9月12日は「育児の日」。子供のお祝い行事、何がある?【出産前後のイベント一覧】

9月12日は「育児の日」。子供のお祝い行事、何がある?【出産前後のイベント一覧】

“育(いく=1)児(じ=2)”と読む語呂合わせから、毎月12日は「育児の日」に制定されています(株式会社神戸新聞社が制定)。

そこで今回、安産祈願やお宮参り、お食い初め、七五三など、昔から伝わる行事を中心に、お子様にまつわるお祝い事をまとめてみました。

1歳のイベントや年間行事は、ご家族にとっても、すべてが“初”のお祝い。カレンダーや手帳に予定を書いておけば、準備に慌てることもありません。想い出に残る素敵な記念日を過ごしましょう!

目次

【出産前の行事】母親と子供の健康を祝う安産祈願や友人との祝福パーティなど

赤ちゃんが生まれる前の日本伝統の行事といえば、神社などにお参りに行く「安産祈願」があります。

近年では、海外発祥の「ベビーシャワー」をご友人と楽しまれる妊婦さんも。妊婦さんの不安を和らげ、前向きな気持ちになれるイベントです。

妊娠5ヶ月目以降に。赤ちゃんと母親の健康を願う「安産祈願」

安産祈願とは、体調が落ち着いてくる妊娠5ヶ月目を過ぎた “戌の日”に、神社などで祈祷してもらい、腹帯をお腹に巻くのが正式な儀式です。

祈祷の時間は10数分程度で、誰と行かなければいけないという決まりは特にありません。

「生まれてくる赤ちゃんと母親の健康を願う」という気持ちが大切なので、戌の日にこだわらず、体調の良い日にお参りに行きましょう。

安産祈願

妊娠8ヶ月目以降に。家族や友人が妊婦を祝う「ベビーシャワー」

海外発祥の「ベビーシャワー」は、妊娠後期の妊婦さんに、安産祈願のエールを込めて、ご友人たちが集まり、部屋をデコレーションして食事をしながらお祝いをするパーティです。

先輩ママからのアドバイスやご友人からの祝福で、気持ちが前向きになり、感謝と決心が生まれるそう。ご夫婦など、ご家族でリラックスしながらお祝いするのもいいですね。

妊婦さん

【出産後の行事】お宮参りやお食い初めなど、子供の健やかな成長を願うお祝い

初めての出産では慣れないことも多く、疲れてしまうこともあるかもしれません。

そんな時、お子様の日々の成長がご夫婦の絆を深め、おふたりに笑顔をもたらしてくれるはず。お子様の健やかな成長を願うお祝いは、ご夫婦の幸せにもつながることでしょう。

生後7日目。赤ちゃんの生誕を祝い名前を披露目する「お七夜」

生後1週間を迎えた赤ちゃんのお祝いはじめでもあり、健やかな成長を願いながら、名前を書いた「命名書」を神棚にお供えするお祝いの行事。

昔は、誕生から7日目の夜に行っていたようですが、産後で体調が安定していないこともあるため無理は禁物です。

生後7日目。赤ちゃんの生誕を祝い名前を披露目する「お七夜」

現代では神棚がない場合も多いため、命名書や手形足形を取ったものを額縁に入れて飾る、または、それらと一緒に記念写真を撮ることが多いようです。

アニヴェルセルにもオリジナルの命名書(ダウンロード無料)があるので、ぜひご活用ください。

ベビーリング

また、パパとママとおそろいでつけられるファミリーリングとして、「ベビーリング」を記念に購入されるご夫婦も。

ご家族で指につけて記念撮影をした後、お母様がペンダントトップで身に着け、お子様が大人になった時に再びプレゼントすることもできます。家族の絆を再確認できるステキな記念品になりそうですよね。

赤ちゃんが生後1ヶ月を過ぎたら「お宮参り」で神様にご報告

お宮参りは、男の子は生後31日目以降、女の子は生後32日目以降、神社にお参りに行くお祝い行事です。

産土神や氏神にお参りし、神様へご報告することで、生涯寄り添い守護してくださるとも言われています。

産後1ヶ月が一般的と言われていますが、慌ただしいうえに、赤ちゃんもお母様も体調が不安定なことも多いため、様子を見て日程を決めましょう。出産前の余裕がある時、参拝に行く神社や準備するものについて調べておくと安心です。

お宮参り

生後100~120日を目安に、ご家族そろって「お食い初め」を

生まれて3ヶ月頃には、表情が一気に豊かになります。この100日をお祝いするのが「お食い初め」。地域によっては、「100日祝い」や「百日祝い(ももかいわい)」などと呼ぶところも。

赤飯や鯛などを用意し、お料理を食べさせる真似をする儀式で、それまでの成長を祝い、「この先、一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行います。

そして、「丈夫な歯が生えますように」との願いから“歯固め石”も忘れられない重要なアイテムです。

最近では百貨店やネットでお食い初めキットが手軽に購入できるので、自宅でご家族と行う方も増えています。

ご両親を呼ぶ場合は事前に服装の確認を

「初正月」と「初節句」には、破魔弓や羽子板で無病息災と幸せを

昔は、初めてお正月を迎えるお子様のために、祖父母などが、男の子には「破魔弓」を、女の子には「羽子板」を贈っていました。

これらは魔除けや厄払いの意味が込められ、無病息災、子孫繁栄や幸せを願うためのもの。

また、3月3日の「桃の節句」や5月5日の「端午の節句」にも、雛人形や兜などと共に、羽子板や破魔弓を一緒に飾るという地域もあるようです。

1年間の成長に喜びを感じる「初誕生」。昔から伝わるお祝い儀式も

パパとママにとっても、1年間の成長に喜びを感じる最初の誕生日。昔から“初誕生”と言って、お子様の1歳の誕生日を盛大にお祝いしてきた風習があります。

地域差もあり、ご家族や親せきが集まって、「一升餅」や「選びとり」といった儀式を行いながら、盛大にお祝いすることも。

一升餅

最近では、部屋をバルーンなどで飾り付けたり、手作りコスチュームで記念撮影したりするご夫婦も多く、「#ファーストバースデー」というハッシュタグをつけてSNSに投稿するご夫婦もいらっしゃいます。

ただし、まだまだ手がかかる時期なので、準備も無理せず、ご夫婦一緒に楽しめるお祝いを見つけましょう。

リボンや布でコーディネート

7歳・5歳・3歳で、男の子と女の子の節目を祝う「七五三」

七五三は、数え年、もしくは満年齢の11月15日(混雑を避けて10月中旬~11月下旬の参拝も増えています)、女の子は3歳と7歳、男の子は5歳を迎えた年に神社へお参りをする日本の伝統的な行事。

一般的な常識やマナーを覚えておくのも大切ですが、地域によってお参りの仕方や年齢などに違いがあるようです。

和装や洋装などの衣裳を着る、食事会や記念撮影などをする場合もあると思うので、住んでいる地域にあわせて、ご両親やママ友に相談しておくと安心でスムーズです。

「七五三」いつ・何する?お参りの流れ&マナーを知ろう!

今回は、「育児の日」にちなんで、お子様が生まれる前後の行事をまとめてご紹介しました。お祝いの方法は星の数ほどあります。「どんなふうにお祝いしよう」と悩む時間もまた楽しい想い出となるはず。

日本に古くから親しまれてきた行事、または海外の新しい文化として、それぞれのご家族で工夫しながらお祝いをしたいと考えるおふたりにとって、お子様のお祝い行事の参考となれば幸いです。

<9月の記念日>
9月1日 防災の日
9月3日  ベッドの日
9月5日 計画と実行の日
9月6日 クルージングの日
9月8日  休養の日
9月9日 親子でCOOK(くっく)の日
9月10日 パンケーキの日
9月12日 育児の日
9月14日 コスモスの日
9月17日 イタリア料理の日
9月20日 空の日
9月21日 敬老の日
9月22日   夕陽の日
9月25日 主婦休みの日
9月26日 “くつろぎ”の日
9月29日 招き猫の日
9月30日 両親の日

※記事内容を最新情報に更新しました(2022.1.12)

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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