
結婚式場が決まらない!悩んだときの解決策と先輩カップルの決め手
結婚が決まったら、次は式場選び。しかし、「いざ探してみると魅力的な結婚式場がたくさんあって決められない…!」と悩んでいるカップルは少なくありません。人生の晴れ舞台である結婚式ですから、おふたりが納得できる結婚式場で挙げたいものですよね。
今回は、結婚式場を決めるポイントや先輩花嫁たちの決め手、即決して後悔したケースなどを紹介します。結婚式場を決められないと悩んでいるカップルのみなさんは、ぜひ参考にしてください。
- 目次
-
- 結婚式場に悩むカップルは多い!
- 結婚式場が決められない時の解決策10選
- 会場ごとの情報を整理する
- ふたりのこだわりと妥協点を確認し合う
- 先輩カップルのSNSをチェックする
- ゲスト目線で考えてみる
- 親に相談してみる
- 結婚式当日をイメージしてみる
- どんな写真が撮りたいか想像してみる
- 悩んでいる会場にもう一度相談に行ってみる
- 新しい会場にもう1件行ってみる
- 直感に従う!
- みんなの決め手になったのは?
- 会場の雰囲気
- 日程
- 費用
- ゲストの満足が高まるお料理
- 立地・交通アクセス
- スタッフ
- 悩まず即決して後悔したポイントも確認
- 最終見積りが予算を超えた
- 希望のドレスが着れなかった
- やりたい演出ができなかった
- 結婚式場が決まらなくても焦らないで。満足のいく式場選びを
結婚式場に悩むカップルは多い!
結婚式場を探すために式場見学やブライダルフェアに行ったけれど、「どこも素敵でなかなか決まらない…!」そう悩むカップルは多いもの。人生最高の晴れ舞台だからこそ、式場選びで後悔はしたくありませんよね。
式場選びには、立地・衣裳・料理・演出など比較ポイントがたくさんあります。見学に行けば行くほど、選択肢も多くなって迷ってしまうことは少なくありません。
結婚式場が決まらないときはどうすればスムーズに進むのか、解決策を紹介します。そして、先輩花嫁たちは最終的にどう決めたのか、参考にしてみましょう。
結婚式場が決められない時の解決策10選
結婚式場が決まらないときは、情報を整理して見比べ、お互いのこだわりや妥協点を考慮しながら絞り込んでいくと良いでしょう。おもてなし重視の場合は、ゲスト目線で考えると満足度の高い結婚式になります。
いろいろな視点から考え、自分たちの納得のいく結婚式場を選んでくださいね。
会場ごとの情報を整理する

まずは、悩んでいる会場の情報を項目ごとに書き出し、メリット・デメリットを整理しましょう。「A会場の雰囲気も素敵だけど、B会場のお料理も魅力。予算的にはC会場がお得…」と、頭の中で悩んでいる内容を可視化するとスッキリします。
重要な項目と候補の会場を表にし、◎◯△や5段階で評価すれば、総合的にどの会場がよいのか客観的に判断でき、おふたりでの話し合いの際にも役立ちます。
ふたりのこだわりと妥協点を確認し合う
おふたりがこだわりたいポイントや妥協できるポイントを整理して、優先順位をつけてみましょう。優先順位の高いポイントを満たす結婚式場が見つかるかもしれません。
おふたりの門出を祝う結婚式。こだわりたいポイントはそれぞれにあるでしょう。しかし、あれもこれもとこだわっていては、なかなか結婚式場も決まらないため、お互いの妥協ポイントを見極め、気持ちを切り替えることも大事です。
先輩カップルのSNSをチェックする

おふたりが気になっている結婚式場で実際に結婚式を挙げた先輩の写真や話をSNSで確認するのも良い方法です。広告写真にはない別角度からの写真や先輩花嫁のリアルな声は判断材料のひとつになり、結婚式当日をイメージしやすくなるでしょう。
結婚式場の雰囲気や演出、衣裳、料理などを詳しく見たい場合は、写真投稿に特化したインスタグラムなどがおすすめです。
ゲスト目線で考えてみる
結婚式の主役はおふたりですが、ゲストを招待する側であることを思い出し、ゲスト目線で判断してみることも大切です。
美味しい料理に感激したり、 非日常の空間を体感したり、面白い余興やゲスト参加型のゲームを楽しんだりと、ゲスト目線を決め手にすることで最終的に満足度の高い式になったという声も多く寄せられています。高齢や遠方のゲストに対してはアクセスの良さなども考慮する必要があるでしょう。控室の設備が整っていることも満足度を左右するポイントです。
一番喜ばせたい人の顔を想像しながら、おふたりの思い描くゲストへのおもてなしが実現する結婚式場を選ぶもの良いでしょう。
親に相談してみる

お互いの両親の意見を聞いてみると、先輩としての貴重な視点を得られるかもしれません。
「ふたりの結婚式だから、ふたりの好きなように」と思っていてくれる両親でも、結婚式について相談されるのは親としても嬉しいことです。
ただし、両親の意見を聞いてしまった以上は、他の会場に決めづらくなります。もしも両親と意見が割れたら、反対する理由を聞き、どうすれば良いかじっくりと話し合いましょう。
結婚式当日をイメージしてみる
結婚式の理想的な1日の流れを思い浮かべてみると、細かい部分も見えてきます。「フラワーシャワーが素敵」「階段のある披露宴会場が理想にぴったり」など、はじめに結婚式場に惹かれるポイントは結婚式の一部分であることが多いものです。
しかし、結婚式には1日の流れがあります。会場に到着して準備を始めるところからゲストをお見送りするところまでを想像してみると、「どんな1日を過ごしたいか」という観点から総合的な要素を加味して会場を選ぶことができるでしょう。
どんな写真が撮りたいか想像してみる
結婚式の想い出は、写真に残しておきたいもの。おふたりの結婚式を1枚の写真で表現するとしたら、どんな写真にしたいか想像し、それに合わせて結婚式場を絞るのも良い方法です。
幻想的な演出のなかで撮りたい、ゲストに囲まれた状態で撮りたい、お気に入りのロケーションを背景にふたりで撮りたいなど、写真撮影にもこだわりたいカップルも多いでしょう。
気になっている式場にはもう一度足を運び、撮影ポイントを確かめておくとより安心です。
悩んでいる会場にもう一度相談に行ってみる
会場ごとの情報を整理したうえで、気になる会場にもう一度行けば、最初に訪れたときには気づかなかった視点も含めて冷静に会場を見ることができるでしょう。
行く前に気がかりなことがあれば、再度訪れた際に「この点で悩んでいます」と正直に相談してみましょう。 プランナーが、解決策やおふたりの理想に沿った最適なプランを提供してくれるでしょう。
新しい会場にもう1件行ってみる
候補を絞っても決まらない場合は、まったく別の会場に行ってみるのもひとつの手です。絞り込んだ結婚式場にはない魅力のある式場に出会えるかもしれません。
新たな視点がプラスされて、やりたい演出が思い浮かぶなど、それまでにはなかったアイデアが湧くことも。どの結婚式場も悪くはないけれど、決定打に欠けるといった場合は、思い切って別の会場に行くことも検討してみてください。
直感に従う!

いろいろと考えすぎて決めきれなくなってしまった場合は、最初の「ここがいい!」という直感に従うのもアリです。ワクワクする式場や気分が高揚する式場を選べば、楽しい想い出が残るでしょう。
式場見学やブライダルフェアに行った際、雰囲気や演出に一目ぼれして、ほかの結婚式場も見に行ったけれど、最終的には一目ぼれした結婚式場を選んだというカップルもいます。甲乙つけがたい場合は、自分たちの直感で結婚式場を選んでみてください。
みんなの決め手になったのは?
ここからは、結婚式場選びに迷った先輩花嫁(カップル)たちは何を決め手にしたのか紹介します。多くの先輩花嫁たちが重視しているポイントもわかるでしょう。ゲスト目線で選んでいることにも着目し、おふたりとゲスト、両方が満足のいく結婚式場を選んでください。
会場の雰囲気
多くのカップルの決め手となったポイントが、会場の雰囲気です。雰囲気は、結婚式の方向性を左右する要素。結婚式のテーマにあっているか、ゲストが喜んでくれるかなど、多くのカップルが雰囲気を重視しています。
「明るくて楽しい雰囲気の式場もいいけど、ラグジュアリーでムードある雰囲気の式場もいい」「ガーデンウェディングに憧れて実際に見学に行ったけど、思ったよりもガーデンが小さかった」といったことがあると、なかなか式場も決まりませんよね、自分たちが会場に足を踏み入れたときに「ここで挙げたい!」と思ったかどうかがポイントです。
日程

希望の日程が空いているかどうかも、重要な決め手です。
人気の結婚式場は早い段階で予約が入ります。良い日程はすぐに埋まってしまう可能性が高いため、「ここで挙げたい!」と思った会場で、希望していた日程や時間帯などが空いていたらとてもラッキー。
式場見学に行く際は、あらかじめ希望の日程や日柄をいくつかピックアップしておき、ヒアリングのときにプランナーに伝えておくとスムーズに進みます。また、日柄は親御様も大切にしていることがあるので、親御様にも事前に確認しておくと良いでしょう。
費用

費用も外せない決め手です。予算内で希望が叶う結婚式場を選ぶカップルも多くいます。
どんなに雰囲気が良くて希望の日程がとれても、予算に合わなければその結婚式場で挙げることがむずかしくなります。昨今ではブライダルローンが組める結婚式場も増えており、こちらを活用して希望通りの結婚式場で挙げるというカップルも。
費用に関しては、予算をあらかじめ相談しておき、提示された見積りが範囲内に収まっているか確認しましょう。事前に把握しておけば、予算に合わない場合にも ブライダルローンを活用したり親御様に相談したりするなど、ある程度心積りもできます。
ゲストの満足が高まるお料理
ゲストの満足度が左右されるポイントである、お料理を決め手としたカップルも多数います。
お料理は、結婚式のおもてなしのなかでもゲストの期待が最も高まる部分。お料理が美味しい結婚式はゲストの満足度も高いので、こだわりたいカップルも少なくありません。
最近では、美味しいお料理であることはもちろん、オリジナルメニューを取り入れたりシェフが実演したりと、工夫を凝らすカップルも増えています。
ドリンクの種類やアレルギーへの対応が可能かどうかも大切なポイントとなるため、確認しておきましょう。
立地・交通アクセス
ゲストの利便性と安全を考え、立地や交通アクセスの良さが決め手となるケースも多くあります。
特に、高齢のゲストがいる場合は体に負担をかけないよう、駅から近い会場にするなど配慮するカップルもいるようです。遠方からの出席で宿泊するゲストに対しても、会場からホテルまでの交通アクセスが良いか確認することも。
最近はリモートでも打ち合わせができるため、立地を気にしないカップルもいるかもしれません。しかし、準備のために何度か行き来することを考えると、通いやすさを考慮して選んだほうが良さそうです。
スタッフ
結婚式場のスタッフも大きな決め手のひとつです。「案内してくれたスタッフの接客が良かった」と、スタッフの対応で決めたカップルもいます。
結婚式場のスタッフには、真心のこもった言葉と態度でおもてなししてほしいもの。どんなに雰囲気が良い結婚式場でも、スタッフの対応が良くなければ残念に思いますよね。
当日安心してゲスト対応を任せられるか、担当のスタッフだけでなくほかのスタッフの印象もとても大切です。
悩まず即決して後悔したポイントも確認
ここからは逆に、先輩花嫁(カップル)が悩まずに即決して後悔したポイントを紹介します。
即決のメリットには、時間を無駄にしないことや人気の日程をいち早くおさえられるといったことが挙げられるでしょう。特典やキャンペーンも適用され、お得になることも即決のメリットといえます。
しかし、よく考えずに決めてしまうと、これから紹介する3つのポイントに後悔するかもしれません。あらかじめ3つのポイントを把握したうえで、決定するのがおすすめです。
最終見積りが予算を超えた

もっとも多くきかれる後悔は、予算オーバーです。式場見学時にもらった見積りから値上がりし、最終的に大幅に予算を超えてしまったケースです。
式場見学時にもらう見積りは、最低限の内容で算出されていることがあります。なぜかというと、この段階ではまだ結婚式に関して細かい打ち合わせをしていないからです。
そのため、お料理のグレードを高くしたり人数を増やしたりと、具体的に内容を詰めていくことで、最初の見積りから金額が上がったと感じることが多いようです。
予算オーバーを避けるには、あらかじめ招待する人数ややりたい演出などを決めて整理しておきましょう。見積りを作成してもらったり、どれくらい費用が掛かるのか確認したりすると安心です。
希望のドレスが着れなかった
ドレスも後悔しやすいポイントです。具体的には、以下の声が寄せられました。
・結婚式場が提携しているドレスショップに好みのドレスがなかった
・持ち込みをしようとしたら別途持ち込み料がかかった
・着たかったドレスがあったが、予算オーバーだった
・すでに先約が入っていた
ドレスで後悔しないためにも、あらかじめ、結婚式場が提携しているドレスショップを確認したり、そのドレスショップを見学させてもらったりして、希望のドレスがあるか、また予算にあっているか把握しておきましょう。
併せて、衣裳の持ち込みが可能か、可能な場合は持ち込み料はいくらかかるかなども確認しておくと安心です。
やりたい演出ができなかった
事前の確認不足で、やりたい演出ができなかったという声もありました。
具体的には、「先輩カップルのSNSを見て決めたが、その演出ができるプランや会場が限られていた」「手作りのアイテムを持ち込みたかったが持ち込み料が高額だった」など。
演出は、会場を盛り上げたりゲストに楽しんでもらったりするためにも、多くのカップルがこだわりたいポイントでしょう。それが叶わないと、心残りに思うかもしれません。
やりたい演出を実現させるためにも、 式場を決定前に、先輩カップルや広告の写真を見せてできるか確認しておくと安心です。
結婚式場が決まらなくても焦らないで。満足のいく式場選びを
全国には素敵な結婚式場がたくさんあるので、ひとつに決めるのは難しいですよね。
どこが良いのかわからなくなってしまったときは、情報を整理して表にまとめるなどして比較してみましょう。そのうえで、先輩花嫁のSNSや親御様の意見も参考になるかもしれません。また、最後は直感に従うという決め方も。
結婚式場を選ぶ基準は、カップルによってさまざま。もしも迷ったら、今回紹介した先輩花嫁たちの決め手をぜひ参考にしてください。意見が割れるときはお互いのこだわりポイントや妥協点を擦りあわせ、方向性を明確にしましょう。
おふたりでよく話し合って選び、「この結婚式場にして良かった!」と思えるような結婚式にしてくださいね。