生みの親は“あの紅茶ドリンク”に描かれた貴婦人！【9月3日「アフタヌーンティー文化の日」】

アフタヌーンティーの楽しみ方などを発信する一般社団法人「日英アフタヌーンティー協会」が制定した記念日。日付は、アフタヌーンティーの習慣をはじめたとされている、英国の第７代ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアさんの誕生日（1783年9月3日）。

日英アフタヌーンティー協会によると、アフタヌーンティーのはじまりは、19世紀の英国ウーバンアヴィー。もとは中国文化と英国文化の融合から生まれましたものだそう。当初、レディの社交界デビューの場であり、そのあと、時代の変化によってさまざまな文化と融合しながら進化を続け、今では世界各地で楽しまれています。

日本では昨今「ヌン活」（アフタヌーンティーを楽しむ活動のこと）と呼ばれ、この言葉が、2022年の「ユーキャン 新語・流行語大賞」にもノミネート。ホテルでだけでなく、カフェやカジュアルレストランなどで、より気軽に足を運んで楽しめる文化のひとつに！

キリン歴史ミュージアムによると、アフタヌーンティーの文化が生まれた頃の英国貴族の食生活は、朝食に盛りだくさんのイングリッシュ・ブレックファーストを摂り、昼食はピクニックで少量のパンや干し肉、フルーツなどで軽くすませるというのがほとんど。

そして夕食は、音楽や観劇後、社交を兼ねた晩餐会となり、夜の8時頃になっていたため、昼食から夕食までの空腹を防ぐため、先に紹介した、公爵夫人が、午後3時～5時の間に、紅茶と一緒にサンドイッチや焼き菓子をいただいていたそう。

最初はひとりだけの楽しみが、のちに夫人たちをもてなしていただくことになり、それが今日のアフタヌーンティーの習慣になったのだとか。

アフタヌーンティーの生みの親とも言えるのが、イギリスの第７代ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアさん。実は、世界で最初のペットボトル入り紅茶として誕生した『キリン 午後の紅茶』のラベルに描かれているのが、まさにその方！英国貴族の優雅な習慣だったアフタヌーンティーにちなんで名づけられた『午後の紅茶』ということで、アンナ・マリアさんがシンボルマークとなっているそうです。（キリン歴史ミュージアムより）

アフタヌーンティーと聞いて思い浮かぶのは、ティースタンドですよね。ティースタンドはお皿が縦に重ねて置けるため、デザイン性があることだけでなく、場所を取らずにたくさんのフードを置くことができるというメリットもあります。

三段になっているものがスタンダードで、主に、サンドイッチ、スコーン、ケーキ（ペストリー）がそれぞれにセットされます。ここに、紅茶がつくことでアフタヌーンティーとなります。

ところで、アフタヌーンティーをいただく際、「食べる順番」が気になる方も多いのでは？必ずこうしなければいけないというマナーはないようですが、サンドイッチ、スコーン、ケーキの順番に、一皿ずつ食べ進めていくのが基本のようです。

ただし、アフタヌーンティーは楽しくいただくのが一番！現代では特に食べる順番などは気にしなくても大丈夫です。一緒に行く方との会話も楽しみながら、美味しいひと時を堪能しましょう！

フラッグシップストアの「アニヴェルセル 表参道」開業25周年を記念して、2023年9月8日(金)にリニューアルオープンします。

全館リニューアルにあたり、「アニヴェルセルカフェ 表参道」も全面改装・コンテンツ拡充に加え、メニューもブラッシュアップ！幅広いシーンを彩る“ラウンジ”として生まれ変わる『CAFE』のほか、『COFFEE』や『CAKE』といったニューショップもお目見え。

なかでも『CAFE』では、心と身体が喜ぶような“美”のエッセンスを取り入れたメニューを展開。シグネチャープレートやさまざまなアラカルトだけでなく、アフタヌーンティーも楽しめます！

「アニヴェルセルカフェ 表参道」が位置する1F「Galerie(ギャラリー)」は、“表参道に新しく賑わう道をつくる”をコンセプトに、カフェ、コーヒー、スイーツに加えて、アートスペースやフラワーショップも新たにオープン！みなさま、ぜひお気軽にお立ちよりください。

＜9月の記念日＞
9月1日　防災の日
9月3日　ベッドの日
9月5日　計画と実行の日
9月6日　クルージングの日
9月8日　休養の日
9月9日　親子でCOOK（くっく）の日
9月10日　和光堂ベビーフードの日
9月12日　育児の日
9月14日　コスモスの日
9月17日　イタリア料理の日
9月19日　敬老の日
9月20日　空の日
9月21日　クレイジーソルトの日
9月22日　社日
9月23日　夕陽の日
9月25日　主婦休みの日
9月26日　“くつろぎ”の日
9月28日　くつやの日
9月29日　招き猫の日
9月30日　両親の日