかけてしまったりする恐れがあります。例えば、基本的な、料理・洗濯・掃除のほかに、以下のような家事を身につけておくと新生活のスタートがグッと楽になります。

料理が苦手な人は、基礎を教えてくれる料理教室に通うのもいい方法です。

結婚するということは、ともに人生を歩む人ができるということです。友だちと遊ぶ予定や旅行の日程、お金の使い道など、独身のうちは自分ひとりで決めていたことについて、パートナーの意思を尊重すべき場面も出てきます。子どもが生まれれば、自分のために使える時間やお金はさらに少なくなるもの。家族が増えることは大きな喜びですが、独身だからこそできる遊びや勉強もあります。結婚してから「もっとこうしておけばよかった」と後悔しないために、やりたいことにチャレンジしておきましょう。

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