プロポーズされたのに話が進まない!動かない彼氏への対策は?
大好きな彼からプロポーズされたものの、その後、具体的な話が進まない…という話を聞くことがあります。新しく幸せな未来は気持ちよくスタートさせたいですよね。
彼が動かないことにイライラして当たり散らすのではなく、自分からも積極的に動いてみるほうがはるかに前向きです。そこでこの記事では、彼が動かない理由や対策を紹介します。
- 目次
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- プロポーズ後「婚約進まない」「彼氏動かない」はよくある?
- プロポーズ後動かない男性の気持ち・理由
- 不安がある
- やることがわからない
- 仕事が忙しい
- プロポーズから結婚までの期間はどのくらい?
- プロポーズ後に別れる可能性もある?
- 別れないためにはパワーワードを使わない
- プロポーズ後に話が進まないときの6つの対策
- 今の状況を把握する
- 今後の流れを話し合う
- 結婚式までの段取りを整理する
- 早めに親へ挨拶に行く
- ブライダルフェアに行く
- ・期限を設ける
- 相手の不安や気持ちを理解して少しずつ準備を進めていこう
プロポーズ後「婚約進まない」「彼氏動かない」はよくある?
実際のところ「彼からプロポーズをされたものの、その後話が進まずに悩んだ」という経験がある女性はどのくらいいるのでしょうか。大手結婚式場紹介サイト「マイナビウエディング」が調査したところによれば「プロポーズ後、話がいっこうに進まずに悩んだことがある」人は全体の4.5%でした。
出典:本当に結婚する気あるの?プロポーズされたのに、話が進まず悩んだエピソード集|マイナビウエディング
カップル20組に対し、1組は話が進まず悩んでいるようです。決して多いとは言えませんが、自分がそのケースに該当しないとも言い切れません。この中には「プロポーズ後、男性は積極的に動こうとしたが、女性はそうではなかった」パターンも含まれますが、男性が動かないパターンの方が多いようです。話が進まない代表的な事例として「親への挨拶に消極的」「結婚式の準備をまともにしようとしない」などが挙げられています。
プロポーズ後動かない男性の気持ち・理由
男性がプロポーズをしたにも関わらず、その後具体的な動きがないことには、さまざまな理由が隠されています。「確かにプロポーズしたけれど、相手への気持ちが変わって、結婚自体したくなくなったから」とは限りません。
きちんと話し合いをして、本当のところを知れば安心できる理由も多くあります。彼の思いを理解し、寄り添いながら話を進めていくことが大切です。
不安がある
「彼女が好きだから」と勢いでプロポーズをしてみたものの、本当に結婚して良いのか不安になってしまったことから、話が進まなくなることもあるでしょう。恋愛と結婚の大きな差の1つに、現実的な問題やふたりの間で収まらない問題が多く出てくることが挙げられます。
たとえば、結婚式を挙げたり、将来的に家を買ったり、子どもをもうけたりしたい場合は、相応の貯金や収入が必要です。また、お互いの親への挨拶も必要ですが、初めてならまったく勝手がわからないでしょう。
相手の親や自分の親からふたりの結婚自体を反対される事態も起こり得ます。このように、次々と出てくる問題とどう折り合いをつければよいか分からず、何も行動が起こせなくなってしまうのです。
やることがわからない
「彼女にプロポーズする」ということがひとつの大きなゴールであった場合、次の目標を見出せずに、やることが分からなくなってしまうパターンも多くあります。
素敵なレストランを予約し、花束や婚約指輪を準備し、プロポーズの言葉を考えて…と、プロポーズを成功させるために一生懸命になる男性は珍しくありません。しかし、プロポーズの返事を聞いて安心してしまい、その後何をしたらよいか分からなくなる状態に陥ってしまうのです。
また、「結婚式の準備は彼女に任せよう」と考えている男性も多くいます。「結婚式は女性が主役だから好きにやらせてあげたい」という思いからくるものですが、この気持ちを知らなければ、「何もしてくれない」と不満になってしまうでしょう。
▶プロポーズ後は何から始める?結婚式当日までの結婚準備スケジュール
仕事が忙しい
単純に「仕事が忙しい」という理由で、その後の準備を進める時間がないパターンもあります。毎日忙しいからこそ、「とりあえず自分の気持ちを伝えたかった」という理由でプロポーズをすることも考えられます。そして、彼女からOKの返事をもらうと「結婚するのだから、もっと仕事を頑張らねば」と気合を入れてしまいがちです。
彼がこのタイプだった場合は、いっそ彼女主導でプロポーズ後の準備を進めるのも1つの選択肢です。「仕事が忙しいみたいだから、私の方でもいろいろ調べて相談するね」と伝えれば、彼も安心して仕事に打ち込めるでしょう。
プロポーズから結婚までの期間はどのくらい?
プロポーズを婚約として考えた場合、結婚(婚姻届を出す)までの期間は、半年~1年以内であるのが一般的です。もちろん、転勤や海外赴任に同行するなどの理由で、早めに法的な夫婦になっていた方が良い事情がある場合は、これよりも早くなる可能性があります。
早まる分には問題ありませんが、逆にプロポーズから結婚まであまりに期間を空けてしまうのは避けた方が良いでしょう。親や周りから不信感を抱かれる原因にもなります。
もし、「どちらかの家族・親族に不幸があって喪中である」「子どもを授かったので出産まで待ちたい」など、結婚式をすぐに挙げられない事情がある場合は、早めに周囲に説明しておきましょう。
プロポーズ後に別れる可能性もある?
残念ながら、プロポーズを成功させたり、同棲を始めたりしてからも、お別れをしてしまうカップルは一定数います。原因として考えられるのは、「恋愛と結婚の違いへの気づき」です。
結婚に向けて動き出すと、結婚後の働き方、子どもや家のこと、お互いの家族との付き合い方、周囲への挨拶や結婚式など、長く広い視点で一緒に考えるべきことが多くあります。そして、そのときに初めて「理想の生活や考え方が違う」と気づくことがあります。
また、一緒に生活を始めると「部屋の扉を閉めない」「食事をするときに音を立てる」など、相手の些細な行動や生活習慣が気になってしまう人もいるはずです。「一緒には生活できない。結婚前に気づいてよかった」と別れるパターンも少なくありません。
別れないためにはパワーワードを使わない
プロポーズをされたにも関わらずその後が進まない場合、つい彼を責めたくなることもあるでしょう。しかし、追い詰めるのは得策ではありません。
「私と結婚したくないの?」「結婚やめようか?」などのパワーワードは、せっかくプロポーズをしてくれた相手を嫌な気分にさせてしまいます。本当に結婚を考え直すことになる可能性もゼロではありません。
「別れたくない、結婚したい」と思うなら、不満ではなく不安を伝えるようにしましょう。「プロポーズされたのは嬉しいけど、その後進展がないのがちょっと不安で」と伝えれば、今後どう動くべきかを彼も真剣に考えてくれるはずです。
プロポーズ後に話が進まないときの6つの対策
プロポーズ後に話が進まなかったとしても、冷静さを失ってはいけません。現状を把握して、ネックになっていることをひとつひとつ解決していきましょう。
今の状況を把握する
最初にやるべきことは、今の状況を把握することです。プロポーズを受けたものの、先に進まない理由を明らかにします。
以下の点について、お互いの現状を把握してみましょう。
・仕事
・今後の計画
・経済状況
また、準備が進まないことに関して、彼からも話を聞いてみるのが大事です。
・仕事が忙しく手が回らない
・何をすれば良いかわからない
・家族など周囲の人から反対されている
など、彼の話の内容によっても、今後の進め方は異なってきます。
今後の流れを話し合う
プロポーズを受けたら、その後は婚姻届の提出・結婚式と進んでいく流れが一般的です。住居探しをしなければならないケースもあるでしょう。やらなくてはいけないことをふたりで把握し、一歩ずつ着実に進めていくようにしましょう。なお、どちらか一方が結婚式場、婚約指輪・結婚指輪にあまり関心がないタイプの場合は、得意な方がある程度候補を絞って提案するのも1つのやり方です。
他にも、ふたりで結婚生活をしていくにあたって、重要だと思うことがあれば加えておきましょう。大事なのは、ふたりの意見をすり合わせておくことです。あいまいにしたまま進めてしまうと、後々ケンカが起きる原因にもなります。
結婚式までの段取りを整理する
結婚式をする予定であるなら、まずは結婚式前後の段取りを把握しておきましょう。一般的に結婚式までにしておかなければならないことは以下の通りです。
・両家への挨拶
・両家顔合わせ
・婚約指輪・結婚指輪探し
・入籍準備
・結婚式場探し
・結婚式準備
・新婚旅行新居探し
▶結婚式場が決定してから打合せ開始までに準備できること【結婚式以外の準備編】
また、結婚式をする際は、さらに細かい部分まで決める必要があります。少なくとも、以下の点についてはふたりの認識をすり合わせておきましょう。
・ゲストの顔ぶれ
・親御様のご希望ドレスか和装か
・時期やお日柄
・立地条件
・費用
早めに親へ挨拶に行く
親御様への挨拶はできるかぎり早めに済ませましょう。プロポーズは、ふたりだけの約束に過ぎません。しかし、親御様を含めた家族などの第三者に共有することで、現実味が増していきます。結婚式に関する希望を聞かせてくれたり、資金を援助してくれたりする話も出るかもしれません。
また、挨拶をしにいくことで、親からも「結婚式はどうするの?」「いつから一緒に住むの?」など、良い意味でのプレッシャーをかけてもらえます。自分だけでなく相手の親からのプレッシャーによって、彼も重い腰をあげてくれるでしょう。
▶【挨拶文例】親への結婚の挨拶。当日の流れと注意したい訪問マナー
ブライダルフェアに行く
彼が結婚式の準備に積極的でない場合は、デートに誘うつもりで式場のブライダルフェアに一緒に足を運んでみましょう。
ブライダルフェアとは、式場の見学会や説明会です。会場を見たりウェディングプロデューサー(ウェディングプランナー)の話を聞いたりするだけでなく、結婚式で出すお料理の試食や模擬挙式など、彼も一緒に楽しめるイベントが多く盛り込まれています。
また、結婚式場のスタッフが段取りについてアドバイスもしてくれるので、わからないことはどんどん質問しましょう。
結婚式に対して抱いていたぼんやりとしたイメージがリアルに想像できる形になることで、彼も「準備をすすめなきゃ」と動き出してくれるでしょう。
なお、アニヴェルセルでも、ブライダルフェアを開催しています。当日の流れや、参加する際の服装を含めた準備のポイントについては、こちらを参考にしてください。
・期限を設ける
プロポーズ後のことについて相談しても、「今度考えるよ」「今は忙しくて」と先延ばしにされる場合は、期限を設けて進めるのもひとつの方法です。
その際は、「結婚式を来年の○月にしたいから、親への挨拶は○月までに済ませよう」などゴールから逆算して提案するとよいでしょう。
やるべきことをリストアップし、順番と期限を決め、ふたりでひとつずつクリアにしていくゲーム感覚で楽しんでもよいかもしれません。
漠然と「あれもこれもしなきゃ」という状況では、お互いを追い詰めることになり、ケンカにもなりやすいでしょう。彼にプレッシャーをかけすぎずやる気を出してもらうためにも、段階的に期限を設定すると効果的です。
相手の不安や気持ちを理解して少しずつ準備を進めていこう
せっかくプロポーズを受けたのなら、その後の結婚準備もおふたりで楽しく進めたいですよね。
もし、プロポーズ後何の進展もないなら、まずは「先に進まなくて不安」と率直に彼へ伝えるのが大事です。そして、おふたりで「今やるべきこと」を把握し、協力し合いながら進めていきましょう。
とくに結婚式の準備は、決めることが多くて大変だからこそ、お互いにコミュニケーションをとりながらよりよいものにできたらいいですね。結婚式当日までの準備スケジュールについては、以下の記事もぜひ参考にしてくださいね。
\式場見学で結婚式準備の流れを知ろう!/
- この記事を書いた人
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ライター 荒井美亜
ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)兼ライターです。金融関連の記事を主に手掛けていますが、新しいことにも積極的にチャレンジしていきたいと思います。「?」が「!」になる記事を書くのが目標です。