
彼氏を親に紹介するタイミングはいつ?切り出し方や当日の流れを解説
「彼氏と結婚を考えている」
「自分の家族のことを彼に知ってもらいたい」
「両親に心配をかけたくない」
彼氏を親に紹介したい理由や心理は人によりさまざまですが、両親との初対面はカップルにとって大きなイベントのひとつです。でも、いざ彼氏に両親を紹介するとなると、緊張したり恥ずかしくなったりしてしまうもの。彼氏と両親がお互い良い印象を持てるよう、事前にしっかり準備しておきたいですよね。
そこで今回は、彼氏を親に紹介するタイミングや切り出し方、当日の流れを紹介します。事前に質問されそうな項目や紹介するときのポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
- 目次
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- 彼氏を親に紹介するタイミングはいつがベスト?
- 付き合い始めてすぐ
- 彼氏に「挨拶に行きたい」と相談されたら
- 両親に紹介してほしいと言われたら
- プロポーズをされたら
- 結婚前に同棲をしたいと思ったら
- 妊娠がわかったら
- 【文例付き】両親に彼氏を紹介する時の切り出し方
- 「紹介したい人がいる」と伝える
- 「結婚を考えている人がいる」と切り出す
- 「彼氏が挨拶したがっている」と伝える
- 両親に紹介する前に彼と準備しておきたいこと
- 両親の人柄や価値観を彼氏に伝えておく
- 日程の調整や場所決めをしておく
- 当日に両親に伝える内容や話題を話し合っておく
- 手土産を用意しておく
- 彼氏を紹介する時に親に質問されそうなこと
- 結婚への真剣度合い
- 職業や将来のビジョン
- 彼氏を親に紹介する際のポイントと注意点
- 服装など身だしなみを整える
- 言葉遣いや食事マナーを意識してもらう
- 両親の前で過度なスキンシップをとらない
- 恥ずかしいと思わせないよう和やかな雰囲気をつくる
- 緊張する彼氏と両親の会話の橋渡し役となろう
彼氏を親に紹介するタイミングはいつがベスト?
いつ彼氏を親に紹介すればよいか、タイミングを迷っているカップルも多いかもしれません。ベストな時期は、お付き合いの進度や家庭の事情によっても異なるため、タイミングを見極めることが大切です。
ここでは、各シチュエーションを紹介しているので、自分たちにとってベストなタイミングを選んでくださいね。
付き合い始めてすぐ

まだ付き合って日が浅いから紹介はできないのではと思う人もいるかもしれませんが、付き合って1ヶ月くらいで彼を親に紹介するのもひとつのタイミングです。特に結婚を考えている場合は、早めに紹介して両親の意見を聞いておいたほうが良いかもしれません。今後、家族ぐるみで付き合うことも視野に、彼の人柄や誠実さなどを見極めてもらいましょう。
また、先に紹介しておけばオープンに付き合えるので、デートや外泊がしやすくなるのもメリットです。
彼氏に「挨拶に行きたい」と相談されたら

彼女から親を紹介したいと言われると、彼氏は緊張したり恥ずかしいと思ったりするものです。そんなときは、無理はさせずに彼氏のタイミングに任せてみましょう。彼氏のほうから挨拶を申し出るということは、より交際への本気度が伝わりやすくなります。
両親側から見ても「彼なら安心して娘を任せられる」と好感度が高まります。結婚を考えているなら、併せて伝えておくと今後の段取りもスムーズに進みやすくなるでしょう。
両親に紹介してほしいと言われたら

両親から「彼氏を紹介してほしい」と言われた場合は、紹介のタイミングとして絶好の機会です。彼氏のことが気になるからこその打診のため、両親に余計な心配をかけないためにも早めに紹介しましょう。
両親側も前向きな気持ちで彼氏に会おうとしているので、親の不安を解消できるよう彼の人となりを紹介できれば、より良い印象を残せるはずです。
プロポーズをされたら
プロポーズは結婚の意志をお互い確認するものであり、プロポーズ後に親へ紹介するのは自然な流れです。ただし、結婚を決める前に先に挨拶をしてほしいと思う親もいるため、その場合は事後報告のような形にせず「結婚を考えている」と意思表示をするにとどめておくのが無難かもしれません。両親の考え方や気持ちも考えながら、伝え方に気をつけましょう。
結婚前に同棲をしたいと思ったら

結婚前に同棲をするカップルも少なくありません。親によっては同棲にマイナスイメージを持つ場合もあるため、このタイミングで彼氏を紹介しておくと両親も安心するでしょう。両親に挨拶をすることで彼氏にもけじめや覚悟が芽生え、将来のことについて真剣に考えるきっかけにつながります。
同棲前の準備や同棲生活のコツについては、以下の記事をチェックしてください。
妊娠がわかったら

妊娠はカップルにとっての大きな転機であり、おふたりが将来をどう歩むか大きな決断を迫られるときです。子どもができたことで結婚を決意するケースも少なくありません。両親を安心させるためにも、妊娠がわかった時点で彼氏を紹介することが大切です。
親に紹介しないまま報告が遅くなるほど、両親の彼氏に対する不信感が大きくなる可能性があるため、できるだけ早めに伝えるようにしましょう。
妊娠報告のタイミングや挨拶の流れについては以下で詳しく紹介しているので、一緒にご覧ください。
【文例付き】両親に彼氏を紹介する時の切り出し方
両親に彼氏を紹介したくても、どう切り出したら良いかわからず伝え方に迷うかもしれません。ここでは、スムーズに両親に彼氏を紹介できるよう、いくつかの切り出し方のパターンを紹介します。文例付きでまとめているので、ぜひ参考にしてください。
「紹介したい人がいる」と伝える

両親への切り出し方として、シンプルな切り出し方です。まだ結婚を具体的に考えていない段階でも使いやすく、両親にもフランクな感じに伝えられるでしょう。
「実はお付き合いしている人がいるんだけど、一度挨拶をさせてもらいたいと思ってるの」
「紹介したい人がいるんだけど、近いうちに時間を作ってもらえるかな?」
このような形で切り出せば、両親にもすぐに状況が伝わります。両親が彼氏の存在を知らない場合や、付き合っていることをあまり話していない状態であれば、彼について事前に少し紹介しておくと安心です。
「結婚を考えている人がいる」と切り出す

彼と結婚を考えている場合は、ストレートに切り出すと本気度が伝わります。
「将来的に結婚を考えている人がいるので、一度お父さんとお母さんに挨拶したいと思ってるんだけど、どうかな?」
「今付き合っている彼氏と結婚したいと思ってるんだ。今度会ってほしいんだけどいつなら大丈夫?」
もし両親が彼氏のことを知っているのであれば、プロポーズの有無などを質問されるかもしれません。突然の報告にびっくりしている可能性もあるため、質問には丁寧に答えてあげましょう。
親へ結婚報告をする際の注意点ややるべきことは、以下の記事にまとめているのでチェックしてください。
「彼氏が挨拶したがっている」と伝える

心配性な両親や、交際に反対的な姿勢を示している場合におすすめの切り出し方です。彼氏側から挨拶したいと伝えることで、両親に彼の誠実な姿勢を印象付けることができます。
「彼がお父さんとお母さんにぜひ挨拶をしたいって言っているんだけどどうかな?日程を相談できたら嬉しい」
「彼氏が『ぜひ一度ご挨拶させてください』って言ってるんだよね。会ってもらえるかな?」
かしこまりすぎてしまうと両親も身構えてしまうので、食事をしているときなど和やかな雰囲気のときに切り出すことをおすすめします。
両親に紹介する前に彼と準備しておきたいこと
お互いにマイナスな印象を与えないためにも、彼と準備や打ち合わせをしておくと当日スムーズです。ここでは、彼氏に親を紹介する前に準備しておきたいことや、事前に伝えておくべきことを紹介します。
両親の人柄や価値観を彼氏に伝えておく

相手の両親に会うのは誰だって不安なもの。両親がどんな人か事前に知っておくことで、会話の内容や話し方をイメージしやすくなります。例えば、父親が厳格で寡黙な性格の場合、「父は少し厳しいところがあるけど、誠実な態度で話せば理解してくれるよ」などと事前に伝えておけば、緊張が和らぐかもしれません。
こうした事前の情報共有により、彼氏もしっかりとした準備と心づもりで当日を迎えられ、話もスムーズに進みやすくなるでしょう。
日程の調整や場所決めをしておく

彼氏を紹介する際は、両親になるべく負担がかからないよう、どこで会うかも含め日程や場所を調整しましょう。日程については両親のスケジュールを優先し、彼氏にも柔軟に対応してもらい、無理のない日時を設定することが大切です。
挨拶を自宅でする場合は両親に負担をかけないよう、食事の時間帯は避けるなどの配慮をし、もてなしは不要な旨をあらかじめ伝えておきます。レストランなどで父親や母親に彼氏を紹介する場合は、落ち着いて話せるように個室を予約しておくなど配慮しましょう。
当日に両親に伝える内容や話題を話し合っておく

いざ両親と話すなったときに何を伝えたいか、どんな話をしたいのか方向性が定まっていないと、会話にまとまりがなくなってしまいます。当日に伝えたい内容と、両親から質問されそうな仕事や趣味などの話題を共有し、事前にシミュレーションしておきましょう。
また、両親が好きな話題をあらかじめ伝えておくことで、自然な会話の流れを作ることができ、好印象を与えるきっかけになります。会話の流れがわかっていれば、彼女側もアシストしやすくなるでしょう。
手土産を用意しておく

手土産は、彼氏の誠意や礼儀正しさを示す重要なアイテムです。手ぶらで挨拶をするのはマイナスな印象を持たれる可能性があるため、必ず事前に購入して用意しておきます。彼に手土産の用意をお願いする際は、両親の好みをあらかじめ伝えておくと良いでしょう。
特に両親の好みがない場合は、万人受けする有名店の銘菓が無難です。他にも、彼の地元の名産品であればそこから話題を広げやすく、彼氏のこともよく知ってもらえるので好感度アップにもつながりやすくなります。
彼氏を紹介する時に親に質問されそうなこと
親に聞かれそうなことを事前に想定しておくと、スムーズな受け応えができます。ここでは、彼氏を両親に紹介する際によく聞かれる質問内容と回答例をチェックしていきましょう。
結婚への真剣度合い

両親が気にすることとして多いのが、娘に対する交際の本気度です。結婚も含め、将来のことをどれだけ考えているのか心配するのも親心。彼氏の回答次第では、両親の安心感や彼に対する信頼度が大きく変わることもあり得ます。
「娘のどういうところが好きですか?」
「いつ頃結婚を考えていますか?」
といったことを質問されるケースが多いため、両親が納得できるような誠実で具体的な回答が重要です。結婚時期や将来計画などを事前に考えておくよう、彼氏にお願いしておきましょう。
職業や将来のビジョン

娘の将来や安定した生活を考えると、彼氏の経済面や世間的なども両親は心配するものです。特に仕事やキャリアについては、職種や肩書など具体的な話を聞かれる可能性が高いでしょう。
将来のビジョンについては、まだ明確に決まっていない場合でも真摯に自分の思いを伝える姿勢が重要です。両親に誠実さを感じてもらえることが、信頼を得る大きなポイントになります。
彼氏を親に紹介する際のポイントと注意点
彼氏を紹介したときに両親に好印象を与え、今後も良好な関係を築くためには、注意すべき点がいくつかあります。ここでは服装やマナーなど、気をつけたいポイントを見ていきましょう。
服装など身だしなみを整える

初対面における第一印象は非常に重要です。両親が気にいるような、落ち着いた服装を選ぶよう彼にアドバイスしましょう。例えば、スーツやジャケットスタイルはフォーマルの場にふさわしいので、多くの場合良い印象を与えることができます。逆にカジュアルすぎる服装やピアスなどの装飾品は控えましょう。
また、仮にフォーマルな服装であっても、シャツがヨレヨレだったり髪が乱れたりしていては、だらしない印象を与えてしまいます。彼氏には清潔感を重視した身だしなみで来てもらうようにしましょう。
季節別の詳しい服装のマナーについては、以下の記事も参照してください。
言葉遣いや食事マナーを意識してもらう
両親に会う際は、彼に丁寧な言葉遣いや食事マナーを意識してもらいましょう。自分の名前をさん付けで呼んでもらう、正しい敬語を使うなど、丁寧な話し方で臨むことが大切です。
食事の場が設けられている場合は、箸の使い方や食べ方にも気をつけてもらう必要があります。食事マナーのポイントについては、以下の記事で詳しく紹介しているので併せてご覧ください。
両親の前で過度なスキンシップをとらない
彼氏のことがどんなに好きでも、両親の前でイチャイチャするのはNGです。手をつないだり肩を寄せたりするなどのスキンシップは、両親が不快に思う可能性があります。初対面の場では、適切な距離感を保って接するよう心掛けましょう。
二人の親密さは、言葉や態度で間接的に伝えるほうが両親に好印象を与えられます。彼氏は仲の良さよりも、礼儀正しい態度を示すことで誠実さをアピールするほうが得策です。
恥ずかしいと思わせないよう和やかな雰囲気をつくる

彼氏と両親は初対面のため、雰囲気を和ませる役割を担うのは彼女自身です。双方の緊張や恥ずかしさを和らげるための雰囲気づくりを心掛けましょう。
例えば、彼氏に趣味や得意分野などの会話を振り、両親が質問しやすい環境を作るなど、会話の橋渡しをすることで自然な会話が生まれやすくなります。笑顔で話す、会話の中に冗談を交えて場を盛り上げるなど、ちょっとした工夫がポイントです。
緊張する彼氏と両親の会話の橋渡し役となろう
初対面は誰しも緊張するものですが、相手が彼女の両親となれば気負いしてしまう彼氏も多いはず。彼女が橋渡し役となり、自然な会話の流れが作れれば良い結果につながります。
彼氏を親に紹介するときは、事前に両親の情報を共有するなど、彼が話しやすいように準備を整えることが大切です。両親に好印象を与えるために、手土産や日程の配慮、清潔感のある身だしなみ、言葉遣いや適切なマナーなども忘れてはいけません。お互いが良好な関係を築けるよう、さりげなくサポートしてあげてくださいね。