
大人婚で叶う上質な結婚式!30代・40代・50代の花嫁に人気の式場や演出を紹介
ゲストとの交流やおもてなしにフォーカスしたスタイルが魅力の「大人婚」。多様なライフスタイルや考え方により婚期が分散される昨今、年齢を重ねて成熟したおふたりだからこそできる大人婚が話題となっています。
そこで今回は、量より質を重視した大人婚ならではの結婚式スタイルについて、式場選びのポイントやおすすめの演出アイデアと併せて紹介します。ゲストファーストな落ち着いた結婚式を希望される大人カップルは、ぜひ参考にしてくださいね。
- 目次
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- 30代・40代・50代が作る大人婚とは
- 大人婚ならではの結婚式スタイル
- 式場は洗練された空間を演出
- 上質な料理やドリンクを提供
- ウェディングドレスはこだわりの一着を
- 余興はなくてもOK
- 大人婚の式場選びのポイント
- ロケーション豊富なゲストハウスウェディング
- エレガントなホテルウェディング
- 格式高い歴史的建造物でウェディング
- 美食を楽しむレストランウェディング
- 年齢別に見る大人婚事情
- 30代の結婚式の場合
- 40代の結婚式の場合
- 50代の結婚式の場合
- 大人婚で人気の結婚指輪
- 大人婚におすすめの披露宴演出アイデア
- 料理演出にこだわる
- BGMを生演奏に変更
- 集合写真や花嫁の手紙など定番をカット
- 自由度の高い大人婚は何歳からでもおすすめ
30代・40代・50代が作る大人婚とは
大人婚とは新郎新婦が主役の賑やかな結婚式とは異なり、ゲストに感謝の気持ちを伝えることに重きを置いた結婚式スタイルのこと。大人と言っても何歳からといった具体的な年齢は定められておらず、30代以上のカップルが行う結婚式や披露宴を指すのが一般的です。
結婚に対する自由度が増し、結婚適齢期にとらわれなくなった現代では晩婚化も進んでいます。厚生労働省の「人口動態統計月報年計」によると、2023年の平均初婚年齢は「夫31.1歳・妻29.7歳」と、30代での結婚も珍しくありません。
落ち着いた雰囲気や、ゲストの満足度を重視する傾向にあるのが大人婚の特徴です。また、経済的に余裕があるカップルも多く、ラグジュアリーな式場や本物志向の演出が好まれています。
大人婚ならではの結婚式スタイル
若い世代の結婚式とは違い、大人婚は上質でゲストがゆったりと楽しめる雰囲気が好まれる傾向にあります。家族や親族をはじめ、本当に親しい間柄のゲストとの交流やおもてなしを大切にするためにも、式場や演出のチョイスは重要です。
ここでは、大人婚で自分たちらしさやゲストと過ごす心地よい空間を演出する際に取り入れたいポイントや注意点を紹介します。
式場は洗練された空間を演出
大人婚では年齢を重ねたおふたりにふさわしい、上質で温もりに満ちた式場選びがキーポイントとなります。式場を選ぶ際は式場のタイプにこだわるのではなく、会場の雰囲気やサービス、ゲストを招きやすい立地条件や交通アクセス、式場の規模などを考慮し、総合的に検討しましょう。
大人婚だからといって「人気ホテルで豪華にもてなさなければならない」、「気兼ねないカジュアルスタイルにすべき」など、固定概念にとらわれる必要はありません。おふたりの希望やスタイルが叶う洗練された空間で、リラックスして過ごせることが大切です。
上質な料理やドリンクを提供
年齢層が上がるほど結婚式の参加回数も増えるため、大人婚では目や舌の肥えたゲストも多く参加するでしょう。披露宴でふるまわれるドリンクや料理は、おもてなしの要となるのでぜひとも力を入れたいものです。
他では食べられないオリジナリティのあるメニューや食材にこだわった料理は、年齢層の高めなゲストにも喜ばれます。ドリンクも年配の方や子ども、お酒が苦手な人向けにレパートリーを増やすなど、幅広い世代のゲストへの気配りを意識しましょう。
結婚式で人気の料理やメニューの選び方については、以下で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
ウェディングドレスはこだわりの一着を
洗練された空間や上質な料理に合わせて、大人婚では衣装もクオリティが高く、美しいシルエットにこだわったドレスが選ばれる傾向にあります。大人婚の花嫁だからこそ醸し出せる成熟したエレガンスさを表現するには、上質な素材を使用した気品あふれるウェディングドレスが魅力を引き立てるキーポイント。
ゲストとの交流を重視した大人婚の場合、歓談などで動き回ることも考慮し、フィット感のあるドレスがおすすめです。ラグジュアリーなディティールや素材づかいも含め、自分たちに合ったこだわりの一着をお探しください。
余興はなくてもOK
賑やかな結婚式の定番といえば、ゲストが新郎新婦を盛り上げる余興を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし大人婚の場合、ゲストに負担をかけずゆっくり楽しんでもらいたいという思いから、余興を行わない結婚式も少なくありません。
落ち着いた雰囲気の中、自分たちらしい式を挙げるためには、定番演出にとらわれずに取捨選択するのも1つの方法です。その代わりにゲストとの歓談時間を多くとる、パフォーマンスはプロに依頼するなど、おもてなしを重視した演出を取り入れましょう。
大人婚の式場選びのポイント
大人婚の場合、洗練された雰囲気とゲストとの時間を楽しめる空間を兼ね備えた式場がおすすめです。
「少人数でプライベートな時間を大切にしたオトナ婚がしたい」、「上質な非日常空間を演出したい」、「おいしい料理でおもてなししたい」など、ゲストと自分たちの希望が叶う式場を選びたいですね。
ここでは、大人婚の結婚式場のタイプと選び方のポイントを紹介します。
ロケーション豊富なゲストハウスウェディング
ゲストハウスウェディングは、一軒家やフロアを貸し切ってプライベート感を味わえる結婚式スタイル。ゲストとの交流を大切にした大人婚にもぴったりです。会場内外の装飾や雰囲気に力を入れている式場も多く、ガーデンやプールつきなどロケーションも豊富なため、ゲストとの想い出の写真もたくさん残せます。
貸切空間なので演出やプラスの装飾なども融通が利きやすく、唯一無二のオリジナリティあふれる結婚式が挙げられるのも魅力です。貸切にできるので、会場によってはガーデンでのデザートビュッフェやペットと一緒に過ごせるなど、人目を気にせず自由度の高い演出も実現できます。
また、ヨーロッパの邸宅や南国リゾート風のようにコンセプトが決まっている場合も多いため、自分たちらしい雰囲気や希望のテーマに沿った会場が探しやすいのもポイントです。
エレガントなホテルウェディング

ホテルウェディングは大人婚でも人気のスタイルで、知名度や格式のあるホテルならゲストの安心感も高まります。また、年齢を重ねた大人婚はゲストの年齢層も上がるため、結婚式から宿泊まで1つの場所で完結するホテルウェディングは便利です。立地条件が良く、主要駅から近いなどアクセス良好なホテルも多いため、ご年配や小さな子ども連れのゲストの移動負担も減らせます。
ただしホテルウェディングは貸切ではないので、他のカップルと鉢合わせすることも少なくありません。心配な場合は、事前にホテル側に配慮をお願いしておくと良いでしょう。ホテルのランクにもよりますが、サービスの質やホスピタリティは安定している傾向にあるため、フォーマルな大人婚に向いています。
格式高い歴史的建造物でウェディング

式場自体にこだわりたいというカップルは、歴史的建造物でのウェディングがおすすめです。歴史ある洋館や重要文化財、景観が魅力的な日本庭園など、独特な雰囲気をまとう建造物はクラシカルな特別感を味わえます。
自然あふれるロケーションや選び抜かれた格式ある調度品など、荘厳な外観や内装の中でゲストと特別な時間を過ごせます。
美食を楽しむレストランウェディング

年齢が上がるほど結婚式への参加回数も増し、舌が肥えたゲストは料理やドリンクへの期待も高まるもの。レストランウェディングなら料理のおいしさはもちろん、食材や盛り付け、演出にもこだわったメニューを提供できます。
ジャンルもイタリアンや和食などゲストの好みや年齢層に合わせられ、お子様メニューやアレルギー対応も伝えやすいのでスムーズです。見学・試食会なども定期的に開催しているので、料理の味とともに会場の雰囲気や料理へのリクエストの有無、自由度などもチェックしてみましょう。
年齢別に見る大人婚事情
大人婚と一言でいっても、年代により考え方や人気のプラン、重視するポイントなどはさまざまです。ライフスタイルや価値観の多様化に伴い変化していく大人婚事情を、それぞれの年代の特徴とともに紹介します。
30代の結婚式の場合
20代の結婚式と比べるとキャリアも積まれ、金銭的にもゆとりがでてくるため、式場装飾やドレスなどを豪華にする傾向にあるのが30代の結婚式の特徴です。
親戚や上司などゲストの年齢も高くなり結婚式の出席回数も多くなるため、料理や引出物の質にもこだわり、おふたりならではのオリジナリティも出せるようになります。
また30代はライフスタイルの変化も大きく、小さな子ども連れや妊婦のゲストも増えます。授乳やおむつ替えのスペース、ソファ席、子どもが泣いたら連れ出せるロビーなど、配慮が行き届く会場選びもポイントです。
40代の結婚式の場合
40代の場合、ゲストは少人数にして家族や親族など新郎新婦と本当に親しい人だけを招く結婚式スタイルが人気となります。ゲストとの交流を軸に考えると、招待する人数は多くても50人前後がベスト。規模を縮小した分、料理やドレス、音響、会場装飾などに費用がかけられるので、上質でワンランク上の結婚式が叶います。
親族を中心に招待するのであれば、肩書を記載した席次表や芳名帳も不要です。必要なものを厳選し、ゲストの手間を省くこともおもてなしや配慮につながります。
50代の結婚式の場合
50代の結婚式は、ゲストも新郎新婦もともに落ち着いた雰囲気やリラックスした空間を好む傾向にあります。結婚式の定番であるお色直しや余興などの派手な演出はカットし、歓談やプライベート空間を重視しゲストと特別な時間を過ごせるプランが人気です。
またご年配のゲストが多くなることから、カトラリーに箸を含む、車椅子が使用できるか確認する、移動に負担がかからないようアクセスを考慮するなど、ご年配のゲストへの配慮も大切にしましょう。
大人婚で人気の結婚指輪

大人花嫁の場合、これまでさまざまなジュエリーを身につけてきたでしょう。しかし結婚指輪となると、愛する人から贈られる大切な証であり、今後のジュエリーベースとなるパートナーにもなります。
大人婚ではシンプルなデザインながら、高品質でデザインや素材にこだわったリングが選ばれる傾向です。プラチナやゴールドも人気で、婚約指輪と重ねてつけることを前提に選ぶカップルも増えてきています。
その中でも大切なのは、夫婦の個性を引き立ててくれるような心惹かれるマリッジリングを選ぶこと。ブランドやデザイン、つけ心地などを吟味して、おふたりらしい結婚指輪を見つけましょう。
大人婚におすすめの披露宴演出アイデア
大人婚の披露宴では、ゲストファーストな進行や演出でおもてなしを大切にします。ゲストの負担を考慮し、感謝の気持ちや想いをしっかり伝えられるよう定番のプログラムや進行には見直しが必要です。
ここでは派手な演出にこだわらず、居心地の良いひとときを過ごせる大人婚ならではの演出アイデアを紹介します。
料理演出にこだわる
料理やドリンクは質や種類だけにこだわるのではなく、見栄えや提供方法などの演出にも力を入れると喜ばれます。例えば、料理のメニューにおふたりのゆかりのあるものをプラスする、ウェルカムドリンクをふるまう、華やかで季節感を取り入れたデザートビュッフェでおもてなしするといったアイデアを加えると、ゲストとの交流も深まるでしょう。
こうしたアレンジひとつで、新郎新婦の思い入れや感謝の気持ちが伝えられます。
BGMを生演奏に変更
演出に欠かせないBGMも、高級感を重視するなら本物志向で生演奏を取り入れるのがおすすめです。大人の雰囲気を醸し出すピアノやサックスのジャズ演奏など、生演奏は特別なひとときを演出するのにぴったり。
生演奏が難しい場合は、会場の雰囲気に合ったクラシックやゲストの年代にマッチした曲をチョイスするなど工夫しましょう。BGMの曲選びに迷ったら、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
集合写真や花嫁の手紙など定番をカット
披露宴には花嫁の手紙や花束贈呈、ケーキカット、集合写真の撮影など、いわゆる「定番」と呼ばれるさまざまな演出項目があります。しかし、大人婚の場合は自分たちが注目される演出は抑えめにして、ゲストとの時間を多くとれるよう取捨選択したプログラムにしましょう。
ただし、定番だからと決めつけて何もかも削ってしまうとただの食事会になってしまうので、メリハリをつけることがポイントです。
自由度の高い大人婚は何歳からでもおすすめ
大人婚は年齢を重ねた30代・40代・50代のカップルたちが、ゲストに感謝の気持ちを込めて心地よく過ごせる空間を大切に行う結婚式スタイルです。特別感のあるラグジュアリーな大人婚を叶えるために、式場や演出を自分たちらしくカスタマイズしましょう。
アニヴェルセルでは種類豊富で上質なドレスラインナップや、厳選した食材を使用して見た目と味にこだわった五感を満たす料理など、大人婚にふさわしい演出やおもてなしが揃っています。プライベート空間やロケーションを重視した式場選びは、ゲストハウスウェディングがおすすめです。
大人婚を検討しているカップルは、ぜひブライダルフェアへお越しください。
\これから結婚式場探しをする方は!/
- この記事を書いた人
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ライターくま なかこ
編プロ出身のフリーランスエディター。月間120本以上、編集・執筆・校閲担当として、ライフスタイル・金融・ブライダル・エンタメメディアのコンテンツ制作に携わっています。