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結納金なしは失礼?結納金なしの場合に確認しておきたいこと

2022年7月17日

ライター Ayako

結婚式の前に行う「結納」は、結婚を控えたおふたりにとって大切な儀式です。結納では結納品や結納金を用意するのが一般的ですが、「結納に結納金は必ず必要なの?」という疑問や「結納でお金を使うよりも、新生活に向けて節約したい」という思いを抱いているカップルも多いのではないでしょうか。

この記事では、結納金を贈る意味や結納金なしで結納を執り行ってよいのかどうかを解説しつつ、結納金をなしにするメリットや注意点をご紹介します。

■結納金とは結婚支度金のこと

「結納金」とは、正式な婚約の証として執り行う「結納」の際に贈られるお金のことです。地域によって「金包」(きんぽう)や「御帯料」(おんおびりょう)、「小袖料」(こそでりょう)などと呼ばれています。

結納金は「女性が結婚(嫁入り)の準備をするためのお金」として贈るものであり、「結婚支度金」ともいえるものです。一般的にはご新郎側からご新婦側に贈りますが、男性が「婿入り」をする場合は、ご新婦側からご新郎側に贈ることもあります。

結納には、仲人が両家の間を行き来し、両家の家族は顔を合わせない「正式結納」と、儀式を簡略化し両家が一堂に会する「略式結納」があります。「結婚スタイルマガジン」の調査によると、 結納を行ったカップルのうち「正式結納」を選んだのは18.1%にとどまり、「略式結納」が主流になっている」ことが分かります。ただ、どちらの形式で行うにしても、結納金は基本的に贈るものだと認識しておきましょう。

■結納金なしの結納はOK?

結納金は、結納の際に贈る「結納品」に含まれるものです。「結納をする」と決めたのであれば贈るのが主流ではありますが、儀式や品目を省略する「略式結納」なら結納金なしでも行えます。結納金がなければ結納を執り行えないというわけではないので、両家の意向にあわせて決めるようにしましょう。

ただ、結納金をなしにするには、気をつけておきたいルールやマナーがあります。両家の関係がこじれてしまわないよう、配慮を忘れないようにしましょう。


・必要?不要?結納金の決め方

結納金は基本的に、ご新郎側からご新婦側へ贈るものです。そのため 結納金の有無については、受け取る立場であるご新婦側から申し出があったときに初めて検討することだといえます。贈る側であるご新郎側から話を持ち出すと、ご新婦側の親御様に「結婚そのものに不満があるのでは」「新婦を大切に思う気持ちがないのではないか」と思わせてしまいかねません。結婚の当事者であるおふたりで話し合って「結納金はなし」と決めたとしても、あくまでもご新婦側の意向だということを前提に話を進める必要があります。

また、結納は当事者同士のみならず、両家の親御様にとっても重要な儀式です。場合によっては親御様が「結納金なしの結納なんてありえない」と反対する可能性も。ご新婦側の意向が重要視されるとはいえ、一方的に決めるのではなく、双方が納得いく結論を出すことが大切です。

・結納金なしの割合

実際に、結納金なしで結納を行った人はどのくらいいるのでしょうか。リクルートブライダル総研が発表した「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、まず結婚に際して「結納をした」というカップルは全体の10.2%です。その中で「結納金はなく、結納品のみあった」という人は3.3%、「結納金も結納品もなかった」という人は2.1%でした。つまり「結納を実施したものの、結納金はなかった」という人は、5.4%にとどまります。

このことから、結納金なしで結納をするカップルはかなり少数派だといえるでしょう。結納そのものが行われなくなっていますが、結納をする場合は結納金を贈ることがほとんどです。

■結納金なしにした理由

結納金をなしにするということは、ご新婦側が受け取る結婚支度金をなくすということでもありますが、これには双方にとってメリットになることもあります。結納金をなしにした理由についてご紹介します。


・親御様に金銭的負担をかけたくないから

結納金の相場は、地域にもよりますが約100万円前後です。これは、決して安くない金額だといえるでしょう。結婚には、結納のほかにも婚約指輪や結婚指輪の購入、結婚式や新婚旅行、新居の契約や新しい家具・家電の購入、引越しなど、何かとお金がかかります。

結婚にかかる費用をすべておふたりで用意するのか、それとも親御様に援助してもらうかはケースバイケースですが、短期間にまとまった支出があることに変わりはありません。親御様に援助してもらう場合、「結婚式の費用だけでなく、結納の費用まで出してもらうのは心苦しい」「あまり金銭的な負担をかけたくない」という理由で結納金をなしにすることがあります。

結納金をなくすことで、ご新郎とその親御様の金銭的負担を減らすことができるだけでなく、ご新婦側も結納返しをする必要がなくなります。このように、両家共に支出を減らせるのがメリットだといえるでしょう。


・新生活や結婚式の費用に充てたいから

かつて家父長制があった日本では、結婚は家と家との問題であり、「嫁入りした女性は婚家の人間になる」という考え方がごく一般的なものでした。結納金は「嫁入り準備をするための資金」という意味合いが強く、着物をはじめ、タンスや鏡台といった「婚礼家具」、一生ものの「婚礼布団」など、花嫁が婚家に持参する「嫁入り道具」を購入するためのお金だったのです。

しかし最近では、結婚に際して重要視されるのは個人の意思であり、「嫁をもらう」という表現も好まれなくなっています。結納金が嫁入り準備の費用ではなく、おふたりの「新しい生活をスタートさせるための資金」として使われることも少なくありません。価値観やライフスタイルが変化するにつれて、家具や寝具、家電などをご新郎ご新婦がおふたりで話し合って選ぶスタイルが主流となっていることも無関係ではないでしょう。

おふたりで結婚の準備をする費用に充てるために結納金をなしにするというのは、時代の流れによる自然なことだといえます。


・お金より品物を贈りたいから

結納金なしで、結納の品物のみを贈るというスタイルで結納を行うケースもあります。「現金ではなく、贈り物をして感謝の気持ちを伝えたい」という考えから、婚約・結婚の記念となるものや新生活に役立つものを贈ることが多いようです。

さらに、 「お金のやりとりをしてしまうと堅苦しくなってしまう」と感じて、品物のみにする人も。このほか、ご新郎とご新婦の出身地が離れている場合は、結納に関するしきたりの違いからあえて結納金なしにするという場合もあります。結婚のスタイルが多様化しているように、結納の形も人それぞれです。結納金にこだわらない結納もあることを知っておきましょう。

■結納金なしにした場合

おふたりで「結納はするけれど結納金はなしにする」と決めたら、その理由を親御様に説明できるようにしておくようにします。理由を説明せずに報告だけすると、「相手の家が出し渋っているのでは」「結婚を軽んじているのでは」という誤解を生んでしまいかねません。

・結納はお互いの親に金銭的な負担をかけず、品物だけで行いたい
・ふたりの将来のことを考えて辞退したい(ご新婦側の場合)
・お互いの地元が違い、結納の風習や相場が異なるので結納金なしの略式結納にしたい

このように理由や根拠を明確にし、きちんと説明をして、親御様にも納得してもらうことが大切です。そのうえで、結納や結婚にかかる費用の負担をどうするのか決めておくといいでしょう。


・お返しは不要?

結納金ありの場合、贈られた側は「結納返し」をする必要があります。結納返しも地域によってしきたりや形式が異なり、何をどのくらい返すかも違ってきますが、 関東では半額程度の「半返し」が一般的。結納金が100万円であれば、結納返しは50万円が相場です。
結納の詳しいマナーはこちらの記事も参考にご覧ください。
地域によって違う!知っておきたい現代の「結納」のマナー

一方で、 結納金がないケースでは結納返しもいりません。結納金なしで結納を行うときにメインの結納品となるものは、婚約指輪です。おめでたい文字を当て字として使い、「結美和」と記されることもあります。ご新婦がすでに婚約指輪を受け取っている場合は、いったんご新郎側に戻し、改めて結納品として受け取ることをおすすめします。ただし、品目数が合計で奇数になるよう調整することは忘れないようにしておきましょう。
【婚約指輪のお返し】絶対に必要?何を渡す?相場やタイミングをアンケート調査!


・結納金の代わりに婚約記念品を贈り合うことも

結納金をなしにする場合、結納金の代わりに用意しなければならないというものは特にありません。ただ「お金より品物で気持ちを表したい」と考えるカップルは、婚約指輪のお返しを渡したり、婚約記念品を贈ったりする場合もあります。

婚約記念品として贈られることが多いアイテムは、ご新婦側は婚約指輪やネックレスなどのジュエリー、ご新郎側はスーツ一式や腕時計など実用的なアイテムです。家電製品や高級万年筆などが選ばれることもあります。記念品には明確なルールがないため、両家で相談しながら決めていきましょう。
プロポーズのプレゼントは指輪以外でもOK!指輪の代わりにもらって嬉しい贈り物


・結婚式費用の分担方法

結納金は、結婚式の準備に使われることが少なくありません。結婚支度金としての結納金がない場合は、両家で相談して結婚費用を用立てる必要があります。このとき、どちら側がどの程度負担するかは、ご新郎ご新婦とご両家の意向次第です。 よくあるのが、「結納金をなしにする代わりとして、結婚式費用を多めに負担する」「新居の準備費用を持つ」など、結婚関連費用の一部をご新郎側が多めに支払うというケースです。

とはいえ、絶対にこうしなければならないというものではなく、あくまでも両家の意向に沿う形でおさめるのが大切。後になってから金銭的な問題で揉めることのないよう、両家でしっかりと打合せをしておきましょう。


・略式結納の進め方

略式結納とは、料亭やレストラン、ホテルなどの結納会場に両家が集まり、その場で結納品を納める形式の結納のことです。仲人を立てる場合もありますが、仲人を立てず両家の家族のみで行う形式が主流となっています。結納会場や結納品、食事などがセットになった「結納プラン」を準備している会場も少なくありません。会場では結納品を飾り、結納品と受書のやりとりをします。

結納の進め方は地域差が大きく、関東ではお互いに結納品を贈り合いますが、関西ではご新郎側からご新婦側へ贈るのみです。また結納品の飾り付けも異なり、関東ではすべての結納品を白木の台にまとめて載せるのに対し、関西では別々の台に1つずつ載せます。ご新郎ご新婦の出身地が違う場合は、どちらのスタイルにあわせるかを決め、そのうえでメインとなる婚約指輪を飾って執り行いましょう。

■結納の代わりに顔合わせ食事会が主流

結納には結納金が必須というわけではありませんが、結納金なしの結納を行うカップルは少数派であり、結納そのものを執り行わないケースも珍しくなく、結納の代わりに両家顔合わせの食事会を行うケースは多いようです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、「「結納と顔合わせを両方行った」というカップルは7.4%であり、「両家の顔合わせのみ行った」というカップルは83.5%にものぼります。実に9割以上の人が両家顔合わせの機会を設けているという結果でした。

顔合わせの食事会は、堅苦しい雰囲気が苦手な人や、和やかな雰囲気でお互いの家族を紹介をしたい人におすすめ。準備や段取りも結納に比べてシンプルで、金銭的な負担も抑えられます。お互いの実家が遠方だと集まるだけでも大変ですが、両家の親交を深めるためにも、結婚のスケジュールに入れておきましょう。
【ご両家の顔合わせ食事会】流れ・服装・場所・費用・日取りを徹底ガイド

■結納金はなしでも大丈夫。両家でよく話し合って決めよう

結納とは、おふたりが交わした結婚の約束を確かなものとし、両家にとって新たなご縁ができたことをお祝いする伝統的な儀式です。結納の形式には正式結納と略式結納があり、いずれの場合も結納金や結納品を用意して執り行います。

とはいえ、結納金なしで結納をしても問題ありません。少数派ですが、「親に金銭的な負担をかけたくない」「現金ではなく品物で気持ちを表したい」などの理由で結納金を省略するケースもあります。その場合は、結納金なしにする理由を両家の親御様に説明し、理解してもらったうえで準備を進めましょう。

結納金は、ご新婦側の結婚支度金という意味合いを持つお金です。結納金をなくす代わりとして、ご新郎側が結婚式費用や新生活にかかる費用を多めに負担することも多々あります。結婚にかかる費用の分担については両家で話し合い、わだかまりのないようにしておきましょう。もし結納をしない場合は両家顔合わせの食事会を開き、結婚前に親交を深めることをおすすめします。

\顔合わせ前に式場見学をしておきましょう!/

ライター Ayako

専門誌編集を経て、制作会社で結婚式用オリジナルペーパーアイテムの制作サポート、お客様インタビューなどを担当。現在はフリーでエンタメやビジネスの記事を中心に執筆中。趣味はご朱印集め。

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