結婚式当日の流れを確認しておこう!新郎新婦の1日

結婚式当日の流れを確認しておこう!新郎新婦の1日

挙式や披露宴などイベントが盛りだくさんの結婚式当日は、流れをイメージしづらいもの。「結婚式当日はどんなタイムスケジュールで進んでいくの?」「二次会の開始時間を決められない…」と悩んでいるカップルもいるかもしれません。

そこで今回は、結婚式当日の代表的なタイムスケジュール例を紹介します。具体的なイメージをつかんでおけば安心して当日を迎えられ、スムーズに進めることができるでしょう。

これから結婚式を挙げる予定のカップルの皆さんはぜひチェックし、準備万端で当日を迎えてくださいね。

目次
  • 結婚式当日の流れ
  • 8:30 自宅を出発
  • 9:00 新婦ヘアメイク・支度開始
  • 10:00 新郎ヘアメイク・支度開始
  • 11:00 支度仕上がり~ファーストミート
  • 11:20 親族紹介・親族集合写真撮影
  • 11:40 挙式リハーサル・写真撮影
  • 12:00 挙式開式
  • 12:20 挙式後のセレモニー・全員集合写真撮影
  • 12:40 ウェルカムパーティ
  • 13:00 披露宴開宴
  • 15:30 披露宴おひらき・宴後写真撮影
  • 17:00 引上げ
  • 17:30 二次会開宴
  • 結婚式当日はあっという間!スケジュールを把握しておこう

結婚式当日の流れ

結婚式当日の流れは、結婚式場やプログラムによって変わりますが、本記事では12時挙式での基本的なパターンを紹介します。なお、挙式開始時間は、午前・午後・夕方の3つに分けられている結婚式場が一般的です。

8:30  自宅を出発
9:00  新婦ヘアメイク・支度開始
10:00 新郎ヘアメイク・支度開始
11:00 支度仕上がり~ファーストミート
11:20 親族紹介・親族集合写真撮影
11:40 挙式リハーサル・写真撮影
12:00 挙式開式
12:20 挙式後のセレモニー・全員集合写真撮影
12:40 ウェルカムパーティ
13:00 披露宴開宴
15:30 披露宴おひらき・宴後写真撮影
17:00 引上げ
17:30 二次会開宴

以降の章で、それぞれのタイムスケジュールで何をするのか詳しく解説します。
結婚式当日の流れについてはこちらの記事もぜひ参考にしてください。

8:30 自宅を出発

軽食

結婚式当日は余裕を持って起き、朝食をしっかりと摂りましょう。結婚式場に入ったらすぐに挙式の準備に取り掛かるため、食事を摂るチャンスはなかなかありません。また、披露宴ではゲストと写真を撮ったり話したりと、ゆっくり食事を楽しめないことが多いため、家を出る前にお腹を満たしておきましょう。ただし、ドレスがきつくならない程度に調整してくださいね。

実家から出発する場合は、家族に挨拶を。照れくさいかもしれませんが、独身最後の家族とのひとときを噛みしめながら「今までありがとう」といった感謝の気持ちを伝え、「今日はよろしくね」と挨拶をしましょう。

家を出る前は、持ち物の最終チェックもお忘れなく。当日持参する荷物は予想以上に多いものです。結婚式場から当日の持ち物リストをもらえる場合もありますが、自分でも作っておくとより安心です。ウェルカムスペースに必要なアイテムなど、前日までに持ち込める物は、なるべく早めに持ち込んでおきましょう。

POINT

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結婚式場でメイクをしてもらいやすくするためにも、なるべくノーメイクで行くことをおすすめします。化粧水や美容液などで保湿しておくと、化粧のノリがよくなります。髪の毛は、ご新郎ご新婦ともに整髪料をつけずに行きましょう。

また、締め付けがきつい服を着ていくと身体に跡が残ってしまうので、ゆったりしたサイズの服がベターです。

9:00 新婦ヘアメイク・支度開始

結婚式場に到着したら、すぐに挙式の支度に取り掛かります。まずはご新婦から、ヘアメイクと衣装の着付けがスタートします。

ご新郎も同時に到着するなら、ご新婦が支度している間、謝辞の確認やスタッフへ挨拶をしましょう。

10:00 新郎ヘアメイク・支度開始

ご新郎は、約1時間遅れで支度がスタート。ご新郎もご新婦同様、ヘアメイクとタキシードの着付けをしてもらいます。

11:00 支度仕上がり~ファーストミート

ファーストミートとは、それぞれ別の部屋で支度を終えたご新郎ご新婦が、お互いの姿を初めて見せあうことです。ただし、結婚式場によっては行わない場合もあります。

この習わしは、結婚式の前にご新郎がご新婦の姿を見ると幸せになれないという欧米の言い伝えからはじまったといわれています。ファーストミートの演出で、ご新郎ご新婦の気持ちが高まり、結婚式をドラマティックにはじめられるでしょう。

POINT

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初めてのドレス姿を見せたいなら、ドレス選びのときに、試着した姿をご新郎に見せないようにしておくと感動もひとしおです。

一人でドレス選びに行く際は、試着したあとに自宅でゆっくり見比べたり、友人からアドバイスをもらったりするためにも、ドレス姿を写真に撮っておくとよいでしょう。

11:20 親族紹介・親族集合写真撮影

ファーストミートが終わったら親族の元へと移動し、親族への簡単な挨拶と、結婚する両家がお互いの親族を紹介しあう「親族紹介」をおこないます。一般的には両家のお父様がそれぞれの家族を紹介します。

親族紹介が終わったら、記念の親族集合写真を撮ります。

11:40 挙式リハーサル・写真撮影

スタッフから、挙式の進行や儀式の動作などについて説明を受けます。お辞儀をするタイミングやスムーズな歩き方など丁寧に教えてくれますので、不安なことやわからないことは、この時点で解消しておきましょう。

親御様にご新婦のエスコート役やベールダウンなどを頼んでいる場合は、親御様もリハーサルに参加してもらうことが多いようです。リングボーイ(リングガール)など、挙式に参加してもらうゲストにもリハーサルに来てもらい、本番の流れを伝えましょう。

チャペル内でご新郎ご新婦の撮影を行うのもこのときです。撮って欲しいショットや場所の希望がある場合は、事前にカメラマンにその旨を伝えておくとスムーズに進むでしょう。

POINT

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リハーサルの時間は約30分が一般的。しかし、挙式ウェディングレッスンをしている会場もあるため、事前に確認や事前リハがある会場は安心して臨めます。

おふたりでウェディングレッスンを振り返り、自宅でも軽くリハーサルをしておけば、結婚式当日の流れはバッチリですね。

12:00 挙式開式

いよいよ挙式のスタートです。キリスト教式・人前式・神前式、どのスタイルも所要時間は20〜30分ほど。式の内容は、指輪の交換や結婚の宣誓などが一般的です。

挙式は最初のプログラムということもあり、緊張感がもっとも高まる場面です。しかし、入場後は司式者が進行してくれるので大丈夫。リラックスして流れに身を任せましょう。感極まって涙することも多いので、ご新婦は白いハンカチをアテンドに預けておくと安心です。

挙式についてはこちらの記事もぜひ参考にしてください。

12:20 挙式後のセレモニー・全員集合写真撮影

めでたく夫婦となったおふたりの退場後は、式後のセレモニーへ移ります。

式後のセレモニーでは、ゲストが祝福の花びらをまくフラワーシャワーやブーケトスを行います。このタイミングで、ゲストも含め全員で集合写真の撮影を行う会場も多いようです。

この場面ではおふたりの緊張も解けるため、笑顔溢れる雰囲気で参列者からの祝福を受けられるでしょう。撮影後、おふたりは控室へ、ゲストは披露宴会場へと進みます。

12:40 ウェルカムパーティ

ウェルカムパーティは、披露宴までの待ち時間を利用し、飲み物や軽食を用意してゲストをおもてなしする時間です。パーティスペースに飾られたウェルカムボードや写真を見てもらったり、歓談を楽しんでもらったりと、思い思いの時間を過ごしてもらいましょう。

ウェルカムパーティは、おふたりのこだわりを演出できる自由なパーティです。おふたりが参加することで、ゲストと密に交流ができます。披露宴前の緊張もほぐれるでしょう。より想い出に残る結婚式にしたい場合は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ただし、ウェルカムパーティにご新郎ご新婦が参加するかは、結婚式場によって異なります。当日のスケジュールにかかわるため、参加を希望する場合は、早めに担当プランナーさんに相談しましょう。

13:00 披露宴開宴

ゲスト全員がテーブルにつき、おふたりの準備が整ったら、披露宴のスタートです。披露宴前半では、ご新郎ご新婦の入場からはじまり、おふたりのウェルカムスピーチや司会者によるおふたりの紹介、祝辞、乾杯、ウェディングケーキの入刀という流れが一般的。そのあと、食事や歓談を楽しみます。

披露宴前半が終ったら、お色直しのためご新郎ご新婦はいったん中座します。お色直しに要する時間は、ドレスの場合は約30分前後、和装の場合は30〜40分が目安。中座中は、会場でプロフィールムービーを流したり、司会者に祝電を披露してもらったりし、ゲストを退屈させないような演出があるとよいでしょう。

披露宴後半は、お色直しを終え、装いを新たにしたおふたりの再入場でスタート。後半では、余興やテーブルラウンド、デザートビュッフェなどでゲスト一人ひとりに挨拶ができます。そのあと、ご新婦からの手紙や親御様への感謝のセレモニー、ご新郎からの謝辞などで締めくくります。

15:30 披露宴おひらき・宴後写真撮影

披露宴が結んだら、退場するゲストを親御様と一緒にお見送りします。準備したプチギフトを手渡しながら、感謝の気持ちを伝えましょう。

なお、ゲストを全員見送った後には、最後のおふたりでの撮影タイムがある場合も。

POINT

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お見送りのセレモニーでは一人ひとりと会話を交わすので、ゲスト全員が退場するまでにかなり時間がかかります。しかし、はるばる足を運んでくれたゲストには、丁寧に感謝の気持ちを伝えたいもの。時間に余裕を持たせて臨みましょう。

また、仲人や媒酌人がいる場合は、お見送りとは別に控室でお礼をするのがマナーです。両家の親御様とご新郎ご新婦が揃って、丁寧にお礼を伝えましょう。

17:00 引上げ

ゲストが全員退場したら着替えを済ませ、持ち込んだアイテムを回収し、車に積み込みます。当日発生した追加費用の支払いなども、このタイミングで済ませておきましょう。スタッフへのお礼を渡したい場合は、このタイミングで手渡します。

二次会がある場合は、二次会用の衣装に着替えます。準備がスムーズに進むよう、二次会用のヘアメイクとドレスにお色直しするご新婦が多いようです。自分で直す場合は、時間がかからないように、ヘアアレンジなど前もって練習しておくと安心です。

17:30 二次会開宴

二次会がある場合は、披露宴会場から直接、二次会の会場へ向かいます。ドレスやヒールを装うご新婦は、電車やバスよりも、体への負担が少ないタクシーで移動したほうがよいでしょう。

移動する際は、必要のない荷物は親御様に持ち帰ってもらうことをおすすめします。結婚式場によっては、自宅に発送してもらえるところもあるので、利用したい場合は事前に確認しておきましょう。

二次会をしない場合は、おふたりで食事を楽しむのもいいですね。結婚式の想い出に浸りながらの食事もまた、特別な時間となるでしょう。遠方から集まった親族にお礼の挨拶をしたり、食事会を行ったりする夫婦もいるようです。二次会がない場合は、披露宴後に急ぐ必要がないため、ゆったりと過ごせます

結婚式当日はあっという間!スケジュールを把握しておこう

結婚式に要する時間は挙式から披露宴まで3〜4時間ほどですが、前後の準備を入れると7〜8時間ほどかかります。当日のタイムスケジュールは小刻みに進み、終わるまであっという間。バタバタと慌てないためにも、事前にしっかりと流れを把握しておくことが大切です。

結婚式当日までにタイムスケジュール表を作り、おふたりで振り返っておくとうまく流れをつかめるでしょう。併せて、結婚式場に持ち込むアイテムのチェックリストを作っておくと、忘れ物の心配もありません。

1日の流れを確認して、おふたりの幸せを感じられる、最高の結婚式にしてくださいね。

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この記事を書いた人
ライター 瀬上友里恵

ライター 瀬上友里恵

地方在住のフリーライター。詩人として創作活動も嗜む。2児の母として子育て奮闘中。

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