お風呂の汚れ(黒・赤・白・茶)にベストな掃除方法は?【5月26日「風呂カビ予防の日」】

お風呂の汚れ(黒・赤・白・茶)にベストな掃除方法は?【5月26日「風呂カビ予防の日」】

家の中でもっとも掃除が面倒な場所はどこでしょう。複数の汚れが存在し、放置してしまった汚れをきれいにするのが大変な場所と言えば、そう、「浴室」!

時間を置くと汚れを落とすのに時間がかかってしまうことが分かっていても、毎日隅々まできれいに掃除をするのは難しいですよね。でも、快適な住空間のためにはしつこい汚れになる前にできるだけきれいにしておきたいもの。

5月26日は「風呂カビ予防の日」。そこで梅雨が始まる前に、汚れをすっきり落として、きれいな浴室をキープする方法をチェックしていきましょう!

目次

「風呂カビ予防の日」とは?

一般財団法人日本気象協会の調査によると、日本では5月26日を境に、気温と湿度がカビ発生の条件に合致して、浴室のカビが生えやすくなるそう。そこで、ライオン株式会社により、2014年、「カビ予防を始めるのに適した日」としてこの記念日が制定されました。

お風呂の主な汚れは「黒・赤・白・茶」の4つ!

お風呂の主な汚れは「黒・赤・白・茶」の4つ!

浴室には、いろいろな汚れが混在します。しかも、それぞれの汚れによって最適な掃除方法も違うので、掃除がさらに億劫に…。

水やお湯を使うことで発生する「水垢」、体から出る「皮脂」、体を洗う時に使う「石けんカス」、そして、温度×湿度に加え、皮脂汚れや石けんなどが栄養となり「カビ」の発生につながります。

よく見ると、浴室の汚れは【色】で大まかに分類できます。それらの色で、ベストな洗剤、ベストな掃除方法が異なるため、まずは、お風呂場の“汚れ=色”を把握しておきましょう。

【黒色】=黒カビ
【赤色】=赤カビ(ピンクぬめり)
【白色】=水垢、石けんカス
【茶色】=皮脂や石けんカスなどの湯垢

浴室の汚れは種類別に使い分け!最適な洗剤を使おう

お風呂の汚れは種類によって最適な洗剤を使おう

お風呂に発生する汚れは「酸性」「アルカリ性」に分けられます。

洗剤は、スーパーやドラッグストアなどにたくさん売っているので、どれを買えばいいか迷いますが、どちらの汚れにも対応できるのが、お風呂用の「中性洗剤」です。

ガンコな汚れには、それぞれ反対の性質の洗剤を使うことで汚れが落ちやすくなるため、酸性の汚れには“アルカリ性(弱アルカリ性)の洗剤”を、アルカリ性の汚れには“酸性の洗剤”を使うのが効果的です。

浴室の汚れ汚れの性質効果的な洗剤
黒カビ、赤カビ、皮脂、湯垢酸性アルカリ性(弱アルカリ性)の洗剤
水垢、石けんカスアルカリ性酸性の洗剤

汚れがそれほどひどくなく、少ない洗剤で浴室全体をカバーしたい方は、100円ショップでも買える「重曹」「クエン酸」を試してみましょう。どちらも自然由来のエコな洗剤です。

「重曹」と「クエン酸」
弱アルカリ性の洗剤「重曹」粉末のまま使う、水を少し加えてペースト状にして使う、水を入れたスプレーボトルに入れて使う
酸性の洗剤「クエン酸」水を入れたスプレーボトルに入れて使う など

「重曹」は、使い方次第でさまざまな汚れ落としに使える万能選手です。ただし、研磨剤が入っているため、強くこすると傷がついてしまうことがあるので注意が必要です。

また、水で溶かした「クエン酸」はカビが生えやすいので、常温保存せず、早めに使い切るようにしましょう。酸性のため、大理石や鉄製品には使用しないようにご注意を。

続いて、汚れの【色別】にベストな掃除方法をご紹介していきます!

【黒色の汚れ】黒カビにはアルカリ性洗剤と重曹水

壁のタイルの目地やゴムパッキン、浴室の隅などに発生する黒カビは浴室の中で最も頑固な汚れとも言えます。

カビの根を断つための“除菌”、カビによって発生した色素を分解する“漂白”が必要なため、「塩素系洗剤」が効果的です。これらは強アルカリ性の洗剤が多く、タンパク質を変性させてしまうので、液剤に直接触れないよう掃除の時は必ず手袋をして行いましょう。

あわせて、ほかの洗剤と混ざると有毒ガスを発生させる場合があるため注意が必要です。しっかり換気をしながら掃除をしてください。

黒カビにはアルカリ性洗剤と重曹水

液剤が水滴で流れないよう、掃除は浴室が乾いた状態で行います。

使用方法は使う洗剤によって異なりますが、黒カビの場合、こすり洗いすると、カビの菌糸が奥深くまで入り込んでしまうこともあるので、できるだけこすらないこともポイントです。液だれが気になる時はキッチンペーパーなどでパックしておきましょう。

“換気”で黒カビ予防!重曹水×乾拭きも効果的

ライオン株式会社によると、黒カビが発生しやすい3つの条件は「温度(20~30度)」、「湿度(70%RH以上)」、「栄養(汚れなど)」。浴室には見えない黒カビの原因菌がたくさんいて、この3つの条件がそろうことで原因菌が成長し、黒カビに!

換気に気をつけて、2ヶ月に1回など、定期的に防カビくん煙剤を使うことで予防対策になります。

また、黒カビ予防に、重曹を水で溶かした重曹水をスプレーで吹きかけて乾拭きする方法も。黒カビは掃除が大変。普段から発生しにくい環境づくりをしておくことが一番です。

重曹を水で溶かした重曹水

【赤色の汚れ】ピンクぬめり(赤カビ)は中性洗剤で

「赤カビ」と呼ばれる“ピンクぬめり”の正体は、ロドトルラという酵母菌の一種。皮脂汚れなどを栄養源に、水とあわさって増殖していきます。

黒カビよりも繁殖能力は高いですが比較的簡単に落ちるので、中性洗剤とスポンジでこすり洗いをすればOK。

赤カビも酸性の汚れなので、重曹でも落とせます。汚れ部分にシャワーをかけて、重曹をふりかけ、ブラシで軽くこすり洗いをしましょう。汚れが落ちたらシャワーで洗い流します。

中性洗剤とスポンジでこすり洗い

【白色の汚れ】水垢や石けんカスにはクエン酸パック

蛇口や鏡にウロコのようについた水垢、シャワーヘッドの目詰まりには「クエン酸」を使いましょう。

簡単な汚れの場合、スプレーボトルに適量を入れて水(クエン酸水。水の代わりに40度前後のお湯でもOK)で溶かし、汚れに吹きかけて乾いた布巾で拭きます。

それで落ちない場合は、スプレーした後にスポンジでこする、あるいは汚れ部分にクエン酸水をスプレーしたキッチンペーパーを貼り付け、その上からラップをかぶせてしばらく置きます。

汚れの落ち具合を確認しながら30分~2時間放置。汚れが落ちたらスポンジなどでこすりながらシャワーで洗い流し、乾いた布巾で水気を拭き取ります。

【白】水垢や石けんカスにはクエン酸パック

【茶色の汚れ】湯垢には重曹やクエン酸+ラップ

「湯垢」とは、水道水のカルシウムやマグネシウムと皮脂や石けんカスなどが混ざり、化学反応を起こして“酸性”に変化した、お風呂場特有の汚れ。椅子の側面や床などの汚れがこれに当たります。

【茶】湯垢には重曹やクエン酸+ラップ

酸性なので、重曹を使ってスポンジなどでこすり洗いをします。重曹は、少量の水で溶かしてペースト状にしたものを使用しましょう。汚れが落ちたらシャワーで洗い流します。

重曹で落ちない汚れは、水垢などアルカリ性の汚れの場合も。その場合、【白色】の汚れ落としで紹介した、クエン酸とキッチンペーパー&ラップを試してみましょう。湯垢はお湯をかけてから掃除すると汚れが落としやすくなります。

洗剤を使う前に浴槽や壁などの材質をチェック

洗剤を使う前に浴槽や壁などの材質をチェック

各メーカーからいろいろな洗剤が販売されていますが、洗剤を使う前に注意しておきたい点があります。

ご自宅の浴室の壁、床、浴槽など、その洗剤が使用できる材質かを必ず確かめること。

合わない洗剤を使用することで、色やコーティングがはがれてしまうことがあります。掃除道具も同様に、使用できる材質かどうか確認してから使いましょう。

使用後は水分をふき取り、汚れや水アカ防止を

汚れ予防にも!スクイージーでさっと水切りを

浴室は、掃除後も含めて使い終わった後に、水気を取っておくだけでも汚れの蓄積がぐっと減ります。この時に便利なのが「スクイージー」(水切りワイパー)です。

スクイージーは、もともと窓掃除や結露対策に使われる、T字で先端がゴム製の掃除道具。鏡や浴槽、壁などの広い面も、スクイージーがあれば簡単に水気を取り除くことができます。

ポイントは、水気が乾く前にやること!毎回やるのはちょっと手間だと思いますが、スクイージーを習慣化しておくと日々の掃除がとても楽になります。

ただし、汚れを完全に落とすことはできないため、洗剤などを使って定期的に掃除することも大切です。

水回りの汚れは、落ちにくくなると一気に掃除のやる気もダウン…。でも、心身のリフレッシュやリラックスができる浴室は、いつでもきれいにしておきたいですよね。浴室は、使ったら簡単に掃除する。これを習慣化することが、汚れ予防の一番の近道です!

<5月の記念日>
5月1日 令和はじまりの日
5月2日 婚活の日
5月5日 たのしくドライブする日、未来の日
5月6日 アクティブシニアの日
5月8日 小鉢の日
5月9日 告白の日
5月10日 コットンの日
5月12日 母の日
5月13日 カクテルの日
5月15日 青春七五三
5月16日 旅の日
5月17日 生命・きずなの日
5月18日 ことばの日
5月22日 たまご料理の日
5月23日 恋文の日
5月25日 主婦休みの日
5月26日 風呂カビ予防の日
5月29日 幸福の日
5月30日 530(ゴミゼロ)の日

※記事内容を最新情報に更新しました(2024.5.8)

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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