結婚式は何月がいい?多い時期、おすすめの季節・人気の理由をご紹介

結婚式は何月がいい?多い時期、おすすめの季節・人気の理由をご紹介

結婚式場を予約する際、「結婚式を挙げる時期をいつがいいの?」と悩む方も多いでしょう。結婚式の時期によってメリットや注意点があるため、季節ごとの特徴を知っておくことで、理想の結婚式を叶えるための時期を決めやすくもなります。

今回は、人気の月、季節別のおすすめポイントや注意点などを紹介します。人気シーズンに結婚式を挙げる場合の費用を抑えるコツもあわせて参考に。

目次

ジューンブライドの6月は?

結婚式の多い時期ランキング!人気は「秋」

結婚式を実施した時期

参照元:アニヴェルセル

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2024」によると、結婚式の多い時期は【11月】で14.1%でした。次いで多かった時期は【10月】(11.9%)、3位は【5月】(11.1%)となっており、結婚式を挙げる季節は秋が人気であることがわかります。

年末やゴールデンウィークの連休を利用して両家の顔合わせや挨拶を行うカップルも多く、それから約半年~1年経過した時期であることも、秋に結婚式が多い理由となっているようです。

人気の月を選ぶ際は早めの予約&ゲストに連絡を

結婚式は平日よりも土日祝日の人気が高く、人気シーズンは特に、予約が集中しやすくなります。

もし式場を確保できたとしても、同じ時期に結婚式を挙げる友人や親戚などがいると日取りがかぶりやすくなり、招待したい相手が出席できなくなる可能性も出てくる場合もあります。

そのため、5月や10月、11月などの人気の時期に結婚式を挙げる場合は、早めに式場をおさえておき、必ず出席してほしいゲストには事前に日取りを伝えておきましょう。

ゲストが招待されると迷惑な時期はある?

せっかく決めた結婚式の日取りが、ゲストにとって迷惑と思われてしまっては悲しいですよね。

結婚式を避けておきたい時期は、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などがその一例です。これからの時期は旅行に行ったり、実家に帰省して家族とゆっくり過ごしたりしたいと考える方も少なくありません。

また、土日に比べて平日の昼間は式場の予約をとりやすい傾向にありますが、土日休みのゲストが多い場合は仕事を休んで出席してもらうことになり負担をかけてしまいます。

また、寒さや暑さが厳しい時期に結婚式を挙げる場合は、ゲストが快適に過ごせるように会場の温度を調整したり、屋外のイベントは時間を短くしたりするなどの配慮も忘れないようにしましょう。

【季節別】結婚式のおすすめポイントと注意点

結婚式を挙げる時期によって、それぞれの季節ならではのおすすめポイントや注意点があります。ここでは、季節別のおすすめポイントと、結婚式を挙げる際の注意点を解説します。

【春(3月・4月・5月)】結婚式のメリット

春(3月・4月・5月)は秋に次いで、結婚式を挙げるのに人気が高い季節です。桜の開花時期の結婚式であれば、美しく咲くロケーションのなかでゲストをおもてなしすることも可能です。

特に、春はほかの季節に比べて花の種類が豊富なため、会場コーディネートをする際にさまざまな種類の中から気に入った花を選べることも魅力のひとつでしょう。

また、春は穏やかな気候であることから、ガーデン挙式やデザートビュッフェなど屋外での演出にもぴったりな季節です。旬のフルーツを使ったデザートを食べながらゲストとお話したり、緑を背景に写真撮影を楽しんだりと、特別な時間を過ごせます。

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【3月】好きな桜をテーマに結婚式ができた。

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【5月】お花が好きでこだわりたく、好きな花の種類が全部使えた。

【春(3月・4月・5月)】結婚式の注意点

春は気候が穏やかで結婚式に人気の季節ですが、花粉が飛散する時期と重なる場合は、花粉アレルギーがあるゲストに負担をかけてしまいます。

また、3月・4月は年度末や年度始めにあたるため、仕事で忙しい時期とかぶってしまったということも。さらに、春は人事異動の時期でもあり、ゲストの肩書きが変わり席次表の修正が必要になることもあります。披露宴でスピーチをお願いする際は、肩書きを間違えないように注意しましょう。

ゴールデンウィークはゲストが旅行やお出かけの予定を入れる可能性が高いため、結婚式の日取りが決まったら早めに伝えておくことをおすすめします。

【夏(6月・7月・8月)】結婚式のメリット

夏(6月・7月・8月)は、暑さのため春や秋に比べて人気が低い時期ですが、夏は緑が美しく、ガーデン挙式や屋外でのイベントに向いています。緑が多いガーデンなら、純白のウェディングドレスが映え、素敵な写真を残せるでしょう。

また、夏は海や夏祭りをコンセプトにしたウェディングを演出するのにおすすめです。海を連想させる色やデザインを使用した演出にしたり、デザートビュッフェを屋台風に装飾したりするのもよいでしょう。さらに、式場によっては7~8月の結婚式には割引プランが適用される可能性があります。

「友人や親戚などと結婚式の日取りが重なることを避けてたくさんのゲストに参加してもらいたい」

「割引プランを活用して結婚式の総額を抑えたい」

「ドレスやお料理などをランクアップしてゲストにおもてなしをしたい」

といった場合は、夏の結婚式を選ぶのもおすすめです。

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【7月】夏祭りをテーマにカジュアルなパーティをしたかったので、夏の結婚式を選びました。お酒はもちろん!ノンアルコールやかき氷など夏を感じるアイテムを準備したことで、子供から大人まで楽しかったと言ってもらえた。

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【8月】ガーデンで瓶のドリンクを提供してそれが好評だった!暑い時期だからこそゲストのお酒も進み盛り上がる結婚式ができた。

【夏(6月・7月・8月)】結婚式の注意点

梅雨時期の6月は雨の可能性が高く、雨天を想定した内容にしておく必要があります。梅雨時期と結婚式の日取りが重なる場合、天候によって屋外のイベントが中止になる可能性があるため、なるべく天候の影響を受けない演出を考えておきましょう。

真夏に結婚式を執り行なう場合は屋外でのイベント時間を短縮したり、結婚式の時間を夕方からにしたりするとよいでしょう。

例えば、ゲスト全員が利用できるエアコンのある待合スペースを用意する、冷たいウェルカムドリンクでおもてなしをするといった工夫もおすすめです。ほかにも夏は、夏休みを利用して遠出や旅行する人が増える時期であるため、事前にゲストの予定を確認しておくことをおすすめします。

【秋(9月・10月・11月)】結婚式のメリット

秋(9月・10月・11月)は、春と同様に穏やかな気候で過ごしやすい季節です。美味しく味わえる旬の食材が豊富な季節であることから、「食欲の秋」とも呼ばれています。

旬の食材を結婚式のお料理に取り入れれば、季節感のあるオリジナル料理でゲストをおもてなしできます。秋のなかでも、10月と11月は結婚式を挙げる時期として一年で最も人気が高い月です。

特に10月と11月は、以下のように結婚式に最適な語呂あわせのよい日もあります。

・10月8日(永遠の日)
・11月7日(いいなの日)
・11月22日(よい夫婦の日)
・11月23日(よい夫妻の日)

これ以外にも語呂合わせはいろいろあります。こちらの記事もぜひ参考に!

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【10月】美味しい料理でおもてなししたいと思っていたので、味覚が豊富な秋に結婚式をしたいと思いました。

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【11月】気候がよく当日も気持ちよい秋晴れの日で、外でたくさん写真が撮れたのがよかった。

【秋(9月・10月・11月)】結婚式の注意点

秋は気候が安定して過ごしやすい季節である反面、9月は台風シーズンと重なる時期でもあるため悪天の際の対策を考えておくことも大切です。

結婚式を挙げる時期として人気が高く、語呂あわせのよい日取りは予約がすぐに埋まってしまいます。人気の日取りに結婚式を挙げるなら、早めに予約をとっておくことをおすすめします。

また、人気の日取りは割引が適用されない場合が多いため、余裕のある予算を準備しておきましょう。

【冬(12月・1月・2月)】結婚式のメリット

冬(12月・1月・2月)は、ロマンティックな演出がおすすめの季節です。12月ならクリスマス、2月ならバレンタインなど月ごとのテーマにあわせた会場の装飾や演出を考えやすくなります。

冬は空気が澄んだ日が多く、イルミネーションがより美しく見えるため、キャンドルや電飾を活用してロマンティックな装飾をほどこすのもおすすめです。

年末年始は連休を利用して結婚式の準備を進めやすくなります。連休に実家へ帰省する人も増えるため、親族や地元の友人が集まりやすいこともメリットに挙げられます。

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【12月】クリスマスシーズンだったため、結婚式のテーマやBGMなどに季節感を取り入れやすかった。

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【12月】表参道のイルミネーションの季節で特別感があった。毎年表参道のイルミネーションを見るたびに結婚式のことも思い出すきっかけになる。

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【2月】年末年始の仕事が休みの時にまとめて結婚式の準備ができた。

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【2月】前撮りを京都で紅葉の季節にできて、それを招待状やウェルカムボードに使えてよかった。

【冬(12月・1月・2月)】結婚式の注意点

冬は日中でも気温が低く、ゲストの寒さ対策が欠かせません。例えば、カイロ・ひざ掛け・ストールなどを用意したり、防寒着を着たゲストが会場に着いてから着替えられる更衣室を準備したりしておくのがおもてなしのポイントです。屋外の演出をする場合は時間を短縮して行いましょう。

積雪の多い地域で結婚式を挙げる場合は、会場までの交通網を事前に確認しておくことも大切です。

結婚式の人気シーズンに費用を抑えるコツ

春や秋などの人気の時期は予約が取りづらいだけでなく費用も高くなりがちです。ただし、時間帯やお日柄によっては、空きがあったり割引プランが適用されたりする式場もあります。それぞれのコツを以下で紹介します。

①平日をねらう

人気シーズンでも、予約は土日祝日に多いため、平日は狙い目です。

ただし、ゲストの休日を考慮したうえで結婚式の日取りを決めましょう。サービス業など平日を休みにしているゲストの割合が多い場合は、平日に結婚式の予約をとることを検討してもよいでしょう。

また、平日に割引プランが適用される式場を選べば、お得に結婚式を挙げられます。

②ナイトウェディングを検討する

人気シーズンに結婚式を挙げるなら、ナイトウェディングを検討するのもおすすめです。ナイトウェディングは昼間の時間帯より予約が埋まりにくい傾向にあります。

平日に結婚式を挙げる場合でも、ナイトウェディングにすれば日中から時間帯をずらした夜に挙げられるため、平日休みがとれないゲストも仕事を早く切り上げたり終業後に駆けつけたりするなど出席しやすくなるでしょう。

③日取り・日柄にこだわらない

人気シーズンに結婚式を挙げたい場合は、日取りやお日柄にこだわらないことが大切です。「大安」や「友引」、語呂あわせのよい日は人気が高く、予約がとれない可能性があります。

仏滅は慶事には向かない日とされているため、費用も安く設定されていることがあります。

ただし、おふたりが日柄にこだわらなくても親族のなかで気にする場合もあるため、親に事前に結婚式の日時を相談しておきましょう。

④人気の時期は“前撮りだけ”にする

桜の開花シーズンや紅葉シーズンなど、人気の時期には前撮りをしておき、式場の予約がとりやすい時期に結婚式を挙げるのもひとつの方法です。

前撮り写真は、結婚式の招待状やウェルカムボードなどにも使用できます。また、割引プランが適用される時期に結婚式を挙げることで、総額費用を抑えられるかもしれません。

結婚式時期を決める際に確認しておきたいこと

結婚式の時期を決める際は、いくつか確認しておきたい点があります。例えば、挙式の前に入籍を済ませたいのであれば、いつ婚姻届けを出しに行くかも決めておいたほうがよいでしょう。

また、希望の時期に結婚式を挙げるにはいつから式場探しを始めるべきか、招待状を送る時期は忙しい時期とかぶらないか、といった点です。

入籍と挙式はどちらを先にするか

入籍と挙式の順番は特に決まりはなく、結婚式と同日に入籍をしたというカップルもいます。

「ゼクシィトレンド調査2024」によると、「挙式日よりも前に入籍をした」と回答したカップルは、91.6%。「挙式日よりも後に入籍」は4.4%に留まっています。挙式の前に入籍を済ませておきたい場合は、婚姻届を出しにいく時期も考えておくとよいでしょう。

入籍・結婚・婚姻の違いや、結婚式を執り行なうタイミングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

入籍と結婚、婚姻の違いとは?結婚式はどのタイミングでする?

結婚式場探し・予約をいつにするか

式場の予約は、結婚式の6ヶ月前頃が最も多いタイミングです。

ただし、人気の会場や日時は1年以上前から埋まっていることもあるため、「家族の都合でこの日時にしか挙げられない」「どうしてもこの会場で挙げたい」といった都合や希望がある場合は早めに予約をしましょう。

また、結婚式の日取りまでの期間が長いほど、結婚式の演出テーマを考えたり、SNSで情報収集したり、ウェルカムグッズを作成したり、準備がゆっくりできます。

招待状を送る時期をいつ頃にするか

招待状は結婚式の2~3ヶ月前にゲストに送付するのがマナーとされ、3~4ヶ月前から準備を始めるのが一般的です。招待状を送るゲストの数が多い場合や招待状のデザインにこだわりたい際は、準備期間が仕事の繁忙期に重ならないかといった点も考慮して、結婚式の日取りを決めるとよいでしょう。

また、人気の時期に結婚式を執り行なう場合は友人や親戚などと結婚式の日取りが重なる可能性があるため、招待したいゲストの予定を確認するか、プレ招待状「Save The Date」を送り、ゲストに結婚式の日取りを事前に伝えておくことをおすすめします。

結婚式のプレ招待状「Save The Date」の意味や送り方は?

年間を通して、結婚式が多くなる時期には偏りがありますが、それぞれの時期にメリットや注意点があり、カップルによってベストシーズンは異なります。

結婚式の日取りを決める際は、行いたい演出や必ず出席してほしいゲストの予定などを考慮したうえでおふたりにとってベストな時期を決めるようにしましょう。

\結婚式の日程相談も!/

この記事を書いた人
ライター myway

ライター myway

ライフスタイルから保険・転職・法律などまで幅広いジャンルを執筆。未経験のジャンルにも積極的にチャレンジ中。一番の癒しは、仕事の合間に愛犬とじゃれ合う時間。

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