
10月30日は「マナーの日」。結婚式後の【お礼のマナー】を覚えておこう!
一般的なマナーからビジネスマナーなど、大人として、あるいは社会人として必要不可欠なマナーがたくさん!そこで、生活に役立ててもらうことを目的にNPO法人・日本サービスマナー協会が10月30日、「マナーの日」を制定し、接客サービス研修、認定資格、検定試験など、サービスマナーの普及と向上の活動を行っているそう。
結婚式のシーンにおいても、大事なマナーはいくつかあります。そのなかから今回は、結婚式後の「お礼のマナー」から、悩んでしまうことが多い3つのパターンをご紹介していきます。ただし、お礼をする相手との関係性によって、「必ずこうでなければいけない」というものではないので、一般的な場合として覚えておきましょう。
【疑問1】主賓や乾杯の挨拶をお願いしたゲストへのお礼は?

結婚式の披露宴では、受付にはじまり、主賓や乾杯の挨拶、余興やスピーチなど、ゲストにお願することがいくつかあります。そういった方々には、当日、「御礼」「御車代」「御心づけ」というカタチでお礼を渡します。
基本的に、お礼は、ご新郎ご新婦、もしくはご両親を介して当日済ませてしまうため、結婚式後にあらためてお礼をする必要はありません。ただし、主賓や乾杯の挨拶をしてくださった方が会社の上司という場合は、出社時に「ありがとうございました」というお礼の挨拶は必ずしておきましょう。
また、式当日は慌ただしく、ゲストにしっかり挨拶ができない場合も。特に親しくしている関係であれば、結婚式後、1~2週間以内に電話で連絡をして、お礼の言葉を伝えるのもいいですね。
【疑問2】祝電・電報や結婚式に出席しなかった方から贈り物をいただいたら、お返しは必要?

披露宴では、祝電・電報をいただくことも。お礼として何か贈ったほうがいいのかな?と悩みますよね。何か贈るべきか悩むかと思いますが、それでは相手に気を遣わせてしまいます。式後、1~2週間以内に電話、もしくは、はがきや手紙でお礼を伝えましょう。どうしても贈り物をしたい…というのであれば、引菓子(1,000~1,500円程度)の金額を目安に。
そして、結婚式に出席しなかった方からお祝いをいただく機会も増えるはず。お祝いをいただいたら、お返しをするのがマナーです。このお返しを「内祝い」と言います。いただいた結婚祝いの金額の3分の1程度を目安に贈り物を選びましょう。もちろん、お礼の電話、あるいは手紙など一筆添えることも忘れずに。
ちなみに、内祝いには「内のし」が正解。お店で購入する際、「結婚の内祝いです」と伝えれば、内のしで包んでくれます。
また、とても親しい友人で、結婚式に都合がつかず欠席してしまったという場合であれば、式後、落ち着いたタイミングで食事に誘う、もしくは新居に招いてごちそうするのもおすすめです。
【疑問3】“結婚報告のはがき”は誰に・いつまでに出すの?

結婚の報告をお知らせするはがきですが、「結婚式に出席したゲストには必要ない?」と思われがちですが、一般的に、結婚式に出席したゲスト、結婚式に出席できなかったゲスト、結婚式に出席していないけれどお知らせしておきたい方、すべてに出すものと考えておきます。
結婚式に出席したゲストには、あらためて参加してくれた感謝の気持ちを…、出席していない方には、今後も変わらずお付き合いを…という意味を込め、新しい苗字や住所をお知らせするために送ります。式後、2~3ヶ月以内を目安に送りましょう。
ただし、昨今、結婚報告を兼ねた年賀状として出す方も多いようです。もちろん、問題はありません。年賀状を出すまで半年以上月も空くことが気になる…という方は、式後、2~3ヶ月で結婚報告のはがきを出すことも検討してみては?
結婚式まで慌ただしく過ごし、緊張の結婚式を迎えることになるおふたり。その反動で、気が抜けてしまう方もいるかもしれません。先輩カップルに聞くと、ハネムーンに行ったり、新しい生活が始まったりしているうちに、時間はあっという間に経ってしまうそう。
結婚式でゲストから受けた幸せな気持ちを大切に、お礼の挨拶は、できるだけ早めにすることも大人のマナーです。もし、結婚報告はがきを出すことを考えているおふたりは、式前準備の一環として、時間がある時に進めておきましょう!
<10月の記念日>
1日 ピンクリボンの日
2日 美術を楽しむ日
4日 ロールキャベツの日
6日 夢をかなえる日
7日 大人のダイエットの日
8日 永遠の日
9日 散歩の日
10日 銭湯の日
12日 育児の日
16日 グリーンリボンDAY
19日 イクメンの日
23日 家族写真の日
26日 デニムの日
30日 マナーの日
- この記事を書いた人
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ライター 佐藤
女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。