【心に残る結婚式のサプライズ】ウェディングプロデューサー(プランナー)が選んだ12のエピソード

【心に残る結婚式のサプライズ】ウェディングプロデューサー(プランナー)が選んだ12のエピソード

「結婚式で新婦のためにサプライズの贈り物をしたい」というご新郎、「結婚するふたりのために家族で何かサプライズをしたい」という親御様、「結婚式に出席できないけれど新郎新婦のためにサプライズで映像を届けたい」というご友人たち。

相手のことを想い、考える結婚式のサプライズ。結婚するおふたりを担当するウェディングプロデューサー(プランナー)は、こうしたサプライズの成功を陰ながらサポートし、日々、感動の瞬間を目の当たりにしています。

そこで、アニヴェルセルのウェディングプロデューサー(プランナー)に「心に残る結婚式でのサプライズ」についてアンケート。特に想い出に残っている感動のエピソードを教えてくれました。

目次
  • 感動系から面白い演出まで!心に残る結婚式サプライズエピソード集
  • ご新郎からご新婦へ&ご新婦からご新郎へのサプライズ
  • 「ご新郎からご新婦へ“2つのサプライズ”」
  • 「想定外のタイミング!虹色の花束に歓声も」
  • 「1年越しのホワイトデー“誕生日”サプライズ」
  • 「ご新郎の“ある夢”が叶ったファーストバイト」
  • 「おふたりが好きな曲をピアノの弾き語りで」
  • 兄弟姉妹などご家族からご新郎ご新婦へのサプライズ
  • 「ご新婦ご家族からおふたりに演奏の贈り物」
  • 「出席できなかったお母様からご新婦への手紙」
  • 「ご新郎もびっくり!中座の“逆サプライズ”」
  • ご新郎ご新婦からゲストへのサプライズ
  • 「双子の姉妹が一緒に!再入場サプライズ」
  • 「ご新郎ご新婦の共通の友人がリングボーイに!」
  • ゲストからご新郎ご新婦へのサプライズ
  • 「恩師と友人から届いた“祝福ムービー”に涙」
  • ご新郎ご新婦からプロデューサーへのサプライズ
  • 「ご新郎ご新婦からの誕生日サプライズに感動」
  • 結婚式の“サプライズ”を成功させる3つのポイント
  • ①サプライズを考えたらプロデューサー (プランナー) に早めに相談
  • ②サプライズにかかる時間を逆算して準備を進める
  • ③サプライズ時間は短めに。ゲストも楽しめる内容を

感動系から面白い演出まで!心に残る結婚式サプライズエピソード集

これまで数多くのご新郎ご新婦をサポートしてきた、アニヴェルセルのウェディングプロデューサー(プランナー)。自身が担当した結婚式の中から、印象的で、今も心に残っている結婚式のサプライズシーンを教えてもらいました。

ご新郎からご新婦へ&ご新婦からご新郎へのサプライズ

ご新郎からご新婦、あるいは、ご新婦からご新郎へ。おふたりでいる時間が長いからこそ、準備も難しいご新郎ご新婦のサプライズ。担当プロデューサー(プランナー)も成功の瞬間までドキドキ。

@アニヴェルセル 表参道
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「ご新郎からご新婦へ“2つのサプライズ”」

結婚式の日程を何度も変更せざるをえない状況でも、ずっと前を向き続け、約1年半越しにハレの日を迎えたおふたり。ご新郎は、芸人を目指していたこともあり、面白いことが好きな性格のようで、結婚式当日、ご新婦に内緒で“2つのサプライズ”をご準備していました。

拍手する新婦

ひとつめは、ご新婦が大好きなインスタグラマーの方からのメッセージムービー。こっそりと依頼をして、花嫁からの手紙の前に流すことに。映像を通して、ご新婦の名前を呼ぶインスタグラマーの方を見て、ご新婦はとても感激していたご様子でした。

ピアノを弾く新郎

ふたつめは、ご新郎がピアノを弾きながら歌を披露するというサプライズ!

選んだのは、結婚式BGMにも選ばれている人気楽曲、嵐の『One Love』。この曲は、ご新婦が好きな映画『花より男子』の主題歌。途中、ご新婦の名前を入れながら、その想いを歌詞に重ねて歌い上げました。

ピアノを弾く新郎

ご新郎にとって初めてのピアノ演奏。ボイストレーニングとピアノのレッスンを、ご新婦には秘密で重ね、スタッフとの打ち合わせのために何度もアニヴェルセルに足を運んでくださっていました。

当日朝も、ご新婦には内緒で1時間以上前にご来館。お支度が開始する時間まで、会場でピアノと歌をずっと練習している様子を見て、通りかかるスタッフたちも心の中で応援していました。

サプライズ本番ではスタッフとゲストも総立ちで、ご新郎の演奏の成功を祈りながら見守る…。そんなサプライズがとても印象に残っています。

@アニヴェルセル 柏
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「想定外のタイミング!虹色の花束に歓声も」

ファッションセンス抜群でお話好きのご新郎から、しっかり者のご新婦へのサプライズは、再入場後、ご新郎のタキシードとご新婦のドレスの組み合わせ「色当てクイズ」の時に行いました。

レインボーかすみ草の花束

なぜこのタイミングにしたかというと、ご新婦は、少し勘の鋭い方。サプライズだとバレないようにするには、想定できないタイミング=ゲストが主役となる色当てクイズがベストだと判断。

ありきたりではなく、あまり人とかぶらないような流れを希望されたご新郎からのリクエストで、色当てクイズの時にサプライズを行うことになりました。

新郎・新婦

投票ボックスを使って、色当てクイズに正解したゲスト3名を抽選し、おふたりから景品を手渡し。そして、いよいよご新婦へのサプライズの時間です。

司会から「実は、もう1名様分の景品があります。ご新郎はくじを引いていただけますか?」と促され、ご新郎がボックスからくじを引くと、当選者はもちろんご新婦!

驚くご新婦に、ご新郎から“レインボーかすみ草の花束”が渡され、さらに、感謝の想いも伝えていただきました。

レインボーかすみ草の花束を渡す新郎

虹色に彩られた珍しいかすみ草を前に、ご新婦も喜ばれ、ゲストからもたくさんの歓声が上がり、スタッフも一安心。もともと決まっていた演出から自然な流れでサプライズができたことで、驚きもより増したようです。ご新婦の素敵な笑顔が見られた、記憶に残るサプライズでした。

@アニヴェルセル 大宮
プロデューサーの心に残るサプライズ演出

「1年越しのホワイトデー“誕生日”サプライズ」

3月14日に結婚式が決まっていたおふたり。その日は、ご新郎の誕生日。ご新婦とサプライズの計画を立てていたのですが、結婚式が延期に…。

何度か延期が重なったもののそれにも負けず、結婚式の準備を進めてくださったご新婦。そして、ちょうど1年後の同じ日。ついに、おふたりはハレの日を迎えました。

新郎新婦

サプライズは、デザートビュッフェのあと。ご新郎に“バースデープレート”を渡して、ゲストとともに誕生日をお祝い!このタイミングでサプライズがあると思っていなかったご新郎は驚いた様子でした。

そして実は、ご新婦には内緒で、ご新郎からご新婦へのサプライズも計画していたのです。

打合わせ時、ご新郎から「しっかりプロポーズをしていない」ということをうかがっていました。結婚式前日、グッズ搬入のためおひとりで来ていたご新郎に、「エンゲージリングを渡しませんか?」と提案させていただくと、式当日の朝、「昨日提案してくださったプロポーズをやります」というお返事が。

涙する新婦

急遽準備し、ご新婦からのバースデープレートのサプライズ後、その流れで、今度はご新郎からサプライズを!ダーズンローズの“12本の花束”にエンゲージリングを忍ばせてお渡しすると、ご新婦は感動のあまり思わず涙が…。

延期するにあたり小規模での結婚式もご検討されていたおふたりですが、当日は60名以上のゲストにお越しいただき、たくさんの方から祝福を受けることができました。

指輪を付けてもらう新婦

誕生日は、一年に一度の大切な記念日。ご新婦が、結婚式で行いたかったご新郎へのサプライズが一年越しにできたこと、そして、ご新婦に「プロポーズをする」という想いを胸に、ご新郎がエンゲージリングをお渡しできたこと。

お互いへのサプライズができたことも、この結婚式という「記念日」があったからこそ。担当させていただいた期間も長い分、とても印象に残る結婚式となりました。

@アニヴェルセル 白壁
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「ご新郎の“ある夢”が叶ったファーストバイト」

料理人のご新郎と、看護師のご新婦。結婚式当日は、ご新郎の誕生日。

披露宴のケーキ入刀後、まずは、ご新郎からご新婦にファーストバイトを。続いて、ご新婦からご新郎へのファーストバイトは、事前のお打ち合せでは「“特大のビックスプーン”を使ってやろう」とお話していました。

新郎新婦

プロデューサー (プランナー) からご新婦にビッグスプーンが手渡された時、司会から「ご新郎はこのスプーンでケーキを食べるとお思いですよね?」との一言が。続けて、「今日はご新郎の誕生日ですよね?ご新婦より、こちらのプレゼントをお預かりいたしております!」という言葉で、ご新郎の大好きな“ミルクレープ”が登場しました。

バースデーケーキ

そして、司会の合図とともにゲスト全員でバースデーソングを歌い、誕生日を祝福。実はこちら、ご新婦が考えたゲスト全員を巻き込んだサプライズ!

ケーキを食べさせられる新郎

ご新郎は昔から、大好きなミルクレープを「顔から食べたい」という夢があったそうで、ご新婦は、お皿に乗ったミルクレープを、スプーンなど使わずにご新郎に食べさせていました。

結婚式当日、ご新郎の夢が叶う瞬間にゲストも立ち会えるというサプライズにスタッフも幸せな気持ちになりました。

@アニヴェルセル 立川
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「おふたりが好きな曲をピアノの弾き語りで」

打合せの場も盛り上げてくださっていた、アイデアマンで陽気な性格のご新郎。そんなご新郎が、ご新婦のために考えたサプライズは、おふたりの想い出の曲をピアノの弾き語りで披露することでした。

ピアノを弾く新郎

曲は、おふたりで観た映画の主題歌として使われていた、菅田将暉さんの『虹』。「主題歌がいいね」と意見が一致した想い出の曲だそう。この曲の歌詞のような関係でずっといられたら…というご新郎の想いを、ご自身の声でご新婦に届けたいと、弾き語りのサプライズを考えたのだとか。

涙する新婦

ピアノが得意なわけではなく、車の中にキーボードを隠して、ご新婦が仕事など外出したタイミングを見て、ひとり練習を重ねたり、ご友人の家でピアノを借りて練習したりしてきたご新郎。また、ピアノの練習のため、式場にも数回訪れて、毎回1時間以上弾き語りの練習をされていました。

新郎新婦

回を重ねるごとに上達していく姿を間近で拝見して、「必ず成功させるぞ」という強い気持ちと、ご新婦を喜ばせたいという大きな愛を感じたのも覚えています。

当日は、弾き語りのサプライズはもちろん、100本のバラの花束のサプライズも。ご新婦はとても喜ばれていて、私にとっても素敵な想い出となりました。

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兄弟姉妹などご家族からご新郎ご新婦へのサプライズ

ご兄弟ご姉妹をはじめ、ご家族からご新郎ご新婦へ。お母様からの感動的なお手紙、趣向を凝らしたユニークなサプライズなど、心温まるサプライズの数々をご紹介します。

@アニヴェルセル ヒルズ横浜
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「ご新婦ご家族からおふたりに演奏の贈り物」

アマチュアオーケストラで出会われたおふたりのために「演奏のプレゼントをしたい」と、ご新婦のご家族からご相談がありました。詳しくうかがうと、ご新婦はご兄弟の仲がとても良く、弟様から「お姉ちゃんのために何かしてあげたい」と希望があり、このサプライズを計画したそう。

 

ご新婦のご家族

ご新婦の弟様は、ギターの弾き語りを、妹様はご姉妹でピアノを習っていたこともありピアノでの弾き語りをご準備。結婚式に向けておふたりそれぞれ練習を重ね、当日を迎えられました。

ギターを弾く新婦弟

本番では少し間違えながらも、ご新婦のために演奏されている弟様の姿がとても印象的で、それを見たご新婦も感動して大きな涙をこぼされていました。

喜ぶ新婦

後日、お母様からも「サプライズが成功して本当によかった!協力してくれてありがとう」とメッセージもいただき、こちらも胸が熱くなりました。

@アニヴェルセル 大宮
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「出席できなかったお母様からご新婦への手紙」

どの結婚式もすべて記憶に残っていますが、結婚式に出席することができなかった“あるお母様”からご新婦への手紙が、とても心に残っています。

母からの手紙を代読する叔父

そのご新婦のお母様は目が不自由で、ご高齢などの理由から、悩んだ末、残念ながら結婚式に出席することは叶いませんでした。

そこで、お母様のご兄弟にあたる叔父様が、ご新婦に宛てた手紙を預かり、当日、代読されることとなりました。ご新婦には手紙があることはお伝えしていましたが、どんなことが書かれているか、内容はもちろん知りません。

お母様の手紙にじっと耳を傾けるご新郎ご新婦

お母様の手紙にじっと耳を傾けるご新郎ご新婦。パソコンでZoomに繋ぎ、お母様にも手紙を代読する様子をお届けしたのですが、代読されていた叔父様、そして、ご新婦はもちろんのこと、列席されたゲストも涙を流されていて、手紙を読み終えた後は、会場全体が温かい雰囲気に包まれていました。

ご新婦のお母様は音声でその様子を見守っていらっしゃいましたが、とても喜んでくださっていたのが伝わり、お母様とご新婦の絆を感じながら、私たちスタッフもとても感動した披露宴となりました。

@アニヴェルセル 長野
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「ご新郎もびっくり!中座の“逆サプライズ”」

とても穏やかで、やさしい雰囲気のご新郎ご新婦。そんなおふたりの結婚式で起こったサプライズの仕掛人は、ご新郎のお姉様!

サザエさん一家に扮装したご新郎のご家族

おふたりとの打合せでは、中座の際、ご新郎はサプライズでお姉様を指名することになっていました。

でも、ご新郎のお姉様は、このことを予測していて、結婚式直前、お姉様から担当プロデューサーに一本の連絡が…。「新郎に“逆サプライズ”を行いたい!」。そこで、ご新郎へのサプライズ計画が内緒で進んでいきました。

新郎と姉2人

いよいよ式当日。ご新郎中座のアナウンスが入り、二人のお姉様は、選ばれて驚いた演技をしながらご新郎の元へ。そして、ご新郎とお姉様たちが並ぶと、突然、会場に『サザエさん』の曲が流れ始めます。音楽にあわせてご登場されたのは、なんとサザエさん一家に扮装したご新郎のご家族!

曲が流れる中、お父様とお母様、お姉様の旦那様やお子様たちまで登場し、驚いているご新郎に“カツオくんのかつら”をかぶせて、ご家族でサザエさんのエンディング風に退場されました。

サザエさん一家に扮装したご新郎のご家族

お姉様が「新郎を驚かせたい。結婚式を盛り上げたい」という気持ちから行ったサプライズ。誰もが知る国民的アニメの要素を取り入れることで、年齢問わず、ゲスト全員で盛り上がることができました。

余談ですが、ご新郎は『サザエさん』の曲が流れた時、「アニヴェルセルのミス?」と思ったそう(笑)。ご家族の仲の良さを感じられる心温まるサプライズを、全力でやってくださるご家族の姿はとても素敵でした。

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ご新郎ご新婦からゲストへのサプライズ

ご新郎ご新婦から、ご友人やご親族など列席してくださったゲストへ。「ゲストに楽しんでほしい」というご新郎ご新婦の“おもてなしの心”を珍しいサプライズに込めました。

@アニヴェルセル 大宮
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「双子の姉妹が一緒に!再入場サプライズ」

打合せの際、ご新婦が“双子”であること、そして、双子のお姉様ととても仲が良いことをうかがっていました。写真を見せていただくと、ご新婦とそっくり!

ご新郎も「たまに一瞬どちらかわからなくなりそうになる(笑)」と、冗談交じりで話していらっしゃったので、再入場でご新婦のお姉様にもドレスを着てもらい、「三人で入場してゲストをびっくりさせるのはどうでしょう」とご提案しました。

ご新婦のお姉様

おふたりの結婚式のテーマが「笑って楽しく!」ということだったので、双子そろって再入場するサプライズ演出で、ゲストに楽しんでもらいたいという想いも。実際、ゲストもこのサプライズに大盛り上がり!親御様も遠くから見られていて、「どっち?」と一瞬迷われていたようです。

新郎新婦・ご新婦のお姉様

双子だからこそできたサプライズ演出は、仲良しご姉妹のおかげで大成功!会場はとても盛り上がり、みなさんも笑顔で楽しまれていたようです。

@アニヴェルセル 長野
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「ご新郎ご新婦の共通の友人がリングボーイに!」

高校の同級生だったおふたりは、共通のご友人を結婚式にたくさんご招待されていました。挙式は、人前式を選んだおふたり。そして、「挙式の際にリングボーイをその場で指名したい」という希望がありました。

サプライズのタイミングは、人前式の指輪交換時。その場で“リングボーイ”の名前が呼ばれます。選ばれたのは、小さな男の子…ではなく、おふたり共通のご友人で、成人男性!

ご友人

指輪交換時、会場に「リングボーイの○○くん!○○くん!」とアナウンスが流れると、選ばれたご友人は、突然のことながらしっかりとリアクションをとってくださいました。会場も笑いに包まれ、リングボーイのご友人も、笑顔で役目を務めてらっしゃいました。

リングボーイのご友人

おふたりに、そのご友人を選んだ理由を聞くと「きっと面白い反応をしてくれるから」、と。おふたりの予想通りの反応で、ゲストも大盛り上がり!

“リングボーイはお子様がやるもの”という概念をいい意味で覆してくださったおふたり。

新郎新婦とリングボーイ

「人前式も披露宴も自分たちが目立つのではなく、ゲストと楽しめる演出がしたい」と打合せで話していたのですが、人前式でもゲストと一緒に盛り上がることができたサプライズ演出になりました。

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ゲストからご新郎ご新婦へのサプライズ

恩師の先生やご友人などのゲストからご新郎ご新婦へ。同じ空間で実際に会うことは叶わなかったけれど、心は通じ合っている…。そんな絆を感じられる素敵なサプライズ。

@アニヴェルセル 江坂
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「恩師と友人から届いた“祝福ムービー”に涙」

結婚式当日、ご新婦の出身地である岩手県からもたくさんのご友人やご親族が列席予定でしたが残念ながらそれが叶いませんでした。

本来であれば会場でスピーチをしていただく予定だった、ご新婦の恩師も欠席となり、当日、手紙をお預かりして司会者が代読することに。ところが急遽、恩師の先生より「DVDでメッセージを贈りたい」とご連絡をいただきました。

そこから、おふたりに内緒で、恩師の先生とのやり取りが始まりました。

恩師の先生よりDVDでメッセージ

ビデオメッセージが流れると、ご新婦はとても驚き、涙を流す場面も…。

涙する新婦

当日来られなかったご新婦のご友人からもビデオメッセージが届き、たくさんの方々がひとつの画面に映るように映像を編集。まるで、Zoomで直接会話をしているような画面がスクリーンに映し出されると、大勢のゲストが列席して、その場で祝福されているような感動的な空気に包まれました。

友人よりDVDでメッセージ

ご新郎ご新婦からプロデューサーへのサプライズ

ご新郎ご新婦から担当プロデューサー (プランナー) へ。ご新郎ご新婦とゲストとの数々のサプライズを見届けてきたプロデューサー自身が、思いがけないサプライズを経験していました。

@アニヴェルセル 大阪
プロデューサー (プランナー) の心に残るサプライズ演出

「ご新郎ご新婦からの誕生日サプライズに感動」

結婚式当日まで、とても長い期間、お手伝いをさせていただいたおふたりがいらっしゃいます。

そのおふたりのハレの日。ご新郎謝辞の際に「お礼を言いたい方がいる」とおふたりがいる場所に呼ばれ、一瞬頭が真っ白に。

ご新郎ご新婦からの誕生日サプライズ

おふたりが、私へのお礼の言葉とともにプレゼントと花束を用意してくださっていて、思いがけないサプライズに感激してしまいました。でも実は、そのあと、さらなるサプライズが…。

ゲストを送賓後、おふたりが写真撮影をしている時、「一緒に写真を撮りましょう!」と誘ってくださったため、おふたりの元に行くと、ご新婦が「今日、お誕生日なんですよね?」と、誕生日のためのお祝いとプレゼントまでくださったのです。

実は、結婚式当日は私の誕生日でした。打合せの際に、挙式日程からその話になったことをおふたりが覚えていてくださり、他のスタッフと連絡を取り合って、私へのサプライズ準備を進めてくださったそうです。

ご新郎ご新婦からの誕生日サプライズ

私自身、結婚式当日を慌ただしく過ごしていたため“誕生日”ということを忘れかけていたのですが、おふたりは、打合せでの他愛もない会話から誕生日を覚えくださっていました。謝辞中と送賓後…と、2回もサプライズをしてくださったことにとても驚いたと同時に、おふたりが主役の大切なご結婚式の中で、お祝いをしてくださったことを心から嬉しく思いました。

おふたりの結婚式という素敵な一日に加え、おふたりからの温かい気持ちまでいただき、この年の誕生日はいつも以上に想い出に残る、素敵な記念日となっています。

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結婚式の“サプライズ”を成功させる3つのポイント

涙する新婦

ご新郎ご新婦の中には、お互いへのサプライズ、または、ご家族やご友人などゲストへのサプライズを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。結婚式当日まで相手にバレないように準備を進め、サプライズを必ず成功させるためのポイントをまとめてみました。

①サプライズを考えたらプロデューサー (プランナー) に早めに相談

おふたりでゲストの誰かに、もしくは、ご新郎ご新婦がおひとりでお相手に…など、サプライズしたい相手が決まったら、早めにウェディングプロデューサー(ウェディングプランナー)に相談をしましょう。希望のサプライズが実行できるかどうか、会場によっても異なります。早めに話しておくことで代替案を提案してくれる場合もあるので、ひとりで悩まず結婚式のプロにお気軽にご相談を。

②サプライズにかかる時間を逆算して準備を進める

たとえば、「ピアノの経験はないけれど、弾き語りのサプライズがしたい」となると、1週間にどれだけ練習ができるかなどにもよりますが、練習期間に数ヶ月間必要な場合も。また、複数の人に協力を頼む場合、想定しているよりも時間がかかることがほとんど。サプライズの相手と内容が決まったら、そのサプライズの準備にどれくらいの期間が必要かも考えておきましょう。

③サプライズ時間は短めに。ゲストも楽しめる内容を

結婚式のサプライズで、注意する点は「時間」と「内容」です。サプライズの時間は5~10分で盛り上がるように構成するのがポイント。また、サプライズする側とされる側の関係性がわからないゲストにとっても楽しめる内容であることも大切です。

結婚式のサプライズエピソードと、サプライズを成功させるポイントをご紹介しました。

ご新郎ご新婦のなかには、「サプライズに憧れるけど、みんなの前でされるのはちょっと恥ずかしい」というおふたりもいらっしゃるかもしれません。

そんなおふたりには、挙式前、ファーストミートというおふたりだけの空間でサプライズをする方法もおすすめです。結婚式が決まったおふたりは、ぜひ担当プロデューサー (プランナー) にお気軽にご相談ください。

\サプライズアイデアご提案♡/

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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