
結婚式の準備で喧嘩しやすいって本当?揉める原因と仲直りする方法
愛する人と生涯の誓いを交わす結婚式。理想の結婚式を叶えるためには、式場や衣装選び、演出、招待客の選定など決めることがたくさんあります。しかし、時には準備の大変さや価値観、意見の食い違いなどが原因で揉めてしまうことも。喧嘩が長引くと結婚式の準備や、おふたりの関係にも影響を及ぼす可能性があるので、できるだけ早く仲直りしたいですね。
そこで今回は、結婚式準備で揉めてしまう原因や喧嘩をしない方法、仲直りのコツなどをご紹介します。結婚式を控えているカップルは、ぜひ参考にしてください!
- 目次
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- 結婚式準備でカップルが喧嘩する原因
- 夫または妻が準備を手伝ってくれない
- 予算や費用の使い方などお金のトラブル
- 結婚式に対するお互いの意見や価値観の相違
- 親や親族の意見をどこまで取り入れるか
- 仲直りしたいときはどうする?
- 自分に非があるなら素直に謝る
- クールダウンしてから話し合う
- 相手の考えや価値観を理解して歩み寄る
- 想い出の場所に出かけて初心に返る
- 結婚式準備で喧嘩しないようにする方法
- パートナーや両家とよく話し合う
- スケジュールや予算を先に決める
- お互いが納得のいく役割分担にする
- 離婚などネガティブな言葉は言わない
- プロに相談してアドバイスをもらう
- 結婚式の準備にストレスを感じてしまったら
- ひとりの時間を作って気分転換をする
- 家族や友達に話を聞いてもらう
- ウェディングプランナーに相談する
- 結婚式準備の喧嘩は絆が深まるきっかけにも
結婚式準備でカップルが喧嘩する原因
結婚式の準備で喧嘩が続いてしまうと、将来が不安になってしまう花嫁さんもいるかもしれません。実際、ゼクシィの調査によると6割以上のカップルが結婚式準備や結婚式が原因で喧嘩をしたことがあると回答しています。多くのカップルが喧嘩してしまう理由はなんなのでしょうか。結婚式準備で揉めないためにも、原因をチェックしていきましょう。
夫または妻が準備を手伝ってくれない

結婚式を挙げるためには、式場や衣装、食事、招待客を決めるところから演出、招待状、引出物の準備まですべて一から行わなければなりません。おふたりで平等に分担できるのがベストですが、「仕事が忙しい」「こだわりはないから任せる」「面倒だから好きにやってほしい」といった理由でどちらか一方に負担が偏ると、喧嘩につながるケースが多いです。
ただでさえ結婚式準備は初めてのことの連続なので、不安や心配が大きいもの。一緒に相談できる時間がとれずに、夫または妻に押し付けるような形になってしまっては、喧嘩になってしまうのも無理はありません。
予算や費用の使い方などお金のトラブル

結婚式にかかる費用の全国平均額は327万1,000円と言われていますが、想定する予算はカップルによってさまざまです。また、男女によってお金をかけたいと思う部分やこだわりが異なるかもしれません。
例えば新婦側は「ドレスやヘアメイクにこだわりたい」「会場装飾を華やかにしたい」と思っていても、新郎側は「自分たちよりもゲストをもてなしたいから料理を1番高いコースにしたい」など、双方の希望が異なることで喧嘩に発展してしまうケースもあるでしょう。理想を叶えるためにあれこれオプションを追加すると、あっという間に予算オーバーするものです。また、思ったよりも費用がかさんでしまった場合、どう費用分担するのかも喧嘩の原因としてよく挙げられます。
結婚式に対するお互いの意見や価値観の相違

ゲストの人数や式場選びなどは、結婚式に対する価値観が反映されるもの。「賑やかで盛大な結婚式を挙げたい」「親交の深い人だけを招いて少人数で行いたい」など、価値観や考え方によりゲストの人数や式場の選び方も大きく変わってきます。他にも大安など日取りへのこだわりや、結婚式場のエリアなども意見がぶつかりやすいでしょう。
また、自分と相手とで結婚式に対する温度差があると、イライラやモヤモヤを感じやすくなります。相手への不満が募ると結婚式へのモチベーションもダウンしてしまいかねないので要注意です。
親や親族の意見をどこまで取り入れるか

結婚式はおふたりだけでなく、両家の親や親族も関わるものです。住んでいる場所や家庭環境、地域ならではの文化などが違えば双方の意見がぶつかることもあるかもしれません。特に両親が資金援助をしてくれる場合は、費用を出すのだからと結婚式の形式や内容にあれこれ口を出してくることもあり得ます。
反対意見をしっかり伝えられるならば問題ありませんが、親の言いなりになってしまうとパートナーへの不満も募るもの。おふたりだけの問題ではない分、スムーズに進められないことで喧嘩に発展してしまうことも少なくありません。
仲直りしたいときはどうする?
できるだけ揉めごとは控えたいと思っていても、喧嘩をしてしまうことは誰にだってあります。そんなときはできるだけ喧嘩が長引かないよう、早めに仲直りをしましょう。ここでは、結婚式準備の際に喧嘩してしまった場合の仲直りの方法やアドバイスをお伝えします。
自分に非があるなら素直に謝る

結婚式準備だけでなくどんな喧嘩にも言えることですが、喧嘩の原因が自分にある場合は素直に謝ることが重要です。自分の非を認めないままでいると険悪ムードが続き、仲直りのタイミングを逃してしまいます。喧嘩が長引くとその分結婚式の準備も滞ってしまうので、意地を張らず相手に歩み寄る努力をしましょう。
もし相手が原因で喧嘩した場合でも、謝られたら意地にならず受け入れる姿勢が大切です。どちらが悪いなど粗を探すのではなく、喧嘩の内容や反省を次に生かし、相手を思いやる気持ちを持つことが次につながります。
クールダウンしてから話し合う

喧嘩の最中はお互いどうしても血が上ってしまうものです。勢いに任せて思ってもないことを言ってしまったり、思いやりのない一言で相手を傷つけてしまったりすることも少なくありません。
そうなると火に油を注ぐ結果となり、さらに喧嘩がヒートアップしてしまうため、一旦クールダウンして冷静になれる時間をとることが大切です。時間を置いてみると、「そこまで怒るほどのことじゃなかった」「相手の意見をもっと聞くべきだった」などと俯瞰でき、解決策も見つかりやすくなります。
相手の考えや価値観を理解して歩み寄る

相手と自分は同じ人間ではないため、当然価値観や意見の相違点がいくつも出てくるでしょう。相手を理解するには、まずは考え方や価値観を伝え合い、お互いのすり合わせが必要です。結婚式準備だけでなく、この先夫婦として長く付き合っていくうえで喧嘩はつきもの。お互いの気持ちを理解し合える関係性を築くためにも、歩み寄る姿勢を大切にしましょう。
想い出の場所に出かけて初心に返る
揉めごとや喧嘩が増えて結婚式準備に行き詰まってしまったときは、おふたりの原点に立ち戻り初心に返るのもひとつの方法です。おふたりの出会いの地や初めてデートした場所、プロポーズを受けたレストランなど、想い出のスポットに出かけてみましょう。
おふたりで出かけること自体がリフレッシュになりますし、新鮮な気持ちを思い出せるかもしれません。想い出の地を巡った後は、初めてのお店でディナーをするなど新しい体験をプラスするのもおすすめです。仲直り以上におふたりの絆をさらに深めるきっかけにもなるでしょう。
仲直りのコツや喧嘩中にやってはいけないことなどを詳しく知りたいカップルは、以下の記事も参考にしてください。
結婚式準備で喧嘩しないようにする方法
一大イベントである結婚式の準備は、できるだけお互いにストレスを溜めず円満に進めたいものです。些細なことで喧嘩にならないために、カップルで気をつけたいことは何なのでしょうか。ここからは結婚式準備で喧嘩しないようにする方法を、詳しく見ていきます。
パートナーや両家とよく話し合う

結婚式準備は、両家の親ともしっかりコミュニケーションをとることが重要です。プランなど全部決まった状態で報告すると反対されたときの負担も大きくなるので、両家の会食の際などにおふたりの希望やイメージする結婚式像についてそれとなく伝えておくようにしましょう。一言でも相談があれば両親や家族も安心し、スムーズに準備を進められる可能性が高まります。
また、引出物などは親族の好みを知っている家族に相談すると良いアドバイスがもらえるかもしれません。今後も良好な関係を保つためにも、要所で必要なことはしっかり伝え、意思疎通を図れるようにしておきましょう。
家族間で話し合ったことは、必ずパートナーにも共有することが大切です。きっと知っているだろうと報告や共有を怠ると、後のトラブルに発展する恐れがあります。些細なことでもしっかり話し合い、お互い共通認識を持っておくことが結婚式準備を円滑に進める秘訣です。
スケジュールや予算を先に決める

やるべきことや優先順位が決まっていないと効率が悪く、準備がグダグダになってしまいます。いつまでに何をするかを「やることリスト」などにしてまとめ、共有しておきましょう。スケジュールを決める際は、どちらかが勝手に決めるのではなく、おふたりで話し合って予定をすり合わせておくことが大切です。
また先述の通り、結婚式の予算は揉めることが多いので、何にいくらかけるのか遠慮せずに話し合っておきましょう。お金の使い方や価値観については、結婚後の夫婦生活にも大きく関係するものです。共通認識を持っておくと、意見がぶつかったときに妥協案なども出しやすくなります。
結婚式準備のスケジュールを決める際は、こちらもぜひ参考にしてくださいね。
お互いが納得のいく役割分担にする

どちらかに負担が偏ると、ストレスや不満が溜まって喧嘩に発展することが多くなります。結婚式準備はやるべきことがたくさんあるので、新郎と新婦の担当、おふたりで一緒にやることをお互いが納得できる形で分担しましょう。担当やスケジュールが明確になると、やるべきことが整理されてスムーズに準備が進められます。担当を決めてどちらがメインで行うかはっきりすれば責任感も生まれ、結婚式へのモチベーションも高まるでしょう。
離婚などネガティブな言葉は言わない

マリッジブルーという言葉があるように、結婚式前は不安や気分の落ち込みなど気持ちが不安定になりがちです。そんな中で喧嘩をしてしまうと、離婚や破談などのネガティブワードが頭をよぎってしまうかもしれません。
でも、結婚式が初めてなのは相手も同じです。ネガティブな言葉は相手を傷つけてより事態の悪化を招きかねませんので、できるだけ強い言葉は呑み込めるようにできるといいですね。とはいえ我慢しすぎもよくないので、相手を思いやりつつ自分の意見や思いを伝えられるよう話し合いの場を持つことが大切です。
プロに相談してアドバイスをもらう

誰だって経験のないことは、勝手がわからず戸惑ってしまうものです。おふたりが協力して段取り良く進めようと思っても、知識や経験が不足しているためにスムーズにいかないこともあるかもしれません。そんなときは、ウェディングプランナーを頼るのも有効な手段です。自分たちの希望やわからないことなどは、遠慮なく担当のプランナーに相談してみましょう。
ただし気をつけたいのが、段取りや流れをすべてプランナーに任せてしまうこと。後から思っていたのと違ったということが起こらないよう、予算やプランをしっかり話し合って内容を確認することが重要です。
ウェディングプランナーと相性が合わなかったらどうしようと不安に思う花嫁さんもいるかもしれません。アニヴェルセルでは現役プランナーが発信するインスタグラムで、結婚式のアイデアやプランナーの人柄を知ることができます。ぜひSNSをチェックして気の合うプランナーを見つけて、お気軽にご相談くださいね。
詳しくはこちらの記事でも紹介しています!
結婚式の準備にストレスを感じてしまったら
結婚式の準備は慣れないことの連続で、喧嘩にまで発展しなくてもストレスが溜まることが多くあるかもしれません。そんなときは我慢せず、早めにストレスを解消しましょう。気持ちをリフレッシュする方法をいくつか知っておくと、ストレスを感じたときに上手く気持ちを発散できますよ。ここではおすすめのストレス解消法を3つご紹介します。
ひとりの時間を作って気分転換をする

どんなに相性の良い相手でも、長くいると疲れを感じてしまうものです。無理をして一緒にいると、些細なことでも苛立って喧嘩になってしまうこともあるでしょう。そんなときは一旦お互い距離を置き、ひとりで過ごせる時間をとることが大切です。相手や結婚準備から思い切って離れることで気持ちもリセットされ、リフレッシュできるでしょう。
ひとりの時間を作るときは、のんびり過ごすもよし、ショッピングや趣味を存分に楽しんでもよしと、自分の好きなことをしてストレスを発散しましょう。気分転換によって、気持ちを一新して結婚式準備に取り組めるようになります。
家族や友達に話を聞いてもらう

結婚式準備について悩みや不安がある場合は、家族や友達など気心知れた人に相談するのも良い方法です。ひとりで抱え込んでいるとマリッジブルーにもつながるので、早めに誰かに話を聞いてもらいましょう。
結婚式について悩んでいるなら、既婚の友人など先輩花嫁のアドバイスが頼りになります。
結婚式の準備に煮詰まっているのであれば、結婚式とはまったく関係ない他愛のない話で盛り上がると気持ちも楽になるでしょう。楽しい会話によってモヤモヤが晴れたり、人と話すことによって自分の気持ちが言語化できたりもするので、時には家族や友人などを頼ることも大切です。
ウェディングプランナーに相談する

結婚式に関してわからないことが多いと準備もストレスになります。困ったことがあったら、プロに相談するのが一番です。ウェディングプランナーであれば、経験豊富で花嫁さんの悩みや困りごとを親身になって聞いてくれるほか、解決策なども提案してくれるでしょう。パートナーと同じくらい、親身になって話を聞いてくれる存在は心強いはずです。予算やスケジュール、衣装、演出など幅広い悩みに対応してもらえるので、ストレスを溜める前にまずは担当プランナーに相談してみましょう。
アニヴェルセルのウェディングプランナーのエピソードも、ぜひご参照ください。
結婚式準備の喧嘩は絆が深まるきっかけにも

おふたりの晴れの舞台である結婚式は、新郎新婦にとっても両家の家族にとっても一大イベントです。式場選びから料理や衣装決め、ゲストの選定など結婚式準備には時間を要するため、段取り良く進めていかなければなりません。そのうえでおふたりの意見がぶつかり合うことや、納得のいかない部分が出てきて喧嘩をしてしまうこともあるでしょう。
しかし喧嘩をするということは、それだけおふたりが本音で話し合っているということ。アンケートでも6割以上のカップルが結婚式準備の際に喧嘩をしているとわかっているので、決して珍しいことでもありません。もし喧嘩をしてしまったときは、しっかり話し合いお互い歩み寄ることが大切です。喧嘩も含めておふたりにとって良い想い出となるよう、よく相談しながら準備を進めていきましょう。
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- この記事を書いた人
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ライターくま なかこ
編プロ出身のフリーランスエディター。月間120本以上、編集・執筆・校閲担当として、ライフスタイル・金融・ブライダル・エンタメメディアのコンテンツ制作に携わっています。